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20190119X_0

2019/01/19
SYSTEM
00:30:25
 様が入室しました。
 
00:31:04
(朝 , 昼 , 夜) → [昼]
TOPIC
00:31:16
〈星の標〉:昼 by  
 
00:31:41
 
00:31:59
冒険者ギルド、〈星の標〉。
00:32:42
王都イルスファールにあるその酒場は、昼夜問わずそれなりの客が入っている。
00:33:08
この日もまた例に漏れず、昼時の店内はそこはかとなく埋まっている。
00:33:29
外の天気は――
(晴 , 曇 , 雨) → [晴]
00:34:07
からっと晴れている。
00:39:27
しっかりと陽が射し込んでいるとはいえ、まだまだ寒さの残る空の下は、やはり心なしか足早に動くものが多い。
00:39:45
――がらん。扉が乱雑に開かれ、ドアベルがけたたましく響く。
シルヴェ
00:41:37
「さ、さむ……」 群青のコートを羽織った青年が店内に入り込んで来る。コート自体は真新しいが、首に巻いているのはマフラーとは言い難い、襤褸布のそれだ。防寒をしているようなしていないような格好で入ってきた青年を、カウンターにいる店主は怪訝そうに眺める。
ガルバ
00:43:35
――なんだ、お前か。もう少し扉を開けるときは静かに開けろ、やかましい」 まったく、と続けながら、昼食に出していたであろう食器を拭いている。
シルヴェ
00:44:30
それに対しては苦笑を浮かべつつ、ごめん、と小さく謝るばかりだ。カウンター席に座り、注文を聞きに来たコボルド族のイーライに珈琲を一つ頼み、カウンターに頬杖をつく。
ガルバ
00:46:29
「それで――なんだ、飯でも食いに来ただけか? あんな様子だ、仕事の持ち込みかとも思ったが」 皿を拭いつつ、目の前に座った客に目を向ける。
SYSTEM
00:47:29
様が入室しました。
シルヴェ
00:47:37
「別に仕事らしい仕事はないよ、そんなに困っても無いし」 有難う、と珈琲を持ってきたイーライに返して、手渡された3セットの砂糖とミルクをとぼり、と入れ
ガルバ
00:48:08
「……」 いつもの事ではあるのだが。こいつはきっと”珈琲”を楽しんでいるわけではないのだろうなあ。
シルヴェ
00:49:54
「仕事は……今朝寝坊したし……今日は休み。ゆっくりするんだ」 珈琲からカフェオレへと変貌したそれをかき混ぜながら笑って、首に巻いている襤褸布を取り去る。
キリー
00:50:09
「ふー、腹減った腹減った」 扉をバーンと開けて入るはこの季節にしては軽装の青年。外で運動でもしていたのだろう、うっすら上気している
00:50:37
「親父ー、ランチセット一丁たのまぁ」
ガルバ
00:50:41
「寝坊してんのも前からだろうが。いい加減学習しろ……、うるせえのがまた増えやがったな」 ばん、と開いた扉を見て重苦しい溜息を一つ
00:51:08
「おう」 どっこい、と重い腰を上げて厨房に引っ込んでいく。
シルヴェ
00:51:28
「……あ、キリーだ」 緩く手を振って挨拶
キリー
00:52:12
「よう。どうしたんだ、そんな布切れ抱えて」 マフラーとは認識していないようだ
シルヴェ
00:52:52
「マフラー……?」 多分、と付け加えて苦笑する。 「朝寝坊したから、今日はゆっくりしてるんだ。キリーも寝坊?」
キリー
00:54:00
「マフラー……って、もうちょっとマトモなの買えよ。金がないわけじゃないんだからさ」 よっこらと座り 「一緒にするな。こっちは汗を流してきたところさ」
シルヴェ
00:54:31
「まあ、そうなんだけど。これはいいんだよ」 手荷物にぐいーと押し込み 「あ、鍛錬帰り?」
ガルバ
00:54:54
「おまちどうさん」 手早く作ってきたランチセットをキリーの前に置く。
00:56:25
「鍛錬か。名剣としてコイツの鍛錬も見てやってくれよ」 キリーに言うと、そのまままた奥に引っ込んでいく。
キリー
00:56:48
「おう。こういうのは毎日やらんと鈍るからな。おかげで腹減って仕方ねえや」 いただきますと言いながらガツガツ食い始める
00:57:30
「んー……? もぐもぐ……鍛錬とか、見る必要あるのか?…… ごくん」
シルヴェ
00:58:04
「ああ、確かに丸一日動かないと鈍る気がする。……おっさん、僕もこれー」 奥に入って行った背中に投げ掛け
00:58:12
「さあ。小言じゃない……?」
キリー
00:59:04
「あんま自堕落な生活して、いざというときに動けない、なんてことにならないようにしとけよ」
シルヴェ
00:59:32
「僕を何だと思ってんのさ……そんな自堕落な生活なんてしてないよ!」 失敬な!
キリー
01:00:08
「何だと思ってるって、そりゃお前、寝坊してぐーたらして店主から心配される奴……?」
シルヴェ
01:01:00
「……くっ」 何も言い返せないな。言葉に詰まったまま珈琲を一口
キリー
01:02:58
肩をすくめて食事を続ける
シルヴェ
01:03:35
「……でもキリーも名剣か」
キリー
01:04:38
「とはいえ、でかい仕事がたまたま入ってきたからな。運と、あと仲間に助けられた部分は大きいぜ?」
シルヴェ
01:05:08
