文字:
20190530Z_0
- 2019/05/30◥
- SYSTEM◥
- 23:41:41
- 様が入室しました。
- ◥
- 23:42:04
- 同時刻。
- 23:42:30
- エナとマリヤが”友達”としての言い合いを聞いているのをみた彼女は、その様子に耐え切れなくなり部屋から抜け出してくる。
- SYSTEM◥
- 23:42:45
- 様が入室しました。
- ◥
- 23:43:03
- 一瞬、フューリアスの姿を見た。が、それには目をくれず部屋を飛び出し、そして宿も飛び出した。
- エレナ◥
- 23:44:08
- 「……はぁはぁ」と、深呼吸をする。流石に冒険者としての体力もついてきた。これくらいでバテるなんてことはない。
- 23:44:28
- 宿の壁にもたれかかり。そしてエナの猫を抱いて、空を見上げる。
- 23:44:47
- 「……何で私逃げちゃったんだろう……」猫を撫でながら
- 23:45:40
- 「……」俯いて考える。
- 23:46:00
- 別に彼女たちの会話は何もおかしくなかったはずだ。むしろ、それは好ましいものだったはずだ。
- 23:46:56
- ”ああいう風”にエナが言い返せるのは心を開いている証拠。だということくらいは嫌でも分かる。それに、エナが虚勢を張っていることくらいは一緒に冒険を始めてすぐに分かったくらいなのだ。
- 23:47:32
- なぜか。それは自分も同族だから。優秀過ぎる兄がいて。自分には魔術の素養もない。何をやっても中途半端。そんな自分に重ねてしまうことも多々あった。
- 23:47:49
- だけど。虚勢でも。自信を張っている彼女が羨ましかった。だけど。
- 23:48:02
- 尊敬する兄と同じ。尊敬する彼女はどこか遠くへ行ってしまいそうな気がする。
- 23:48:18
- 「……私、変われてないのかな」
- 23:49:58
- けれども、良く考えてみたらそうかもしれない。
- 23:50:36
- エナが自分に話しかけてくれているだけで、自分から話しかけたこと。依頼に誘ったこと。相談をもちかけたこと。どれも経験がない。ただ呼びかけられるのを待っていただけ。
- 23:50:44
- ああ。と合点した気がした。
- 23:51:04
- マリヤとエナはその一線を越えたのだろう。だからこそ──
- マリヤ◥
- 23:51:26
- 「エレナさん」と声が聞こえただろう
- エレナ◥
- 23:51:58
- 「ひっ……」と、体をびくつかせる
- マリヤ◥
- 23:52:21
- 「…すみません、先ほどは御見苦しいところを」怖がらせてしまいましたか?と
- エレナ◥
- 23:52:39
- 「いえ……そんな……ごめんなさい。私こそ」
- 23:53:03
- 「その……エナさんも。マリヤさんも、ああなるくらいに重要な会話だということは分かりましたから……」
- マリヤ◥
- 23:53:14
- 「………少し、お話をしませんか?フューリアスさんが、今部屋にいてくださっておりますので…」
- エレナ◥
- 23:53:21
- 「私な……」と言いかけて、すぐに言い直す
- 23:53:27
- 「私と……?」
- マリヤ◥
- 23:53:36
- 「はい、貴女とお話をしたいのです」頷いて
- エレナ◥
- 23:54:03
- 「私なんかが話せることなんて……けれども、話せることなら」と、マリヤを見る
- マリヤ◥
- 23:54:25
- エレナの隣で、同じように壁にもたれて
- 23:55:34
- 「ありがとうございます」
- エレナ◥
- 23:55:49
- 「……」とはいえ、先ほどああいうことをしたくらいだ。
- 23:56:00
- 「……」猫を抱えながら気まずそうにしている
- マリヤ◥
- 23:56:27
- 「……まずは、謝罪を。私は貴方方と距離をおいておりました」人が聞いたらぎょっとするような話であろう
- 23:57:15
- 「アーイシャさんの依頼の時から…貴方方4名が、元々お知り合いで…仲がよいこともわかっておりました」
- エレナ◥
- 23:57:23
- 「……ええと……?」一瞬、驚いたような顔をして
- マリヤ◥
- 23:57:41
- 「だから私は…貴方方
- エレナ◥
- 23:57:54
- 「仲が良い……」その言葉に少し目を泳がせる
- マリヤ◥
- 23:58:30
- だけは、守ろうと、そう思って…結果的に、自分から、貴女方に壁を作っておりました」シンやエナには見透かされたことである
