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20190306Y_0
- 2019/03/06◥
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- 01:14:34
- 様が入室しました。
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- 01:16:55
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- 01:21:07
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- TOPIC◥
- 01:24:57
- 〈星の標〉:店内 19時くらい by
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- 01:26:40
- 〈星の標〉の夕食時は、それなりに混雑する。特別に他と比べて質がよいかと言うとそうでもないが、単純に人の出入りが多いというのが大きい。勿論、質が悪いわけでもない、というのもその人の出入りに一役買っているのは間違いないのだろうが。
- 01:28:53
- ともあれ。泊まりだったり、或いはその混雑具合を知っていれば時間帯を避けて、人がある程度減ってから訪れようとするとこのくらいの時間になるのだろう。
- ライナス◥
- 01:30:45
- 例えばこの、〈星の標〉に宿を取っていて、混雑を避けてゆっくりしよう、と思った男は上の階から。軽く読む為の本なんかを携えつつ下りてきた所だ。軽く店内に目を向けた後、なにも目を引くものがなければそのまま夕食でも注文しに行く心積もりで。
- アラン◥
- 01:33:08
- さて、ライナスが目を向けると、見知った顔がもっくもっくとスタミナ定食めいたメニューを食っているのだ。
- ライナス◥
- 01:34:45
- 「おや」 こんな時間に珍しい顔だ。 「やあ、アラン」 隣に良いかい、と声を掛けながら近寄っていった。つい音もなかったかもしれないが気にもするまい。
- アラン◥
- 01:35:16
- 見るものが見れば胃もたれしそうなメニューだが、普段から鍛錬を欠かさぬ者にはどうということはない量である。おそらく。
- 01:36:12
- 「ン―――おお、ライナス」 いつのまに、と声の方を見て。どうぞ、と隣席示しつつ。
- ライナス◥
- 01:38:09
- 「中々に健啖家だね」 イメージと離れている、ということは全くないが。取っている食事にちらと目を向けて。 「ありがとう」 隣にお邪魔しつつ、給仕に適当に夕食を頼んだ。アランほど重くはない定食とワインとつまみを軽めにくらい。
- 01:38:24
- 「珍しいね、こんな時間に」
- アラン◥
- 01:39:18
- 「こんくらい食っとかないと、鍛錬しても身につかないからなー」 しっかり運動したらその分食うのだ。
- 01:40:03
- 「ああ、ガルバにちょっと雑用頼まれてさ。それが終わったのがさっきさ」
- ライナス◥
- 01:41:45
- 「僕の方はそれほど食べると、身につく前に胃が凭れそうだ。君たち前衛ほど、持続した体力が必要ないから、というのもあるけれど」 瞬発力があればそれでいい、というタイプなので筋力そのものはある程度あるけれどタフネスがないのだ。
- 01:42:40
- 「成る程。じゃあその夕食はお駄賃も兼ねて、か。 聖騎士を顎で雑用に使うんだから、ガルバも大した御仁だね」 アランの返答に小さく笑いを浮かべつつ。 「あの後は、代わりないかい」
- アラン◥
- 01:43:44
- 「ははっ、ま、いつもどおりだよ。雑用も含めて、特に変わりなし、さ」
- ライナス◥
- 01:46:02
- 「まあ、君はそうか。気負い過ぎたり落ち込んでいたり、ということでもあればと思ったがそうではないようで安心したよ」 お、夕飯来たわ。 ワインのグラス2つ持ってきてくれたみたいだけど飲むかい?
