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20190317Z_0

2019/03/17
SYSTEM
00:58:03
 様が入室しました。
 
00:59:07
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TOPIC
00:59:40
星の標 18時 by  
 
01:01:10
18時、星の標の1階は食事を酒を求める冒険者でごった返していた
フューリアス
01:03:50
そしてこの男は相も変わらず、窓際の席に一人ひっそりと座っていた。
01:05:59
――」献立は肉を焼いたものとサラダにスープ、それに芋が少々。マグカップに入っているのはお茶の一種。実にシンプルな食卓である
01:12:09
皿の上の食物はあまり減っていない。食べる速度がゆっくりな上、しばしば窓の外を眺めては食事の手が止まるのである
SYSTEM
01:33:17
 様が入室しました。
エナ
01:36:01
「いい加減、食事を摂りに来てるのか街角ウォッチングに来てるのかハッキリしてくれないかしら」背後から声がかかる。窓に映っているのは見知った少女だ。呆れたような表情を浮かべている。
フューリアス
01:37:19
――ああ、やあ、エナ君」ふっと窓ガラスに映りこむ少女の影に焦点が移る。振り返りこんばんは、と付け足した。
エナ
01:39:36
「それとも、冷めきった食べ物しか口にしちゃいけない教えでもあるわけ?そんだけ疎かにしてるのにバランスだけは考えた献立になってるのも解せないのよね」 先日の依頼の後は自爆自滅気味にずいぶんと落ち込んだり動揺を露わにしたりもしたのだが、立ち直ったのだ。
フューリアス
01:42:54
「いや、そう言う教えがある訳じゃないよ……一人だとつい疎かになるのは否定出来ないけれど」そう言って見下ろすのは冷えた食事である。
エナ
01:43:54
「どうせ、妹さん達に『いつもパンだけとか肉だけじゃ駄目、スープでいいからちゃんと野菜も食べて』なんて言われてたってところでしょ」
フューリアス
01:45:42
「はは……食べ物のことで怒られたことはあるけどね。言われた事はちょっと違うかな」塩を控えめにふりかけた芋を一口運び、飲み込んで。
01:46:19
「弟達にあげてばかりいないで自分で食べて、だったかな」
エナ
01:46:47
「……」やらかした、とばかりに顔を顰めた
フューリアス
01:48:25
「エナ君が気に病むことじゃないさ」お茶を一口飲み込むと息を吐いた
エナ
01:50:03
「だったら……ここでは、分ける必要もないんだから、頼んだ分くらいちゃんと食べろって話よ。気に病むとか病まないとかじゃないわ。作り手に対する礼儀の話」今は、という言い方を避けたので前半は少し言い淀み気味に。後半は単なる言い訳だ
フューリアス
01:52:54
「はは、エナ君の言う通りだ。ボーっとするのは食べ終わってからにするよう努力するよ。あと、冷めないうちにね……エナ君も食事に?」ふと些細なことが気になり訊ねてみる
エナ
01:53:28
「いい、この間の仕事のことで聞きたいことがあって、探していたのよ。あの子達が何処でどうしてるか、何か聞いてる?」先日の仕事で保護した二人の少女の事だ。ラーグ平原に暮らす草原の民の生存者、という事になるらしい。そのうち一人は特異な能力を有している。
フューリアス
01:54:28
「あの子達……ああ、あの時の」偶然巻き込まれる形となったあの出来事を思い出し、少し考え込む。
01:56:25
「フォーティ君が確か……生存者の草原の民と無事引き合わせることが出来たと言ってたかな。恐らくは他の大きな部族?の元で暫く暮らすんじゃないかって」
エナ
01:58:57
「そう……」ホッとした表情を浮かべた。穢れを見分けるあのは拙い。どこかで顔を合わせたらどうしようと気になっていたのだ。
フューリアス
02:01:13
「……そうだね、生存者がいてくれて本当に良かったと思う、あの子達ならもう大丈夫さ」安堵した表情をどうとったのかそう頷いた。
エナ
02:03:43
「別に、そういう心配をしたわけじゃ…まぁ、いいわ」
フューリアス
02:05:47
「うん?」 サラダの最後の一口を飲み込み、首をかしげた
エナ
02:07:14
「こっちの話」本当はこいつだって無関係ではない筈なのに、自分ばかりがナイトメアであることを露見する事を恐れているというのは何だか馬鹿馬鹿しくも腹立たしい
02:08:00
「それで? 何かを忘れていないかしら」食事が終わったらしい男に問いかける
フューリアス
02:09:47
「え……ああ、うん、貸しを作ったまま、かな?」感謝の祈りを捧げてから少し考え、そう言えばと口を開く。
