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20190528Z_1
- 2019/05/28◥
- SYSTEM◥
- 23:23:34
- 様が入室しました。
- ◥
- 23:23:56
- 分からせ隊の裏をこっそりやってやるぜ
- フューリアス◥
- 23:25:21
- “菫色の男”と呼ばれるヴァンパイアがより上の位階へと至るための儀式をどうにか阻止し、その居城である蛮都アーネルトを脱出した一行は、休息もそこそこにある宿場町まで戻ってきていた。
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- 23:25:49
- そこには、彼らの“協力者”であった娘が待っており、彼女に報告と合わせて色々話をする――前に、ようやく安全な場所で過ごすことが出来るということで、先に休息を取ることにした。
- 23:27:45
- 階下でささやかなやりとりが行われたその少し後、深夜――
- フューリアス◥
- 23:35:02
- 「…………っ!」2回の宿、男性人に割り当てられた部屋でベッドから飛び起きたのは白髪の――戦士の方である。
- 23:38:44
- 宿について早々に力尽きたのだろう。辛うじて防具を外し、鎧下と言う体たらく。他人には見せられない有様であった(相部屋の彼はばっちり見ていたであろうが)
- 23:42:34
- 「……夢か、ああ、ひどい夢だ」荒くなった息を落ち着かせ、現状を思い出す。そう、自分達は勝ったのだ。夢で見たようなことは何ひとつ起きていない
- 23:45:58
- 幸い、相部屋の人物は出かけているようでベッドはもぬけの空だった。サイドテーブルには乾かないように布巾がかけられた軽食の皿と、走り書きのメモが一枚。
- 23:49:50
- 「……はは、また借りが増えた」窓から差し込む月明かりを頼りにメモに目を走らせて苦笑いを浮かべた。
- 23:55:33
- 軽食に添えられていたコップに水差しから水を注ぎ飲み込むと、寝ている間にどこか噛み切ったのか、口中に鉄の味が広がった。道理で酷い夢を見たなと一人頷き
- 2019/05/29◥
- フューリアス◥
- 00:07:25
- 窓から見える月の高さで今が深夜だと気付いた。宿に入ったのはまだ陽が残っていた筈だからと思い出し、これは明日はお小言を頂くなと小さく笑う。同時に無駄な心配をかけていないかと申し訳ない気持ちも湧いて来る
- 00:13:26
- 「水は――水袋に残っていたか」兎も角、最低限の汚れを落とし着替えてしまおうと自分の背負い袋に手を伸ばし
- 00:15:26
- 「……はは、どうやらまだ人間らしい」伸ばした手が微かに震えていることに気付き、自嘲気味に笑うのであった――
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- 00:16:02
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- SYSTEM◥
- 00:16:05
- 様が退室しました。
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発言統計 |
その他(NPC) | 10回 | 71.4% | 758文字 | 80.6% |
| 4回 | 28.6% | 183文字 | 19.4% |
合計 | 14回 | 941文字 |