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20181106X_0

2018/11/06
SYSTEM
01:25:28
 様が入室しました。
 
01:25:33
 
01:26:24
現在時刻マン
1D6 → 6 + 【18】 = 24
01:26:32
 
01:26:33
 
01:27:46
深夜の〈星の標〉。仕事が終わり、呑み始めた冒険者達もそれぞれ帰路についた店内は、普段の喧騒が嘘のように物静かだった。
01:28:31
 
シルヴェ
01:31:21
「――……」静かな店内で一つ、窓際の席に座る影があった。砂糖とミルクが大量に追加された珈琲を傍らに、古ぼけた手帳に何かを記している。
01:32:33
夢はないのか、と問われた言葉ばかりが常に反芻している。その問いに対する答えはとうの昔に決まっている。
01:35:05
そんなものは存在しない。今の自分には、見るべき夢もない。夢を見るだけの過去もない。
SYSTEM
01:35:45
 様が入室しました。
シルヴェ
01:36:15
そもそも自分が何者なのか。罪を犯し、逃れて”流されて”きただけの人間ではないのか。
01:37:44
それを証明する手段はないが、それを否定する手段もない。
イリス
01:38:28
「真夜中にーくる~。きっと来る~。私はお姫様~」 変な歌とテンションで2階から降りてきたルーンフォーク。
シルヴェ
01:39:19
ひとつ、間違いない事は―― と、思考を巡らせていたところで、上階から降りて来る声に目を向ける。
イリス
01:39:42
「イッツショータイ…ハッ、人が居ました。私とした事が何たる失態」 目が合った。合ったのならば仕方ない――
01:40:32
「こんばんは。このような夜更けにまさか誰かいるとは思いませんでした」 スススーと近寄ってきた。
シルヴェ
01:40:45
「――……」唐突過ぎて思考が追い付いていない。「……ぼ、僕もそう思うよ」
イリス
01:42:10
「さて、ここで出会ったが100年目。乙女の恥ずかしい場面を見た代償として、少しお付き合いを」 なんだか良く解らない事をいって向い側に座ったぞ
シルヴェ
01:42:41
「……な、なにを……?」手帳を仕舞って向かい合おう
イリス
01:43:28
「いえ、眠れぬものでしたので。お話相手になっていただければと。あるいは、子守歌的な」
シルヴェ
01:43:43
「子守歌は歌えないよ……」そもそも歌えないしな
イリス
01:44:28
「チッ残念です。それはそうとして、イリスと申します。お見知りおきを」
シルヴェ
01:44:45
「ああ、うん……シルヴェストロです。前、一回すれ違ったかな……」確か。
イリス
01:46:04
「おや、そうでありましたか。では正式に名乗った間柄として宜しくやっていきましょう。依頼のお零れ同行とか」
シルヴェ
01:47:02
「うん、機会があればよろしく……最近は、あんまり活動してないんだけど」苦笑して 「眠れないって……何かあったの?」
イリス
01:48:47
「ええ、なんと申しましょうか。この地に流れ着いた事を思い出しまして」
シルヴェ
01:49:09
「……流れ着いた?」
イリス
01:50:33
「ええ。聞いてびっくり、混沌海の砂浜で目を覚ましたのですよ。それ以前の記憶はサッパリにございまして」
シルヴェ
01:52:02
「……そう、なんだ。それから、ここで冒険者を?」
イリス
01:54:10
「左様でございます。記憶はありませんでしたが…使命…目的らしきものは、私の胸の中に宿っていた様です」
シルヴェ
01:54:41
「使命……か。聞いてもいい?」珈琲ズゾゾ
イリス
01:55:15
「ルーンフォークのサガとでも言いましょうか。『理想の主を見つける』というモノです」 あっさり。
シルヴェ
01:55:47
「……ああ」ルーンフォークだったのか、とぼんやり 「主を見つける……かあ。難しそうだな……」
イリス
01:57:03
「まあ、これが世界を救えとか奈落にいって魔神をありったけブチ抜けとかだったら、おもしろs やりがいはありそうですが」
01:58:04
「とはいえ、その理想とやらも さしあたりボンヤリにございます」
シルヴェ
01:58:44
「ず、随分と壮大なものになるけどね……」苦笑して 「主……主かあ。どんな人が主らしいのか、わからないからなあ。こんな人が良い、っていうのもないの?」
イリス
01:59:26
「そうですね… こう」
02:00:34
「イケメンでお金持ちとか」
「渋いお方でお金持ちとか」
「美少年でお金持ちとか」
「此処で引き語りをしている吟遊詩人のエルフの方とか」
02:00:42
「で、ございますかね…」
シルヴェ
02:01:03
「……お、お金持ちがいいのは解った」苦笑して 「お金持ちの知り合いはいないなあ……」
イリス
02:01:40
