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20190425Y_0
- 2019/04/25◥
- SYSTEM◥
- 21:01:37
- 様が入室しました。
- SYSTEM◥
- 21:02:05
- 様が入室しました。
- ◥
- 21:02:16
- どこでなにすればいい?
- ◥
- 21:02:58
- うむ。
- 21:03:39
- ここで念のため確認だけどグルーシエルでまちがてないよな
- ◥
- 21:03:49
- そうだぞ。
- ◥
- 21:04:23
- うむ。甘い系トークしたいから、個室か人気の無い状態の酒場かなんか雰囲気良さそうなトコ
- ◥
- 21:04:44
- こわい。
- ◥
- 21:04:49
- こわくないよ
- ◥
- 21:04:51
- まだ個室にいくような関係じゃないわ///
- 21:04:59
- 夜のほししべにしよ
- ◥
- 21:05:02
- じゃあ宿かな。雰囲気良さそうなトコ知ってる気がしない
- ◥
- 21:05:37
- 頼りないやつめ。
- 21:05:38
-
- 21:05:39
-
- 21:05:57
- 夜も更けた〈星の標〉。
- 21:06:28
- この時間になると人もまばらで、店主も明日の仕込み等を終え、休む準備を始めたところだ。
- シエルメリア◥
- 21:07:13
- そんな静かな店内のテーブル席のひとつに一人座っているのは、金色の長い髪のエルフの少女。
- 21:08:02
- 普段は基本的にもっと早い時間に休んでいるのだが、今日はあまり眠くなかったのでこんな時間に一人のんびり過ごしていたのだ。
- グルーヴェル◥
- 21:09:25
- 「……今戻った」 そこへ、日雇いの力仕事で一日を過ごした非武装のナイトメアが返ってくる
- シエルメリア◥
- 21:10:27
- 「……うーん」 此処に来て水でも飲んで考え事でもしていればそのうち眠くなるかと思ったのに、未だにあまり眠気が来ない。何もなければ早寝早起きを心がけているというのに、これはいけない。 「あら?」 なんて考えていたら、こんな時間に見知った顔が来て、そちらにきょとんとした顔を向けた。
- グルーヴェル◥
- 21:10:42
- 「む」 そして、シエルメリアの姿を見、手を挙げて軽く返しながら、完了証をカウンターへ出しておこう
- 21:11:04
- 「珍しいな。こんな時間に会うのは。以前、酒を共に飲んだ時以来か?」
- シエルメリア◥
- 21:11:10
- ひらひらと手を振り返して。
- 21:11:26
- 「ま、普段はもっと早い時間に寝てるしね、あたし」
- 21:11:48
- 「お酒を飲んだって……飲んでたのはそっちだけじゃなかったっけ」
- グルーヴェル◥
- 21:12:33
- 「……それもそうだったな」 苦笑しながら頷き 「隣に座っても?」 と問いかけた
- シエルメリア◥
- 21:13:34
- 「ど――」 うぞ、と二つ返事で答えようとしたが、改めて考えてみると、前の依頼で同行した時のやり取りが思い起こされて。 「……ま、まあ、いいけど」 なんとも歯切れの悪い返答になった。
- グルーヴェル◥
- 21:14:22
- 「……? 不都合があるなら辞めておくが……」 珍しく歯切れの悪い反応に、おや? という表情を浮かべて、座りかけた動作の途中で止まる
- シエルメリア◥
- 21:14:51
- 「良いって言ってるんだからさっさと座りなさいよ!」
- グルーヴェル◥
- 21:15:23
- 「む……いや、すまない」 何か悪い事をしただろうか。首を傾げながら腰を下ろした
- シエルメリア◥
- 21:16:13
- 「……別に不都合があるわけじゃないし、あんたが何か悪いことしたとか、そういうわけじゃないから」 片手で頬杖をついて、目を逸らしながらむすっとした顔のまま。
