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20181101X_0

2018/11/01
SYSTEM
00:43:31
 様が入室しました。
 
00:44:45
【王都イルスファール西門外】
00:45:58
マギテック協会並びに王国鉄道公社の敷地を臨む城壁外の一角にある空き地である。
00:47:48
鉄道の資材置き場としてならされたその場所には、そのうちまた資材置き場として使うかもしれない、という極めてアバウトな理由でそのまま空き地になっていた。
00:49:12
そんな空き地に、いつの頃からか勝手に木製の的やら丸太やら巻き藁が持ち込まれるようになった。
00:50:12
冒険者の仕業である。街中での刃傷沙汰はご法度、とはいえ、仕事の無い日々に腕を鈍らせるわけにもいかぬ。
00:50:41
体の良い訓練場として、この空き地は冒険者の間で細々と利用されているのだった。
00:51:17
此処ならば多少派手な物音を立てても大丈夫――
00:52:04
住民たちはきっとこう思うことだろう。「ああ、また“ビッグボックス(びっくり箱)”の連中が何かしてやがるんだな」と――
00:53:04
その夜も空き地からはカツンカツンと剣戟じみた音が響き渡っていた。
00:53:06
 
00:53:08
 
アネット
00:55:03
ロープで吊るしてぶらぶらと揺れる的の前で、目隠しをした銀髪の少女が槍を構えている。夜にも関わらず完全な夜間戦闘訓練のつもりのようだ。酔狂である。
SYSTEM
00:55:52
 様が入室しました。
アネット
00:55:56
ドン 的:回避力(5)12 HP20
 
00:56:13
的の回避力高いな。
アネット
00:56:40
「―――」キィキィと揺れるロープの音を頼りに槍を突き出した。 的:回避力(5)12 HP20
2D6 → 1 + 4 + 【6+1-4】 = 8
00:57:38
「……」外れ。特に残念がる様子もなく淡々と槍を繰り出す。
2D6 → 5 + 6 + 【6+1-4】 = 14
00:58:53
穂先には覆いをつけている。そう簡単に壊れて貰っては困るのだ。 的:回避力(5)12 防護5 HP20 
18 = 7 (6 + 6 = 12 クリティカル!) + 3 (3 + 2 = 5) + 【8】 威力 : 13
01:00:01
ドゴッと重たい衝突音が響き渡った。真芯を捉えたようだ。 的:回避力(5)12 防護5 HP7/20 
シグネ
01:00:07
「…………ん?」 小耳に挟んだ冒険者たちの隠れた鍛錬場。夜であれば利用者も居ないだろうとその近くへと来てみれば、聞き慣れた剣戟の音が聞こえる。
アネット
01:00:55
「―――」続けてもう一突き、今度は手も抜かず、全力だ(キャッツアイ・必殺攻撃) 的:回避力(5)12 防護5 HP7/20 
2D6 → 1 + 5 + 【7+1-4】 = 10
シグネ
01:01:20
手にしたランタンを少し上にあげ、目を細めて見てみれば何処か見覚えのある姿が木製の的相手に槍を振るっているではないか。
アネット
01:01:39
しかし、先ほどの一撃で大きく揺れる的を捉えることは出来なかった。 的:回避力(5)12 防護5 HP7/20 
シグネ
01:02:40
「暗いとはいえ、あんな的相手に外すとは――」 不審に思ってより目を凝らしてみれば、その目の周囲は布で覆い隠されていた。 「……成る程」
アネット
01:02:41
「―――」格別悔しがるわけでもなく、ひたすら淡々と槍を放つ。その様子はいっそ機械的だ。 的:回避力(5)12 防護5 HP7/20 
2D6 → 2 + 2 + 【7+1-4】 = 8
シグネ
01:04:06
「…………」 集中力を削いでしまうのも悪い。彼女が気付くまでは、とその場で腕を組んで様子を眺め始めた。
アネット
01:04:08
「……」槍を一旦下ろした。当たらない、フォームに問題があるのか、知覚が研ぎ澄まされていないのか、と考え 的:回避力(5)12 防護5 HP7/20 
01:04:23
聞き耳
2D6 → 2 + 5 + 【4】 = 11
シグネ
01:04:52
別に隠してないから4レベル+7なんじゃない(適当
アネット
01:04:54
特に身を隠しているわけでもなければ気が付くだろう。人の気配を感じた。
01:05:30
「……何?」目隠しをしたまま、誰?と聞く出なく、何の用かと尋ねた。
シグネ
01:06:39
「偶々通りかかったら、気配がしたのでな」 特段用があったわけではない。
アネット
01:07:29
