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20190525X_0
- 2019/05/25◥
- SYSTEM◥
- 13:51:43
- 様が入室しました。
- TOPIC◥
- 13:51:51
- 星の標 夜 by
- SYSTEM◥
- 13:52:36
- 様が入室しました。
- ◥
- 13:52:46
- 星の標 夜。昼間は多くの冒険者でにぎわうこの宿であるが、時間帯によっては人も少なく、今もカウンターに一人の少女と店主が何やら話をしているのみである
- アリエル◥
- 13:54:09
- 「ユディスにも足を運んできましたが…あの戦の爪痕はだいぶ少なくなってきたみたいです」お使い、をまたこなしてきたのである。
- 13:55:00
- 「徐々に沈静化に向かっている、といってもよいでしょう。ただ…以前攻勢が大きくなったこともあるので…まだ油断はできないかと…」
- ガルバ◥
- 13:56:49
- 「そうか…ありがとう」紙束を受け取り
- アリエル◥
- 13:57:41
- 「いえ…ちょうど、おじ様の様子も気になっていて、差し入れも送れたので、よい機会でした」ただまた母とはしばらく会えていない結果になったが。
- 13:59:32
- 「…ただ、やっぱり、おじ様の方でも…情報は、何もなかった、そうです」少し悲し気に
- 14:01:30
- 「焦ってもしょうがない、とは思いますし、15年も経っているので…本当、今どこにいるのでしょうね」
- ◥
- 14:02:18
- 仮面はつけているのかしら
- ◥
- 14:02:26
- つけてないですよ
- ガルバ◥
- 14:02:49
- 「あいつと話はできたのか?」
- アリエル◥
- 14:03:01
- 「あー…えーと……
- 14:03:18
- 「はい……」ガルバからの視線には申し訳なさそうに
- ガルバ◥
- 14:04:43
- その様子で状況を察し、茶をいれてやった。
- 仮面の女◥
- 14:06:39
- と、そこに一人の女性がやって来る。纏う雰囲気、その体つきは少女のそれではない。長い栗色の髪を揺らして歩いてくる。が、その表情は読み取れない。顔にはエメラルドラクーンを象った仮面(!)を被っているからだ
- アリエル◥
- 14:07:06
- @何してはるんですかママ!?
- 仮面の女◥
- 14:08:39
- 「こんばんわ。お嬢さん、お隣いいかしら」 その声には聞き覚えがあるかもしれない。優しく、包むような声音だ。ガルバが呆れた顔をしている、
- ガルバ◥
- 14:08:49
- 「いらっしゃい」色々言いたいことはあったが、何か考えがあるのだろうと思い口をつぐむ
- アリエル◥
- 14:09:27
- 「はい、どうぞ」ふんわりと柔らかく>仮面さん
- 仮面の女◥
- 14:10:39
- 「まぁ、ありがとう。ごめんなさいね、何か「何か悩み事があるように見えたから、良かったらおばさんに話してみない?」
- アリエル◥
- 14:11:07
- その声はどこか母に似ていて、優しい声だった。
- 14:11:51
- 「悩み事…」初対面の人物に話してよいかどうか迷ったが、悪い人ではなさそうだ。
- 仮面の女◥
- 14:12:14
- @何かとカッコが余計だったわ。そう、似ているわね、とても‥‥この子、大丈夫かしら…
- 14:13:27
- 「あなた、冒険者よね? それも宝剣の。その年で凄いわ、とても頑張っているのね」
- アリエル◥
- 14:13:42
- 「あ、ありがとうございます」だが少し恥ずかし気に
- 14:15:46
- 「ただ…その…冒険者であることを、母に話ができていなくて…」
- 仮面の女◥
- 14:16:32
- 「そう……。そこまでして、どうしてそんなに頑張れるのかしら? 何か目標があるんでしょう?」
- アリエル◥
- 14:17:09
- 「……父を、探しているんです。15年前に行方不明になった」
- 仮面の女◥
- 14:18:23
- 「そう」握り込んだ左手の薬指には、片時も手放したことのない指輪が嵌まっている
- アリエル◥
- 14:19:12
- 「父がいないので、母は私を女手一つで育ててくれました。母にはとても、感謝しています。だから……」
- 14:19:16
- 真直ぐな目で
- 仮面の女◥
- 14:20:37
- 「お母さんの為にお父さんを見つけてあげたい?」
- アリエル◥
- 14:20:43
- 「父を見つけて、母と会わせてあげたいんです」頷いて
- 仮面の女◥
- 14:21:21
- 「でも、もう15年も経っているんでしょう? もう亡くなっているかもしれないわ。お母さんだってきっとそう思っているんじゃない?」
- アリエル◥
- 14:23:31