- グルーヴェル◥
- 21:16:36
- 「……良く分からないが、そうならよかった」 言いながら、珈琲を頼もう。酒はなしだ
- シエルメリア◥
- 21:17:09
- 「で、こんな遅くまで何してたのよ。花街でも言ってたわけ?」
- グルーヴェル◥
- 21:17:44
- 「何故花街……日雇いの力仕事でな。日銭を稼ぎつつ体を鍛えていた」
- シエルメリア◥
- 21:18:30
- 「さっき出てった男たちがそういう話をしてたから。こういう時間に男がでかけたりなんだりするのってそういうものなのかと思っただけよ」
- 21:18:46
- 「ふーん……相変わらずドが付くほど真面目なのね」
- グルーヴェル◥
- 21:19:19
- 「ああ……あの手のモノに興味が全くない、といえば嘘になるが……しかし、じゃあ行くかと言われると体を鍛えている方がいいな、私は」
- シエルメリア◥
- 21:20:24
- 「まあ、あれだけ気障ったらしい台詞をばんばん吐くのに興味がないなんて言われても困るわ」
- 21:20:52
- 「そ。まあ、ご苦労様ね。そのコーヒーくらいなら奢るわよ」 ぴ、と運ばれてきたコーヒーを指さした。
- グルーヴェル◥
- 21:21:50
- 「ああ云う場の女性を悪く言う気はないが……楽しみに行く気にはなかなかならないな。おっと、ありがとうシエルメリア」
- シエルメリア◥
- 21:23:04
- 「さっきの男たちはメチャクチャ楽しそうに出ていったけどね」 よくわかんないわ。 「コーヒーの1杯くらいでお礼くらいいいわよ。なんだかあたしがケチみたいじゃない」
- グルーヴェル◥
- 21:23:17
- 「その気障ったらしいセリフについては、あまり自覚がないので何とも言えないのだが」 届いたコーヒーを軽く持ち上げ、感謝を示す
- シエルメリア◥
- 21:23:51
- 「え、無自覚なの……?」
- グルーヴェル◥
- 21:23:52
- 「ケチかどうか以前に、さも当然のように珈琲を頂戴する男は嫌だろう、君とて」
- シエルメリア◥
- 21:24:22
- 「まあ、それはそうだけど」 お礼も言わないような男はそりゃあ嫌だ。
- グルーヴェル◥
- 21:25:52
- 「それより、君には話したいことがあったんだ」 ブラックを一口含み、唇を湿らせてから視線を向ける
- シエルメリア◥
- 21:26:35
- 「話したいこと?」 水を飲もうとグラスに口をつけたまま、ちょっと目を開いてグルーヴェルを見た。
- グルーヴェル◥
- 21:27:47
- 「ああ。前回の仕事の終わり際のことだ」 頷き、コーヒーカップを置いた
- シエルメリア◥
- 21:29:07
- 「――……」 グラスを持ったまま硬直した。
- グルーヴェル◥
- 21:29:31
- 「少々、突飛に過ぎたように思う。少し話が長くなるが聞いてくれるか? ……シエルメリア?」
- シエルメリア◥
- 21:30:08
- 「……そ、そういう話をするなら、ちょっと、ちょっとだけお酒入れていい……? 素面だと多分、すぐに逃げたくなるから……」
- グルーヴェル◥
- 21:30:41
- 「……構わないが、逃げたくなるような話になるのか?」 複雑そうな顔で酒を頼もう。飲み口のいいやつだ。
- シエルメリア◥
- 21:31:01
- 「は、恥ずかしい話かもしれないでしょ」
- グルーヴェル◥
- 21:31:31
- 「そうか……では、この酒は私が奢ろう」
- シエルメリア◥
- 21:31:59
- 「……じゃあ、奢られてあげるわ。ありがと」
- グルーヴェル◥
- 21:32:16
- 「こちらこそ」 微笑み、手渡ししておいた
- シエルメリア◥
- 21:33:03
- 「……」 それを受け取り、両手で持ったまま口に運んで、ちびちびと口に含み始めた。 「それで、どういう話なのよ」
- グルーヴェル◥
- 21:34:08
