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2019/01/02
SYSTEM
14:02:20
 様が入室しました。
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 様が入室しました。
 
14:03:37
 
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14:07:33
ある晴れた冬の日、〈星の標〉の前。
14:08:35
新年を祝う人々で往来は賑わっており、人通りは普段と比べて非常に多かった。
シルヴェ
14:10:55
――さ、さっむ」 〈星の標〉の扉付近の壁に寄りかかり、群青のコートを羽織り、襤褸切れの様なマフラーを首に巻いた青年が立っている。
14:11:34
人を待つなら中にすればよかった、と内心呟きつつ、往来を見回す。
クラウディア
14:12:59
「お待たせ。待たせたかしら」 やってきたのは銀色の長い髪の女で、格好はいつもの如くだ。特におめかしなどもしている様子はない
14:13:21
「矛盾している言葉を吐いた気がするけど」
シルヴェ
14:13:43
「ああ、いや。大丈夫」 寒かったけど、と苦笑しながら頷いて声をかけて来た女性に歩み寄る。
クラウディア
14:14:58
「しかし、貴方も私も代わり映えがしないわね」 お互いの格好を見て
シルヴェ
14:15:29
「それじゃ、お願いしてもいいかな……、まあ」 頷いて 「年が変わっても僕らまですぐ変わる訳じゃあないしね」
14:17:53
普段とは違って頭の角を隠す為にセンスのない帽子をかぶっているかもしれない。
クラウディア
14:18:03
「お願いされるようなことでもないのだけど」 うん 「まあね。それにしても、そのマフラーは何か拘りでもあるの?随分襤褸だけど」
シルヴェ
14:19:36
「したいからしてるんだよ」 マフラーを指摘されればそれに触れて 「うーん……何か、ずっと身に着けてるものだから、ってくらい。特にこだわりはないよ」
クラウディア
14:20:40
「……はぁ。そういうことなら今度新しいの作ってあげるわ。というか、帽子も含めて全面的に監修しないといけないわね……」
シルヴェ
14:21:25
「い、いいよそこまでしなくても……手間になるだろうしさ」 
クラウディア
14:22:38
「こっちの好きでやることだからいいのよ。そういうのも嫌いじゃないし」 
シルヴェ
14:23:43
「そういう事なら、じゃあ有難く……お返しになるもの用意しなきゃな」
クラウディア
14:24:12
「気持ちだけで、というのもなんだし、期待させて貰うわ」
シルヴェ
14:24:22
「ん。何がいい?」
クラウディア
14:25:10
「そういうのは自分で考えるものよ。魔動機文明語のシャツはやめてね」 と言いながらあるき出そう
シルヴェ
14:25:37
「……は、はい」 胸が痛い。横に並んで歩こう
クラウディア
14:28:09
「それで、今日はどこを案内すればいいの?」
シルヴェ
14:28:43
「キルヒアの神殿に行ってみたくてさ。行くなら一緒に、と思って」
クラウディア
14:29:44
「ああ、いや、それは分かってるけれどね。どこをみたいのかな、と」 てくてっく そう遠くはありませんね
シルヴェ
14:31:33
「んー」 確かに漠然としてたな、と苦笑して 「神像とか、その辺りかな」 てっくてっく
クラウディア
14:32:09
「適当ねぇ。まあいいけれどね」 腕組んだ
シルヴェ
14:32:10
「図書館も気になるけど、そこはまた今度かな……」
14:32:34
「ご、ごめん。神殿にあんまり行かないから、中に何があるのかとかわかってなくてさ……」
クラウディア
14:34:39
「うーん。神殿の雰囲気、というならライフォスを基準にした方がいいかもね。そっちもまた案内してあげる」 
シルヴェ
14:35:46
「有難う。……話を聞いてて、キルヒアに興味を持ったから行ってみたい、っていうのが大きくてさ。施設自体の事はあんまり……」
クラウディア
14:37:25
「ううん、そういうことであれば気を悪くする人はいないわよ」
シルヴェ
14:38:51
「そう? ……まあ、そうか」 自分の信仰する対象に興味を持たれてたらそうだな、と頷いて 「クラウは今日も神殿から?」
クラウディア
14:40:22
「そうね。そろそろ、寝床は変えようかと思っているけど」
シルヴェ
14:40:56
「寝床か……」
クラウディア
14:43:49
「冒険者となった以上、神殿でいつまでも厄介になる訳にもいかないしね」
シルヴェ
14:44:27
「……」 うーん、と首を傾げ、暫く唸りながらついて行こう。
クラウディア
14:45:07
「どうかした?」 と言ってる間に神殿につきました
シルヴェ
14:46:09
「いや、後でね」 神殿についたら中を見回して、物珍しそうに見学してます。
クラウディア
14:46:30
ビジュアルイメージはまだ設定していないのであった──
シルヴェ
14:46:47
神像にいこう神像に――
クラウディア
14:47:18
正面から神像のあるところまでは一般的な神殿といって差し支えないもので、建物がそれを囲っているのでしょう
14:47:49
「ん、こっちよ」 顔なじみの神官などに挨拶をして、案内していく
シルヴェ
14:48:29
「ん」 頷いてついて行きつつ、クラウが挨拶していた神官には会釈。
14:52:26
