文字:
20190302Y_0
- 2019/03/02◥
- SYSTEM◥
- 00:40:32
- 様が入室しました。
- TOPIC◥
- 00:45:34
- 星の標 夕刻 by
- ◥
- 00:47:20
- 窓辺に差す茜色が濃さを帯びはじめる時頃、星の標もにわかに賑やかになる。
- フューリアス◥
- 00:49:22
- あいも変わらずその男は静かだった。窓際の席で開きっぱなしの本を余所に、窓の外に視線を投げている。
- 00:55:21
- ときおり、ふと思い出したようにページに目を通すが長くは続かず、やがては外をただ眺めるだけになると言う具合で。それはもはや背景の一部のようなものであった。
- SYSTEM◥
- 01:02:39
- 様が入室しました。
- ◥
- 01:03:16
- 邪魔をするわ
- ◥
- 01:03:26
- 貴様は
- エナ◥
- 01:07:15
- 変な女に絡まれてちょっとナーバスになってたけど持ち直したわ、完全に持ち直したわ
- フューリアス◥
- 01:07:40
- それはよかった
- エナ◥
- 01:08:32
- なんだかおかしな護衛契約を結ぶことになったけれど、街中だし安全に決まってるわ
- フューリアス◥
- 01:08:44
- そうだね(目をそらす
- エナ◥
- 01:11:21
- という事で、部屋で落ち着きを取り戻したのでもう舞い戻って来たのだ。夕ご飯には少し早いかもしれないけれど
- フューリアス◥
- 01:12:16
- 「――……」したらばいつものようにいつもの席で静止芸を披露(ちょっと動くこともある)している男が見えるだろう
- エナ◥
- 01:14:26
- 「相変わらず置物みたいね」呆れたような声色の方を向けば、亜麻色の髪に夕日の色を移して茜色の髪をした少女が立っている。
- フューリアス◥
- 01:16:15
- 「……、ああ、やあエナ君。こんにちは」ぴくり、と肩が動いてようやく動く男。ゆっくり頭をめぐらせて少女を見上げた。
- SYSTEM◥
- 01:16:41
- 様が入室しました。
- エナ◥
- 01:17:29
- 「こんにちはって時間?」眩し気に窓辺から刺す赤光に目を細めて
- SYSTEM◥
- 01:17:44
- 様が入室しました。
- フューリアス◥
- 01:19:07
- 「ん? ……ああ、もうこんな時間なんだね。本を読むのに集中してたかも」ぱたん、と半分より手前で止まっていた本を閉じた。
- エナ◥
- 01:20:51
- 「なんだかインドア派なのかアウトドア派なのかよくわかんない人ね」 何の本かしら
- エレナ◥
- 01:21:54
- 「(……あれは、エナさんとフューリアスさん?)」と、少し入ってくる一人の少女の影。夕食をひっそり取ろうと思ったのだが、知り合いがいて、そそくさと身を隠す
- 01:22:01
- 少し遅れて
- フューリアス◥
- 01:23:06
- 「本を貸してくれると言う話を聞いてね。ちょっと行ってみたんだ」読めない本ばかりだったけど、と。本は釣り関係の本……かな
- エレナ◥
- 01:23:49
- 「(何の話をしているのでしょう……戦闘に関する話でしょうか?)」
- エナ◥
- 01:24:38
- 「で…? せっかく借りた本を読まずに開きっぱなし? 虫干しの役には立ちそうだけれど過ぎれば日焼けして紙が痛むじゃない」
- フューリアス◥
- 01:27:40
- 「……凄いね、あの一瞬でよく見てる。そうだね、さっきは集中してたなんて言ったけど、実の所あまり集中して読めなくて」苦笑いを浮かべて本を直射日光の当たらない所へよけた
- エナ◥
- 01:29:31
- 「観察力には自信があるもの。 ――ねぇ、レナ? そこで何してるわけ」振り向いてバレバレの隠密もどきを指さした
- エレナ◥
- 01:29:31
- 「(……いえ、思った以上に剣呑ではない……日常会話?)」そっと近づいていこう
- フューリアス◥
- 01:30:36
- 「ははは……参りました、だね」と、近付いてきた姿に目を留めて「やあ、エレナ君こんにちは……いや、こんばんはがいいのかな」
- エレナ◥
- 01:31:12
- 「あっ……ご、ごめんなさい。盗み聞きするつもりはなかったのですが…」>ぺこり
- フューリアス◥