- 「ああ。……いや、こうして"話すぞ"と身構えて話すほど、重くなるほどの事でもないのだが」 仰々しく始まってしまったトークに思わず苦笑して
- 21:34:44
- 「君がいないところで受けた仕事と、先日君と受けた仕事の話だ」
- シエルメリア◥
- 21:35:13
- 「えぇ……重そうな話っぽくしたのはそっちじゃないの」
- 21:35:27
- 「仕事の話だったの……!?」 身構えた私が馬鹿みたいだ。
- グルーヴェル◥
- 21:35:43
- 「いや、確かにそうなのだが……そうだな」
- 21:36:18
- 「細かい話は省くのだが……君のいないところで受けた仕事は、やはり魔域の攻略でな」
- シエルメリア◥
- 21:36:53
- 「魔域、ね。あたしはこないだのが久しぶりの魔域だったけど、グルーヴェルは別のとこにもいってたわけか」
- グルーヴェル◥
- 21:38:22
- 「ああ。詳細は長くなりすぎるので省くんだが……ドレイクの女性と出会ったんだ」
- シエルメリア◥
- 21:39:11
- 「ふーん、魔域の中でドレイクと、ねぇ」 身構えたような話ではなさそうなので、引き続きちみちみと酒を飲み進めながら耳を傾ける。
- グルーヴェル◥
- 21:39:26
- 「そこでは、ある人族の男と手を取り合って苦難を乗り越えようとしていてな。なんと言うか……こんな関係もあるのだな、と、少し感じ入るものがあったんだ」
- 21:39:50
- 「人族と蛮族だぞ。本来、手を取り合うような間柄ではないと思わないか?」
- シエルメリア◥
- 21:40:42
- 「まあ、基本的にはそうなんでしょうね。あたしはあんまりその2つが思いっきり敵対してるってとこを目の当たりにしてるわけじゃないからあれだけど」
- 21:41:06
- 「お互い、相手のことが好きだったのね」
- グルーヴェル◥
- 21:41:36
- 「そうだな。志も同じくし、なんというか、分かり合えていたように思う。最期まで相手の事を想っていたようだしな」
- シエルメリア◥
- 21:43:05
- 「ふぅん……。まあ、信頼出来る関係っていうのはいいわよね。あたしだって、竜だけじゃなくて、騎獣とはそういう関係でいたいって思うし」
- グルーヴェル◥
- 21:44:24
- 「君と騎獣はいつもそういう関係のように見えるがな」 と、頷きつつ
- シエルメリア◥
- 21:45:07
- 「どうかしらね。そういう風に思ってもらえるようにとは意識してるけど、言葉を喋らない子だと、なかなか伝わりきらないから」
- グルーヴェル◥
- 21:45:31
- 「そんなものか? 私はどうも相性が悪くて、君が時折羨ましく感じることがあるぐらいだぞ」
- シエルメリア◥
- 21:46:17
- 「それはあんたがそういう気持ちを持っちゃってるから。そういう引け目とか卑屈な気持ちって、動物とかにはしっかり伝わっちゃうものよ」
- グルーヴェル◥
- 21:46:39
- 「……む。言われると反論できない要素だな」
- シエルメリア◥
- 21:47:28
- 「言葉――まあ、言葉を喋る子も沢山いるけど――それを持たない分、相手の仕草や表情から色々と察するのが上手なのよ、あの子たちは」
- グルーヴェル◥
- 21:48:03
- 「チャドは大概だったが……そうか。そういう所も、改めないといけないな」
- シエルメリア◥
- 21:48:25
- 「チャドはなんというか……例外だわ」
- 21:49:17
- 「まあ、あた――……一般的に女の子だって、卑屈なよりはある程度自信持ってくれてる人の方がいいわけだし」
- グルーヴェル◥
- 21:49:25
- 「あれが標準と言われたら私は色々考えねばならんところだ」
- 21:49:53
- 「そういう話だったな」 >自信を持て
- シエルメリア◥
- 21:50:06
- 「ええ。前にも似たような話をしたことがあったはずだわ」
