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20190522X_0

2019/05/22
SYSTEM
22:44:22
様が入室しました。
SYSTEM
22:45:15
 様が入室しました。
 
22:46:21
何卒お手柔らかにお願い申し上げまする
22:46:55
お手柔らかがいいのか
22:47:23
どうしようかな。
 
22:47:43
!?
22:48:35
まずは君が自分で店を決める事が出来たのかどうかからじゃないだろうか。
 
22:50:08
では……
22:50:10
 
22:50:11
 
22:51:53
蛇頭海に浮かぶ不思議な島での依頼の最中、イルカを騎獣としていた事から発見した水死体を運ぶという陰鬱な作業を行うことになったミカサを労う(?)べく、帰ったら食事にと誘うライナス
22:53:53
どんな店に行きたい?と問うた上で、帰りの船が港に着くまでに決めておいてと期限を設けられたのだったが、不慣れで不器用なミカサは結局答えを出せぬまま船は到着してしまったのだった。
22:55:30
決められなかったら、こちらで勝手に決めてしまう。それがライナスの出した条件だった。
22:56:48
優しいライナスは港について到着しても、まあ店も知らないのに決めようもないし無理な条件だったね、と。イルスファールについてから2日くらいのロスタイムをあげることにしたよ。
 
22:58:07
どんな場所に連れていかれるのか戦々恐々、悶々と過ごす事になる長いロスタイムを経て、約束の当日――
22:58:12
 
ミカサ
23:00:24
待ち合わせの時間は昼というには早く、朝というには襲い、丁度依頼が掃けたような頃合いだ。
ライナス
23:01:43
約束の時間よりある程度は早く来ているだろうけれど、果たしてどちらが先だったか。
ミカサ
23:02:50
武器防具の類は身に着けていない。衣服は結局着慣れている物を選んだ。白を基調とした水干に緋袴。慣れない衣服で無様を晒すよりは良いという判断だ。
23:04:41
魔剣ランクに昇格した折、これまでの働きを称えて、と渡された〈穢れ抑えの護符〉のお陰で、結界に拒まれる事もない。だが、穢れに比例して力を抑制するこの護符の効果は覿面だ。武具の無さもあって非常に心許ない。
23:05:23
わたくしは――
(一時間早く , 二時間早く , 定刻通り , まさかの遅刻) → [まさかの遅刻]
23:05:43
なんという事でしょう…なんという事でしょう…
ライナス
23:05:51
なんという。
ミカサ
23:07:43
「はっ…はっ…はっ…」眠れぬ前夜を過ごした為か、まさかの遅刻という大失態を犯す事となり、慌てて駈けて来た
ライナス
23:08:11
「……」 こちらは時間よりも30分くらい早く到着して、軽く珈琲でも頼んでまったりしていた。時間が過ぎた頃から、少し心配をしていたけれども入れ違いの心配もあるし、ともう少し待機をしてみようと思っていた所だ。
ミカサ
23:10:19
「ら、ライナス様、も、申し訳、ございませぬ…っ」平服姿で駆けつけてくるなり、僅かに乱れた髪を直す暇も惜しんで深々と頭を下げ、謝罪する
ライナス
23:10:28
「おっと」 そろそろ動いておくべきか、と考えていた頃に駆け込んできた様だ。 「やあ、おはよう、ミカサ。そんなに慌てなくても構わないよ」 まずは落ち着くといい、と。ジャスミンティー辺りでも注文してあげようか。
23:11:41
「」
23:12:01
まあ座ると良い、と着席を促しつつ。
ミカサ
23:13:06
「と、とんでもない事にございます…や、約束を違えるなど…なんとお詫びしたらよいか……ああ、わたくし、なんて粗忽な……だから昨夜は早く床に就いたというのに……」
ライナス
23:14:54
「気にしなくても構わないけれどね。こうしてちゃんと来てくれただけで十分だとも。君のことだ、遅れたくて遅れた訳でもないんだろう」 まあまあ、と落ち着かせてやりつつ。寝付けなかったのかい、とか事情を聴取してあげよう。