- 01:31:53
- 「気にしないで、盗み聞きされて困る話はしてないから」
- エナ◥
- 01:32:10
- 「変な気を回さないでくれる。別に話って程の話でも無いわ」
- エレナ◥
- 01:32:16
- 「うう……二人に指摘されると……少し心が……」
- フューリアス◥
- 01:32:50
- 「はは……2人とも座ったら。そろそろ人が増え始めるし」
- エレナ◥
- 01:33:21
- 「あ、いいですか? ちょうど夕食を取ろうと思ってて」>促されて、ほっとしたように座る
- エナ◥
- 01:33:23
- 「あんたは実力はしっかりあるんだから、一々メソメソしないの」 これが棚上げである
- エレナ◥
- 01:34:13
- 「──そうでしょうか」自信なさげに
- エナ◥
- 01:35:34
- 「少なくとも、フューリアスよりはよっぽど安心して前を任せられるわ」席につきながら酷いことを言った
- フューリアス◥
- 01:36:04
- 「はは……」苦笑いしかできない
- エレナ◥
- 01:36:26
- 「い、いえフューリアスさんには以前助けていただきましたし……いや、少し驚いたのは事実ですが」
- 01:37:04
- 「でもそうか”前”を任してもらえるですか……」嬉しいけど、複雑な心情である
- ◥
- 01:37:18
- 左右分割に死忘れていて落ち着かないから入り直してくるわ。
- SYSTEM◥
- 01:37:20
- 様が退室しました。
- SYSTEM◥
- 01:37:24
- 様が入室しました。
- フューリアス◥
- 01:37:30
- てらおか
- エレナ◥
- 01:37:53
- てらおか
- エナ◥
- 01:38:17
- 「あれで本当に周りを見えてるわけ? 天然なのか自己暗示なのか知らないけど、いきなりは驚くわ」>フューリアス
- エレナ◥
- 01:38:40
- 「少なくとも冷静さはあるように思えましたが……はい」驚いたのは事実だ
- ◥
- 01:38:45
- 夕刻の〈星の標〉に、乾いたドアベルの音が響いた。
- シア◥
- 01:39:40
- 次いで現れたのは、艷やかな銀灰色の長髪を靡かせた出来のいい人形を思わせる容貌の少女。
- フューリアス◥
- 01:39:48
- 「どちらを倒すべきか、どちらを護るべきか、はわかってるよ。少なくともみんなに切りかかるような真似はしないから」安心して、とまでは続けなかった
- シア◥
- 01:40:04
- 店内の様子に目をくれることもなく、カウンターまで音もなく歩いていった。
- エレナ◥
- 01:40:10
- 「それは戦っていて感じました。あの時、かばってくれたのは……」前衛だから分かること
- エナ◥
- 01:40:49
- 「それよ」 ビシっとフューリアスの眉間あたりを指差し
- エレナ◥
- 01:41:01
- 「は、はい!」なんでお前が反応する
- フューリアス◥
- 01:41:12
- 「そ、それ? ど、どれかまずかったかな?」
- エナ◥
- 01:41:54
- 「どちらを倒して、どちらを護るってところ。 足りないものがあると思わない?」
- フューリアス◥
- 01:42:39
- 「……いや?」考える素振りは見せました。
- エレナ◥
- 01:43:14
- 「ど、どういうことなんでしょう。エナさん」馬鹿2号である
- エナ◥
- 01:43:36
- 「はぁ……」盛大にため息を吐いた。 「それ、自分を勘定に入れてないでしょ」
- シア◥
- 01:43:41
- 「は、ぁ……」 そういえば薬を飲んでから何時間経ったかな。5時間かな、3時間かな、1時間かな、10分かな。もう切れた気がする
- フューリアス◥
- 01:44:24
- 「そうだね……ああ、なるほど」言われて合点が行った様で
- エレナ◥
- 01:44:39
- 「あ……」自分を勘定にいれてないのは私も同じだった。目を丸くする
- シア◥
- 01:44:49
- 「……」 そう思った時が飲み時だ。懐から小瓶を取り出して蓋を開け、中の飴をひとつ唇に挟み、ゆっくりと押し込んだ。
- エナ◥
- 01:46:25
- 「人のカバーもいいけれど、自分の身を護れなきゃ文字通り身が持たないでしょうが」
- エレナ◥
- 01:47:01
- 「うぅ……私も耳が痛い」