「そりゃあ僕らは一人じゃ何もできないのは解るよ。……名剣って何番目だっけ」
キリー
01:06:03
「さあ……? 半分はいってたっけ?」
シルヴェ
01:06:45
「解んない。ランクってあんまり気にしないからなあ……セシルがいたら解りそうだけど」 上から下まで。
キリー
01:08:33
「俺も、上がりそうなら申請してるだけだしなぁ。上の方って何かすごそうなことになってたよな?」
シルヴェ
01:09:35
「名剣も確か上の方じゃないっけ? 確かだけど」
キリー
01:10:24
「そうだっけ? まあ確かに数は少ないみたいだけど」 今は
シルヴェ
01:11:30
「それだけ評価されてるんでしょ。良い事だと思うよ」 ぐでっと背凭れに身体を預け
キリー
01:13:17
「シルヴェは長剣だっけ。大剣くらいは申請すればすぐだと思うが」
シルヴェ
01:13:40
「うん。……いや、そんな自信はないかなあ」
キリー
01:14:30
「そうか? でも前にやり合ったときは、俺とほとんど五分だったじゃねえか」
シルヴェ
01:15:02
「んー……腕が、っていうんじゃないと思うんだよ、ランクって」
キリー
01:16:03
「じゃあ、何が自信ないんだ? 言っておくが、俺も調査とかそういうのは全然駄目だぞ」
シルヴェ
01:16:15
「んんー……冒険者としての質、じゃないけど。……言葉にし辛いな」
01:17:50
「あんまり人のランクって覚えてる訳でもないんだけどね、この人とはまだ同じ格とは言えないよなあって思う」
キリー
01:18:27
「ふうん……?」 よくわかってない顔 「まあ、本人がそう言うなら無理に取る必要はないだろうけど」
シルヴェ
01:18:58
「あ、よく解ってないでしょ」 そんな顔してるぞ
キリー
01:19:00
「でも、そう言うのなら、名剣たる俺はお前がそんな低い格だとは思ってないからな?」
シルヴェ
01:19:44
「買い被り過ぎじゃないかな……よく同行してる人にも怒られるしね」 苦笑して、自分の分のランチが来ていない事に気付く。
キリー
01:20:37
「その自信のなさが一番の問題だと思うんだけどな」 まあ、そんな言えるほど仕事ぶりを見たことはないんですけどね
シルヴェ
01:21:25
「自信の有無って大事なもの?」 まあ僕らCCで絡んでいても卓ではあまり――
キリー
01:22:02
「そりゃ大事さ。自信のない奴が、ここぞというときに力を発揮できるわけがないだろう?」
01:22:40
「尻込みしてたら、本来持ってる力だってよう出せんぞ」
シルヴェ
01:23:03
「そう、かなあ……尻込みしてる、っていうんじゃないけどさ」
01:23:30
「出来る事は全部する、けど。自信がそこにあるかって言われると、うーん……」
キリー
01:23:56
「出来ること、ってのはつまり、それに『自信がある』わけだろ」
01:24:04
「じゃあ、出来るか出来ないかわからないことは?」
シルヴェ
01:24:36
「……いやいや。おかしいおかしい。やれる、って所に自信はないんだよ」
01:25:05
「……? あれ、でもやれるって思うって事は自信が無いと思えないし……」 こんがらがってきたぞ。
キリー
01:25:11
「そこで一歩前に踏み出す勇気の素になるのが、自信なんだよ。多分な」
シルヴェ
01:26:01
「勇気……自信……うーん。やっぱり縁がないものな気がする」
キリー
01:28:59
「そこさえ何とかすれば、もっと上にいけると思うんだがなぁ」 食後のコーヒー啜り
シルヴェ
01:29:49
「上かあ……あんまり行きたい、って思わないんだよね。自分の手の届く所でいいかな、って」
キリー
01:31:34
「ま、それならそれでもいいとは思うがね。……ただ、気をつけろよ。ここの店主、ランクとか無関係に腕があると思えば平然と難易度の高い依頼を渡してくるからな。悠長なこと言ってると失敗しかねんぞ」
シルヴェ
01:32:21
「ああ、まあ……よくやるよね。ちゃんと見てるからどうだとかなんとか……」
01:33:07
「……話してたら身体動かしたくなってきたな。キリー、今日まだ空いてる?
01:33:09
キリー
01:34:21
「おう、一休みしたらまた少しやるつもりだったぜ」
シルヴェ
01:34:46
「稽古つけて貰ってもいいかな、折角だから。……リベンジもしておきたいしね」
キリー
01:35:18
「へへっ、いいぜ。返り討ちにしてやるよ」
シルヴェ
01:35:48
「負けた方が晩飯奢りね」 席を立ち
キリー
01:37:10
「のった」 飲みきったコーヒーカップを置く
シルヴェ
01:38:06
「よっし、じゃあ行こう……あ、ごめん一旦家戻って装備持ってくる」
01:41:03
という形で出て行ったかな……結果はまあまたの機会に
キリー
01:41:41
おうおう
シルヴェ
01:41:55
お付き合い感謝――おつかれさまでしたー
キリー
01:41:57
お疲れ様でした
SYSTEM
01:41:59
 様が退室しました。
SYSTEM
01:42:00
様が退室しました。
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その他(NPC)75回90.4%3047文字93.0%
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