「……知識の探求か」 案内されながら、移動中は神像をぼんやりと見上げて眺める。
クラウディア
14:52:54
やがて荘厳な石造りの祭壇のある場所にやってきました、祭壇奥には石像が聳え立っています
シルヴェ
14:53:45
「……ちょっと、空気変わった?」 祭壇に近付くと、気のせいかもしれないけど、と続けて呟き
クラウディア
14:56:15
「いいえ、気のせいじゃないわ、そういう場所だもの。神聖な雰囲気を出るように計算して作られているの」 神像は、表情に知性を滲ませる性別不詳の像ですね
シルヴェ
14:58:19
「計算してるのか……」 神像をじ、っと見上げて、何とも言えない視線を向ける。
クラウディア
15:01:09
「どこの神殿でもしていることよ。殆どの人はそれほど熱心な信者ってわけでもないし、雰囲気から聖なるものだと思わせないと」
シルヴェ
15:03:21
「印象って大事だしね。彼、か彼女か、解らないけど。クラウを助けてくれた神様か……」 暫く眺めて
クラウディア
15:04:54
「そうね。お声がかからなければ、私も今はどうしていたことか」
シルヴェ
15:06:10
「色んな神官にお世話になったし、もう前みたいに本当にいるのか、とかは思わないけど」
15:08:06
「けど、ってのもまた違うな」 苦笑して 「信じられるな、って思う。……言ってて、自分が虫の良い奴だと思うけど」
クラウディア
15:09:56
「別に、そういう人は多いわよ。昨日まで神を憎んでたって人だっているし」
シルヴェ
15:11:43
「案外多いのかな、僕みたいに信じ始める人も。周りから見たら良くは見えなさそうだ」
クラウディア
15:12:12
「信仰っていうんは周りを気にしないものよ」
15:12:19
いうのは
シルヴェ
15:13:33
「そうだね、自分の信じるものの事だもんね」 
15:16:34
「……信仰、って一口に言ってもさ」 クラウに視線を向け 「何をしたら信仰、になるんだろう。神官にならないといけない、って事でもないだろうし」
クラウディア
15:17:00
「そうね。その神を理解して、祈りを捧げること、かな」
シルヴェ
15:18:26
「理解して、祈る……理解、理解か。でも、その理解ってこう……人によって違いそうじゃない?」
クラウディア
15:19:56
「そうね。解釈って人によて違うから」
シルヴェ
15:21:53
「ああ……だから周りを気にしない? 自分の解釈の通りに祈って、信仰して……みたいな」
クラウディア
15:23:29
「うん、最終的にはね。でもまあ、勝手に解釈されて外れすぎても困るから、導くために神官がいるって感じかしらね」
15:24:27
「キルヒアの場合はわかりやすいから、解釈違いもあまり無いけれどね」
シルヴェ
15:24:51
「成程……、そうだね。知識の探求を、って軸からブレるのはあんまりなさそうだ」
クラウディア
15:27:56
「うん、でもまあ、そうね、ちょっとした恩恵を受けたなと感じたら、少し祈ってみたり、そういうことでもいいのよ」
シルヴェ
15:28:55
「ん、僕もそうしてみようかな……恩恵っていうなら、クラウが助かってる時点でそれが恩恵かな」
クラウディア
15:30:10
「う」 ちょっと固まった
シルヴェ
15:30:34
「ん?」 なんだね
クラウディア
15:33:15
「あなた、たまに不意打ちしてくるわよね」 頬掻いた
シルヴェ
15:34:27
「ご、ごめん……?」
クラウディア
15:38:16
「いや、責めてるわけじゃないんだけど」ごにょごにょ
シルヴェ
15:39:33
「……責められてるとは思ってないけど」 苦笑して 「有難う、色々見て回れてよかったよ。僕も、まあ……正しい形かは解らないけど、信じてみようと思う」 神像を見上げ直し
クラウディア
15:40:31
「そう。それは良かった。キルヒア神殿は貴方を歓迎するわよ」
シルヴェ
15:41:23
「……何か改まるとこそばゆいな」 照れた様に笑って、マフラーで口元を隠し
クラウディア
15:42:45
「たまには神官らしくしてみないとね。さて、今日はどうする?」
シルヴェ
15:43:35
「酒もしっかり控えてるし、いつも”らしい”よ。……そうだなあ、クラウはどうしたい?」
クラウディア
15:44:47
「うーん。そうね。露店でも見て回って、たまには高めの違う宿でもとって、ゆっくりしたいかな」
シルヴェ
15:45:50
――あ」 思い出したようなまた頭を抱え始め 「そうだね、じゃあえっと……露店でも見て回って」
クラウディア
15:46:30
「…ん?どうかした?」
シルヴェ
15:47:51
「いや、その。……宿か、って」
クラウディア
15:48:29
「宿がどうかしたの?嫌なら別に星の標でもいいけど…」
シルヴェ
15:50:54
「そうじゃなくって、ほら……いや、クラウがいいならいいけど」
クラウディア
15:51:19
「うん?」 首かしげ
シルヴェ
15:51:51
「……何でもない、行こう」 半ば自棄気味に手を取って歩き始める。
クラウディア
15:52:42
「ちょっと、どうしたのよ」 引かれてついていきます
シルヴェ
15:54:01
「いや、その。一緒にどこか、部屋取ろうかって」 歩調は本人基準で早め。
クラウディア
15:54:41
「そのつもりだけど……って、違うわよね……ええと、一緒に住むってこと?」
シルヴェ
15:56:01
「……、まあ……そう、ですけど」 
クラウディア
15:57:38
「─── …… えっと、本気で?」 リアリィ?
