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20190116Y_0
- 2019/01/16◥
- SYSTEM◥
- 00:42:26
- 様が入室しました。
- SYSTEM◥
- 00:42:43
- 様が入室しました。
- ◥
- 00:44:38
- どこにしようかな
- 00:44:42
- 市場あたりにするか
- ゾール◥
- 00:44:53
- OK牧場
- ◥
- 00:45:04
- 中身が漏れ出てる
- ニルツェ◥
- 00:46:36
- とある祝祭日。大本の大本はどこかの聖人を讃えた日であったとか言う話だが、いまとなってはそれを意識する者はほとんどいない。
- 00:47:09
- ともあれ、こういった日には大抵、市が立つ。
- 00:49:44
- 大通りにはいつも多くの人が行き交っているが、市が立つと人の数は格段ににぎやかになる。旅芸人が自慢の芸を披露したり、通りで楽器を演奏する者がいたり、普段はあまり見ないような店が出たりと、さまざまだ。
- 00:50:23
- そんな市を見物しながら、ぶらぶらしている少女がいた。
- 00:52:22
- 「………」 そのへんで買った紙包みの中には、芋を切って揚げたものが入っている。もぐもぐとそれをつまみながら、人だかりを見つけて立ち止まった。
- 00:54:49
- 旅芸人の一座のようだ。様々な楽器を手にした数人の楽団が陽気な音楽を奏で、その音楽に乗って踊り手が舞ってみせる。すっかり空気は温まっていて、見物客の中には音楽にのせて身体を揺らしたり、手拍子をしている者もいた。
- 00:57:29
- 「………」 少女は、盛り上がる客たちの輪の中には加わらず、少し遠巻きにそれを眺めている。その辺においてあった木箱に腰かけ、足をぶらぶらとさせた。
- ゾール◥
- 00:58:45
2D6 → 3 + 2 + 【10】 = 15
- 00:59:27
- 精神抵抗はしてもいいししなくてもいい(任意)
- 01:00:04
- シークレットボイスだ――
- ニルツェ◥
- 01:00:56
- 任意か。まあ抵抗する事もなかろう
- ゾール◥
- 01:02:38
- ふとニルツェの耳に、この場には居ない知る人の声が届く。
- 01:02:51
- 「珍しい。見に行かないの?」
- ニルツェ◥
- 01:04:41
- 間近から聞こえてきた声に驚いて、 「……ゾールん?」 と、きょろきょろ辺りを見回す。が、そばには誰もいない。
- ゾール◥
- 01:07:21
- 「ちょうど見かけたから。試しにこういうことさせてもらったけど」
- ニルツェ◥
- 01:08:49
- 「――ここか!」 と、尻をのせていた木箱を開けた。
- ゾール◥
- 01:09:23
- 「違う」
- ニルツェ◥
- 01:09:32
- 「違った……」
- 01:10:15
- 「じゃあ――そこ!」 と、隣にある街路樹の上をにらんだ。
- ゾール◥
- 01:11:35
- 「惜しい。そのまま視点動かして」
- ニルツェ◥
- 01:11:48
- 「むむむむ……」 と、言われるままにする。
- ゾール◥
- 01:14:02
- 街路樹の上から視点を動かせば、建物の階上が見えるのだが、そこに居るわけでもない。
- 01:18:22
- それを確認したなら、ニルツェは肩に手を置かれた。
- ニルツェ◥
- 01:19:38
- 「――わっ、びっくりした!」
- 01:20:10
- いつの間にか後ろにいたゾールに、 「もー、そこにいるならそう言ってよー」
- ゾール◥
- 01:20:37
- 「使ったことがなくて。使ってみたくなった」
- 01:21:16
- 「ちゃんと機能するものね、と」 その効果を消したのだった。
- ニルツェ◥
- 01:21:54
- 「びっくりするじゃん!」 といって揚げた芋を一つとり、ゾールの口に突っ込む
- ゾール◥
- 01:22:30
- 「んぐ」
- 01:22:56
- もぐもぐ。 「……そういえばまだ買っていなかったな」
- ニルツェ◥
- 01:23:20
