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20181106X_1

2018/11/06
SYSTEM
19:05:39
 様が入室しました。
SYSTEM
19:05:44
 様が入室しました。
シグネ
19:06:11
今何時。
1D24 → 20 = 20
19:06:17
ちょうどいい時間じゃん。
 
19:06:29
 
19:06:31
 
シグネ
19:07:02
午後8時の〈星の標〉。大抵の者はもう食事を済ませ、店内は酒盛りをしている者を除けば静かなものだ。
19:07:41
そんな店内の空いた席で、遅めの夕食を取っている。
19:08:06
膳には肉、野菜、魚がバランスよく使われた献立が並ぶ。
19:08:49
「……」 手をあわせると、静かに食事に手をつけ始めた。
アネット
19:09:47
そんな店内のすみっこの席で、同じく遅めの夕食を取ろうとしている少女がいた。
シグネ
19:10:53
「――……む」 ふと顔を上げた時に、見知った人物を見つけた。じっとその目の前にある食事を見てみる。
アネット
19:12:32
テーブルの上に投げ出されるように置かれたソレらは、釘の打てそうなカチカチのパン、塩煎りした豆、きのこか山菜か判別のつかない干物のようなもの、煮干し(尻尾だけ)、干し肉ひとかけ、水。バランスよく揃っている。
シグネ
19:13:21
ため息をついて、自分の食事を手につかつかそちらへと歩いていき……
アネット
19:13:42
「(こくり)」これならば物言いはつくまい。こまったものだ
シグネ
19:13:43
「邪魔するぞ」 返答を待たず、アネットの前の席についた。
アネット
19:14:28
「…なに?」顔だけそちらに向けた。驚いた様子はない。店内にいるのは知っていたのだろう。
シグネ
19:14:49
「街に居るのに随分と味気ない食事だな」
アネット
19:15:36
「どこにいても同じよ」
 