「チッ残念です。して、シルヴェストロ様は何かなさっておいででしたか?」 なんか窓眺めてたっぽいけど
シルヴェ
02:02:12
「き、聞こえてるからね」隠そうとはして 「……ううん、何もしてなかったよ。そろそろ寝ようかな、とは思っていたけど」
イリス
02:03:50
「おや、それは失礼を。引き留めてしまったようで」
シルヴェ
02:05:49
「ああ、いや。謝られることじゃないよ」
イリス
02:07:04
「では気にしない事にします。それにしても、何もしていない…というのは些か宜しくありませんね」 
シルヴェ
02:07:39
「うん、そうしてくれると嬉しい。……君と同じだよ、眠れなかっただけ」
イリス
02:10:36
「フ、ム。眠れぬ夜を過ごすというのも悪くはございませんが…」
シルヴェ
02:11:34
「まあ、ささっと寝て明日に備えないといけないんだけどね」
イリス
02:12:16
「少し、気になりました。いえ…私の気のせいかもしれませんが」
シルヴェ
02:12:24
「うん?」
イリス
02:14:00
「先程、私に使命を聞いた際にシルヴェストロ様の目が揺らいで居た様に見えまして。…まあ、あくまでそう見えた。だけですので」
シルヴェ
02:15:38
「……」苦笑して 「……まあ、そうだね。僕も似たようなものだったからね」
イリス
02:16:12
「ふむ。シルヴェストロ様も記憶が?」
シルヴェ
02:17:02
「そんな感じ。気が付いたらここにいて、名前は憶えていた……くらい」
イリス
02:18:53
「左様でございましたか。私は今の境遇、あまり気にしておりませんが…人によってはそうでもないのでしょうね」
シルヴェ
02:19:41
「……そうだね、僕は気にしてる、から」
イリス
02:20:39
「シルヴェストロ様。私は思うのです。過去――自分が何者であったかなどは、それ程重要なモノでしょうか?」
シルヴェ
02:21:14
「大事だと思う。だって、少なくとも……その、記憶が無くなる前を生きてきたのは、僕じゃあないんだからね」
イリス
02:22:14
「ですが、今を形どっているシルヴェストロ様は、今を生きているシルヴェストロ様でございます」
シルヴェ
02:22:59
「そう。だから僕は、前の僕に返さなきゃいけない」何人かには、考えが歪だって言われちゃったけどね、と苦笑して
イリス
02:24:13
「難儀でございますね。貴方様の問題であれば、私はそれ以上口を出すことは止めましょう…。ですが、そうですね」
シルヴェ
02:24:24
「……ん?」
イリス
02:25:29
「せめて、それまでは今のシルヴェストロ様を楽しんでは如何でしょう?いつ来るかも解らない日を考えていても、ため息がでるだけでございますよ」
シルヴェ
02:26:44
「楽しむ、かはわからないけど……でも、出来ることはするつもりだし、記憶を取り戻しても、僕が僕でいられるようにとは思っているよ」
02:26:54
「……悲観してるわけじゃない、かな」たぶん
イリス
02:27:37
「成程、なれば良うございました。悲観しているようであれば――」 ガザゴソガサゴソ
シルヴェ
02:27:51
「あれば……?」嫌な予感がする
イリス
02:28:04
「この、幸せを運ぶ壺を、とでも思いましたが」 目が痛くなるような 色彩の 壺だ。
シルヴェ
02:28:29
「――……」真顔 「今どき、そういうのは……」
イリス
02:29:03
「何を仰いますか。たったの1000ガメルであらゆる悩みや苦痛が解放され毎日ハッピーですよ。個人差はありますが」
シルヴェ
02:29:25
「信用ならないよ! 普通の説明でも信じられないけど一番最後の一言が最低だよ!」
イリス
02:30:01
「チッ残念です。次はもっと受けのよさそうな壺にしましょう」 よっこらせーと立ち上がり
シルヴェ
02:30:25
「……舌打ちはせめて隠そう?」 「僕もそろそろ休もうかな……」よいこらせ
イリス
02:31:02
「私正直モノですので、ついつい心の声がでてしまうのです」 正直ものは詐欺なんかするか?
シルヴェ
02:31:34
「……正直すぎるから、それじゃあ壺かって貰えないと思うよ……」
02:31:47
「それじゃあ、僕も部屋に戻るよ」のそのそ階段に向かい
イリス
02:31:59
「ええ、お休みなさいませ。良き夢を」
02:32:21
ルーンフォークは壺を仕舞い。くるくるまわりながら2階へあがっていったとさ。
SYSTEM
02:32:26
 様が退室しました。
シルヴェ
02:32:33
「うん、おやすみ」
SYSTEM
02:32:36
 様が退室しました。
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その他(NPC)72回92.3%2791文字97.6%
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