- シア◥
- 01:47:25
- 「――……ああ……」 飴が口の中で溶けていくと、恍惚とした声を漏らして。ようやくそこで五感がクリアになった。
- フューリアス◥
- 01:47:30
- 「エナ君はやさ……いや、手厳しいね。妹達を思い出す」優しい、はおそらく彼女は否定するだろうから、と言い換えて
- エナ◥
- 01:48:22
- 「それは妹さんも随分苦労したでしょうね」
- フューリアス◥
- 01:48:31
- 「大丈夫、人よりは頑丈に出来てるし、そう簡単に殺されるつもりもないさ」
- シア◥
- 01:49:00
- 「…………」 殺す、殺さない。そんな単語が聞こえて耳がぴくりと動いた。
- エレナ◥
- 01:49:04
- 「なんだが…エナさんの指摘。お母さまの指摘みたいですね……」心にくる。
- 01:49:08
- ヒエッ
- フューリアス◥
- 01:49:41
- 「はは、そうだね……そうだったかな……いや、そうだった、うん」
- エナ◥
- 01:50:18
- 「そうかしら?ゴブリンのこん棒だって勢いが乗ればあなたに傷を負わせることが出来るわ。数がいればそれがたくさんよ。盾くらい用意しなさいよ」
- シア◥
- 01:51:42
- 「――……そうね。ダメよ、命は大切にしないと」 す、と気配もなく3人の元へと歩いてきて、そんなことを口にした。
- フューリアス◥
- 01:51:43
- 「片手武器は実感が湧きにくくてね」実感とは
- エレナ◥
- 01:52:15
- 「きゃっ!」と、明らかに動揺した声をあげて
- エナ◥
- 01:52:16
- 「それ誉め言葉のつもり?それとも歳食ってるって言いたいわけ?」ジト目を向け>レナ
- エレナ◥
- 01:52:43
- 「……け、気配が……」と、まだ動揺している女
- 01:53:06
- 「ち、違います! 含蓄があるということで! いや、悪気はなくて!」><の表情 >エナ
- フューリアス◥
- 01:53:22
- 「うん?やあ、こんばんは」話しかけてきた女性に頭を下げた
- エナ◥
- 01:53:44
- 「なっ…あ、あんた…!?」こちらも遅れて気付いて動揺を露わにした。席を立とうにも通路側を押さえられている。逃げられない
- シア◥
- 01:54:08
- フューリアスの挨拶にこくりと頷いて返して。 「感触は味わえるわ。片手で扱う武器でも」
- 01:54:42
- 「……?」 エナを見て誰だったかしらとでも言うように首を傾げた。 「ああ……」 思い出した。この前の殺したら面白そうな子。
- エレナ◥
- 01:54:51
- シアの言葉にゾッとする。今まで感じたことのない圧を感じていた。
- シア◥
- 01:56:53
- 「ごめんなさい。邪魔、しちゃった?」
- フューリアス◥
- 01:57:11
- 「確かに感触が無い訳ではないけれどもね。どうにもちゃんと殺した感が無くて」苦笑い
- エレナ◥
- 01:57:25
- 「あ、いえ、だ、大丈夫です。ご、ごめんなさい。変な声をあげてしまって」胸をおさえて
- シア◥
- 01:57:43
- 「……命を大切にしていないからよ、それは」
- 01:58:15
- 「突然話しかけたのは、私」 驚くのも無理はないわ。>エレナ
- エナ◥
- 01:58:56
- 「(駄目よ、私、冷静にならなきゃ、ここで問題をおこせる筈がない。私の事を何か言ったって言いがかりだって言えば済む事よ、大丈夫、大丈夫)」心の中で言い聞かせている。わずかな間の事ではあるが酷く緊張しているように見えたかもしれない。別に怯えている訳ではないけれど。ないけれど。
- エレナ◥
- 01:58:57
- 「は、はい……(でも会話が不穏だ。普通の冒険者とは違った異質な感じがする……)」
- フューリアス◥
- 02:00:39
- 「命を大切にしない……か。哲学めいてきたな」ううむと腕を組んだ
- シア◥
- 02:01:07
- 「簡単な話」 哲学なんて難しい話じゃないわ。
- エナ◥
- 02:01:23
- 「……命を大切にしたいなら、冒険者なんてやめるべきよ」
- シア◥
- 02:01:56
- 「大切にしていないのね、あなたは」 >エナ
- エナ◥
- 02:02:10
- 「こんな仕事、自分の命を切り売りしているようなものだもの。そういわれても仕方ないわ」