- エレナ◥
- 23:59:11
- 「ごめんなさい……私は自分に必死で……。気づいていませんでした……」
- マリヤ◥
- 23:59:39
- 「昨晩、エナと話したのは…それに関することです。腹を割って話した、と申しますか…ええ」
- エレナ◥
- 23:59:52
- 「ああ……いえ。大丈夫です」
- 2019/05/31◥
- エレナ◥
- 00:00:09
- ふぅ、と息をつく。驚いた様子は一切ない。
- マリヤ◥
- 00:00:24
- 「いいえ、貴女が謝ることではありません。私の至らなさです」
- エレナ◥
- 00:00:33
- 「そうだろうな……と思ってみていました。だって…エナさんとてもリラックスしてたから……」
- マリヤ◥
- 00:01:42
- 「…貴女はエナをよく見ているのですね」
- エレナ◥
- 00:02:28
- 「……そんな高尚なものじゃないと思います……」
- 00:02:54
- 「本当に勘が鋭かったら……それこそシンさんやエナさんのようにそれ以外のことにも敏感に気づくと思いますから」
- マリヤ◥
- 00:03:51
- 「…いいえ、そうではありません、私が言いたいのは貴方がエナを大切に思っている、ということです」
- エレナ◥
- 00:04:08
- 「大切……」
- マリヤ◥
- 00:05:27
- 頷いて
- 00:05:48
- 「少なくとも、私から見た貴女は、そう、感じ取れました」
- 00:06:09
- 「仲間のことをよく見て、気遣える、心の優しい方であると」
- エレナ◥
- 00:06:51
- 「大切なのかどうかは……分かりません。ただエナさんは……」
- マリヤ◥
- 00:07:08
- エレナが言葉を紡ぐのならば穏やかにソレを待つ
- エレナ◥
- 00:07:58
- 「”屹度自分に自信はないはずなのに”とてもキラキラとしていて……魔法の詠唱も綺麗で……本当の姿も麗しくて……そして的確な指示を出せる……」
- 00:08:36
- 「尊敬はしていると思います……。私みたいな。中途半端な魔術師とちがって」手をぐーぱーする
- マリヤ◥
- 00:10:11
- 「貴方と彼女は違います」静かに、湖面に波紋を投げかけるように
- 00:12:17
- 「勿論私とも……貴方はご自身を中途半端とおっしゃいましたが」
- 00:13:17
- 「私は…真語魔法は使えませんし、貴女のように前に立つことも…難しいでしょう」
- エレナ◥
- 00:17:46
- 「……」
- マリヤ◥
- 00:19:06
- 「エレナさん、貴女は…もっと、ご自身に自信をお持ちになってよいと思います」
- エレナ◥
- 00:19:49
- 「……いいんです。私は中途半端で」その言葉には首を振り
- 00:20:23
- 「だけど、中途半端な私でも。手段はあることが冒険者として過ごしていく仲で……分かったような気がします」
- 00:20:52
- 「だから、自身はなくても……つなげることができる。今の私はこれだけでいいんです」と、目を瞑り。
- 00:20:56
- 自信
- 00:21:25
- 「何も取り柄のなかった。あの時と比べれば今は、私……何かが出来てる実感はありますから」
- マリヤ◥
- 00:21:26
- 「…そうですか、すみません、差し出がましいことを申し上げました」
- 00:21:47
- どうにも自分は過保護のケがあるようだ、とシンから言われた言葉を思い出し
- 00:22:14
- 「…エレナさん、1つお願いを聞いていただいてもよろしいでしょうか」
- エレナ◥
- 00:22:15
- 「ただ──自信がなくても、虚勢でも、胸を張れる人は……。とても。とても輝かしいですね」
- 00:22:37
- 「……私にできることであれば……?」首を傾げ
- マリヤ◥
- 00:22:55
- 「私と友人になっていただけませんか?」微笑んで
- エレナ◥
- 00:23:51
- 「わ、私とですか…?」不意打ちであった。目を丸くする。
- マリヤ◥
- 00:23:58
- 頷いて
- エレナ◥
- 00:24:36
- 「友人……」と、一度反芻する。
- 00:25:35
- 「ごめんなさい。私、まだマリヤさんのことを良く知りません。だから、しばらくは……多分、友人という名ばかり……なんだと思います。でも──」
- 00:25:51
- 「そうか……友人……」と、言葉を呑み込んで
- 00:26:16