- アラン◥
- 01:48:20
- 「まあ、何ていうか、剣に重みを感じることは確かだが―――けど、周りから聖戦士と認められようと、認められまいと、俺のやるべきことは変わらない」 無駄になるのもいけないし、貰っておこう。
- 01:48:59
- 「日々祈り、学び、鍛え、助けを求める声には応える。そんだけさ」
- ライナス◥
- 01:52:35
- 「まあそれを、『それだけ』と言えるからこそ周りは君を聖戦士と認めるんだろうが。言うまでもないことだろうが、無理はしないように。重責に潰されそうになれば、誰かを頼る事は恥なんかじゃあないんだからね。と、男に言われても嬉しくはないだろうが」 どうせ頼るなら、男なんかより女性の方が良いだろう? あ、チーズも食ってくれて構わんで。
- アラン◥
- 01:55:58
- 「ああ、わかってるよ。ルシアにだってああ言った手前、自分がそんなことになっちゃあ示しがつかないしな」 別に男の友人に言われたって俺は嬉しいぜ?と笑いつつ。 「重みは感じるって言ったが、ま、心配しなくても、どっちかっていえば気持ちは軽い方なんだぜ」
- ライナス◥
- 01:58:49
- 「一応、ね」言うまでもないとは言ったけれど、意思表示をしておくのもまあ大事だろう。 「ふむ。と、言うと?」 気持ちが軽いという発言の意図を尋ねてみたり。
- アラン◥
- 02:01:39
- 「んー。具体的に言葉にするのは難しいんだが」
- 02:02:52
- 「なんつーんだろうな。俺の進むべき道が見えてきたっていうか。結局は今進んできた道と変わんないんだが」
- ライナス◥
- 02:03:13
- 「急いで言葉に纏める必要もないよ。こう言うとなんだけれど、酒のあてみたいなものだからね」 ゆっくりでいいよ。食事も摂りながらだしね。
- 02:07:43
- もくもく、と食事を進めつつアランの言葉の続きを待ちつつ。
- アラン◥
- 02:09:12
- 「覚悟が決まった、っていうのとも違うか。確信を持てた、っていう方が近いかなあ」
- 02:09:16
- もくもく。
- ライナス◥
- 02:13:39
- 「成る程。やりたいこと、やるべきことが見えた、ということかな。ただ目隠しをして嵐の中を彷徨うよりも、目的と確たる重さを備えて向かう方が気持ちは楽だろう」 そういう意味での軽さかな。
- アラン◥
- 02:16:06
- 「そういうこと……なのかね。こういうのを解りやすく言葉にするのは、やっぱ敵わないな」 苦笑浮かべ。「俺ももう少し、学を深めたいとは思うんだが」
- ライナス◥
- 02:17:39
- 「純粋に学、という意味なら。僕はとんとないんだけれどね」 苦笑し。
- アラン◥
- 02:20:51
- 「そりゃあ賢者、学者達には及ばないかもしれないが、流石に謙遜だぜ、そいつは」
- ライナス◥
- 02:21:16
- 「むしろ、君の方がしっかりとした教育を受けてるんじゃあないかと思うくらいだ。神殿では基礎的な学問も教わるんじゃあないかい?」 子供の頃って。
- アラン◥
- 02:24:08
- 「ンン。まあ、そうなんだが。俺、こう、武張ったほうが好きだったっつーか、机に向かうのは苦手だったんだよな」 苦笑浮かべ。
- ライナス◥
- 02:25:24
- 「おや、おや。聖戦士様ともあろうものが、案外にやんちゃな子供時代だったようだ」 サボっていたのかい、悪い子だよ。
- アラン◥
- 02:27:17
- 「いやあ、まあ、昔はそういうこともあったって話で、な?」
- ライナス◥
- 02:28:59
- 「流石に今も、とは思ってはいないよ。むしろ咎める側だろう、君は。とは言っても思わぬ所で弱みを握れたようだ。有効に使える日を楽しみにしておくとしようか」 実は子供の頃はそうだった、とか。悪くないネタになるね。