- エレナ◥
- 02:02:22
- 「そ、そうですね……冒険者である以上、常に危険はあるわけですから」エナに頷こう
- シア◥
- 02:03:50
- 「……」 ふるふると首を横に振った。 「……そんな事じゃ、ダメ」
- フューリアス◥
- 02:04:16
- 「ダメ?」
- シア◥
- 02:05:29
- 「……危険に身を置いているなら、命は、大切にしないと」 なおのこと。
- エナ◥
- 02:05:45
- 「何がよ……」 こいつは仕草も言葉も無造作で先が読めない。突然懐からナイフを取り出して斬りつけてくるのではないかという錯覚を覚えるのだ
- エレナ◥
- 02:06:05
- 「それは……死ぬつもりではいけないということ……ですか? 何があっても殺すという意思…?」びくびくしながら訪ねる
- 02:06:10
- 尋ねる
- シア◥
- 02:07:04
- エレナにこくりと頷いて。 「……大切に思わないと、輝かないわ」
- フューリアス◥
- 02:07:12
- 「エナ君もエレナ君も大丈夫? 具合が悪そうだけれど……」
- シア◥
- 02:07:13
- 「死んでいるのと同じ」
- エレナ◥
- 02:07:29
- 「な、なるほど……」>今までになかった考えだ
- 02:07:43
- 「し、死んでいる……あ……」(納得する節を見つけた)
- エナ◥
- 02:08:27
- 「私は……死にたいわけじゃない。生きていく為にこの仕事をしているわ」
- シア◥
- 02:09:18
- 「……そう」
- エレナ◥
- 02:09:30
- 「そうか……私にはそういった覚悟がなかったのかもですね……」抑揚もないシアの意見が心に突き刺さったようでもある
- フューリアス◥
- 02:09:52
- 「死んでいるのと同じ、か」
- エナ◥
- 02:09:54
- 「私は白兵戦に巻き込まれたら助からない。だから、そうならないように出来る事はやっているし、やらせてる。」
- シア◥
- 02:10:44
- 「……そうね。大事なこと。死なないように努力するのは」
- エナ◥
- 02:11:24
- 「だから、あんた達にも遠慮なく言いたい事を言うのよ。最終的には私が生き残る為に」>フューリアス、レナ
- エレナ◥
- 02:11:47
- 「は、はい!」>エナの言葉は元気が出る。しっかりとした目つきで答えた
- シア◥
- 02:12:29
- 「…………」 飴を口の中で転がしながら、感情を読み取れない伏し目がちな瞳で3人をそれぞれみやった。
- フューリアス◥
- 02:12:36
- 「……エナ君はすごいな」
- エナ◥
- 02:15:18
- 「……」今度こそ気合負けしないように睨み返してやるのだ。こわくない、こわくない>シア
- エレナ◥
- 02:15:55
- 「(エナさん…)」こいつだって、観察力がないわけじゃない。普段とエナの様子が違うのは分かる
- シア◥
- 02:16:13
- 「立派ね」 フューリアスの言葉に頷きながら、エナの頬に手を伸ばした。
- エナ◥
- 02:18:29
- 「……ッ」答えられない、動けない
- エレナ◥
- 02:19:33
- 「エナさんっ…!」と、声をかける。届いたかどうかは分からない。
- シア◥
- 02:19:55
- 「……?」 どうしてこんなに警戒されているのだろう、と首を傾げた。
- フューリアス◥
- 02:20:17
- 「……そう言えば、君、名前は」エナの頬に手を伸ばす少女に尋ねた
- シア◥
- 02:20:56
- 「名前」 エナの頬に指先を触れさせ、軽く撫でた所で問われて動きを止めた。 「……何だったかしら」
- エレナ◥
- 02:22:03
- 「フューリアスさん…」ナイスだ。よくぞ止めた。
- フューリアス◥
- 02:22:44
- 「自分はフューリアスと言う。エナ君とは知り合いみたいだけれど……」指の先にあるエナの顔を見てから、もう一度シアの顔を見上げた
- エナ◥
- 02:23:32
- 「!」名前を呼ばれてハッと我に返ったが、冷たい指先が頬に触れていた 「ヴィ…、…私は、エナよ」 震えずに言えたのは僥倖だったかもしれない
- シア◥
- 02:23:38
- 「この前、此処で会ったの。一度。確か」 そうよね?と確認するようにエナを見た。