「そう」声に聞き覚えがあったので、目隠しを外した。的は思ったより凹んでいた。当たりどころが良かったのだろうと無感動に思う。
01:07:50
「ええと、しぐね」確か、そんな名前だ。
シグネ
01:08:10
「目が視えぬ状態では、動かない的でも正確に捉えるのは難しいか」
01:08:29
「ああ」 よく覚えていたな、とは言わない。長い白銀の髪を少し揺らして頷く。
アネット
01:09:16
「動かない的を突いても練習にならないでしょ?」小首を傾げるとボサボサで左右アンバランスなツインテールがモサリと揺れる
01:10:32
「……やってみる?」お茶菓子を薦めるような気安さでそんな事を言ってきた。
シグネ
01:10:49
「型などを身体に染み込ませるには必要な鍛錬だがな」 そう返しながら、揺れる髪を見て一考。 「……」
01:11:05
「……ん、ああ。やってみるのも良いが、その前に」 ちょいちょい、と手招き。
アネット
01:11:20
目隠しに使っていた布を差し出しつつ、なんでそんな事をわざわざ提案したのだろうかと我がことながら首を傾げ
01:12:12
「なに?」布切れを差し出しながら首を傾げた。
シグネ
01:13:40
布切れを受け取りつつ、ポーチを漁るとそれとは別の赤い布を取り出して。 「触るぞ」 アネットの後ろに周り、勝手に髪を解き始めた。
アネット
01:15:13
「ん」背後に周った時に僅かにピクリと反応したが、以降は大人しく従った。
シグネ
01:16:35
「……ああ、櫛を忘れたな。仕方ない」 髪を解くと手櫛で軽くアネットの髪を梳いてから、てきぱきとポニーテールに結っていく。
アネット
01:17:27
「んん、」見上げる、振り返る。後頭部で括られた髪も赤い布も視界には入らない。馬の尻尾のようになった髪の先端が躍るのがなんとか目に入るだけだ。
シグネ
01:17:34
先程取り出した赤い布でそれをきゅ、とまとめると身体を離し、アネットの姿を見て頷いた。 「この方が良いな」
01:18:29
「先程のままでは左右のバランスが悪い。見た目も、動くにあたってもな」 まあ、後者に関しては大した影響ではないだろうが。
アネット
01:18:30
「――」ぶるぶると首を横に大きく振ってみる。ふぁさりふぁさりと尻尾が追随するがバランス的にはそう悪くない。
01:18:59
「わるくない」コクリと頷いた。
シグネ
01:19:56
「女であるなら、その程度は見た目にも気を遣っておけ」
アネット
01:20:28
「ちょっと試してみる」そう言って目を閉じると的の方に駆け戻り――
シグネ
01:21:04
「ああ」 目隠し用の布は私が持ったままだが、まあいいか。静かにその背を眺める。
アネット
01:21:39
尻尾をゆらめかせながら、槍の軌跡はただ真っすぐに的の中心めがけ――
2D6 → 6 + 6 + 【7+1-4】 = 16
01:21:52
捉えた。
12 = 4 (4 + 2 = 6 > 7) + 【8】 威力 : 13
シグネ
01:22:04
精度は上がったな。
アネット
01:22:27
ピシ、と音を立て、的が割れた。 的:回避力(5)12 防護5 HP0/20 
01:22:50
「わるくない」
シグネ
01:22:56
「見事だ」 ぱち、ぱちと小さく拍手して。
01:23:18
「だろう。私も髪が邪魔になる時はそうしている」
アネット
01:23:38
「ごめんなさい。こわれたわ」割れた的を拾って詫びた。そういえばやってみるかと勧めたのだった。
シグネ
01:24:27
「いや、良い。的が無くとも剣は振れる」
アネット
01:25:23
「確か、この辺に…」近くの草むらをゴソゴソと漁ると、棒が一本。これをロープに結べば… 的:回避力(6)13 防護4 HP15 
01:25:43
的が小さくなった分、かえって難易度は上がった――
シグネ
01:26:23
「構わないと言っているのに……」 用意してくれた以上、辞退するのも悪いな。
アネット
01:27:11
「すすめたから」 変なところで律義だ
シグネ
01:27:48
「…………」 先程受け取った布で自分の目を覆って剣を抜いた。 「退いていろ。目の視えぬ状態で剣を振った事など殆どない。何処に行くか分からんぞ」
アネット
01:28:39
「へいき、避ける。」
シグネ
01:29:28
「そうか」 そう言うのならば、恐らくは問題ないのだろう。短く返すと、両手で剣の柄を握り、構えた。
アネット
01:30:08
ロープでぶら下げられたぷらぷらと揺れる棒きれを前に麗人は剣を構える―― 的:回避力(6)13 防護4 HP15 
シグネ
01:30:53
「シッ――」 剣の先を下に構え、的へと向けて駆け出し、揺れる棒きれへと向けて剣を斬り上げた。