ミカサ
23:15:21
「はっ…し、失礼いたします…」(本人の主観ではだいぶ)乱れた裾と髪を正しながら着席する
23:17:37
「約束の刻限を違えぬように、普段よりも早く床に就いたのですが、」朝ぼらけが来るまで思うように寝付けず……」シュンと肩を落とし、心なし角を縮めて(だが+2だ)
ライナス
23:19:45
「そんなに楽しみにしていてくれたのかい、それは随分と光栄だね」 くすくすと、からかうように笑いつつ。そうこうしているうちにお茶も届くだろう、まずはこれでも飲んで落ち着くといい。
ミカサ
23:22:03
「た、楽しみと申しますか、戦の前夜の如き気構えをと申しますか、その…ああ、いえ、決して楽しみではないという訳では」しどろもどろに答えながら、お茶をいただく。お茶は良いものです、心を落ち着かせてくれる。あ、茶柱
ライナス
23:25:58
「まぁ、先程も言った通り。慌てる必要もないし、そんなに怒っている訳でもないからね。そこまで気にする必要はないさ」 待たせた、と言っても僕一人の事だしね、と。
23:27:36
「それに、怒るというなら別の部分に対して、かな?」 落ち着かせた後に、そんなことを言い出すのだ。
ミカサ
23:28:18
「……そ、そんなに……」お茶の中に浮く茎の一欠け――本来なら邪魔なだけのそれ――に顔を綻ばせて茶を楽しみ、落ち着きを取りもどしかけたところだったのだが。そんなに、という事は少しは…
23:28:56
「え? え? あ、あの、わ、わたくし、他にもなにか不作法を……?」
ライナス
23:30:04
「さて、どうかな。……自分ではどう思う?」 などと尋ねる様子は、不機嫌や怒りとはほど遠い楽しげな様子だ。
23:32:31
「遅刻の件も気にしなくて良いと言っても気にしてしまうだろうし。そうだね、僕が指摘する前に気がつけるようならそちらについても帳消しで。逆に、気がつけないようであれば合わせて罰でも受けてみて貰おうかな」 そんな簡単なゲームでもしよう、などと。言ってみてあげようか。
ミカサ
23:33:01
「ち、遅参の件では無いのですよね? あの、えっと、ふ、服装にございましょうか、それとも、つ、角を…ば、罰にございますか…??」
ライナス
23:35:11
「今のところは正答はなしだね。期限は、僕が珈琲を飲み終わるくらいまで、にしておこうか」 そういうカップの珈琲の中身はもう半分も残ってはいない。
ミカサ
23:35:14
「す、全ては至らぬこの身の不徳なれば……如何なる罰であろうとも甘んじて受ける覚悟にございます…っ」膝の上に置いた手で拳を握り、覚悟を決めて……降参した。
ライナス
23:35:53
慌てふためいて必死に考えるミカサの様子を楽しげに眺めながらゆっくり口に含んで居たところで参ったが入ったようだ。
ミカサ
23:37:00
「ど、どうぞこの愚か者にどこが至らぬのかご教示くださいまし…」
ライナス
23:37:09
「何でも、なんて。早々気軽に口に出すものじゃあないよ、ミカサ」 やれやれ、と苦笑しながら窘めてあげた。
ミカサ
23:38:39
「はっ」以前にもどなたかに窘められた事があったのを思い出して赤くなる。
ライナス
23:39:25
「そこで無理難題をふっかけられたらどうするんだい。何でもと言って置いて、それを翻すのかな?」
23:40:14
「まあ、そんな注意は置いておいて。僕が言っているのは――そうだね。君は最初に駆け込んで来て、なんと言ったかな。思い出してご覧」
ミカサ
23:40:20
「ぜ、前言を翻すなど夜叉の名折れ。そ、その時は覚悟を決めて…」
23:41:10
「なんと言ったか、でございますか……?」きょとんとした顔で
23:43:14
「ええと…ライナス様にお詫びのこと、ばを……」言いながら思い出した。そう、ルシアの一件を終えた際に、様付けでは呼ばないと自分で言っておきながら、つい、そう呼んでしまった
ライナス
23:43:53
――……」 薄く笑いながらそんな様子を眺めているのだ。
ミカサ
23:45:10
