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2019/04/30
SYSTEM
00:24:10
 様が入室しました。
SYSTEM
00:24:16
 様が入室しました。
 
00:24:49
うむ。
 
00:25:04
うむ
 
00:25:15
ほししべでいいか
00:25:32
昼卓からかえってきたところにしよ。
 
00:25:39
そんな大衆の面々で(ノノ
 
00:25:48
:D
00:25:49
 
00:25:49
 
TOPIC
00:25:59
〈星の標〉夜 by  
 
00:26:25
夕食の時間も過ぎ、人がまばらになった〈星の標〉にへと、一人の少女が戻ってきた。
00:27:17
ゴーレムの素材のひとつである動物の骨を手元でくるくると回して弄びつつ、食器磨きに勤しむガルバの近くまで歩いていく。
ラルカ
00:27:44
「おじさん、終わった。他の人もそのうち戻ってくる」
00:28:07
すでに全体としての報告は、南部の前線の砦へと終えている。
00:28:31
その後、一部は兵士たちの治療のために残ったりなんだりで、現地で解散の運びとなったのだ。
ガルバ
00:29:15
「おう、お疲れさん。何か飲むか?」
ラルカ
00:30:16
「いい。あっちで、新しいハーブを買ってきた。後で自分でいれるから」
ガルバ
00:30:41
「そうか。まあ、火を使うんなら適当に声をかけな」
ラルカ
00:31:21
「ん」 ガルバに頷くと、マフラーで口元を隠し、近くのテーブル席に座った。
00:32:23
「…………」 テーブルにつくと、手帳のひとつを開く。中には、フローラを参考に冒険者活動をするときにどう動いたらいいかが記されている。
00:32:58
それを見ながら、自分がそのとおりに動けていたかどうかを確認していく。
00:34:03
出発前の新人の案内に誘導、現地での調査、戦闘における状況判断、その辺はできていた、と思う。
00:34:40
「……」 いつもより疲労感を強く感じるのは、その辺りを意識して動いていたせいだろうか。
 