- グルーヴェル◥
- 21:50:44
- 「まだまだ精進が足りてはいないようだ」
- 21:51:15
- 「おっと……それで、もう一つ――君と行った仕事の話だったな」
- シエルメリア◥
- 21:51:57
- 「ん」 1杯お酒を飲み終えて、思いの外飲みやすかったのか、もう1杯同じものを注文した。
- グルーヴェル◥
- 21:52:26
- 「あちらは君も知っているから説明は不要だな」
- シエルメリア◥
- 21:52:44
- 「ええ。もちろん」
- グルーヴェル◥
- 21:53:17
- 「私はあの竜の二人――二人と言っていいのか? ……まあ、彼らを見たときに思ったことがある」
- シエルメリア◥
- 21:53:48
- 「世間一般の感覚に合わせると多分二頭、二匹、なんでしょうけどね。あたしにとっては二人でいいわ」
- 21:54:10
- 「思ったことって?」 新しいグラスを両手で持って、引き続き酒を呷り。
- グルーヴェル◥
- 21:54:40
- 「なんというか……喪ってしまったときの苦痛や怒り、というものが、どうにも私にも理解できてしまった――と言えばいいだろうか」
- シエルメリア◥
- 21:55:43
- 「それって、リヴァイアの力が篭った魔剣を手に入れたから、とか?」
- グルーヴェル◥
- 21:55:55
- 「彼の慟哭が、壁も何もなくストンと胸に収まったというか――うまく言葉が見つからないが」
- 21:56:20
- 「或いは、だからこそ魔剣を手にさせて貰ったともいえるかもしれないな」
- シエルメリア◥
- 21:57:02
- 「表現の上手い下手は置いておくとして……まあ、あたしもレーヴィアの気持ちは少しは理解してあげられたとは思ってるわ」
- 21:57:38
- 「あたしはあの子程健気になれるかは分からないけど、人と竜には手を取り合って欲しいと思ってるのは同じだから」
- グルーヴェル◥
- 21:58:17
- 「君も、君らしさが買われてその魔剣を贈ってくれたのかもしれないな」
- シエルメリア◥
- 21:58:58
- 「かも、ね。手にした瞬間から今までの武器より馴染んでた感じすらあったくらいだし」
- グルーヴェル◥
- 21:59:32
- 「……まあ、そういう感覚を持っている君になら理解が得られるかもしれないが」
- シエルメリア◥
- 21:59:49
- 「理解、っていうと?」
- グルーヴェル◥
- 22:00:56
- 「ああ、いや。言葉では説明しにくいが、多々共感を持った事柄に」
- シエルメリア◥
- 22:01:57
- 「あ、そういう。まあ、そうね。人と竜の共存……あたしにとっては当たり前のことだけど、それを改めて考えさせられた感じ」
- グルーヴェル◥
- 22:02:21
- 「ああ……いやしかし。何だか持って回った難しい事を話そうとすると、やはり難しいな」
- シエルメリア◥
- 22:03:03
- 「そりゃ、あんたって別に口が達者な方じゃないんだし。それどころかむしろ口下手な方なんだし、当然でしょ」
- グルーヴェル◥
- 22:03:41
- 「大人しく、率直に言うとしよう」 やや体をシエルメリアへ向けて
- 22:04:20
- 「あの慟哭を身に受け、理解できた感覚があるんだ」
- シエルメリア◥
- 22:04:31
- 「えっ、な、何よ改まって……」 口の前で両手でグラスを保持したまま、やや頬の紅くなった顔で見た。
- グルーヴェル◥
- 22:05:20
- 「どうにも君がライルと話しをしているときにもチリチリと感じていたことだが」
- シエルメリア◥
- 22:06:09
- 「……」 自分とライルってどんな話をしていたっけ、と考えてみる。大体なんか突っ込んでただけな気がした。
- グルーヴェル◥
- 22:06:36
- 「私は、君を失いたくない……と感じている」
- シエルメリア◥
- 22:07:30