19:15:59
@ちゃんとしたごはんたべてくるぅ
シグネ
19:16:04
@いてらぁ
19:17:01
「少しでも美味い食事を食べたいと思わないのか」
アネット
19:31:30
「別に。食べ慣れたものを食べればいい。」@もどりぃ
シグネ
19:32:49
@おかりん
アネット
19:33:27
「その方が味の変化に気付きやすい。」毒が混ざっていても、だ
シグネ
19:34:04
「色々な物の味を知る事で気付く事もあるだろう」
19:34:18
「それに、偏った食事では十分に体が機能しない」
アネット
19:35:23
「今のところ動けているわ」
シグネ
19:35:44
「今はそうでも、お前の食生活を見ていると心配になる」
19:35:51
「……肉はあまり好きではないのだったか?」
アネット
19:37:42
「においが…血のにおいがするわ。」>肉
シグネ
19:38:09
「味や食感ではなく、そこが苦手な理由か」
19:39:28
「まぁ、無理にとは言わん。後学の為に食べてみろ」 自分の分のサラダやふかふかのパン、魚介と野菜のスープに、控えめに鶏肉のローストを取り分けて、アネットの方へと寄せた。
19:39:42
僕が食べたい。>ろーすとちきん
アネット
19:39:46
「(こくり)」今、こうして申し訳程度に肉と魚を用意しているのは前に言われたからだ。
19:40:55
「(むぐむぐ)」そして食べてみろ、と命令口調で言われたら素直に食べ始めた。
シグネ
19:41:00
「一応言われた事を気にして献立を考えてはいるみたいだしな」
19:41:23
「……」 食べている様子を眺める。小動物みたいだなコイツ
アネット
19:42:19
サラダはドレッシングの酸味を警戒したのか、かかっていない場所だけを食べ、ふかふかのパンには何故こんなにも簡単に噛み千切れるのかわからないといった怪訝な表情を浮かべた。
シグネ
19:43:14
「……掛かっているのは毒ではないぞ」 ほら、と自分もサラダを口に運んだ。
アネット
19:43:26
「……」魚介のスープはスプーンによそったそれをしばらく眺め、匂いを嗅ぎ、口にした。うまみ、というものが分からなかった。
19:44:37
「腐ったキュウリみたいな臭いがするわ」酢に恨みでもあるのですかね
シグネ
19:45:48
「酸っぱいのは苦手か? 匂いはまあ、独特なのは認める」
アネット
19:46:21
「………」そして、鶏肉のロースト。香草と香辛料をたっぷり使い、皮の焼き目が食欲をそそるソレを前にして、しばし押し黙っていたが、観念してナイフで切り分け始めた。
シグネ
19:47:12
「無理はするなよ。気に入らない、と思ったのなら吐き出してもいい」
アネット
19:48:08
「……」まず、肉。思ったより臭くはない。我慢して食べるようにしている干し肉よりマシかもしれない。(シェフが可哀想)
19:49:07
「これは、無理」そして鳥皮。これは口元に近づけた時点で駄目だった。ふるふると首を振り、更に戻した。
シグネ
19:49:57
「ふむ……そうか」 ぱりぱりに焼けた皮が美味いというのに。ちょっと残念そうな声を漏らした。
アネット
19:51:58
「昔……こういう食事が出された事があったわ」部分的に口をつけたせいで何とも見目の悪くなった皿を見ながらポツリと
シグネ
19:52:39
「……ん?」 もう少し味付けの薄いものから慣らしていった方がいいかなどと考えている所に聞こえてきた声に顔をあげた。
アネット
19:53:08
「皆、喜んで食べ出した。わたしは…おかしいと思ったから、待ったわ。」
シグネ
19:53:47
「……食べた者たちは?」
アネット
19:54:08
「弱い毒が入っていたの。死にはしなかったわ」
シグネ
19:55:05
「それも、“訓練”とやらの一環だったのか?」
アネット
19:55:16
「たくさん食べた子はけっこう苦しんでた。そうよ、訓練。」
シグネ
19:56:23
「先日聞いた話もそうだが、随分と特殊な環境に居たのだな」
アネット
19:57:19
「そうみたいね。最近は、そう思うわ。」
シグネ
19:58:06
「……まあ、そんな事があったのならいつもと違う食事に手をつけたくないというのは分からんでもない」
19:59:11
「だが、お前が今居るのはかつて居たのとは違う場所だ。それで食事の楽しみを捨ててしまうのは、やはり勿体ないな」
アネット
19:59:29
「おかしな癖がつくと、戻すのが大変になるわ」
シグネ
20:00:30
「偏った食事も十分おかしな癖だと思うがな」
アネット
20:02:18
「そうかしら。 そうかも。」空腹に慣れること、痛みに慣れること、命令に従うことに慣れること、すべておかしな癖なのかもしれない。
シグネ
20:03:41
「いつもお前が摂っている食事とまったく同じ風味の毒でもあればそれでおしまいだ」 そんなのがあるかは知らん。脳筋理論。
20:04:13
「であれば、少しでも多くの味を知っておくのは無駄ではないだろう」
アネット
20:05:54
「そうね。 そうかもしれない。」他人の用意した食物を摂る以上、避けがたいことなのかもしれない。
20:06:07
「外の世界はおそろしいところね」
シグネ
20:06:48
「これだけ人間やその他の生物がいるんだ。予測などし切れるはずもない」
アネット
20:06:50
しみじみとした口調で、そんなことを言って、鳥皮を口にし、渋面を浮かべた。
シグネ
20:07:05
「……あ、おい。別に無理しなくてもいいと言っただろう」
アネット
20:08:57
「……多くの味を知れ、と言ったのは、あなた」 ミントの葉を取り出して口に放り込んで噛みしめ、水で流し込んだ。
シグネ
20:09:29
「言ったが……別にお前の気分を害したい訳じゃない」