2D6 → 6 + 1 + 【7+1-4】 = 11
01:31:31
「……思っていたよりもズレたか。精進が足りんな」
01:31:54
虚空を切り、そこから発生した空気の揺れが棒切をさらに揺らす。
01:32:13
それを察すると、目隠ししたまま器用に剣を鞘に収めた。
アネット
01:32:24
刃先がチリとかすめる程度の感触はあったかもしれないが刃筋を通るには程遠い
01:33:13
やめるの?とは聞かなかった。しってる、あれはイアイとかいうやつだ。たぶん
シグネ
01:33:56
「……何を期待している」 やめるつもりだったが、何か視線を感じる気がして声を出した。
アネット
01:34:14
「イアイとかいうのをやるんじゃないの?」
シグネ
01:35:00
「この剣は向かない。無様を晒すだけだ」
アネット
01:35:14
「誰に?」
シグネ
01:35:39
「お前に」
アネット
01:36:04
「失敗するのは当たり前のことよ? わたしもたくさん失敗してる。これからも」
01:36:45
「わたしは、失敗の仕方を、ここで訓練してる」
シグネ
01:37:02
「それはそうだがな……。口振りからして、お前は居合を見た事はないのだろう」
アネット
01:37:18
「うん、しらない」
シグネ
01:37:45
「この剣でそんな事をして、間違った印象を与えては刀術の先達たちに申し訳が立たん」
アネット
01:38:26
「あなたは……めんどくさい? ううん、かたい?人ね」
シグネ
01:39:12
「よく言われるし、自覚している。だがお前の為でもあるのだぞ」
アネット
01:39:34
「わたしの?」どうしてそうなるのかよく分からない。
シグネ
01:40:53
「間違った居合術の知識を得て、万一本物のそれを扱う敵を相手取った時、その知識の誤差やそこから生まれた慢心は死を呼びかねん」
アネット
01:42:26
「たぶん、平気よ。 わたしの相手はきっとそんな“悠長な技”なんか使わずに、いつの間にか忍び寄って…わたしの首を刈るわ」
シグネ
01:43:42
「それ以外の手合も居るだろう。現に先日もよく分からん彫刻と正面から戦ったのだしな」
アネット
01:45:48
「あんなものは落ち葉集めや草むしりのついでくらいにしかならないわ…別にどうとでもなる。」いざとなったら逃げるだけだ
シグネ
01:47:27
「ふぅん……」 片手を腰につけた姿勢になりつつ。 「戦いのある冒険者仕事よりも刺激のある落ち葉拾いや草むしりか。随分と変わった環境に身を置いているらしいな」
アネット
01:49:21
「わたしを拾って育てた人たちよ。今でもどこかにきっといるわ。」
シグネ
01:51:34
「穏やかじゃないな。私も家族仲は良好とは言い難いが……」 流石にそこまでじゃない。 「何処かに居るかもしれないのに、夜にこんな街の外れで一人に居て良いのか」
アネット
01:52:11
「わたしは“草”を探しているのだもの。向こうから来てくれる分には丁度良いわ」
シグネ
01:54:03
「その可能性を考慮するなら、誰もいない場所で目隠しなどはするべきではないな」 自分の目隠しはいつの間にか外しておいた。多分まだ外してなさそうなアネットの目隠しをぱっと解いた。
アネット
01:54:26
「わたしのいた“庭”はなくなった。でも“草”はどこかにきっと潜んでいる。”根”に繋がっている。」
01:56:31
「隙を見せたくらい近づいて来てくれるなら……苦労はしない。」ずっと崩れなかった無表情にほんの少し陰りが浮いた
シグネ
01:57:18
「……詳しい事情はよく分からんが、大して知りもしない相手にそう簡単に漏らすな」 ぴん、と痛くない程度にデコピンした。
アネット
01:58:35
「他人の口を通じて居場所が知れ渡るかもしれな、いたい」大して痛くないのだが
シグネ
01:59:35
「まるで自分を殺しに来る相手を待っている、というように聞こえるが」
アネット
02:00:39
「? わたしは“草”を捜して…見つけて貰って、」そう、探し出して、どうするのか
02:01:07
「そうかもしれない。そうじゃないかもしれない」どうしたいのか、わたしには良く分からない。
シグネ
02:02:21
「だったら、尚の事関係の浅い相手に不用意に話すな。悪い結果にはなっても、良い結果にはよっぽど繋がらん」
アネット
02:04:53
「そうね」同じ過ちを既に犯しているのを思い出した。不用意に人に話せば自分だけでなくその人も危険に巻き込む可能性がある。それでも、構わないという気持ちがあったのだろう。
シグネ
02:06:01