- 「う、失いたくないって……なんか大げさな言い方ね。あたしはまだしばらく冒険者を続けるつもりだし、居なくなったりはしないわよ?」
- グルーヴェル◥
- 22:08:05
- 「君の言う通りである。しかし、そういうことではないんだ」
- シエルメリア◥
- 22:08:48
- 「……じゃ、じゃあどういうことよ」
- グルーヴェル◥
- 22:10:14
- 「そうだな……」 数舜、言葉を考え
- 22:11:57
- 「私にとって、君は"特別"になっていた。今のままの、曖昧な関係のまま過ごす気には、もうなれない」 す、と立ち上がると、シエルメリアの傍で跪く
- シエルメリア◥
- 22:12:48
- 「えっ、ちょっ」 突然の行動に焦り、こちらも椅子から立ち上がって。 「ななな、何してんのよ、いきなり……しかもこんなところで!」
- グルーヴェル◥
- 22:13:27
- 「君が好きだ。他の誰でもない、"俺"の手を取ってはくれないか――シエルメリア」 手を差し出して、シエルメリアを仰ぎ見る
- シエルメリア◥
- 22:15:15
- 「――…………」 酒のせいか、突然の告白のせいか、エルフらしい白い肌がかあっと耳まで真っ赤に染まって。 「ど、どど、どうして、何でっ……い、いきなりいわれても……ど、どうしたらいいのか……」
- グルーヴェル◥
- 22:16:05
- 「行動を起こさずに、誰かの元へ行ってしまった君の背を見るのは我慢ならない。かといって、曖昧な関係のまま、君を守れないままで何かが終わってしまうのも耐えられない」
- 22:16:43
- 「今答えが出せないなら、今決めなくてもいい。ただ、"俺"が君のために戦い、守ることを赦して欲しい」
- シエルメリア◥
- 22:17:44
- 「……と、とりあえず、そんなふうに跪いてないで、立ちなさいよ」
- グルーヴェル◥
- 22:18:23
- 「む……こうするのが礼儀ではなかったのか。すまない」 少し首を傾げ、大人しく立ち上がる
- シエルメリア◥
- 22:19:02
- 「少なくとも、普通の男女がするようなことではないと思うわ……」 よく知らないけど。
- 22:19:26
- 「それで、ええっと……その、答えだけど」
- グルーヴェル◥
- 22:19:58
- 「そうか……」 世の男女に聞いてみたいと内心思いながら、シエルメリアの言葉を聞き黙って視線を向ける
- シエルメリア◥
- 22:20:37
- 「あたしはさ、グルーヴェルも知ってる通り、物心ついた時にはもうあの集落にいて、小さな世界の中で生きてきたの」
- 22:21:11
- 「そりゃ、ちょっとは他の村や街を見たこととかはあったけど、暮らしたことなんてなかったし、同じ年代の友人なんてものも殆どいなかったわけ」
- グルーヴェル◥
- 22:21:47
- 「……」 大事な言葉だ。黙って言葉を聞き逃さないように清聴する
- シエルメリア◥
- 22:22:36
- 「だから、異性を好きになるどころか、友情らしい友情もあんまり意識したことがなかったのよ」
- 22:23:54
- 「でも……まあ、その、そこまで鈍いわけじゃないし」
- グルーヴェル◥
- 22:24:32
- 「……少なくとも、俺よりはな」 思わず笑い
- シエルメリア◥
- 22:25:02
- 「今まで色々とあんたに言われた言葉は、戸惑いもしたけど、嬉しくもあったし、今の、その、こ、告白だって……すごく嬉しいわ」
- 22:26:04
- 「けど……あたしが今抱いてる気持ちがあんたと同じような“好き”なのかはよくわからないし、どう応えたらいいかも、応えた後にどうしたらいいのかも分からないの」
- 22:27:52
- 「ああもう……らしくないわ、こんなの」
- 22:28:01
- ぶんぶんと頭を振って
- グルーヴェル◥
- 22:28:13
- 「……俺も、その辺りの機微に関してはあまり詳しく――シエルメリア?」