- アラン◥
- 02:29:42
- 「おいおい、怖いこと言ってくれるなよ」 弱みとか。
- ライナス◥
- 02:30:57
- 「怖がる事もないよ」 ふ。 「まあ、それはそれとしてもしっかりとした教育を受けられる環境ではあったわけだろう。こちらはまあ、師に仕込まれただけ、だからね」
- アラン◥
- 02:32:41
- 「使われる日が来ないことを祈っとくよ」 弱み。 「ふーん、お師匠さん、か。その人もそんなに多芸だったのか?」
- ライナス◥
- 02:35:43
- 「君が高名になった時が楽しみだ、とでも言っておこうか」 君が叱るこどもたちにひっそりと教えてあげよう。 「いいや? こんなにあれこれと手を広げる必要もない程度には、優秀な魔術師だったらしいよ。本人曰く、その気になれば隕石も落とせるとか」 眉唾だけれどね。
- アラン◥
- 02:37:12
- 前半分には肩竦めつつ。 「隕石、って。マジかよ。……ってか、それはそれとして、じゃあ、錬金術とかは独学か」
- ライナス◥
- 02:41:11
- 「そうなるね。こちらに出て来てから学び始めて、どうにか最近に形になってきた、というところか。一緒に魔動機術も学んでいる所だけれど、こちらはこちらで難しいね、どうにも」 隕石にマジかって顔した所には、信じたのかい? と笑いつつ。 「一方で、直接に教わった筈の魔法文明の技法に関しては、まあ見ての通りの為体なんだけれども。未だに、使い魔のひとつも作れていない、と知れたら笑われてしまいそうだ」
- アラン◥
- 02:43:47
- 「魔動機術もかよ」 まだ手を広げるのか、と驚き。「まあ、魔術や操霊術はかなり才能に左右されるって話だし、しょうがないんじゃないか、そこは。俺からしてみりゃ十分凄いんだが」
- ライナス◥
- 02:47:36
- 「手に馴染むかは、まだわからないけれどね、魔動機術は。学んでるだけなら妖精魔法だって一通り調べはしたさ」相性は悪そうだけれども。 「君の言葉通り。秀でた才能がないから、手札の枚数を増やしてカバーしているだけだよ。一つ一つを取ってみれば、取り立てて優れた才を持っている訳じゃあとてもないから、ね。そういう意味では、僕から見れば君の方が余程に才能の塊と感じられるくらいだとも」
- アラン◥
- 02:50:31
- 「はー……」 感心したような顔してるぞ。 「そうやって、あれこれ身につけられるのもそれはそれで才能だと思うんだが……こういうの、隣の芝生が青いって言うのかね」
- 02:51:18
- 「俺からしてみれば、俺には全く手の出ない領域のモノを幾つも身に着けてるって感じなんだぜ?」
- ライナス◥
- 02:55:10
- 「こちらとしては、自分の非才振りを嘆きたいくらいなんだけれども――まあ、そう言うことなのかもしれないね」 隣の芝生。 「しかし、実際ね。先も言ったとおり、人生の半分以上を掛けて学んでいる筈のそれが、師の手慰みにも及んでいないというのは悲しい所だと思わないかい」 真語操霊周りがね。
- 02:58:21
- 「神の声というものが聞こえもしない僕としては、君たちのように一つの才を真っ直ぐに伸ばす、というのは。飾らずに言えば、憧れる所があるよ」 軽くワインを口に含みつつ。
- アラン◥
- 03:00:19
- 「つってもなあ、そりゃ比較対象が悪いってモンじゃあないか。いや、隕石は誇張にしても、結構な大魔術師なんだろう、話しぶりからするとさ、その人」 ちなみに俺の脳内には白ひげを伸ばしてとんがり帽子をかぶったいかにもな大魔導師ッのビジョンが浮かんでいる。 「ライナスは非才ってより、多才って印象なんだがな。弓術に斥候、魔術、操霊術、錬金術と来た」 そこに魔動機術と妖精魔法も加わるかもなんだろ?