「まあ、私に関してはもう聞いてしまった以上どうしようもないが、私がお前の敵ではなかった事を幸運にでも思っておけ」
アネット
02:06:23
「ごめんなさい。忘れて。もう誰にも話さないわ。」そう言ってポニーテールを結っていた布を外した。
シグネ
02:06:51
「生憎物覚えは良い方でな。ああ、待て」
アネット
02:07:02
「赤かったのね」そう言って布を返した。これを返せば今晩の出来事は無かったとでも言いたいのか
シグネ
02:07:05
リボンを外そうとする手を制止した。
02:08:24
「それはそのまま持っていろ。元の結い方より、今の結い方の方が明らかに動きが良かった。普段から今のように結ぶといい」
アネット
02:09:16
「……、……わかった。」ほどきかけたリボンを再び結い直した。
シグネ
02:10:20
「その方が見た目も良いしな」 ふ、と小さく笑って。 「ついでだ。夕食に付き合え」 アネットは普段から適当な物しか食べてなさそうだし、栄養バランス悪そう。
アネット
02:12:15
「…わかった。」素直に従った。先ほどよりは沈黙は短かったが表情は相変わらずだ。
シグネ
02:14:23
「不満そうだな」 肩を竦めて。 「まあ、言葉で了承した以上は付き合ってもらうぞ。ほら」 ぺし、と優しくアネットの背中を叩いて促して、街へと歩いていった。
アネット
02:15:09
「別に。   そんなことは、ない」
02:16:44
そう、不満など無い。不満に感じないことに引っかかりを覚えるだけなのだ。
シグネ
02:17:42
「何か引っかかっているのは確かだろう。案外表に出る方なんだな」 そう言いながら、アネットを逃さず食事に連れていった。
02:17:59
その日はきちんと野菜も肉も魚も程よく食べなさいしました。
02:18:05
そのくらいで勘弁しておいてやる。
アネット
02:18:38
べつに嬉しくはないけれど尻尾を揺らして城壁内へと向かった。
シグネ
02:18:51
というわけで今日は撤退だ!!!
02:18:53
)))
SYSTEM
02:18:56
 様が退室しました。
アネット
02:19:07
にくはきらいです。たべません。 ⇒偶数:たべさせられた 奇数:たべなかった
1D6 → 4 = 4
02:19:34
たらふく食べさせられました…
02:19:50
撤収!お付き合い感謝なのぜ!
SYSTEM
02:19:53
 様が退室しました。
他(NPC)
20回
30回
41回
52回
62回
72回
80回
90回
100回
111回
122回
10回平均7.500
2d6分布
1 + 1 = 2
0.00%
1 + 2 = 3
0.00%
1 + 3 = 4
0.00%
1 + 4 = 51回
10.00%
1 + 5 = 61回
10.00%
1 + 6 = 7
0.00%
2 + 1 = 3
0.00%
2 + 2 = 41回
10.00%
2 + 3 = 5
0.00%
2 + 4 = 6
0.00%
2 + 5 = 71回
10.00%
2 + 6 = 8
0.00%
3 + 1 = 4
0.00%
3 + 2 = 51回
10.00%
3 + 3 = 6
0.00%
3 + 4 = 7
0.00%
3 + 5 = 8
0.00%
3 + 6 = 9
0.00%
4 + 1 = 5
0.00%
4 + 2 = 61回
10.00%
4 + 3 = 7
0.00%
4 + 4 = 8
0.00%
4 + 5 = 9
0.00%
4 + 6 = 10
0.00%
5 + 1 = 6
0.00%
5 + 2 = 7
0.00%
5 + 3 = 8
0.00%
5 + 4 = 9
0.00%
5 + 5 = 10
0.00%
5 + 6 = 111回
10.00%
6 + 1 = 71回
10.00%
6 + 2 = 8
0.00%
6 + 3 = 9
0.00%
6 + 4 = 10
0.00%
6 + 5 = 11
0.00%
6 + 6 = 122回
20.00%
合計10回平均7.500
2d6合計分布
20回
0.00%
30回
0.00%
41回
10.00%
52回
20.00%
62回
20.00%
72回
20.00%
80回
0.00%
90回
0.00%
100回
0.00%
111回
10.00%
122回
20.00%
1/2d6分布
13回
30.00%
25回
50.00%
31回
10.00%
42回
20.00%
53回
30.00%
66回
60.00%
発言統計
その他(NPC)115回90.6%4316文字91.9%
 12回9.4%382文字8.1%
合計127回4698文字