- シエルメリア◥
- 22:28:39
- 「――いい!?」 顔を真っ赤に染めたまま、ずびし、と真正面のグルーヴェルを指さして。
- グルーヴェル◥
- 22:29:01
- 「あ、ああ」 勢いのある彼女の言葉に、少しばかり背をのけぞらせ
- シエルメリア◥
- 22:29:34
- 「あたしはね、今言った通り恋愛とかそういうの、全然理解してないし、ド田舎出身の世間知らずな小娘よ」
- 22:30:53
- 「でも、あんなに真っ直ぐに気持ちをぶつけられた以上、ちゃんと応えてあげなきゃ女が廃るわ。だから、率直な感想を応えてあげる」
- グルーヴェル◥
- 22:31:06
- 「……聞かせてくれ」
- シエルメリア◥
- 22:32:26
- 「あんたは優しいけどガタイの割に卑屈だし、変な所で勢いがあるくせに、普段は自信を持てって言ってるのになかなか持たないし」
- 22:32:55
- 「女の子にはなかなかモテないタイプだと見てるわ」
- グルーヴェル◥
- 22:33:13
- 「て、手厳しいな……」 率直なコメントに若干笑みが引きつる
- シエルメリア◥
- 22:33:38
- 「でもね、こないだ読んだ本に書いてあったの。どんな男でも、世界中を探せば好きになってくれる物好きが一人か二人くらいは居るって」
- 22:34:39
- 「――多分、そのうちの一人があたしよ」
- 22:35:37
- 「物好きのもう一人がいつあんたの前に現れるかは知らないけど、あたしだって、そんな奴に渡す気はないから」
- グルーヴェル◥
- 22:36:10
- 「……シエルメリア」 その言葉に、少しだけ身を震わせ笑みをこぼす
- シエルメリア◥
- 22:36:45
- 「何よ、今更取り消そうとしても遅いわよ」
- グルーヴェル◥
- 22:37:15
- 「どんな大金を積まれようと、取り消す気はない」
- シエルメリア◥
- 22:38:11
- 「そう……。あんたも大概物好きね」
- グルーヴェル◥
- 22:38:19
- 「……シエルメリア。二つほど、頼みがある」
- シエルメリア◥
- 22:39:09
- 「……な、何よ」
- グルーヴェル◥
- 22:40:14
- 「世の恋人同士というのは、愛称で呼び合うらしい。君の事を、シエルと呼ばせてもらっても構わないか。俺の事は――ヴェルとでも呼んで欲しい」
- シエルメリア◥
- 22:41:10
- 「……ま、まあ確かに、グルーヴェルってちょっと長いなって前から思ってはいたし、丁度いいわ」
- 22:41:37
- 「でも、訂正というか……あたしからもお願いというか」
- グルーヴェル◥
- 22:42:04
- 「礼を言うのも変だが、ありがとう。――なんだ?」 お願い? と首を傾げ
- シエルメリア◥
- 22:42:43
- 「あたしって元々名前が長いから、別に特別な関係じゃなくてもシエルって呼ばれることは結構あるのよ。イルスファールじゃ、まだ殆どないけど」
- 22:43:17
- 「だから、愛称っていうならシエルじゃなくて、シェリーって呼んで。ネサレアみたいな特別に親しい相手は、あたしのことをそう呼んでるから」
- グルーヴェル◥
- 22:44:06
- 「それは、嬉しい申し出だ。気兼ねなく呼ばせてくれ――シェリー」
- シエルメリア◥
- 22:44:50
- 「…………」 自分で呼べとはいったものの、気恥ずかしさと居た堪れなさに恥ずかしそうにうつむいた。 「……そ、そのうち慣れるかしら、これ……」
- グルーヴェル◥
- 22:45:35
- 「あまり慣れられると、可愛らしい君が見れなくなるので――あまり慣れられても困るな」
- シエルメリア◥
- 22:46:05
- 「名前を呼ばれただけで一々恥ずかしがってたら会話にならないじゃないの……」
- 22:46:20
- 「――……で、もうひとつの頼みっていうのは?」
- グルーヴェル◥