- ライナス◥
- 03:04:14
- 「まあ、ね。それは間違いない。なんせ、師の使い魔から教育を受けていた事もあるくらいだ」 浮かんでいるだろうビジョンは想像が付くけれど、そんな夢を壊す必要もないだろう。 「器用貧乏、にはなりたくないところだね。最近では鼓咆というものにも興味はある、がこれは学ぼうにも難しくてね。文献も師も足りてないと来た」 知り合いにいたりしないかい、軍師。
- アラン◥
- 03:05:01
- 「神の恩寵は才能とは違う、と言いたくもあるが」 まあ、ライナス的にはそうなのだろう。俺に取っての魔術などと同じようなものだ。
- 03:09:18
- 「軍師かあ。そりゃあ、まあ、一兵卒やってたから、知り合いに居たは居たけど、な」 海の向こうだし、生きているかも定かではない。 「あいにく、こっちの軍人さんには然程顔が利くわけでもなし……」
- ライナス◥
- 03:10:13
- 「……ああ、そこに関しては少々無神経だったね、すまない」 信心が全くないせいで無遠慮な発言だった。
- 03:11:19
- 「まあダメ元というか、本来的に冒険者向けの技術でもないだろうからね。聞くだけ聞いてみた、というところだから気にする必要はないさ」 >軍師周り
- アラン◥
- 03:11:57
- 「まあ、才能としか言いようのない面があるのは確かだし、いいさ」 理屈ではない部分が大きいモノではある。神の声を聞く、というのは。
- 03:17:25
- 「まあ、元軍人の冒険者が、って話は耳にしないでもないから、もしそういう人に縁がありゃ、聞いてみるよ」 興味あるやつがいるんだけど、って。 「……現役の人から教えを請う、ってのは多分難しいよなあ」 軍人さん。それこそ軍隊に入りでもしないと。
- ライナス◥
- 03:22:53
- 「おや、それは頼もしいね。僕が頼むより、余程に受けも良さそうだ。機会があれば、是非に頼むよ」 声が普段より若干弾んでる辺り知識欲が隠し切れてない。 「まぁ、そうだろうね。その気になるなら、暫く冒険者を休業することになりそうだ、が。……やっていける気はしないね」 軍で教わるとか。
- アラン◥
- 03:27:03
- 「まあ、縁があれば、だからな。あんまり期待はしないでおいてくれよ」 苦笑浮かべつつ。そもそも縁がなければどうしようもない話だ。 「あー。……まあ、ハッキリ言って。キツいぜ」 真顔。
- ライナス◥
- 03:31:12
- 「勿論だとも。期待はするけれど、ね」 縁は僕より君の方がありそうじゃないか。 「恥ずかしい話として、僕の体力じゃあ着いていくのは難しそうだね」 生命力9とかだったからね。
- アラン◥
- 03:34:07
- 「まあ、それに軍師の技術を、となると、指揮を任されるような立場にならないとだろうしなあ」 正攻法だとだいぶ気長になるルートだ。
- ライナス◥
- 03:36:27
- 「技術らしく見て盗む――というのもね。後が怖い」 小さく肩を竦めて。 「そうなると、やはり何処かでの出会いなりを期待するしかないか」やれやれ。
- アラン◥
- 03:38:26
- 「そうだな。……しかし、非才だからいろいろ手を広げてる、みたいな言い分だったけどさ」
- ライナス◥
- 03:38:43
- 「うん?」
- アラン◥
- 03:39:59
- 「何ていうか、新しい技術や知識に触れるのが楽しい、ってのも大きいんじゃないのか、ライナス? なんか、そんな風にもちょっと見えたぜ、さっき」
- ライナス◥
- 03:42:48
- 「それについては、言うまでもない事だろう、アラン」 ふ、と小さく笑い。 「そのくらいの“楽しみ”がないと、手を広げる前に嘆きで手が止まってしまうじゃあないか」 頭打ちが早い、と感じるのが辛いっていうのも本当なんだよ。
- アラン◥
- 03:44:27
- 「うーん、そういうモンか……」
- ライナス◥
- 03:46:33
- 「多少なり自分にも“飴”を与えないとね、――と」
- 03:47:20
- 「ついつい話し込んでしまったね。時間の方は大丈夫かい?」
- アラン◥
- 03:49:25
- 「お、っと」 飯はとっくに食べ終えていたし、ワイングラスも空だ。 「いけね。そろそろ帰るとするか」
- ライナス◥
- 03:50:34
- [
- 03:51:05
- 「あぁ、お疲れ様。また機会があったら頼りにさせて貰うよ」 依頼とかでね。 「ルシアにも宜しく」
- アラン◥
- 03:53:56
- 「ああ、伝えとくよ。そんじゃ、またな、ライナス」 ワインのお礼に今度なんか奢るよ、と付け足しつつ。
- 03:54:29
- 席を立って、軽く手を振りながら出ていこう。
- 03:55:08
- 「俺も頼りにしてっからなー」 などと言いつつ。
- ライナス◥
- 03:55:49
- やれやれ、という顔をしながら手を振り返して見送った。
- SYSTEM◥
- 03:56:20
- 様が退室しました。
- ライナス◥
- 03:57:25
- 食器などを返した後、こちらも自室に帰っていったのだ。
- SYSTEM◥
- 03:57:28
- 様が退室しました。
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発言統計 |
その他(NPC) | 73回 | 94.8% | 5444文字 | 96.7% |
| 4回 | 5.2% | 187文字 | 3.3% |
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