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20190311Z_0

2019/03/11
SYSTEM
22:09:06
様が入室しました。
22:10:09
2D6 → 1 + 6 + 【10】 = 17
22:11:27
時刻は17時。昼の終わりが近づき、多くの者が仕事を切り上げて各々の帰路につきはじめる頃。
SYSTEM
22:13:20
様が入室しました。
22:13:43
この時間になると、〈星の標〉は自然と、酒場としての色合いが強くなる。冒険者たちが、仕事の成功を祝って、景気づけに、と、杯をつき合わせる光景もちらほらと見え始める。
ニルツェ
22:15:23
「やっほー、お疲れおつかれ!」 と、顔見知りの冒険者たちに笑顔を振りまきつつ入って来たのは、ニルツェ。
22:18:45
景気はどう? みたいな、他愛もない話をしている。むくつけき男どもと話していると、小柄な少女は、とてもそうは見えないのだが、これでも彼らよりはランクの高い冒険者であったりする。
22:22:08
新入りの誰に対しても、すぐに馴染んでしまうのは、彼女の特長でもあった。
ゾール
22:25:56
その様子を後ろから目で追う。本を読んでいたら、酒場内によく響く彼女の声が聞こえたから。
ニルツェ
22:27:20
どっ、と向こうのテーブルで笑い声が上がった。なにか冗談を言ったらしい。
22:28:04
ゾールが見ていると、やがてそのテーブルを離れて―― と、そこでよく見知った顔を見つけて、
22:28:11
「お。やっほー」
ゾール
22:28:18
何を笑いあったのだろう。特に表情を変えず、その様子を本越しに見ていたが、時計が視界内に入る。ああ、もうこんな時間だったかな――
22:28:33
と思った瞬間に話しかけられる。
ニルツェ
22:28:48
卓の間をくるくると動き回っていたキャロに、飲み物食べ物手早く注文しつつ。
22:29:16
「読書中? お邪魔していいかな?」
ゾール
22:30:03
手元で手を振り、ニルツェを迎え、頷いた。 「そう。気にせず座って」
ニルツェ
22:31:16
「ん。ありがと」 と、向かいの席に座りつつ、本のタイトルをちら見。 「きょうはおやすみー?」
ゾール
22:32:28
蛮族が用いる言語に関する本のようだ。
ニルツェ
22:33:16
内心で、相変わらず勉強家だなあ、と感心する。
ゾール
22:33:38
「そうよ。特にらしい依頼もないようだから」
ニルツェ
22:34:33
「そぉ?」 首をかしげて、 「――あ」
22:34:50
「仕事の話といえば――聞いたよ」
ゾール
22:35:03
「何を」 目を見て。
ニルツェ
22:35:16
「この間、この街のライフォス神殿であった魔域騒ぎのこと」
ゾール
22:35:37
「ああ、あの魔域ね」
ニルツェ
22:35:56
「ニルはちょうど外に出てたから、聞いたのは全部終わってからだったけど――
22:36:47
「街のど真ん中に魔域ができるって普通じゃない! もー、聞いたときはびっくりしたよ……」
22:37:44
ころころと表情を変え、手を広げて語る。と、そこで少し誇らしげな顔をして、
22:37:47
「でもって。それを何とかしたのが、ゾールんたちだったんだって?」
ゾール
22:39:17
「まさか王都内に出来るなんて、思いもしないから、私も驚いた」
22:40:38
「まあ、そうね。出現時に、別の冒険者達を派遣しようとはしていたみたいだけど……何故だかその人達は入れなくて。」
ニルツェ
22:41:29
「え、そーなんだ? 何か、普通じゃない性質の魔域だったのかなー」
22:42:18
――って、まあ、そりゃ普通じゃないか」 たはは、と笑って。
ゾール
22:42:55
「私達は、他の依頼をこなして帰ってきたところだった。その後に魔域の事を知らされて……結果入れて依頼を遂行できた、ということね」
22:44:00
「普通の魔域、というのもなかなか想像できない」 軽く肩を竦めた。
22:45:03
「何か定義するのであれば、まあ、普通でないのが普通というか」