- 02:24:18
- 「フューリアス、エナ」 はっきりと口にする。次に会った時に覚えている保証はないけれど。
- エレナ◥
- 02:26:31
- 「……っ!」自分は名前を言えなかった
- シア◥
- 02:27:30
- 「私は……」 そういえばメモを残していた気がする。懐からくしゃくしゃの紙を取り出して、開いて一瞬だけそれを見た。 「シア。ここでの名前」
- エレナ◥
- 02:27:52
- 「シ、シアさん…」(なぜ、メモを取り出したのか…?」
- 02:27:56
- )
- シア◥
- 02:28:30
- 「覚えられないの、名前」
- エナ◥
- 02:28:48
- 「そう。 ……そっちの子はレナよ。覚えやすいでしょう」
- フューリアス◥
- 02:28:49
- 「シア君か、よろしくね」
- エレナ◥
- 02:29:16
- 「そ、そうなのですか。(ここでも名前ってことは偽名が……暗殺者……もしくは夜のお仕事……?)」偽名で色々と思い浮かんでしまうが、エナに紹介されて
- シア◥
- 02:29:18
- 「レナ……」
- エレナ◥
- 02:29:42
- 「は、はい……エレナ……レナです。お願いします……」
- エナ◥
- 02:30:03
- 「私のことは忘れてくれていいわ。縁があればまた会うかもしれないし、そうでなければこれまで、そういうものでしょ」
- シア◥
- 02:30:46
- 「次に会う時には、忘れてるわ、多分。……そういう質なの」
- フューリアス◥
- 02:34:14
- 「名前を覚えられない……そう言うこともあるんだね」
- エナ◥
- 02:34:15
- 「構わないわ、お互い行きずりでしょ」 言葉の裏を勘繰ってしまう。現に覚えていてこっちに来たじゃないかという思いがある。表情や声音に出ていなければいいのだけれど
- シア◥
- 02:34:58
- 「匂いや顔は、覚えられるのだけど」
- 02:35:03
- 「名前は……ダメ」
- エレナ◥
- 02:35:27
- 「(……何か理由があるのだろうか?)」
- 02:35:38
- 怖いながらも私は考えていた。
- エナ◥
- 02:36:35
- 「他人に興味がないってことじゃないの。名前はその人を表す記号よ」
- シア◥
- 02:37:19
- 「……」 ふるふる。 「あるわ、興味は。でないと、話しかけない」
- フューリアス◥
- 02:38:55
- 「シア君は独特な子だね。妹達の中にもいなかったような気がするな」
- エレナ◥
- 02:39:30
- 「……(独特いうよりも……生まれ……いえ、そういう風に教育されているの……? 分からない……)」
- シア◥
- 02:39:44
- 「……人と人の比較は、無意味よ。同じ人間はいない」
- エナ◥
- 02:39:45
- 「……」わからない、こいつの考えている事は、思考も嗜好も理解できない。
- シア◥
- 02:41:40
- 「エ……ナと……レナは、不思議な顔で見るのね、私のこと」
- エナ◥
- 02:41:43
- 「そうね、その何でも身近な人間に当てはめて考えるの、良くないわ。相手にも比較元の子にも失礼よ」 辛辣な発言はちゃんといえる不思議>フューリアス
- シア◥
- 02:42:05
- 「話してくれるの、フュー……リアス、だけだわ」
- エレナ◥
- 02:42:37
- 「……っ!」図星なので何も言えない
- エナ◥
- 02:43:15
- 「私は、正直に言ってあんたを信用できないでいるわ。隙を見せたら刺されそうだって感じるくらい」
- フューリアス◥
- 02:43:23
- 「そうかい? ……わかった、弟妹達を思い出すのはやめておくよ」>エナ
- シア◥
- 02:43:40
- 「……そう」
- 02:43:45
- 「でも、間違ってる」
- 02:44:02
- 「刺すわ、隙を見せなくても。……必要な時は」
- エレナ◥
- 02:44:06
- 「……」
- 02:44:30
- (はっきり言えるエナが羨ましいと思いつつ、シアの言葉に再び振える)
- エナ◥
- 02:44:58
- 「!そ、そういう所が信用出来ないっていうのよ」
- エレナ◥
- 02:45:58
- 「人間同士……少なくとも理由なしでは……ああ、だから必要な時……」