- 「もちろん、その可能性も…そうであると思う人が大半だと思います。15年も音沙汰がない人ですから。でも、亡くなったという知らせもないなら…私は、あきらめたくないんです」
- 14:24:28
- 「せめて…父が今どうなっているかを、母に伝えてあげたいんです」
- 仮面の女◥
- 14:25:15
- 「お母さんに、内緒で?」
- アリエル◥
- 14:26:11
- 「…最初は、そう、思っていました。冒険者は危険と隣り合わせの職業です、母に心配をかけたくなかったのが大きいです」
- 14:27:06
- 「今も、母に話すかどうかは迷っています」
- 仮面の女◥
- 14:27:36
- 「大切な人が手の届かないところで失われてしまう。そんな哀しみをお母さんにまた味合わせるつもりかしら?」
- アリエル◥
- 14:29:00
- 「そんなつもりはっ……」
- 仮面の女◥
- 14:31:07
- 「もし、そうなったら、心配どころの話ではないわ。どうして考えなかったの?」 どこか笑っているように見えるエメラルドラクーンの仮面の下で、女がどんな表情をしているかは見えない。ただ、その声音には攻める響きなど感じられずどこまでも優しい。だからこそ胸に突き刺さるのかもしれない。その心に罪悪感を抱いているならなおさらの事
- アリエル◥
- 14:34:43
- 「危険は承知、です。でも、私は…っ」女性の言葉は優しい、そして正しいと思う。
- 仮面の女◥
- 14:36:19
- 「ママはあなたの幸せを願っているわ。馬鹿な事はやめて佳い人でも見つけて孫の顔でも拝ませてあげなさい。それが一番の親孝行よ」
- アリエル◥
- 14:41:49
- 「母も、同じことを成人した時に私に言いました…ええ、普通ならそれが幸せで、親孝行になる…のだと思います…が」
- 14:42:45
- 「私は父を探すこともやめませんし、冒険者もやめません」
- 仮面の女◥
- 14:42:56
- 「はぁ……頑固者ね、一体誰に似たのかしら」 お前だよ、という視線をガルバが向けてくるのをエメラルドラクーン仮面で弾く
- アリエル◥
- 14:43:30
- 「母は…今も、父との指輪を持っているんです」
- 14:44:00
- 「身内びいきだとは思いますが、母は優しくて綺麗な人です、私がいたとしても、いい話もあったと思います」
- 仮面の女◥
- 14:45:10
- 「さっさと再婚でも何でもして、娘に新しい父親でも宛がっておけばいいのに。馬鹿な女ね」
- アリエル◥
- 14:45:49
- 「でも、私は母からそういった話を、一度も聞いたことがありません。…ええ、そうですね、15年も音沙汰がない人を想っている母も、妙な人だと思います」似た者親子です、と笑い
- 仮面の女◥
- 14:46:58
- 「15年前って言ったら、貴女、自分の父親の顔だって知らないんじゃないかしら。今更見つけて父親だなんて呼べるの?」
- アリエル◥
- 14:48:52
- 「…どう転がるかはわかりません、そもそも、生きているか死んでいるかも。でも、あの母が好きになって一緒になった人です、悪い人ではないとは思います。それに…父は父ですから」
- 仮面の女◥
- 14:53:23
- 「頑固で真面目でロマンチスト、それから情熱的……どうして似るのかしらね、本当に…」
- アリエル◥
- 14:53:38
- 「理想なのは、母と会えて、家族に戻れること、ですかね」ものすごく楽観的なのはわかっている
- 14:55:13
- 「孫の顔は…いいご縁があったら、ですね。あ、今は全然ないです」
- 仮面の女◥
- 14:55:51
- 「どうかしら?もし、会えたとしても15年も家族をほったらかしにしていた男なんでしょう? 大喧嘩になるかもしれないわ」
- 14:56:22
- 「そう……全然……そう、残念ね……とても、とても残念だわ。 本当に?」
- アリエル◥
- 14:56:52
- 「その時は頑張って仲裁に入ります」「よいご縁にめぐりあえていないのは本当にですね」
- 仮面の女◥
- 14:59:28
- 「そう…」 どうにかならないのって顔(仮面)ガルバに向けた。秒で逸らされた
- アリエル◥
- 15:01:29
- 「あ、でも全然冒険者の男性がよくないっていう話ではないですよ…?皆さんとてもお強くて、かっこいいと思います」
- 15:03:16
- 「あ…なんか、色々お話聞いてもらっていますね…」
- 仮面の女◥
- 15:03:37
- 「冒険者じゃなくてもいいのよ? 街の人だって。帰る場所に待っている人がいるのはきっと素敵よ。例えば商業区で貸し衣装屋をなさっているうちの息子さんが今丁度ね」
- アリエル◥
- 15:04:25
- 「あ、あの、今は結婚とか全然考えてないんで大丈夫です!」
- 仮面の女◥
- 15:04:36
- 「そう……」
