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20181231Z_0

2018/12/31
SYSTEM
01:02:56
 様が入室しました。
 
01:04:36
(雨 , 雪 , 霙) → [雨]
01:04:45
 
01:04:45
 
01:05:56
夕暮れの〈星の標〉。天気雨が降り、強い雨音が窓をけたたましく叩く。
01:07:00
店内では突然の雨に窓の外を眺める者が多く、ある者は雨具を忘れたと頭を抱え、ある者は外に出ることを諦めるなどの反応を見せている。
01:07:39
そしてまたある者はこの雨に降られ、店内へとやってくる。
シルヴェ
01:08:55
――っと、っと」 がらん、と乱雑に扉を開いて店内に転がり込む。雨に濡れた防寒着を脱ぎ、散々だ、と小さく息を吐く。
01:10:32
「はあ、ったく……」 窓を眺めていた者達からの憐憫の視線を受けつつ、ゆっくりと階段を上がって自室に戻る。
01:11:24
十分に身体を拭いて、冷えた身体を震わせながらカウンターへと足を運ぶ。
SYSTEM
01:11:54
 様が入室しました。
シルヴェ
01:12:17
ずず、と鼻を鳴らしながら注文した珈琲を受け取り、それを一口。
01:13:18
――あぢっ」 熱に慌てて口をカップから離し、適当な席へと座る。定位置の窓際の席は、今日はどうやら他に利用者がいたらしい。
01:15:05
カップを置いて、しかし少し満足気にしているのは、長らく出来なかった単独での乗馬が”ある程度”は平気になったからだろうか。
シドー
01:15:26
「よう。ずぶ濡れだったみてーだな」 様子を見てたのか、片手ヒラヒラと灰髪男が笑っていた
シルヴェ
01:15:58
「……ん、ああ」 シドーに視線を向けて軽く手を振り 「凄い雨だったよ、びっくりした」
シドー
01:16:54
「ったく、こんな雨じゃ何処にも行けやしねーな。まぁ時間も時間だから行く場所もねえけど」
シルヴェ
01:17:24
「まあ、今から出ても暗くなるだけだからね。丁度良いっちゃ良いんだけど」
シドー
01:18:34
「だな。…で、なんかいい事でもあったのか?顔にやけてたが」
シルヴェ
01:19:14
「いやあ、実はね」 苦笑して 「馬に乗れるようになって」 
シドー
01:19:55
「馬…? って、馬だよな」 馬。
シルヴェ
01:20:04
「馬だよ」 そりゃあね
シドー
01:21:55
「馬だよなあ…なんだ、今までは合い乗りだったのか?」
シルヴェ
01:22:17
「……う、うん。恥ずかしながらね……」 苦笑して頬をかき
シドー
01:23:19
「まー、列車あるたぁ言え冒険者の移動手段の一つだしな。良かったじゃねえの」
シルヴェ
01:24:38
「そうだね、結構使うように促される事が多くて。やっぱり一々乗せて貰うのも不便だからさ……」
シドー
01:25:46
「種族的に乗れねえのも居るけどな。まぁ俺等みたいなのは乗れた方がいいわな…ただー」
シルヴェ
01:25:55
「うん?」
シドー
01:26:33
「いや、プレートアーマーだの着込んでると、デケー馬じゃねえと乗れねえのがな…」
シルヴェ
01:26:53
「そ、そうだね……二人乗りすると可哀想になる事は何度かあった……」
シドー
01:27:39
「馬車ならんな気ぃ遣う事もないんだがな。今度はケツが痛くなる」
シルヴェ
01:28:07
「馬車も馬車で苦手なんだよね……痛くなるのもそうだし、何より酔うんだ」
シドー
01:28:56
「けっこー揺れるしな。…つかそれで馬は大丈夫なんか?」 あれはあれでガクガクするし
シルヴェ
01:29:28
「まあ、馬車と比較するとそんなにつらくはないかな……って思うよ。どっちも長時間は厳しいけど……」