02:11:23
「とは言え困ったな……自分がエナ君に返せそうな物は……体で払う、とか?」勿論労働力と言う意味である
エナ
02:12:52
「な、何言ってるのよ!? じょ、冗談じゃないわ、そうじゃなくてっ、いや、もう済んだからどうでもいい話だわ」
02:15:03
「その、食後のお祈りもそうだけど、あるいじゃない……人が居る時に言う事が」
フューリアス
02:16:03
やばい普通に忘れてる(健忘症の顔)
エナ
02:16:29
いわゆる一つの”ご馳走様”のことである。ただし、一般的であるとは限らない――
フューリアス
02:16:46
あっそれかあ(アハ体験
エナ
02:17:13
「いや、まぁ、別に私は食事を同席したわけじゃないから、関係ないけれど」
フューリアス
02:17:29
「……ええ、と。ごちそうさま……かな?」
エナ
02:18:46
「まぁ、そんなところね」何故偉そうなのか
フューリアス
02:19:57
「……く、ふふ。すっかり忘れてたよ、そうだね、ご馳走様はちゃんと言わないと……ずっと独り身をしていると、そんなことも忘れちゃうんだね」なんだか嬉しそうである
エナ
02:22:42
「人と関わらずに生きていく事なんて早々出来やしないんだから、そういうとこと、大事よ。体は丈夫でも心から錆ついていく事だってあるんだから」
フューリアス
02:25:11
「ああ、ありがとう。エナ君には色々教えられるよ……また貸しが増えたかな、これは」ちゃんと返しきれるかな、などといらぬ心配をしてみたり
エナ
02:27:15
「あなたが色々とすっぽ抜けすぎてるだけじゃないかしら。 勿論、貸し一つよ。高くついたわね」
フューリアス
02:29:52
「はは、返す言葉も無い……高く、かぁ。これは当分返しきれそうにも無いね」浮かべる苦笑いはしかし穏かで
02:30:35
「貸しが増えたついでになんだけど、またこうして、話に付き合ってくれると嬉しいかな」
エナ
02:32:13
「何かのついでに、空いていたら、考えなくも無いわ」
02:33:48
「放置しておくと食べ物だけじゃなくてカビが生えそうだもの」
フューリアス
02:34:28
「ありがとう。借りはちゃんと返すよ……え、カビが生えるってのは、もしかして……自分に?」自分を指差した
エナ
02:36:03
「苔かもしれないわね、あのゴブリンみたいに」
フューリアス
02:36:49
「あれは……ちょっと勘弁してほしいかな」
エナ
02:40:12
「それが嫌ならもっとキビキビ動く事ね。傍目から見ても生きてるって分かる程度に」
02:40:52
「さて、聞きたい事は聞けたし、私はもう戻るわ」
フューリアス
02:41:00
「うーん、動くときはちゃんと動いてるつもりだけれど……」
02:41:33
「ああ、付き合ってくれてありがとう……ああ、貸し借りの話じゃないけど、自分に出来ることがあるのであれば言って欲しい」
02:41:56
「とは言え、大したことは出来ないけれどね」
エナ
02:43:01
「荷物持ちくらいかしらね」
フューリアス
02:44:13
「ああ、それなら何時でも。後は……釣りとか子守とか……いや、子守は今関係ないか」
エナ
02:45:53
「何をどうしたら私がそれを頼むことになるっていうの…? それとも、子守が必要なくらい子供だって言いたいって事かしら?」
フューリアス
02:49:02
「まさか、エナ君は自分なんかよりずっと立派だよ。子守はね、弟妹達のを見てたから、つい」他意は無いんだよ他意は
エナ
02:49:32
「プッ……分かってるわよ、あなたにそんな遠回しな嫌味が思いつく筈もないし」小さく噴き出し、それこそ嫌味だろうって言葉で返した。
フューリアス
02:51:35
「……はは、やっぱりエナ君には叶わないな」何故か楽しげに頬を掻いた。
エナ
02:51:54
「じゃあ、行くわ。 余計な事を考えてる隙があったら借りの返し方でも考えておいて頂戴」
02:52:16
そう言ってきびきびとした所作で立ち去ったのでした。
フューリアス
02:53:03
「うん、またね、エナ君」去っていく少女の背中を見送ると、また窓の外に視線を向けようとして、かぶりを振って立ち上がる。
SYSTEM
02:53:26
 様が退室しました。
フューリアス
02:53:43
少女の真似とまではいかないが、食器類を纏めるとカウンターに返却し、自らも部屋へと去っていくのだった
SYSTEM
02:53:46
 様が退室しました。
発言統計
その他(NPC)59回96.7%2998文字98.8%
 2回3.3%37文字1.2%
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