- アリエル◥
- 15:05:49
- @ここで謎のダイス むちゅめの対応
(むちゅめは素直だぞ , むちゅめは大人だから気づかないふりをするぞ) → [むちゅめは大人だから気づかないふりをするぞ]
- 15:06:43
- 「貴方のおっしゃる通り、母に話しても、同じことを言われると思いますし、心配をかけてしまうと思います」
- 15:07:29
- 「でも…私は、母にも、このままでいてほしくないんです」
- 15:09:07
- 「指輪を見て悲しい様子の母を見てきましたから…。見つけた結果が、いいことか悪いことかわからないですけど…少なくとも、何か、変わるきっかけにはなるんじゃないかな…と」
- 仮面の女◥
- 15:09:11
- 「指輪なんて捨ててしまえばいいのかしら?それで、どなたかの後妻に?」
- アリエル◥
- 15:11:46
- 「…それが母の選んだことなら止める権利は私にはありません、が。それが私のためというなら全力で止めます」
- 15:12:17
- 「反抗期と言われようが不良娘と言われようが止めます」その目はまっすぐである
- 仮面の女◥
- 15:13:49
- 「あら、あなたはもう成人しているんだから。今更、あなたの為にとは限らないわよ?」
- アリエル◥
- 15:14:37
- 「母ならありえるんです。私が言うのもなんですが、母は子どものためなら色々やらかす人ですから」
- 15:16:08
- ガルバは、なんとも言えない視線を送った。この娘の愚直なまでの真直ぐさは、在りし日の誰かを思い出させる。
- 仮面の女◥
- 15:16:20
- 「でもね、アリエル。あなたはいつだってママの娘だわ。佳い人や孫を連れて来なくたって、恥ずかしい恰好でおいたをしても、傷ついて、何かを失って帰って来ても」
- 15:16:58
- 「いうほどそんなにやらかしたかしら」
- アリエル◥
- 15:18:55
- 「そうです、私は母の…レノア・エマールの娘です。そこに恥じるところはありません」
- 15:19:57
- 「………恥ずかしい恰好というのは、その、それは、私の不徳、では、ありました、が」
- 15:20:27
- ママに知られたくないという子どもじみた理由であったのは否定できない
- 仮面の女◥
- 15:20:51
- 「ふふふ……そう、だったらこんなところでクヨクヨしている暇は無いわね」
- アリエル◥
- 15:21:41
- 「…はい、きちんと、母にも話します」頷いて
- 仮面の女◥
- 15:21:41
- 「酒場でくだを巻いて、これ見よがしに落ち込んでいるなんて大人のすることではないわ?」悪戯っぽく笑う
- アリエル◥
- 15:22:08
- 「うぅ…」
- ガルバ◥
- 15:22:45
- いやお前の母親も昔は…と言おうとしたが口をつぐんだ。キャロラインに見合い話でも持ってこられたらたまったものではない。
- アリエル◥
- 15:25:40
- ぐぅの音も出ない。
- 仮面の女◥
- 15:27:20
- 「さあ、じゃあ早く帰ってママを安心させておあげなさい。お土産を買って行ってあげるときっと喜ぶわ。そうね。商業区のパティスリー・メルヴィーユのスフレチーズがおススメよ。とても喜ぶわ」
- アリエル◥
- 15:27:28
- 「帰ったら…きちんと、母にも話をして……今まで母には聞けなかった、父の話も、聞いてみようと思います」
- 15:27:56
- 「もう夜も遅いです、よろしければ家までお送りいたしましょう」
- 仮面の女◥
- 15:28:27
- 「私は大丈夫よ。ありがとう」
- アリエル◥
- 15:28:42
- 「夜間は物騒ですし…」
- 仮面の女◥
- 15:30:58
- 「あら、だって、まだ用事があるんですもの……ねぇ?」 ガルバの方を向き仮面に隠れていない口元、ぽってりとした唇が妖艶な笑みを形作る
- ガルバ◥
- 15:31:20
- 秒で目をそらした
- ガルバ◥
- 15:31:34
- やめと、俺にあらぬ疑いをかけさせるんじゃない
- 15:31:38
- やめろ
- アリエル◥
- 15:31:59
- 「わかりました…では、お先に失礼いたします…今日はありがとうございました……あと」
- 仮面の女◥
- 15:32:22
- 「なにかしら」
- アリエル◥
- 15:33:19
- 「貴方も、今日は家で待ってる人がいる…かもしれませんから、早めに帰ったほうがよいとは思います」
- 15:33:59
- 「その…あなたのことを心配しているご家族もいると思いますから…」
- 仮面の女◥
- 15:34:50
- 「そう、帰ったら美味しいケーキが待っていてくれると良いんだけれど」
- アリエル◥
- 15:34:58
- 大人だから気づかないフリをするが、詰めが甘いのは誰に似たのだろうか
- ガルバ◥