- フューリアス◥
- 02:46:03
- 「それは……必要な時が来なければいいけれどもね」
- シア◥
- 02:46:06
- 「……? でも、信用できないでしょう? 刺さないと言っても」
- 02:46:20
- 「……大丈夫。来ないわ、簡単には」
- フューリアス◥
- 02:47:15
- 「だそうだよエナ君。今は刺さないって」
- エナ◥
- 02:47:29
- 「……それもそうね。これは、私側の感情的な問題だわ…その点については謝る。ごめんなさい」
- エレナ◥
- 02:48:49
- 「わ、私もごめんなさい……少し驚いてしまって……」頭下げよう
- シア◥
- 02:48:49
- 「私は、私の命も、大切にする。一人じゃ、簡単に死ぬわ」
- 02:49:12
- 「だから、協力。……ここにいる間は、あなたたちと」
- エナ◥
- 02:50:10
- 「けど。あんたにとってのその必要の基準を明かさない限りは、協力はしても信用はしないわ。私が生き残る為に必要だからよ」
- フューリアス◥
- 02:50:22
- 「ああ、その時はよろしく。自分もその……大切にするというのをやってみるよ」
- シア◥
- 02:50:53
- 「必要の、基準……」
- 02:50:59
- 「……仕事?」
- フューリアス◥
- 02:51:05
- 「そうだね、一分一秒でも長く生きないと」
- エレナ◥
- 02:51:07
- 「おそらく、シアさんの足元にも及ばないかと思いますが……お願いします」>ぺこり
- シア◥
- 02:51:51
- 「……そう。じゃないと、あなたは、他の誰かを殺せないわ」 フューリアスにこくりと頷いた。
- フューリアス◥
- 02:53:01
- 「ああ、うん、そうだ、そうだね……ありがとう」同調してる
- シア◥
- 02:53:29
- 「……」 すうっと手を伸ばしてエレナの手を取ると、よろしくの代わりに軽く手の甲に口づけした。
- エナ◥
- 02:53:39
- 「……」まるで殺す為に生き続けるとでもいうようなやり取りに顔を顰め
- エレナ◥
- 02:53:55
- 「……っ!」と、犯行もできず。突然のことだったので紅くなる。
- 02:53:59
- 反抗
- 02:54:48
- 恐怖と恥ずかしさのあまり、言葉を失ったまま静止していた。
- シア◥
- 02:54:52
- 「……あ」
- 02:55:11
- 「戻らないと、そろそろ。……おじ様に、怒られてしまうわ」
- フューリアス◥
- 02:55:23
- 「エレナ君、大丈夫?」静止したままのエレナに声をかけ
- エナ◥
- 02:55:31
- 「ちょ、レナに何してるのよ、はなしなさいったR」
- エレナ◥
- 02:55:43
- 「ぁ……よ、よろしくおねがいします……」と、何とかシアに振り絞っていった。消え入るような声で
- シア◥
- 02:55:44
- 「……離してるわ、もう」
- 02:55:57
- 「したのは、キス」
- フューリアス◥
- 02:56:00
- 「ああ、うん。お疲れ様、次あう時まで名前を覚えていてくれるとありがたいけれど、忘れた時はまた言うよ」
- エナ◥
- 02:56:32
- 「そういう事を言ってるんじゃない。ほら、用事があるんでしょ、さっさと行って」
- シア◥
- 02:57:03
- 「……」 こくりとそれぞれに頷き返して。 「ああ……」 そろそろまた切れそうだ。
- 02:57:50
- 帰る前に小瓶からひとつ飴を摘み上げ、唇の間に挟んで。 「ん……」 ゆっくりと、人差し指でそれを口の中に押し込んだ。
- エナ◥
- 02:58:47
- 「ぅ」妙に艶めいた仕草と表情にぎょっとした表情を浮かべた
- シア◥
- 02:58:55
- 「……っは、ぁ」 心地よさそうに無表情のまま艶のある声を漏らすと、3人に背を向けて外へと在るき出した。
- 02:59:10
- 歩き、ね。
- 02:59:13
- 「……じゃあね」
- エレナ◥
- 02:59:26
- 「ぁ……あれは……何?」>と、艶やかなシアの姿が目に入り
- フューリアス◥
- 02:59:32
- 「それじゃあね」背を向けるシアに小さく手を振って見送った
- 03:00:01
- 「飴、じゃないかな?」
- エレナ◥
- 03:00:25