00:35:38
そうして少女が自分の行動を省みながら手帳に記した内容を読み返していると
フローラ
00:38:40
「ふぅ……」 エルフの女性が一人、店へと戻って来た。
ラルカ
00:39:09
「……」 手帳に落としていた視線を、物音の方へと向けた。 「あ」
フローラ
00:40:21
仕事の帰りである。急な依頼、南方で蛮族が築いた砦を襲撃するというものだった。その危険度が不明という事もあって、理由をつけて連れを置いていってしまった。
00:43:07
「あら、ラルカ、ただいま。どうしたの、こんなところで」 仕事自体は問題なくこなした。直接対峙した敵はそれほど脅威ではなかったが、敵の同行に気を揉み続けた事もあり、気疲れが顔に出そうになるのを押さえて、笑みを浮かべる。
ラルカ
00:44:23
「仕事から戻ってきた」 
00:45:26
「……」 そう答えながら、じーっとフローラの顔を伏し目がちな瞳で見つめる。
フローラ
00:46:07
「えっ? 仕事…? ラルカも仕事に…? 一人で?」驚きで気疲れも気遣いも吹き飛んでしまった。思わずラルカとガルバを交互に見てしまう。
ガルバ
00:46:41
「うむ」 皿を磨きながらはっきりと頷いた。
ラルカ
00:47:06
「フローラが先に戻ってきた時のために、書き置きはしておいたけど……。私の方がちょっと早かった」
フローラ
00:48:03
「そ、そう。とうとう一人でも仕事が取れるようになったのね。偉いわ」近づいて頭を撫でた
ラルカ
00:49:04
「……取ろうとしたけど、ばかを案内してたらのがした」
00:49:11
「から、他の人の依頼に乗っかったの」
フローラ
00:49:38
「どんな仕事だったのか、聞かせて貰える? 怪我とかはしなかった?」席について身を乗り出し気味に尋ねる。この少女には驚かされる事が多い。自分の知っている"葉"の子供達とは大きく異なる
00:50:25
「ば、ばか…? どんな人かは知らないけれど、あんまりそういう風に言うものじゃないわ」
ラルカ
00:50:42
「軍の人を襲った蛮族を倒してきた。穴に隠れたり、穴を掘ったりしてた。怪我はしてない」
00:51:05
「……だってばかだった。名前もヴァカとか、そんなだった」
フローラ
00:53:55
「そっちも蛮族絡みの一件……そう、本当に活発化しているのね…」こちらの一件では砦の建設指揮に関わったと思われる蛮族を討ち取るには至らず、作戦は成功したが満足な結果とはいかなかったのだった。
00:54:34
「ヴァカ……変わった名前…ね…そうだわ、手帳を見せて貰ってもいい?」
ラルカ
00:55:07
「シュビタイチョー……?とかいう人もそう言ってた。あと、友達が死んだって人も居たよ」
フローラ
00:55:14
最近は本人に名前を書いて貰っているのだ。それを見れば分かるかもしれない。もし、失礼な事を言ってしまったなら詫びを入れる必要があるだろう
ラルカ
00:55:51
「……ん」 もうひとつの手帳を見せた。そこにはラルカではなく本人のあまり綺麗ではない字でヴァレンタイン・フォー・ナインと書いてある。
フローラ
00:57:23
「戦争が始まろうとしているのよ、これからもそういう人達が増えていくわ。残念だけれど……あぁ、ありがとう」 手帳を覗き込み 
ラルカ
00:57:57
「うん。戻った後、仇を取ってくれてありがとう?とか、言われた気がする」
フローラ
00:58:51
「ラルカ、ヴァカじゃなくて、ヴァレン…タイン、フォー…ナイン?ってあるわ。ヴァレンって呼べないいんじゃない?」
00:59:12
ヴァレンじゃない、ヴァレンタイン・フォー・ナインだ以下略
ラルカ
00:59:59
「……そう呼んだら、『ヴァレンじゃない、俺は以下略』って言われる」
01:00:03
「ばかだもん」
フローラ
01:02:06
「そ、そう……、変わった人……ね」この少女がこんな風に主張するのは珍しい事だ。余程変わった人物だったのだろう。もっとも、こちらに来てから変わっていない人物と会わない方が珍しいのだが
ラルカ
01:02:31
「……依頼はどうやって取るか聞かれたの」
01:02:40
「私、掲示板から取ればいいって答えた」
01:03:17
「そしたら、掲示板に話しかけて、掲示板から返事がないからって怒ってた」
フローラ
01:03:44
「うん」自分の行動をよく見ていたのを思い出す。それを覚えて実践してくれたのだとしたら、とても嬉しい事だ 「え?」
01:03:59
「掲示板に? どうして…?」
ラルカ
01:04:19
「分かんないけど。掲示板から依頼をもらおうとしてた」
フローラ
01:07:20
「それで、その人が仕事を取れるように手伝ってあげたのね? 自分の仕事を探すんじゃなくて」 とりあえず、その人物の為人に関してはひとまず置いておいて、少女のとった行動と選択に意識を向けよう。そうしよう
ラルカ
01:07:57
「……その人が取ってきたら、便乗しようと思った。でも、そういうばかだったから取れなかった」
01:09:04
「結局、他の人の依頼にまとめて乗った」
01:09:59
「……ちょっと身体が重い」 依頼の最中も、いつもフローラがやっているみたいに、ある程度引っ張ろうと真似をしてみたせいだ。
フローラ
01:10:33
「でも、そこで見限ったりしないで、その人も連れてその依頼に乗せて貰ったんでしょう? 頑張ったわね」
ラルカ
01:11:18
「頑張った? ……頑張った、のかも?」 自分ではそれなりに出来ていたと思うけど、周りからどう思われているかはよく分からない。
フローラ
01:12:23
「身体が…? 大丈夫? 風邪じゃあ……熱はない……?」席を立って腰かけているラルカの元へ行き、中腰になってその額に掌を当てた