シルヴェ
15:58:52
「……」 ぴたりと歩を止めて振り向き、少し不満そうな顔を見せ 「冗談で言わない」
クラウディア
16:00:26
「……そっか、うん、嬉しい」 珍しく微笑んだ 「もちろん、受けるわよ。シルヴェストロ」
シルヴェ
16:01:14
「ん」 少し狼狽えるように暫く視線を彷徨わせる
クラウディア
16:04:37
「じゃあ、あとで一緒に見て回りましょ。ふふ、なんだか予想外だわ」
シルヴェ
16:06:08
「ん……、あと、煙草とか、酒とか、……そっちも、気になる。全部は大変だから、今度でいいんだけど」
クラウディア
16:07:37
「ん、気になるって?」
シルヴェ
16:08:01
「飲んだり吸ったり? ……付き合えたらなって思って」
クラウディア
16:08:40
「ああ、うん、無理に付き合わなくていいのよ?特にタバコなんて、気付けのつもりで特に不味いの吸ってるくらいなんだし」 苦笑した
シルヴェ
16:09:38
「無理……はしないよ。できないし」 苦笑して 「でも、出来る範囲で一緒に、ってね」
クラウディア
16:12:18
「それなら、私がやめた方が良い気がするんだけど……そう言ってもらえるのは嬉しいんだけどね?」
シルヴェ
16:13:00
「まあ、気付けの煙草はそうかもしれないけど。……酒はだって、好きでしょ?」
クラウディア
16:15:08
「好きなのよね。なんでか貴方の前は醜態を晒しているけれど、ほんとはそんなに悪酔いしないのよ?」
シルヴェ
16:16:36
「……凄かったよ? 自分はどうせ都合のいい女がお似合いだー、とか」
クラウディア
16:17:38
「い、言わないで……」 掌で顔を抑えた
シルヴェ
16:18:27
「くっ」 その様子に思わず笑い 「だから、ああなるのは二人の時くらいにしてね」
クラウディア
16:19:06
「うん……まあ、うん、今はそうはならないと思うのよ?充実してるし……」
シルヴェ
16:20:59
「そうならよかった」 満足そうにうなずいて、思いついたように視線を向けて 「あれが素に近い……?」
クラウディア
16:21:43
「そんなことないわよ!」 と声を荒げてしまってきょろきょろ
シルヴェ
16:22:26
「別に、あってもいいんだよ?」 
クラウディア
16:22:51
「いや、だから違うって……意地悪」
シルヴェ
16:23:15
「はは、ごめんって」 
クラウディア
16:24:42
「まったくもう。さっさと行くわよ。ここ、知り合いが多いんだから」
シルヴェ
16:25:11
「ん。……露店、どこから見て回ろうか」 
クラウディア
16:25:42
「目的があるわけじゃないし、適当でいいわ」
シルヴェ
16:26:37
「じゃあ手近な所から。時間は沢山あるし……」
クラウディア
16:27:19
「ん。じゃあエスコートお願いね」
シルヴェ
16:27:41
「……ま、任され……た……」 
クラウディア
16:28:13
「だから適当でいいってば」
シルヴェ
16:28:57
「じゃあぶらつこう、まだ寒いけど」
クラウディア
16:30:41
「ん。行きましょ」
シルヴェ
16:31:18
手を握り直して、神殿を後にしました。 という所で区切りかな
クラウディア
16:32:03
はーい
16:32:08
ありがとうございました
シルヴェ
16:32:14
ありがとうございました!
クラウディア
16:33:05
てったいんぬ
SYSTEM
16:33:10
 様が退室しました。
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16:33:35
 様が退室しました。
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