ニルツェ
22:45:39
「そーだね。いやー、もうそうそうそんなことはないって思いたいなあ。守りの剣があっても安心できないなんて」
22:45:54
「あ、でもさでもさ」
22:46:36
と、ここでキャロが飲み物や食べ物を持ってきて、話は中断した。ありがとー、とお礼をいって、さぞ美味しそうに杯を傾ける。
ゾール
22:47:26
そのついでに、キャロに夕飯を注文した。
ニルツェ
22:48:05
「ん~……おいしぃい――って、あれ、どこまで話してたっけ」
22:48:18
我に返るニルツェ。
ゾール
22:49:08
小さく微笑む。
22:49:26
「守りの剣があっても安心できない、でも……まで話した」
ニルツェ
22:50:27
「あ! そうそう。そーだったそーだった」 と、料理を摘まんでヒョイ、ぱくり。
22:51:08
「街に戻ってきたら、ゾールんたちのこと、ちょっと噂になっててさ。……正直、ちょっと鼻が高かったんだ」
ゾール
22:52:18
「まあ……王都内で起きたことだし、そうなるのも当然ではあるか」
22:53:07
「宝剣も名剣も居たわけだから、それもあるだろう」
ニルツェ
22:53:17
「街の人いってたよ? イルスファールを救った英雄だって」
22:54:49
にひひ、と、ちょっと面はゆい感じで笑う。
ゾール
22:54:54
「英雄、ねぇ」 むず痒い。
ニルツェ
22:55:58
「あ、その顔は照れてるな?」
ゾール
22:56:35
「……まぁ」 伏し目気味に目をそらした。
22:56:57
「私に限らず、当然のことをしたまでという意識でいるから……そう言われてもな」
ニルツェ
23:00:55
「いいじゃんいいじゃん。正当な評価、ってやつ。この冒険者(しごと)やってく上で、ぜったい損にはならないよ」
23:00:59
「それに――
23:01:19
――誰でもできるわけじゃないんだよ、その当然のコト、っていうのはさ」
ゾール
23:02:55
「……そう、でしょうね」
ニルツェ
23:04:18
ほんの少しの間、どこか神妙にも見えた表情。
23:04:22
すぐに「でしょー?」 と満面の笑みを浮かべ。
ゾール
23:05:30
「……?」 その表情を見た。すぐに変わってしまったけれど。
23:06:12
そこに頼んだ夕飯がテーブルに振ってくる。キャロがタイミング良く持ってきて配膳したようだ。
23:06:30
本を背負い袋にしまう。
ニルツェ
23:07:20
「わお。そっちも美味しそう」
ゾール
23:08:37
「肉が食べたかった」 ステーキ。本に汁がとんだらよくないやつだ。
ニルツェ
23:09:58
「あはは、なんだ、結構お腹空いてたんだね。頭使うとおなか空くもんね!」 わかる~。
ゾール
23:10:32
「前に、ニルツェが食べていたのを思い出して、ね。」
ニルツェ
23:11:43
「あれ、そーだっけ」 本人は意識して覚えていない様子で。
ゾール
23:11:56
「……」 先ほど見せられた表情が引っかかり、問おうものか逡巡する。たまに、そういう一面が出るのだ、この人は。
ニルツェ
23:12:47
飲み物を傾け、 「?」 屈託のない表情で、少し首を傾げる。
ゾール
23:13:01
「そうよ。貴女が奮発して頼んだにも関わらず、呆けていた時のね」
23:14:02
「……いや、その」 と前置くように。
ニルツェ
23:14:36
「んー?」 もぐもぐ。
ゾール
23:15:35
「誰でもできるわけじゃないと言った時……何か、思い出して言ったのかな、と。」
ニルツェ
23:15:56
「え?」
23:16:09
――あ、やだな。あはは、そんな風に見えた?」
ゾール
23:16:37
「ええ」 しっかり頷く
ニルツェ
23:16:44
参ったな、と、頭を掻いて。
ゾール
23:17:21
「……ニルツェは、そういう風にすることが、たまにあるわね」
ニルツェ
23:17:46
「……えーっと……」 飲み物をごくり。一息ついて。
ゾール
23:18:20
「あ……迷惑にしてる、という話では、ないから」 微妙に慌てて付け足す。
ニルツェ
23:19:25