シドー
01:30:00
「小型の列車とかできねえかな…あ、そうだ」
シルヴェ
01:30:08
「ん、どうかした?」
シドー
01:31:06
「確かマギテックの魔法で…オートモビルたったか。バイクっつう乗りモンがあるって聞いたな」
シルヴェ
01:31:31
「魔動機術かあ……そっちはからっきしだなあ。操霊魔法なら少し齧ってるけど」
01:31:39
「バイクねえ……どんなのなんだろう」
シドー
01:32:11
「わかんね。マギテック協会にいきゃ実物見せて貰えそうだがな」
シルヴェ
01:32:48
「協会か……まだ行った事ないし、今度行ってみようかな」
シドー
01:32:56
盛大に歓迎されそう
シルヴェ
01:33:05
歓迎 ※
シドー
01:33:57
「にしても魔法かー。見てる分にゃ便利、食らうと脅威。おっかねえモンだ」
シルヴェ
01:34:57
「シドーがどういう戦い方をするかは解ってないけど……回復したり攻撃したり、色々と凄いよね」
シドー
01:35:21
「ん、俺か?俺はアレだよ」
01:35:34
「真っ直ぐいってぶったぎる」
シルヴェ
01:36:25
「ああ――」 解り易い。 「やっぱり一番楽だよね」
シドー
01:37:31
「んー、戦法は単純だけど楽っつうのはちと違うかもよ?」
シルヴェ
01:38:24
「そうかな、一番シンプルだと思うけれど」
シドー
01:39:21
「あー、えーとだな。俺は言いたいのは…踏み込んで斬るまでの過程だよ、過程」
シルヴェ
01:39:46
「過程? ……っていうと?」
シドー
01:41:53
「そうだな。一概に真っ直ぐ走ってたたっきるってもだ」
01:43:48
「相手との距離、間合いで何処に一番力を入れるか…とか」
シルヴェ
01:45:02
「ああ、踏み込むタイミングは確かに……測り損ねると手痛い事になるし」
シドー
01:47:13
「あとは得物の力の入れ具合かね。いや、叩き斬るっつうんだから文字通りの行動をしなきゃいけねーんだが」
シルヴェ
01:47:48
「力の入れ具合か……僕はメイスを使うから、もう力任せに……だなあ」
シドー
01:48:11
「ほー、メイスなんか。実は俺もお守り替わりでモール持ってんだぜ」
シルヴェ
01:49:17
「一番手に馴染むんだよね、なんか。……ああ、シドーもなんだ。普段は何を?」
シドー
01:49:46
「俺ぁ剣だな。っても両手で振り回すんだが」
シルヴェ
01:51:05
「剣かあ。……それだと確かに、加減とか握り方とか色々ありそうだね。力任せに、って訳には行かなさそう」
シドー
01:53:21
「なりふり構わず振り回すとポッキリだしな。…アイツみてーな剣の扱いしてみてーもんだ」
シルヴェ
01:53:59
「アイツ?」
シドー
01:54:28
「ヒサメって知ってるか?個性的なカッコと見た事ない剣使ってる女剣士なんだがな」
シルヴェ
01:55:46
「ヒサメ、――、ああ」 思い出したように顔を上げて 「何かこう、この辺じゃ見ない服装の……」
シドー
01:56:17
「お、知ってたか。何度か依頼一緒にしてんだが、すげぇ剣捌きだったぜ」
シルヴェ
01:57:22
「一度だけね。綺麗な人だったよね」
シドー
01:57:57
「…まーそうだな」 微妙に目をそらした
シルヴェ
01:58:27
「ん?」 逸らされると首を傾げ 「どうかした?」
シドー
02:00:49
「あーいや、なんでもねえ」 同行した女子(アプリル)やらにおっぱいツンツンしてたりアレな発言していたことは黙っていよう。俺は空気を読むイケメンなのだ
シルヴェ
02:01:49
「変なの……」 苦笑しつつ珈琲を飲み 「シドーとも仕事、一緒に行ってみたいな。キリーも連れてさ」
