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2018/12/19
SYSTEM
14:24:32
 様が入室しました。
SYSTEM
14:24:53
 様が入室しました。
 
14:25:49
 
14:25:49
 
14:27:09
――〈星の標〉。夕方の店内はそれほど賑わってはいないようだ。
14:29:24
仕事帰りの者や仕事にありつけなかった者、あるいはこの日の仕事を探していなかった者が夕食を摂りに来る時間帯だ。
シルヴェ
14:31:26
この日の仕事を探していなかった者が一人、ドアベルを鳴らしながら店内に入って来る。今日のシャツには――
(ホッケ , リカントも歩けば棒に当たる , ドワーフもおだてりゃ火山に身を投げる , マーマンとエルフの差) → [リカントも歩けば棒に当たる]
14:31:39
とプリントされている。
14:33:11
普段通りカウンターに立ち寄って、この日は水と軽食を受け取るだけにして、そのまま手近な席へと座る。
ライナス
14:33:53
席に座ろうとするとこの男が一人で食事をしている姿が目に入るぞ。
シルヴェ
14:34:13
「……ん、あれ」 知った(´・ω・`)だ。
14:34:17
顔だ……
14:35:01
「や、ライナス。隣いいかな」 ひょいとそちらに寄って、向かいの席に座ってもいいかと声をかける。
ライナス
14:35:34
顔で登録してるのかそれ……。
シルヴェ
14:36:06
MSIMEは顔で大体使ってる奴は全部出てくる……
ライナス
14:37:10
「やあ、シルヴェストロ」 声が掛かれば顔を上げて挨拶を返し。 「構いはしないよ」
シルヴェ
14:38:25
有難う、と一言頷いて、机に盆を置いて椅子を引く。 「仕事帰りだった?」
ライナス
14:42:32
「いいや、今日は自習に努めた日だよ」 仕事帰りかという問いには首を振り。 「進む道に迷っていてね、どちらも少しずつ学んでいるせいで未だにどちらも身につくのが遅れているんだ」 コジャソサどっち伸ばすかなー的な。
シルヴェ
14:44:09
「ああ、そっか。勉強してたんだね」 頷きながらコップを手に取り、水を一口飲み 「一緒に覚えようとするとやっぱり遅れるもんね。……因みに、何を勉強してたの? 興味本位だから、答えなくても大丈夫なんだけど」 
ライナス
14:48:46
「何度か言っていると思うが才がないからね」 自習でもしてこつこつやらないと身につかないのだ。 「今日は使い魔周りをひとしきり。それと物は試しに、とフェアリーテイマーの手引き書を読んでみた所だが、これはこれで難しいね。また別種の才能が必要なようだ」 わかっていたことではあるけれどね。
シルヴェ
14:52:16
「そうかな。そつなくこなしてる印象があったけれど」 とはいえ最初の一件以降同行した覚えもなかったな、とぼんやり思い返し。 「使い魔……は、真語魔法だったっけ。それと妖精魔法かあ……毛色が随分違うもんね、どちらも両立するのは難しそう。……でも、そうやって色々手を伸ばすのは良い事だよね」
ライナス
14:56:04
「だからこそ、だよ。手落ちを発生させると手が回らなくなるからこそ、そうならないようにしているんだ」 「結局は色々な物に手を伸ばすというのも同じでね。一つの才を伸ばしても限界が低いから、手札を増やして補おうとしている、それだけのことだよ」 そうは言っても妖精魔法に関しては、手に付けられるかどうかは正直な所怪しい限りだったけれど。
シルヴェ
14:57:35
「……才がない、って言っていたけど、そうやって手札を増やしていけるのも一つの才能じゃないかなって思うけど」 トーストを一口含み 「一つを伸ばしていけるのも、手札を増やして行けるのも、どちらも強みにならない?」
ライナス
15:01:24
「手札を増やすのは才能と言うよりは下積みだね。本当に才ある人間というのは、1を学べば10を直感的に理解するものだ」 「強みにしよう、として増やしているのだから。そうなって貰わなくてはむしろ困ると思わないかい?」
シルヴェ
15:04:31
「……うーん」 頷けるような頷けないような、そんな顔を少し見せる。が、手札を増やそうと言語に関する知識を求めていた事と当てはめて考えると納得したように頷いた。 「うん、何となくわかった……と思う」
ライナス
15:09:20
「要するに、足りない物が多すぎるからこそみっともなく足掻いて、少しでも手に付けようとしているのさ。手につくものが少なかったとしても、引っかけることが出来たものをより集めてそれなりの形を作るのは苦手じゃあないからね。僕に才があるとすれば、そういった類のそれだろう」 あり合わせの手札でそれらしい形を作る、というものだね。
シルヴェ
15:14:33
「みっともない、かなあ。足りないものをかき集めて対応する、っていうのは……そうみっともない、って言うようなものでもないと思うけど」 僕はね。 「僕はそういうの、上手くできないからなあ。憧れるよ」 トーストをもしゃもしゃ食いつつ
ライナス
15:19:14