- 22:46:25
- 「それはそれで困るな――おっと」
- 22:47:28
- 「まだ距離の詰め方を把握できないから、普通聞くことではないのだが」
- シエルメリア◥
- 22:48:06
- 「……」 その前置きにちょっと身構えた。
- グルーヴェル◥
- 22:48:24
- 「大変今、俺は歓喜の感情で内心躍るような心持なのだが、その思いをそのままに、君を抱きしめても構わないだろうか?」
- シエルメリア◥
- 22:49:29
- 「……ヴェル、あんたあたしが居て幸運だったわね。多分、あたし以外にあんたを好きになってくれる女の子なんて居ないわ」
- 22:50:10
- 「そういう時は、別に確認取らなくてもいいから抱きしめてあげるものでしょ、普通! あたしでも分かるわよ、もう……」
- 22:50:39
- 「あ、でも此処じゃダメよ。まだ微妙に人がいるし……宣言されてから抱きしめられるとか、ムードも何もあったもんじゃないわ」
- グルーヴェル◥
- 22:50:52
- 「それは何より幸運だった。――ほかでもない君が居てくれるなら、他は必要ないな」
- 22:51:29
- 「……そうか。その辺の事も、きちんと勉強しておこう」 重々しく頷き
- シエルメリア◥
- 22:53:25
- 「……まあ、あんたがそういう人だっていうのはわかってるし、別にいいわ」
- グルーヴェル◥
- 22:54:09
- 「済まないな。だが、正せるところは正していこう。思うことがあれば、幾らでも言ってくれ」
- 22:54:24
- 言って、ぬるくなった珈琲を一息に飲み干す
- シエルメリア◥
- 22:54:33
- 「そういうことなら遠慮なく、厳しくいくわよ」
- 22:54:51
- 「というわけで、ほら」 グルーヴェルの肩に手を置いて、ぐるりと階段の方を向かせた。
- 22:55:27
- 「今からあんたの部屋で飲み直し。少しでも楽しい話が出来るように、今夜は一晩中鍛えてあげるわ」
- グルーヴェル◥
- 22:56:05
- 「――望む所だ」 頷き、持ち込んで良い酒とグラスを頼む
- シエルメリア◥
- 22:56:43
- 「返事は一丁前じゃない。せいぜい期待させてもらうわね」
- グルーヴェル◥
- 22:57:24
- 「こう見えて、訓練で何事かを身に着けるのは得意なんだぞ?」
- 22:57:44
- 片手でグラスと瓶を器用に持ち、空いた手をシェリーに差し出す
- 22:58:10
- 「エスコートさせてくれ、俺の姫君」
- シエルメリア◥
- 22:58:46
- 「ふうん。ま、落第にならないように頑張りなさいな」 いつもの調子を取り戻すように強気に返すが、差し出された手に再び硬直して 「……い、一々気障ったらしいのよ、もう」 俯きながら、差し出された手に自分の手を重ねた。
- グルーヴェル◥
- 22:59:52
- 「あまり意識せずこうだから、もう俺はこういう生き物なのだろう。――大人しく諦めてくれ」 優しく重なった手を握り、ゆっくりと上階へ行こう
- ◥
- 23:19:53
-
- 23:19:54
-
- 23:20:08
- おちゅかれさまでした( ˘ω˘)
- グルーヴェル◥
- 23:20:15
- あ、おつかれさまでした
- ◥
- 23:20:24
- あとはあちらで<>
- SYSTEM◥
- 23:20:26
- 様が退室しました。
- グルーヴェル◥
- 23:20:30
- お付き合い感謝です( ˘ω˘ )
- SYSTEM◥
- 23:20:32
- 様が退室しました。
- ◥
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発言統計 |
その他(NPC) | 174回 | 90.2% | 7745文字 | 97.0% |
| 19回 | 9.8% | 243文字 | 3.0% |
合計 | 193回 | 7988文字 |