シドー
02:02:37
「いいねえ。俺も長剣になったし、そういう機会もあるかもな。…いや実はキリーとは1回同行したんだがな」
シルヴェ
02:03:31
「早いな。僕も最近長剣になったばっかりだから、機会はあると思うよ。……キリーとは、実はあんまり仕事に出てないんだよね」
シドー
02:04:10
「ま、お互い生きてりゃ縁もあるだろうさ。アッハッハ」 
シルヴェ
02:04:54
「そうだね。……僕はまだ死ぬ気なんて、これっぽっちもないけど」 
シドー
02:05:47
「おう、お互いしなねーように冒険者を楽しもうぜ」
シルヴェ
02:06:32
「楽しむ、ってのはどうだろうなあ……頑張ろう、ね」 苦笑して返し
シドー
02:06:56
「人生楽しんだモン勝ちだぜ?…さぁて、俺ぁそろそろ部屋に戻るわ」
シルヴェ
02:07:27
「……、……まあ、確かに」 「ん、おやすみ」
シドー
02:07:49
「んじゃまたなー」 片手ヒラヒラと2階へとあがっていったのだ
SYSTEM
02:07:56
 様が退室しました。
シルヴェ
02:08:18
「……ふう」 ぐで、と背凭れに身体を預ける。
02:08:57
「……楽しんだモン勝ち、かー」 照明をぼんやりと眺めながら、冷めた珈琲を一口。
02:11:22
「ま、確かに。明日からも楽しんで生きていければいいな」
02:12:28
「……」 ちらりと視界に入るのは酒類のメニュー。懐は幸い寒くもない。
02:12:57
「……ちょっとくらいは、慣らさないといけないし、なあ」 周囲に誰もいない事を確認してから酒のメニューを取り
02:13:36
「……」 凄いぞ。見ても何も解らない。
02:14:09
「……あ、イーライ。これ、この……ワイン? うん。お願いします」 
イーライ
02:14:55
「……」 「…………」 「はあい、ただいまー」 万年珈琲だと思っていたのに珍しい、と少し反応が遅れつつ裏に引っ込み
イーライ
02:15:48
とはいえ注文は注文である。テーブルまで持って行き、職務を全うしてカウンターへ戻る。
シルヴェ
02:16:14
「ありがとう、頂きます」 と返してイーライを見送ったものの。
02:17:13
目の前に鎮座するワインを見て、固唾を飲み
02:17:50
「まあ、一杯だし……大丈夫だろ……」 変に緊張する。珈琲のカップと違って量も少ないし、まあ問題はない。……筈だ。
02:18:41
ワイングラスを手に取り、それを
(一息で飲み込んだ , 一口だけ飲み口を外した , 飲めなかった) → [一息で飲み込んだ]
02:19:04
――……」 あれ。おかしい。喉が――痛い。
02:19:51
一口飲み下す。喉の熱に口を離そうとして――いやしかし。この量だし、これくらいは。
02:21:02
「……っゔ」 二口飲み下す。おかしい。おかしい。熱い。何だこの、――なんだ。
02:21:24
「……!」 あ、つらい。
02:22:38
「……~っ、……!」 グラスを飲み切ると、慌ててそれを机に置く。
02:23:58
「……」 喉が熱い、灼け落ちそうだ。苦味が強くて、脳天まで突き抜けていってしまうような、謎の、飲み物。
02:25:08
「な、なんでこれが美味しいって言えるんだ……」 駄目だ、水でも貰おう――
02:26:15
席を、立とうとして。”魔域”に入るときみたいに、視界が、歪んで――
 
02:26:33
 
イーライ
02:27:12
「……お、おもったよりも、弱かったようで……」
ガルバ
02:27:40
「はあ。面倒な仕事増やすなってのに……」
SYSTEM
02:28:24
 様が退室しました。
発言統計
その他(NPC)95回94.1%3362文字96.4%
 6回5.9%126文字3.6%
合計101回3488文字