「あ、あれは、その、言葉の綾と申しますか、咄嗟に口をついて……申し訳ございませぬ……ご気分を害されましたか……?」肩を落とし、伺うような視線を向け
ライナス
23:47:37
「そうだね、それなら。害した、と言っておこうか」 本当に?と言いたくなるような薄い笑みと口調で返して。 「さて。どんな罰でもとも、前言を翻すつもりはないとも言っていたかな?」
ミカサ
23:48:45
「あ、ああぁ…」 なんということでしょう、なんということでしょう、遅参のみならず、心無い一言で深く傷つけてしまうとは
23:49:05
「に、二言はございませぬ…な、何なりと…」
ライナス
23:50:38
「それなら。今日一日は、さんもなしで過ごして貰おうか」 珈琲を飲み干しながらそんな風に告げた。
ミカサ
23:51:12
「…………はい?」
ライナス
23:51:41
「ここでならば殿、などと逃げたりはしないで欲しいね」
ミカサ
23:51:48
「ひぅ」
ライナス
23:52:49
「おや、どうしたんだい、ミカサ?」 まるで図星を突かれたような反応じゃあないか。
ミカサ
23:53:51
逃げ道を潰され、目線をあちこちに泳がせ、何か他の呼び方をと考えようとするが角が伸びるばかりで一向に思いつかない。
ライナス
23:55:44
「こうも何度も呼び方が戻るようなら、やはりインパクトは必要だろうからね。今後も、うっかりとそう呼んだ時には、これと同じようにしてみるのがいいかな?」 そうしていればその内にいやでも覚えるだろう、と。
ミカサ
23:56:14
異貌化したことで青白さを増した白磁の肌に恥じらいの朱はたいそう目立つ。陸に打ち上げられた魚のようにはくはくと口を動かし、その不調法に気付いて腰に差していた扇子で顔ごと隠し
23:57:32
「わ、わかりました、わかりましたから……しょ、少々、お待ちを…っ」夜桜の風景画の描かれた扇子の向こうで深呼吸をして
ライナス
23:58:17
「……」 くく、と。そんな様を見て、小さく口の端上げて。
ミカサ
23:58:37
「………ら、ライ、ナス…さ…さ……ら、ライナス」
ライナス
23:59:18
「何か言ったかい?」 よく聞こえなかったんだ。
2019/05/23
ミカサ
00:01:11
「ら、ライナス、と!きちんと申しているではありませぬか…っ」扇子から顔を上げて目端に僅かに涙を浮かべて、自暴自棄気味に言い直しました
ライナス
00:03:17
「ああ、なんだい?」 くすり、と笑いながら。呼ばれたから答えた、という風に返して。
ミカサ
00:05:18
「あ、あぁ……」こと、ここに至ってようやく揶揄われているのではというところに思い至って、恥ずかしいやら怒るべきなのか分からなくなり
00:08:06
「な、なんでもございまぬ…っ」ふいと視線を脇にやる程度の抵抗しか思い浮かびませんでした
ライナス
00:09:24
「そうかい? それなら良いんだけれどね」 そんな抵抗をしれっと受け流しつつ。 「それじゃあ、そのお茶を飲み終えたらそろそろ出るとしようか。店の時間に余裕はあるんだけれどね、先に寄らなければいけないところもある」
ミカサ
00:10:50
「先に…で、ございますか…? その、お店はお任せするという約束にございましたが、他に何処かに…」
ライナス
00:11:57
「あぁ、先に商業街にね」 こくりと頷いて。
ミカサ
00:13:42
「は、はぁ…それは、構いませぬが…」深く考えれば構わない事はないのだが、何となく、反論できない流れを感じて戸惑いつつも頷くのでした。
ライナス
00:15:47
「そうかい、それなら良かった。本当ならもう少しゆっくりと出来たんだけどね、目的を絞る必要が出てしまった」 すまないね、と軽く謝罪しつつ。
ミカサ
00:16:45
「うぅ……返す言葉もございません…」
ライナス
00:18:48
出かける前段階で時間を随分と使ったから巻き信仰で行くか。
ミカサ
00:19:16
も、申し訳ございませぬ申し訳ございませぬお任せいたしまする…
ライナス
00:20:43
「さてと、この辺りに――ああ、あったあった」 ドナドナと連行される子牛のような様相のミカサを連れて向かった先は、商業区にある貸衣装屋だった。