- 「私なんか……いえ、私で良ければ……。こちらこそお願いします」と、真っすぐ。マリヤを見つめた。
- マリヤ◥
- 00:26:42
- 「よろしくお願いします、エレナ……とお呼びした方がよいですか?」
- 00:26:56
- 相手がさんづけでよんでいるので、尋ねてみた。
- エレナ◥
- 00:27:37
- 「私は……マリヤさんと呼びます。マリヤさんは呼びやすいように呼んでください。──ただ」と、エナの顔が浮かび
- 00:27:57
- 「呼び捨てと…”レナ”という愛称は……とても落ち着きます」
- マリヤ◥
- 00:28:34
- 「わかりました、ではレナ、とお呼びいたしましょう」微笑んで
- エレナ◥
- 00:29:43
- 「……はい」と、柔らかな表情を浮かべて。続ける
- 00:30:09
- 「それならば……友人であるならば……私も杖の返却。エナさんたちと一緒に行かせてもらえませんか?」
- 00:31:53
- 上目づかいであった。それは妹が兄に対しておねだりするような……。少し姑息な手段なのかもしれない。
- マリヤ◥
- 00:32:00
- 「それは…先ほども申した理由もあるのですが、何より…杖を守れなかったことで、叱責を受けてしまうやもしれません。だから、私一人で、と」エナは見透かしているでしょうが、言うと叱られますから内緒ですよ?と続けて
- 00:32:21
- 「貴方方に嫌な思いはさせたくはありません、無論、シンさんやフューリアスさんのご意見も伺いますが…」
- 00:33:01
- @実は身長同じくらいの現実
- エレナ◥
- 00:33:04
- 「……そうですか。ごめんなさい。マリヤさんの気持ちがまだ分からなくて……」
- 00:33:16
- しゃがむよ
- マリヤ◥
- 00:33:47
- 「いいえ、謝ることではありませんし、私もお伝えしていなかったのですから、気持ちを察する方がむずかしいでしょう」
- エレナ◥
- 00:34:06
- 「……そうですよね。ごめんなさい。”友人”の距離感が分からなくて……つい、差し出がましいことを……」
- 00:34:12
- 「反省します…」しゅん
- マリヤ◥
- 00:34:19
- 「いいえ、嬉しかったです」
- 00:34:45
- 「共に来てくれたら、心強いです」ありがとう、レナ、と優しく伝えた
- エレナ◥
- 00:35:17
- 「……はい」と、安堵したような表情で
- 00:36:01
- 「ごめんなさい…私が逃げてしまったばかりに……」と、しっかりと立ち上がり
- マリヤ◥
- 00:36:22
- 「いいえ、むしろ…貴方ときちんとお話できてよかったです」
- エレナ◥
- 00:36:39
- こくりと、頷き
- 00:36:53
- 「エナさんの所に戻りましょうか。私…エナさんにも謝らなきゃ…」
- マリヤ◥
- 00:37:11
- 「王都に戻って落ち着いたら…皆さんで食事でも行きましょう、貴女にも、私のことを知っていただきたいです」
- エレナ◥
- 00:37:38
- 「それなら……マリヤさん。お食事とお洋服でも見に行きませんか? それにエナさんも」
- 00:38:19
- じっと、マリヤの姿を見る。そう。よく見なくともエレナの服装は冒険者としての衣装ながら、そこはかとなくお洒落なのだ。自分に合う服が良く分かっている。そんな感じだ。
- 00:38:40
- 「一緒に服を見れる友人なんて今までいなかったから……行きたいです」
- マリヤ◥
- 00:38:47
- 「ええ、喜んで」戻りながらそんな話をしつつ @こちらは終わりませうか お付き合い感謝
- 00:39:05
- @これでエナサンエナサンエナサンのヤンデレフラグはへし折ったっ…!
- エレナ◥
- 00:39:13
- お付き合い感謝
- ◥
- 00:39:23
- ふっ
- 00:39:29
- お疲れさまでした! ありがとう!
- マリヤ◥
- 00:39:34
- @こちらから懐に飛び込むことで嫉妬ヤンデレフラグを発生させない作戦
- 00:39:41
- @ありがとうー!
- ◥
- 00:40:03
- 続きはラウンジで!
- SYSTEM◥
- 00:40:03
- 様が退室しました。
- SYSTEM◥
- 00:40:05
- 様が退室しました。
- ◥
-
発言統計 |
その他(NPC) | 106回 | 94.6% | 3435文字 | 96.2% |
| 6回 | 5.4% | 134文字 | 3.8% |
合計 | 112回 | 3569文字 |