「まあ、ほら。みんな、面倒なコトは避けたいんだよ。それが普通でさ」
23:20:53
「見て見ぬフリをする、ってあるじゃない?」
ゾール
23:21:13
「そういうことは、まあ」 ある、と頷いて、肉を切り分ける。
ニルツェ
23:23:04
「味方みたいな顔してても、いざとなったら他人のふりしたり……。そりゃ、みんな自分がかわいいもん。それがふつーなんだよ、普通」
23:23:57
「って、何言ってんだろ」
SYSTEM
23:24:18
様が入室しました。
ゾール
23:24:51
タブをとじてしまった。
23:25:14
おかえり
ゾール
23:25:17
「……経験則?」 控えめに声音を落として。
ニルツェ
23:27:38
――……」 少し困った笑みを浮かべて、ちょっとだけ頷く素振りを見せた。
ゾール
23:28:22
「…………まあ。そうか、それが普通……よね」 自分を少し振り返れば、確かにそういう場面は今までもあったと思い、小さく頷いて。
ニルツェ
23:30:49
「あはは……」
23:31:14
「まあ、だからさ。そういうコトがさらっと出来るヒトは、かっこいいってコトだよ」
23:31:24
「ね」 と、いつもの笑顔に戻った。
ゾール
23:31:47
「私は、貴女を助けるわ」 そう言って、一口より少し大きい肉を食べた。
ニルツェ
23:33:00
「………」 きょとん、と。少し、驚いたような顔をした。
ゾール
23:33:01
「どんなに面倒だろうとね。それに尽力すると思う」
ニルツェ
23:34:26
――……」
23:35:17
「や、やだな。別に、そんな――」 そんな話をしていたわけじゃ、と、そう続いただろう言葉は途中で途切れて。
ゾール
23:35:41
「……」 間が空くのが嫌なのだろうか、一つの肉をフォークで刺すとニルツェの口に突っ込むように差し出した。
ニルツェ
23:36:23
「………」 差し出された肉を、素直に口に入れた。
23:37:03
もぐもぐ。
ゾール
23:37:40
フォークをその口から引き抜いて、また続きを食べ……
ニルツェ
23:37:46
「………」 一息。照れくさいのか、頬を掻いて。
23:38:03
――ありがと。頼りにしてるよ」
ゾール
23:39:09
そのやり取りをして、不意にあの人(シグネ)その人(アネット)の姿が浮かんだ。
23:39:20
むせた咳き込む。
ニルツェ
23:39:36
「……???」
23:39:46
「え、何、いまニルへんなこと言った? 言ってないよね?」
23:39:52
不安になる。
ゾール
23:40:01
「っか……げほっ、ごほっ」
ニルツェ
23:40:16
「え~~……?」
ゾール
23:40:19
やや必死な様相で首を横に数度振った。
ニルツェ
23:40:31
「と、とりあえず、水。水飲んで」 とコップをゾールの近くへ
ゾール
23:40:41
しばらく咳き込んだあとその水を飲んだ。
23:41:10
「ご、ごめん、なさい……」
23:41:45
「変なこと言って、ない」 咳き込んだせいなのか顔が普段より赤く。
ニルツェ
23:42:18
「いや……うん。ちょっとびっくりしたけど…… ホントに大丈夫?」
ゾール
23:42:38
「……肉が、引っかかっただけ。そう、それだけ」 小さくうんうんと数度頷いた。
ニルツェ
23:43:18
「そ、そう? それならいーけど……」
ゾール
23:44:42
誤魔化すように肉を食べ進めている。
23:45:01
「冷めるふぁよ」 ニルツェの食事のことをいっているらしい。
ニルツェ
23:45:05
「あ、もー。もうちょっとゆっくり食べなよー」
23:45:44
「え、あ、うん。食べるけど―― ねえ、なんかやっぱり、ゾールんちょっと変じゃない……?」
23:45:58
そんなにがっついて食べるのははじめてみたぞ。
ゾール
23:47:23
「変、じゃない」 もぐもぐ。 「断じて」 むぐむぐ。 「そんなことは」 んぐんぐ。
23:47:34
「……多分」 呟いた。
ニルツェ
23:47:52
「………」 完全に珍しいものを見る目だ。
23:49:10