01:13:54
片目が隠れるほど伸びた前髪の隙間から手を挿し込んで額に当てた掌で熱を測る。 「ううん、大丈夫…だとは思う、けれど」光の妖精の力を借りるべきだろうか、悩む
ラルカ
01:14:11
「……」 大人しく額で体温を計ってもらう。そう熱いわけではない。ただの疲労だろう。 「…………」 じーっと、フローラの顔と、その下、胸元辺りを視線が行き来する。
01:14:52
「……多分、疲れ? そういうの。フローラの真似、大変だった」
フローラ
01:16:57
「私の真似?」額に掌を当てたまま、首を傾げる
ラルカ
01:17:57
「うん。依頼取ったり、乗っかったり、依頼人と話したり、作戦とか行動とか考えたり」
フローラ
01:19:39
「ああ、そういう事……そういうところまで見ていてくれたの…ふふ、ちょっと恥ずかしいわ」照れ笑いを浮かべ
ラルカ
01:20:44
「……フローラはいつもあんなことしてるから、多分もっと大変」
フローラ
01:21:34
「私は大丈夫よ、これでもあなたの3倍くらいは生きてるんだから」
ラルカ
01:22:34
「3倍……」 じーっと、フローラを見る。胸元を見る。 「……」 何を思ったのか、おもむろに手近にあったフローラの胸の谷間に手をすっと差し入れた。
フローラ
01:24:17
「それにしても……これなら思ったより早く、1人でもやっていけそ……ふゃっ!?」 ラルカの手はひんやりとしている。それが突然、突っ込まれたものだから、思わず変な声が出た
01:24:38
「ど、どうしたの? 急に」
ラルカ
01:25:24
「……」 面白い声が出た。微かに目を開きつつ、その感触と体温を堪能する。 「3倍生きたら、私も胸、大きくなるのかなって」
フローラ
01:28:11
「えぇ……ど、どうかしら、人間の場合だと…なる、のかな…? 40とか50って人間だと……」 ガルバの方を見た
ガルバ
01:28:31
きゅっきゅっ。皿を磨くガルバはなかなかの胸板だ。
フローラ
01:28:37
なお、手は突っ込まれたままである
ラルカ
01:29:26
「柔らかい」
フローラ
01:31:14
「そんなに良いものでも無いわ。動き回るには不便だし、肩も凝るわ」
ラルカ
01:31:55
「私は嫌いじゃない」
フローラ
01:35:18
「そう言ってくれるのは嬉しいわ」 エルフの間ではこういう体型はあまり良い目で見られなかったのだ」
ラルカ
01:35:34
「なんかちょっと、安心する」
フローラ
01:35:53
「うちは母さんも姉さんもこんなだったから、きっとそういう血筋なのね」
ラルカ
01:36:53
「……」 とかなんとか言っていたら、疲労感と、慣れた相手に会って安心したからか、眠気がやってきた。 「……そう。フローラの、家族……」 耳に聞こえた単語から想像してみる。フローラがひとり、ふろーらがふたり、ふろーらがさんにん……
01:37:41
「…………」 瞼が自然と閉じる。ああ、今なら少しでも身体を休めるために無理に寝ようと思わなくても、眠れるのかもしれない。
フローラ
01:38:19
「ラルカ? ……仕事帰りだったのよね、そういえば」
ラルカ
01:39:23
「うん……眠れる、かも……」 眠れるとは、いつもよりしっかりと眠れるかもしれない、の意だ。そのまま意識を失って、フローラへと凭れ掛かった。
フローラ
01:41:24
「……」こんな風に甘えてくれるのは初めての事かもしれない。戸惑いつつもその頭をしっかりと胸に抱き、身体を支えてやる
01:42:25
「店主さん、もう少ししたら部屋に運ぶから、少しだけここでこうさせて頂戴」ラルカを起こさないように小声で呼びかけ
ラルカ
01:42:48
「…………」 余程気を張り詰めていたのだろう。いつもは眠りが浅いどころか、眠りに落ちるまで苦労しているというのに、今日は間近で声を発しても、揺らしても簡単には起きそうにない。
ガルバ
01:43:08
「まあ、まだ俺も明日の準備がある。しばらくはいるから、好きにしな」
フローラ
01:46:28
「ありがとう。  お疲れ様、ラルカ…」ルスルリアンからこの子を連れてくる事になったきっかけは、元"葉"の少女に対する同情であり義侠心であり、同時に”庭”との接点になるかもしれないという思惑でもあった。
01:48:51
一人前の冒険者になれば自分が居なくても大丈夫だろうと思っていたのだが、こちらが思っている以上に慕ってくれているのだと実感させられた。
01:50:10
この先、”庭”との邂逅の時が来るかもしれないと思えば、この少女から早く離れた方がいい。それが彼女自身の為でもある。
01:51:10
別れを告げたとしたら、彼女はどんな風に思うのだろう。 自分は……
01:53:17
あどけない顔で眠る少女を抱き締め、しばし想像に思いを馳せつつ時を過ごし、しばらくすると少女を抱えて宿へ戻るのだった
 
01:53:23
 
01:53:25
 
ラルカ
01:53:37
今日はこのくらいで許してやる( ˘ω˘)
 
01:54:00
あなたが居なくても負けない…っ
ラルカ
01:54:10
あなたは私がいないと無能だよ……
 
01:54:21
お付き合いありがとうございました:D
 
01:54:25
;;
 
01:54:30
;;
01:54:32
おつかれ><
 
01:54:41
お疲れ様でした やっぱりらるかにはかてない
SYSTEM
01:54:47
 様が退室しました。
 
01:54:55
なんでまけたか明日まで考えといてください
SYSTEM
01:54:57
 様が退室しました。
発言統計
その他(NPC)88回81.5%3958文字93.8%
 20回18.5%263文字6.2%
合計108回4221文字