- 15:35:16
- 「太るぞ」
- アリエル◥
- 15:35:25
- 「ま、待っていると思います。だから、あまり遅くならないようにした方がいいです」
- 仮面の女◥
- 15:36:20
- 「ごめんなさい、ちょっと話す事が出来ちゃったから、またね、お嬢さん。今夜はお話できてうれしかったわ」
- アリエル◥
- 15:36:41
- 「では…私はこれで…。私も、お話できてよかったです、本当に」ぺこり、と頭を下げて
- 15:37:24
- そのまま扉から外へ。出た後、ケーキを買いながらよくよく考えてみたら…え、私、また仮面つけてたこと、ママに話さないといけない…と気づき、恥ずかしい思いをするのはまた後の話である
- 15:37:38
- @さてママとガルバのやりとりを見守りましょう
- ガルバ◥
- 15:38:38
- 「何のつもりだ、そのふざけた仮面は」
- レノア◥
- 15:40:22
- 「あら、あの子の真似よ? あの子は狐のお面だっていうから、私はこれにしてみたのだけれど?」 仮面を外した現れたその顔は、な、なんとレノアだ(棒
- ガルバ◥
- 15:41:35
- 「どういう発想だ……全く、お前という奴は昔から……だから娘まであんなだぞ」
- レノア◥
- 15:42:15
- 「そうよ、とっても可愛い自慢の娘だわ。お嫁に行かせるのが勿体ないくらい」さっきまでと言ってることが真逆だ
- ガルバ◥
- 15:43:49
- 「なら、当分、孫の顔は拝めないな」
- レノア◥
- 15:44:24
- 「代わりにキャロちゃんの孫の顔を拝ませて貰うわ? 名前も考えてあるのよ」
- ガルバ◥
- 15:44:54
- 「あいつはどこにも嫁になど行かせるか!!」
- レノア◥
- 15:45:37
- 「はいはい、皆そう言うのよ」
- ガルバ◥
- 15:47:41
- 「……」ぐむ、と押し黙る。女には口で勝てない、今更すぎる話だ
- レノア◥
- 15:53:08
- 「……あの人は、オライオンは事も現れなかったのね」 優しげな表情はそのままに、ポツリと漏らした言葉。視線は左手の指輪に落としている
- ガルバ◥
- 15:54:11
- 「ハイジアからも聞いているだろう……目撃報告はない」
- レノア◥
- 15:55:09
- 「なら……あいつは?今回の侵攻は…」
- ガルバ◥
- 15:56:21
- 「それも不明だ。今回の侵攻は色々と腑に落ちん点がある。一つの勢力の台頭、では説明がつかん」
- レノア◥
- 15:57:47
- 「……ガルバ、あの子を父親に合わせる訳にはいかないわ。絶対によ」 目を見開いて店主をじっと見つめ
- ガルバ◥
- 15:58:52
- 「ふん…」 店主は肯定も否定も口にせず
- ◥
- 15:58:58
-
- 15:58:59
-
- 15:59:21
- お疲れ様でした、スフレチーズはどこかしら??
- アリエル◥
- 15:59:34
- ちゃんと買ってありますよママ、お付き合い感謝
- ◥
- 15:59:54
- ただママ、1日1個ですよ
- ◥
- 16:00:01
- ???
- ◥
- 16:00:03
- 1日2個とか3個とかだめですよ
- ◥
- 16:00:09
- ??????
- ◥
- 16:00:35
- 果たしてありえーるはパッパに会えるのだろうか、まて次回
- 16:00:46
- @ありがとうございました
- ◥
- 16:01:04
- スフレは、ふわふわして隙間が多いから実質カロリー0よ???
- ◥
- 16:02:13
- ありえーる「ママ、おやつは1日1個だからね?この前、ベルトの穴が1個ずれたって悲しそうにしてたの知ってるんだから」
- ◥
- 16:03:31
- ;;
- 16:03:41
- )))
- ◥
- 16:03:44
- @では撤収、おつかれさまでした、お付き合い感謝!
- SYSTEM◥
- 16:03:45
- 様が退室しました。
- SYSTEM◥
- 16:03:46
- 様が退室しました。
- SYSTEM◥
- 16:03:54
- 様が入室しました。
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- 16:03:59
- by
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- 16:04:00
- 様が退室しました。
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発言統計 |
その他(NPC) | 119回 | 87.5% | 4839文字 | 94.0% |
| 17回 | 12.5% | 307文字 | 6.0% |
合計 | 136回 | 5146文字 |