20:10:13
「好き嫌いは良い事ではないが、避けられん事もあるからな」
アネット
20:11:26
「しってる」気分を害するつもりはないという言葉に対してなのか、避けられない事があるという言葉に対してなのか、どちらとも取れる。両方に対してなのかもしれない。
シグネ
20:12:45
「言っておかないとお前は妙な方向に走りそうだからな……」 ふむ……と顎に手を当てて考えて。
20:13:10
「よし、ではこうしよう」
アネット
20:13:19
「なに?」
シグネ
20:14:08
「基本的には、お前は今までどおりお前の好きな食事を取れ。時々、私がお前に料理を振る舞ってやる」
アネット
20:14:39
「今と同じね」
シグネ
20:15:10
「いや、これは私が食べるために注文しただけだからな。お前にも食べやすいようなものを作って、少しずつ慣れさせていく」
アネット
20:15:26
「あなたのメリットはなに?」小首を傾げた。何の意味があるのだろうか
シグネ
20:16:18
「特技……という程ではないが、趣味程度には嗜んでいてな。気晴らしになる」
20:16:40
「自分だけのために作るより、他人に食べさせるために作った方が気持ちも入る」
アネット
20:18:02
「変わった趣味ね。」似合わないとかそういう事ではなく、振舞う対象として自分を選ぶことに、そう思った。
シグネ
20:18:40
「そうでもない。なかなか美味いと言わない相手に美味いと言わせるのも、やりがいはあるさ」
アネット
20:19:16
「言って欲しいなら言うわ?」
シグネ
20:19:30
「美味しいと思っていないのに言われても嬉しくない」
アネット
20:19:50
「欲張りね」
シグネ
20:20:19
「遠慮するような性格でもないのでな」
アネット
20:20:40
「うん」頷いた。こちらも遠慮の欠片も無い。
シグネ
20:21:32
「……ああ、一応確認しておくが、私の作ったものであれば信用出来るか?」 毒が入ってる入っていないとか。 「何なら必ずお前が口にする前に私が食べよう」
アネット
20:23:04
「あなたなら、斬る方が速い。 そのつもりなら、そうする…でしょ?」なんだろう、この斜め下の信頼?は
シグネ
20:23:46
「……まあ確かに。毒を盛るくらいなら斬って捨てるな」
アネット
20:24:30
「じゃ、そういう事で」毒に対して警戒している(?)割りに、なんというか無頓着、雑だ。
シグネ
20:25:43
「拘っているのか大雑把なのか分からんな……」 なんとはなしにアネットの頭に手を伸ばしてぽむっとして気付く。 「……ああ、そういえば前髪も整えねばならんな」
アネット
20:26:51
「そのうち斬るわ」ナイフでぞりっと
シグネ
20:27:50
「ダメだ」 そう言いつつ、私も合間に食事を殆ど食べ終えていた。 「どうせ暇だろう。この後少し付き合え」
アネット
20:28:38
「訓…わかった」暇があれば訓練しているのだが、付き合えと言われたら仕方がない。
シグネ
20:29:06
「そんなに時間は取らん。訓練ならその後私も付き合ってやる」
アネット
20:29:47
「ん。」
シグネ
20:30:45
「……」 そんなあたりで残ったスープを飲み干して、手を合わせた。 「では、アネットが食べ終えたら行こうか」
アネット
20:31:43
「…全部?」残りの多い皿を見た。もう一度見て、シグネを振り返った。
シグネ
20:32:26
「いや……今日のはお前には味付けが濃すぎただろうからな。私も手伝うから、もう少しだけ食べてみろ」
アネット
20:34:54
「……わかった。」給食を残して居残りさせられる女子児童のような侘しさを纏って食事は続くのであった…。
シグネ
20:35:17
「……そ、そんな顔をするのなら今日はもういい。私が食べるから」 ほら貸せ。
20:35:41
そういってアネットに渡した分もきちんと食べてから、連れ出して前髪も整えてやりました。
20:35:47
というところで、今日はこのくらいにしておいてやる。
アネット
20:35:54
「平気よ、必要なら泥水でも啜れるように訓練しているわ」
シグネ
20:36:20
「これは訓練ではないからな。趣旨が違う」
アネット
20:36:20
やったぜ。前髪は分けるの?パッツン?さらりとストレート?
シグネ
20:36:31
さらりとストレートにしてやろう
アネット
20:36:45
「泥水でも啜れるわ」
シグネ
20:37:18
「命の危機に瀕しない限り禁止だ」
アネット
20:38:20
この食事が泥水と同義だと取れなくもない趣旨の発言はさらりと流されて食事を完遂しました。
20:38:37
これだけの分数がかかった。
3D60 → 40 + 58 + 16 = 114
シグネ
20:38:40
作ってくれた相手にあまりに失礼だ。
20:38:44
かかりすぎだろwwwwww
20:39:00
そんななる前に私がちゃんと食べました。
アネット
20:39:25
遅延戦術の結果、援軍(シグネ)に押し付けることに成功しました。
シグネ
20:39:53
いつか美味しいと言うまで苦しめてやる……。
アネット
20:40:06
くるしい、、くるしい、、、
シグネ
20:40:30
というわけでそろそろ21時も近付いてきたし
20:40:36
このくらいにしておこう。
アネット
20:40:44
おつきあいかんしゃだよ!おつかれさま!
シグネ
20:40:54
うむ、こちらこそ。おっちゅー
SYSTEM
20:40:56
 様が退室しました。
SYSTEM
20:40:58
 様が退室しました。
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