- 「悪戯のお返しだよ」 おいしいお返し。
- 01:23:45
- 「じゃあ、今のも妖精魔法なんだ。どんな魔法?」
- ゾール◥
- 01:24:40
- 「声の掛け方を考えてみただけよ」 もぐ、ごくん。
- 01:25:20
- 「シークレットボイスといってね。屋外で、3分程度内緒話が出来る」
- ニルツェ◥
- 01:25:59
- 「へえ…… そんなことも出来るんだね。さっきの悪戯もそうだけど、結構色んな事に使えそう」
- ゾール◥
- 01:27:24
- 「まあ、合図とかに、だろうか。3分では積もる話ともいかない」
- ニルツェ◥
- 01:28:25
- 「遠くの人とこっそり話せるってだけで――ね。ふふ、覚えとこ」
- 01:30:07
- と、そのとき、拍手が鳴り響いた。見れば、一曲終わったところのようだ。楽師たちは一礼し、また次の曲を奏で始める。
- ゾール◥
- 01:31:09
- 「もうちょっと違う妖精魔法もあるけど。まあ、これはお互い同意の上でやった方がいいやつだからさておこう」
- 01:31:53
- 拍手につられて見て、演奏が始まりしばらくすれば、ニルツェに視線を戻す。
- ニルツェ◥
- 01:32:12
- 「妖精は悪戯好きっていうけど、もしかして妖精使いもそうなのかなー?」 と、それこそ悪戯っぽい表情でゾールを見た。
- 01:32:38
- 「何だかそういう話を聞いてると、ニルもひとつくらい魔法が使えたらなあって思っちゃうなぁ」 足をぱたぱた。
- ゾール◥
- 01:34:21
- 「それは他の妖精使いに失礼よ。私はちょっと、意地悪をしてみたくなっただけ」
- ニルツェ◥
- 01:36:05
- あははっ、と笑って、じゃれるように肘でつついた。>ゾール
- 01:36:29
- 木箱に座りなおして、すこし尻をずらし、ゾールの場所も空ける。
- 01:36:37
- 陽気な中にどこか物悲しさ――郷愁を感じさせるような音楽だ。 「あ、これ知ってる」 とつぶやいて、小さくハミングする。
- ゾール◥
- 01:38:26
- 「何」 じろり、とは見るが満更でもない様子であるのは、果たして自覚していることか。<肘で突かれる
- 01:38:55
- 空けてくれた場所に、遠慮なく移動して、隣に座る。
- 01:39:16
- 「私は知らない。有名な曲?」
- 01:39:27
- 「……魔法なら、それらしい本を紹介してもいい」
- ニルツェ◥
- 01:42:52
- 「どうかな。たぶん……そうかも? 昔いたとこに居た楽士のにーさんたちがよく演ってたから」
- 01:43:48
- 「ふるさとを思う歌。帰りたいけど帰れない、みたいな、遠い故郷をうたう歌」
- 01:44:35
- ぱっと喜びに顔を明るくし、 「ほんと? ……あ、でも、ニルの頭でも分かる本……かな」 すぐに、ちょっと不安げになる。
- ゾール◥
- 01:46:06
- 「ふうん……身近に居たの。私は生憎、そのような環境下ではなかったし、ここへ来てもあまり聴いてはいなかったから、な」
- 01:47:20
- 「帰りたいけど、帰れない。……」 微妙な表情を見せつつ、その歌をところどころ耳にする。
- ニルツェ◥
- 01:48:02
- 「だいぶ前の話だけどね。ニル、まだ子供の頃に、ほうぼうを回ってる旅芸人の一座にいた事があるんだ」
- ゾール◥
- 01:48:40
- 「どう……だろうか……本だけでは難しいだろうか、やはり」 こちらもそういえば、と自信がなくなるのだった。
- ニルツェ◥
- 01:48:43
- 「――あ、まだ子供みたいっていうのはなしで~……」 へへへ、と笑う。
- 01:49:19
- 「一座には、楽器を弾く人とか歌を歌ったり踊ったりする人もいたんだよね」
- ゾール◥
- 01:50:59
- 「ああ、そうなの。もしかして、それで身軽である、ということかしら」
- ニルツェ◥
- 01:51:21
- と、自信なさげになってしまたゾールにすかさず、「あ、いや、ううん! ゾールんが薦めてくれるなら、ニル、がんばって読むよ! うん!」
- ゾール◥
- 01:51:30