「少なくとも、手際が良い(スマート)とは言い難いからね」 小さく肩を竦めた。 「試しはしたのかい? 出来る事を試さずに諦めるのは怠慢だよ、シルヴェストロ」 君のことだからやってみようともせずにどうせ出来ない、と諦めてはいないだろうね。
シルヴェ
15:21:10
「そうやってかき集めてる所が見えないなら、スマートだと思うよ?」 僕は事実、ライナスをそういう風に見ていたし。 「言語の勉強を最近してるんだけどね、どうしても……上手くはいかないな」 はは、と苦笑しながら
ライナス
15:27:06
「別段隠し立てしているつもりもないんだがね」 才がないとは普段から自称も自認もしている事だし。 「言語の。また、不思議な方向に舵を切った物だね」 意外な、と顔をした後に。 「最近出来たという恋人の影響かい、それとも」
シルヴェ
15:29:02
「ならスマートかどうかはまあ、気にしないでいいんじゃない?」 これはまた論点が違うか、と言ってから首を傾げ 「仕事に出た時、言葉が通じないのが不便だと思うことが何度かあって、それで――、今はそれは関係ないって」
ライナス
15:32:54
「気にしていると言った覚えはそもそもないけれどね」 「不便、か。通じないなら通じないで、やりようはあるものだが。……おっと、それは失礼」 関係ないと言われれば別段突っ込む事もないぞ
シルヴェ
15:33:47
「はは、話に出てきたからついつい」 勘違いした、と笑って。 「やりよう……っていうと、話さずに潰す、って事?」 
ライナス
15:35:37
「状況と相手次第だろう? 通訳が必要なら、そもそもそれを用意する方が手間がない、と僕なら思うしね」 自分で覚えようにも、言語の数はあまりに多すぎる。
シルヴェ
15:36:39
「ああ、通訳」 全然考えてなかった、という様子で頷いて 「でも、いつも通訳がいるとも限らないからなあ……万が一を潰しておきたくてさ」
ライナス
15:38:07
「それならそれこそ、真語魔法でもしっかり学ぶ方が余程有用だよ、シルヴェストロ。全ての言語を学ぶより、一つの魔法を学ぶ方が簡単だからね」 その理屈で言うのであれば。
シルヴェ
15:40:38
「簡単なのはまあ、そうだろうとは思うんだけどね。でもこう、……まあ、なんだろう。会話が出来れば全部丸く収まるとは思ってないんだけど、……うーん」 何と言葉にしたものか。 「……簡単なのは魔法だとは思う、けど。有用か、って言われたら、言語の方が多いかな……っては思う、かな」 僕はだけど、と徐々に尻込みしつつ。
ライナス
15:43:20
「僕が言っているのは。そもそも、その未知の言語を理解することの出来る魔法がある、ということなんだがね」 タングっていうね。 「万が一を潰したいというのなら、全ての言語を解する事の出来るものを学ぶべきじゃないか、とそういう事だよ」
シルヴェ
15:45:12
「……ああ」 そういう真語魔法があるのか、と納得して 「そっか、そういう魔法があるんだね。それは知らなかったから、勉強不足なんだけど……確かに、その方がよかったかもしれないなあ。真語魔法か……」
ライナス
15:46:08
「少なくとも遭遇しうる全てを学ぼうとするよりは、余程に現実的じゃあないかと思うよ」 さて、と。食事を終えたので立ち上がろうか。
シルヴェ
15:46:42
「そうだね、全部の言語を学ぶよりは」 苦笑して、立ち上がった様子を見て 「行く?」
ライナス
15:47:24
「そのつもりだったけれど、なにかあるかい?」
シルヴェ
15:48:14
「ん、ああいや。時間がある時でいいんだ、ゆっくり話せるタイミングで」
ライナス
15:50:01
「ふむ」 少し考えて。 「どんな内容なのか、聞くだけ聞いておこうか?」 問題ないのならね。それ次第で、いざ話す時にもなにかしら言える事が増えるやもしれないし。
シルヴェ
15:51:14
「ああ、じゃあ。ライナスは何で冒険者になったのかな、って。……ああ勿論、話したくなかったら大丈夫なんだけど」
15:53:48
「それはほら、またゆっくり聞けたらいいかなって」 呼び止めてごめんよ、と小さく頭を下げる。
ライナス
15:54:20
「それなら、そう難しい話じゃあないよ。不運な目に逢う人間を、少しでも減らす為さ」 それだけだよ、と返して食器を持って去っていこうか。
15:54:51
じゃあね、おやすみ、シルヴェストロ。と普通に挨拶を残していきました。
SYSTEM
15:54:59
 様が退室しました。
シルヴェ
15:55:16
「……」 その背中を見送って、ぼんやりとカップを手に取る。
15:56:56
「……」 ちょっと意外だったな、とぼんやり思ってしまった理由は解らない。ライナスには、初仕事の時から気にかけて貰っていたし、意外だと思う要素はそうそうない筈なのに。
15:58:41
「……おっと」 無駄な思考を続けてしまう前に、ぐっと水を飲み切ってそれを止める。少し冷えてしまったトーストを齧って、ぼんやりと日が暮れていく様子を眺めていた。
SYSTEM
15:58:45
 様が退室しました。
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