ミカサ
00:20:58
????
ライナス
00:21:50
「実は。緩く、だけれどもドレスコードが指定されていてね」 そこまで肩肘を張る場所じゃあないけれど、自分にしろそちらにしろ今の恰好じゃあ少し不味いのだ、と。ここに来て告げて。
ミカサ
00:22:02
ここで一体何を?という疑問符を一杯に浮かべていましたが
00:23:07
「ど、どれすこおど……?」言葉の意味はよく分からないが、どうやら決まり事らしいという事は分かる。郷に入りては郷に従え、決まり事には従わなければならない。
ライナス
00:24:16
「ああ……通じないか。そうだね、その店に入るのに、ある程度以上の恰好が指定されている、と言えばわかりやすいか。極端な例で言うなら、部屋着で食事には出ないだろう?」 その部屋着、のラインが少し高くなっていると思えば良い、と。
00:25:38
簡単にだけ説明して、貸衣装屋の店主にミカサをパスして(あれ、これあの魔剣のミカサでは……?とかそういう顔をされたけれどしれっとスルーしつつ)行く予定の店を告げて適当に見繕うのを頼んで、と。
ミカサ
00:25:54
「そ、それは…はい。確かに、この恰好(水干)では…振袖の用意があらばそうしたのですが……あぁ…」
00:27:39
洋装に明るくないわたくしは、店員の質問に受け答えをしつつ結局言われるがままに着替えさせられたのです…
ライナス
00:28:09
ミカサに慣れないドレスを着せて呼び名も全くなれない呼び捨てにさせて。完全にイニシアチブを握りしめたまま、そこそこの食事どころへ連れて楽しみました、と。そんな所でひとまず終えておくのが良いか。
ミカサ
00:29:49
着物にやや近いところもある、桜色のカシュクールドレスにショール、角隠しにと帽子を被らされ
ライナス
00:30:35
アクセサリーも何点か、銀製以外で、と頼みながら見繕って貰いつつ付けさせて。
ミカサ
00:30:56
あれよあれよという間にフォーマルな装いにされ、呼び捨てを強要され、味の分からぬ食事を行いました……><
ライナス
00:33:44
食事を終えたら軽く連れ回して、衣装を返しに行くんだけれども。
ミカサ
00:34:04
まだなにか!?
ライナス
00:34:37
アクセの何点かはそのまま君の手元に残るんだ。貸衣装屋であるのと同時にアクセサリー自体は販売もしているらしくてね。ちゃっかりそちらは支払いを済ませて置いたのだ。
00:34:57
さて、今度はそのアクセサリーに似合う衣装でも買いに行こうか、なんてからかいながら今日はお開きだ。
ミカサ
00:36:17
「こ、困ります。これでは、慰労の範疇を越えているではありませんか…!えっ、つ、次…?そ、そんな、お、お待ちくださいまし…っ」
00:37:17
ずっと一杯一杯だったわたくしの反論はすでに遅きに失していたのでした…
ライナス
00:37:47
引き留める声をスルーして立ち去って、追い掛けても雑踏に紛れて見付ける事は出来ないのだった。
ミカサ
00:39:58
結局、その日も悶々と過ごすことになり、眠れぬ夜を明かす事となりました…
 
00:40:14
 
00:40:17
 
00:41:26
あなたは鬼のような人です、理由は勿論お分かりですね?!
00:41:42
全く心当たりがない。
00:41:57
遅刻を引く君が悪い。
 
00:43:08
なんという事でしょう…
00:43:57
さて、色々と濁した上でラウンジへ戻ろう。
 
00:43:59
ともあれ、お付き合いいただき誠にありがとうございました。
00:44:01
お疲れ様――
SYSTEM
00:44:04
様が退室しました。
 
00:44:13
またの逢瀬をお待ち…お待ち……
00:44:22
失礼いたします!!
SYSTEM
00:44:25
 様が退室しました。
発言統計
その他(NPC)87回77.7%4979文字89.0%
 17回15.2%408文字7.3%
8回7.1%209文字3.7%
合計112回5596文字