- 「別に子供っぽいとは言ってない。……出会った当初は疑ったけど」
- 01:52:47
- 「無理しなくていい、本来、誰かに教わりながら本を読むことだから」
- ニルツェ◥
- 01:53:49
- 「あ、あはは――まあ、実を言うと…… 子供だと油断してもらった方が楽な時もあるからさ。いろいろ」 自分の見た目を、利用している所もある、と、今だから言えることを口にする。
- ゾール◥
- 01:55:28
- 「……。まあ。貴女の……そう、処世術ね。文句はない」 うん、と頷いた。
- ニルツェ◥
- 01:56:53
- 「そうそう。それそれ。ショセイジュツ」 「今はもう、そんな必要もないから楽ちんらくちん」
- 01:57:35
- 「うーん…… 誰かに教わりながら、かぁ。そういうのって、読み書きを教わった時くらいかもー……」
- ゾール◥
- 01:58:55
- 「ここより遠くに行く機会があれば、また必要になるかもね」 小さく肩を竦める。
- 01:59:27
- 「……魔法が駄目なら、言語でも……」
- 01:59:53
- 「いや、ニルツェは魔法が使えたらと言ったから……」 などと呟く。
- ニルツェ◥
- 01:59:59
- 「あはは…… そだね。これからはそういうシゴトも増えそうだし……。そんときは、ぜひ、なまあたたかーい目で見守ってもらえると!」
- 02:01:14
- 「……ぞ、ぞーるん……?」 真剣に考えだしたゾールの邪魔をしない程度に、ちいさく呼ぶ。
- ゾール◥
- 02:04:15
- 「近い体系の言語……となると、魔動機文明語……? しかし私は文字を読み書き出来るにすぎ……あ、いや……ええ。」
- 02:05:11
- 「……処世術の話だったわね」 「ええ、大丈夫。一つの手の内でしょう、理解してるから気にしないで」
- ニルツェ◥
- 02:06:33
- 「………」 戸惑っていた顔に、やがて少し笑みが浮かぶ。自分の何気ない興味にたいして、ここまで真剣に考えてくれているのだ、いやな筈がない。
- 02:09:08
- 周りの人々から、再び拍手が上がる。また、ひとつ曲が終わったようだ。中には、少し涙ぐんでいる人までいた。
- 02:09:53
- 「――ふふ。じゃあ、たまには本屋でも行ってみようかな? ニルにも分かりそうな本見つけるの、手伝ってよ、ゾールん」
- 02:10:03
- といって、木箱から、ちょこん、と降り立つ。
- ゾール◥
- 02:11:58
- 拍手で現実に引き戻されて顔を上げると、ニルツェは既に降りている。
- 02:12:35
- 慌てて木箱から降りて、
- 02:13:51
- 「私で良ければ手伝おう。……でもその前に、この辺の、何か食べ物を買いたい」
- ニルツェ◥
- 02:14:24
- 「あ、ごめん。気づかなかった。お腹空いてた?」
- 02:14:48
- 「それじゃ、さきにその辺のお店で美味しいもの食べて腹ごしらえして、それからお買い物いこっか!」
- ゾール◥
- 02:14:59
- 「そう……ニルツェのくれた物以外、今日はまだ食べてない」
- 02:15:33
- 「そうしよう」 そう言って近づいた。
- ニルツェ◥
- 02:19:02
- 笑って、「……あ、さては寝坊したなー?」 と、距離の近くなったゾールの口に、最後の一つを押し込んで。 「それじゃ行こ。何がいいかなー。お肉? お魚? 麺ものも捨てがたい……」
- 02:19:26
- 昼飯のメニューの算段をしながら、その場を後にするのだった。
- ゾール◥
- 02:20:35
- 「別にそんなむぐ」 押し込まれて暫く食べる。 「……これもおいしいけど、メインではないな。最近食べてないものでいい、けど……」
- 02:21:19
- 「おいしそうなのは見かけたりしなかったの」 そんな風に声をかけながら、共に歩いていく。
- ◥
- 02:22:13
- おわりか。
- ニルツェ◥
- 02:23:41
- 「あはは、色々あったなと思って迷っちゃって。……そだなー、がっつり食べるならー……」
- 02:24:38