- 「はぁ……そうですか」>と、へなっと倒れそうになる
- エナ◥
- 03:01:18
- 「……そうね、そう思っておいた方が良いわ」
- フューリアス◥
- 03:01:42
- 「独特な子だったね」店の外へ消えていくシアをなんとなく視線だけでおいかけて
- エレナ◥
- 03:02:19
- 「ご、ごめんなさい。まだ落ち着かなくて……でもシアさんが言っていること……真実でもあって……けれど納得がいかなくて……」
- エナ◥
- 03:02:29
- 「あああぁぁ」机に突っ伏して脱力とも安堵ともつかない声をあげた、らしくない
- エレナ◥
- 03:02:40
- 「エナさん!?」
- フューリアス◥
- 03:03:11
- 「あ、あれ、エナ君大丈夫かい? お茶もらってこようか?」
- エナ◥
- 03:03:44
- 「気にしないで。ちょっと?一杯一杯なだけよ…」
- エレナ◥
- 03:04:07
- 「それは、分かります……」>エナ
- フューリアス◥
- 03:04:56
- 「そうは言っても……ちょっと待ってて」そう言ってカウンターへ行き、持ってきたのはホットミルクが二つである
- エナ◥
- 03:05:44
- 「……ありがとう」
- フューリアス◥
- 03:06:30
- 「気にしないで、弟達が眠れない時……ああいや、忘れて」
- エレナ◥
- 03:06:31
- 「ああ、フューリアスさん……ありがとうございます……」
- エナ◥
- 03:07:14
- 「比べるなとは言ったけど、別に思い出すなとまでは言ってないわ…」
- エレナ◥
- 03:08:09
- ホットミルクを飲んで
- 03:08:25
- 「ふぅ……落ち着きました。でも、やはりもやもやが……」
- フューリアス◥
- 03:08:35
- 「……ありがとう」困ったような苦笑いでは無く、少しだけ救われたような微笑を浮かべ、ホットミルクを飲む2人を眺めて
- エレナ◥
- 03:09:10
- 「ごめんなさい。先に失礼しますね……エナさんも、フューリアスさんも……私も強くなりますから」と自信なさげな様子と、決意がこもった瞳。どちらともいえる表情をして
- エナ◥
- 03:09:12
- 「ただ……今生きてる自分の事をもう少し考えた方が良いわ。あいつのいう、大切とは別でよ」
- エレナ◥
- 03:09:14
- でていった
- 03:09:22
- 結局。ごはんは食べませんでした…
- エナ◥
- 03:09:52
- 度胸が足りないのよ
- SYSTEM◥
- 03:10:03
- 様が退室しました。
- フューリアス◥
- 03:10:54
- 「エナ君は……優しい子だね」
- エナ◥
- 03:12:46
- 「放っておくと無駄死にしそうだから、忠告しているだけよ。私は光栄だから、前を任せられる人間が必要だわ」
- フューリアス◥
- 03:13:52
- 「忠告は受け取っておくよ……落ち着いたかい」
- エナ◥
- 03:16:04
- 「改善する気が無さそうな返事で、無くなりそうな冷静さくらいは戻ったわ」 冗談とも本気ともつかないジト目を向け
- フューリアス◥
- 03:17:09
- 「ははは……大丈夫そうだ」ジト目を受けて苦笑い
- エナ◥
- 03:18:50
- 「それじゃあ、私も行くわ。ごちそうさま……忠告の貸しはこれ(ミルク)でチャラにしておいてあげる」
- フューリアス◥
- 03:19:16
- 「うん、またねエナ君。ゆっくり休んで」
- エナ◥
- 03:19:45
- 「お互い、生きていたらね」皮肉めいた言葉を残して去って行った
- SYSTEM◥
- 03:19:49
- 様が退室しました。
- フューリアス◥
- 03:20:32
- 皮肉と共にさっていき、再びざわめきの中に残る男。
- 03:21:28
- 「大丈夫、死なないさ……復讐が終わるまで」
- 03:22:28
- やがて大きくなる喧騒の中、男は立ち上がり、部屋へと去っていくのだった
- SYSTEM◥
- 03:22:31
- 様が退室しました。
- ◥
-
発言統計 |
その他(NPC) | 231回 | 97.9% | 7878文字 | 98.8% |
| 5回 | 2.1% | 96文字 | 1.2% |
合計 | 236回 | 7974文字 |