ちょっと吹き出して、「――ま、いっか」 と、つぶやいた。
23:50:00
「なんか、話が途切れちゃったけど」
23:50:08
「さっき言った事は、ホントだからね」
23:50:34
それだけ言うと、自分の料理を片付けていった。
ゾール
23:51:15
じろ、とジト目でニルツェを見て何か(悪態)を言いそうになっていたが。
23:52:49
「……」 溜息一つ吐くことでそれを抑えた。
ニルツェ
23:53:50
そんな様子に、ニルツェは気づいていたようだったが、結局何も言わなかった。
23:53:55
やがて、すっかり料理を平らげてしまい――
23:54:06
「ふう。おいしかったー。ごちそーさまでした」
ゾール
23:55:04
「ごちそうさま」 なんだかあっという間に思えた。
ニルツェ
23:56:00
くちくなったお腹を撫でて、満足そうな顔。
23:57:18
――そういえば、ゾールん、この後はひま?」
ゾール
23:58:13
「ん? 確かに、何かやらないと、というのはないけれど」 食休みにぼーっとしていたところで。
ニルツェ
23:59:09
「じゃあさ、じゃあさ、またちょっと、フジュツの事で教えてほしいことがあるんだけど――」 と、相談を持ち出すニルツェなのだった。
2019/03/12
ゾール
00:00:34
「ああ。私にわかる範囲でいいのなら」 そう返し、話を続けるだろう。
ニルツェ
00:01:14
「ありがと! えへへ、助かるよ。えっと、あのね――
00:01:29
夜は長い。話はまだまだ続きそうだった。
00:01:49
こんなかんじでしょうか?!
00:01:57
ニルツェのあのね
00:02:08
こんなかんじですねありがとうございました!
00:02:42
なんかいかがわしい感じに
00:02:46
おつかれさまでしたー
SYSTEM
00:02:48
様が退室しました。
00:02:51
あのねなんていうから(ミーム
SYSTEM
00:02:53
様が退室しました。
20回
30回
40回
50回
60回
71回
80回
90回
100回
110回
120回
1回平均7.000
2d6分布
1 + 1 = 2
0.00%
1 + 2 = 3
0.00%
1 + 3 = 4
0.00%
1 + 4 = 5
0.00%
1 + 5 = 6
0.00%
1 + 6 = 71回
100.00%
2 + 1 = 3
0.00%
2 + 2 = 4
0.00%
2 + 3 = 5
0.00%
2 + 4 = 6
0.00%
2 + 5 = 7
0.00%
2 + 6 = 8
0.00%
3 + 1 = 4
0.00%
3 + 2 = 5
0.00%
3 + 3 = 6
0.00%
3 + 4 = 7
0.00%
3 + 5 = 8
0.00%
3 + 6 = 9
0.00%
4 + 1 = 5
0.00%
4 + 2 = 6
0.00%
4 + 3 = 7
0.00%
4 + 4 = 8
0.00%
4 + 5 = 9
0.00%
4 + 6 = 10
0.00%
5 + 1 = 6
0.00%
5 + 2 = 7
0.00%
5 + 3 = 8
0.00%
5 + 4 = 9
0.00%
5 + 5 = 10
0.00%
5 + 6 = 11
0.00%
6 + 1 = 7
0.00%
6 + 2 = 8
0.00%
6 + 3 = 9
0.00%
6 + 4 = 10
0.00%
6 + 5 = 11
0.00%
6 + 6 = 12
0.00%
合計1回平均7.000
2d6合計分布
20回
0.00%
30回
0.00%
40回
0.00%
50回
0.00%
60回
0.00%
71回
100.00%
80回
0.00%
90回
0.00%
100回
0.00%
110回
0.00%
120回
0.00%
1/2d6分布
11回
100.00%
20回
0.00%
30回
0.00%
40回
0.00%
50回
0.00%
61回
100.00%
発言統計
その他(NPC)140回94.0%4588文字95.7%
9回6.0%207文字4.3%
合計149回4795文字