- 「うん! 銀のフォーク亭の鶏のハーブ焼き! あれがいいよ!」 香ばしくてジューシーでおいしーんだ、と熱く語りながら。
- 02:24:45
- 歩いていくのであった。
- ◥
- 02:24:54
- おわり
- ◥
- 02:25:21
- やったぜ。
- ◥
- 02:25:35
- おつかれえ
- SYSTEM◥
- 02:25:37
- 様が退室しました。
- SYSTEM◥
- 02:25:42
- 様が退室しました。
- ◥
-
他(NPC) |
2 | 0回 | |
3 | 0回 | |
4 | 0回 | |
5 | 1回 | |
6 | 0回 | |
7 | 0回 | |
8 | 0回 | |
9 | 0回 | |
10 | 0回 | |
11 | 0回 | |
12 | 0回 | |
計 | 1回 | 平均5.000 |
2d6分布 |
1 + 1 = 2 | 回 | | 0.00% |
1 + 2 = 3 | 回 | | 0.00% |
1 + 3 = 4 | 回 | | 0.00% |
1 + 4 = 5 | 回 | | 0.00% |
1 + 5 = 6 | 回 | | 0.00% |
1 + 6 = 7 | 回 | | 0.00% |
2 + 1 = 3 | 回 | | 0.00% |
2 + 2 = 4 | 回 | | 0.00% |
2 + 3 = 5 | 回 | | 0.00% |
2 + 4 = 6 | 回 | | 0.00% |
2 + 5 = 7 | 回 | | 0.00% |
2 + 6 = 8 | 回 | | 0.00% |
3 + 1 = 4 | 回 | | 0.00% |
3 + 2 = 5 | 1回 | | 100.00% |
3 + 3 = 6 | 回 | | 0.00% |
3 + 4 = 7 | 回 | | 0.00% |
3 + 5 = 8 | 回 | | 0.00% |
3 + 6 = 9 | 回 | | 0.00% |
4 + 1 = 5 | 回 | | 0.00% |
4 + 2 = 6 | 回 | | 0.00% |
4 + 3 = 7 | 回 | | 0.00% |
4 + 4 = 8 | 回 | | 0.00% |
4 + 5 = 9 | 回 | | 0.00% |
4 + 6 = 10 | 回 | | 0.00% |
5 + 1 = 6 | 回 | | 0.00% |
5 + 2 = 7 | 回 | | 0.00% |
5 + 3 = 8 | 回 | | 0.00% |
5 + 4 = 9 | 回 | | 0.00% |
5 + 5 = 10 | 回 | | 0.00% |
5 + 6 = 11 | 回 | | 0.00% |
6 + 1 = 7 | 回 | | 0.00% |
6 + 2 = 8 | 回 | | 0.00% |
6 + 3 = 9 | 回 | | 0.00% |
6 + 4 = 10 | 回 | | 0.00% |
6 + 5 = 11 | 回 | | 0.00% |
6 + 6 = 12 | 回 | | 0.00% |
合計 | 1回 | 平均5.000 | |
2d6合計分布 |
2 | 0回 | | 0.00% |
3 | 0回 | | 0.00% |
4 | 0回 | | 0.00% |
5 | 1回 | | 100.00% |
6 | 0回 | | 0.00% |
7 | 0回 | | 0.00% |
8 | 0回 | | 0.00% |
9 | 0回 | | 0.00% |
10 | 0回 | | 0.00% |
11 | 0回 | | 0.00% |
12 | 0回 | | 0.00% |
1/2d6分布 |
1 | 0回 | | 0.00% |
2 | 1回 | | 100.00% |
3 | 1回 | | 100.00% |
4 | 0回 | | 0.00% |
5 | 0回 | | 0.00% |
6 | 0回 | | 0.00% |
発言統計 |
その他(NPC) | 92回 | 92.9% | 3711文字 | 98.9% |
| 7回 | 7.1% | 43文字 | 1.1% |
合計 | 99回 | 3754文字 |