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20190605Z_0

2019/06/05
SYSTEM
23:37:34
 様が入室しました。
SYSTEM
23:37:44
様が入室しました。
TOPIC
23:37:55
夕方 畑 by  
 
23:37:59
よろしくお願いいたします。
23:38:15
よろしくお願いします。
 
23:38:26
 
23:38:27
 
23:38:27
 
23:38:52
街の共同農園では、様々な市民が足を運び、各々好きに作物を育てている。
23:39:41
無論、ティダン神殿でも支援を行っており、足を運ぶ神官も少なくはない。
23:40:12
夕暮れ時、一人の神官がそこへと歩を進めていた。ただ、今日の目当ては…畑の手伝いではなく、そこにいる一人の男性であるが。
23:40:26
男の借りた畑は菜園の外れ。井戸は遠いが日当たりもよく、近くには将休憩に良さそうな日景を齎す広葉樹もある。
フューリアス
23:41:55
夕方ともなれば人気も少ない、そんな中その男は黙々と畑の手入れをする。かいがいしく世話を焼いたお陰か、小さな畑としては十分以上の実りを結んでいた。
 
23:42:06
目当ての人物がいるとは限らないが…どうやら、運よくいてくれたようである
マリヤ
23:42:28
「フューリアスさん」と声をかけたのは神官の少女である
フューリアス
23:44:07
「……? ああ、やあ、マリヤ君」少し反応が遅れて振り向く。麦藁帽子にタンクトップと、農夫然とした格好である。
23:44:36
菫色の男の事件から、それなりの時間が経っていたある日のことであった。
マリヤ
23:45:12
「作業お疲れ様です」微笑んで。夕暮れのオレンジの光がまぶしい。
23:46:06
宝剣の冒険者の上、先日の事件のうわさは広がっており…結局のところ、街の人々からは略されて聖女とみられているのが現状である。
23:46:31
崇高な使命を神殿から拝命している、という噂を聞いたときは、思わず苦笑いしたものである
23:47:17
「そろそろ日暮れですよ」と呼びかけた。
フューリアス
23:47:31
「言うほどは疲れて無いしもう少ししたら今日はきり上げる所だったんだ……ああ、そういえばここに支援が入ってるんだったっけ」ティダン神殿と言う言葉はあえて使わずに。
マリヤ
23:48:11
「ええ…農作業をしている人々にとっては、神の光は御恵みですので」頷いて
フューリアス
23:48:15
とか言いながら、トマトを摘み籠に入れて
マリヤ
23:48:37
「よく実っておりますね」かごに入ったトマトを見て
フューリアス
23:49:13
「天気も最近はいいし、それでいて雨もちゃんと降ってくれるし……この調子なら西瓜も無事に採れそうだよ」
マリヤ
23:49:25
しっかり世話をしなければ、きちんと育たないであろう作物である。
23:49:51
「まあ、スイカもですか」時間がかかる作物であり、育て上げるのに大変な物であるのもわかる
フューリアス
23:50:50
「依頼があるとあけてしまうから、育つのに時間がかかるものはどうかと思ったんだだけど……なんとかなりそうだ」
マリヤ
23:52:18
「順調に育っているようでよかったです。…よろしければ、この後、お食事でもいかがですか?」
23:53:07
珍しい話であろう。おそらく畑に来てからこのようにマリヤから誘われたのは、初めてではないだろうか?
フューリアス
23:53:36
「……自分がかい? いや、でも流石にこの格好では」
マリヤ
23:54:41
「ならば星の標に、戻ってからでも」
23:56:24
ふんわりと微笑んでいる様子はいつもと変わらない表情であるが、珍しく、引かない。
フューリアス
23:57:16
「……分かった、じゃあお言葉に甘えよう」こう言う時の彼女は絶対に引かないことは承知している。手早く荷物を纏めると、最後に籠を小脇に抱えて「行こうか」
マリヤ
23:57:44
「はい、ありがとうございます」わがままを言ってしまった点は申し訳なく思うが、少々、後ろに引けない事情もある
23:58:35
場面を移しても?
 
23:58:40
どうぞ
TOPIC
23:59:41
星の標 日暮れ by
2019/06/06
 
00:00:26
夕暮れの星の標。夕飯時ともあって、多少人はいる。
00:00:48
たまたまちょうど隅の窓際の席があいていた。
フューリアス
00:00:58
野菜の籠をキャロラインに預け、手早く身嗜みを整え再び戻ってくるのに、そんなに時間はかからなかった。
00:01:39
「ああ、ここか」前はいつも座って過ごしていた席だと思いながらあそこでいいかなと確認し
マリヤ
00:02:02
頷いて、フューリアスの向かいに座ろう
フューリアス
00:03:16
「そう言えば、マリヤ君と差し向かいで話をするのなんて初めてだね」
マリヤ
00:03:36
「ええ、先日は仕事でなかなか落ち着いた時間がとれませんでしたから」このように話すのは初めてである
00:04:34
フューリアスとともに、キャロラインに適当な料理を注文する。
フューリアス
00:05:10
「……それで、多分何か聞きたいことがあるのかと思ったのだけれど」違うかな、と
マリヤ
00:05:45
「…やはり、見透かされておりましたね」
00:06:21
「気づいてはおりましたが…ええ、私からの方がよいかと思いまして」私から、と彼女は言った
フューリアス
00:06:37
「何を聞きたいのかまでは。シン君のようにはね」肩を竦めて
マリヤ
00:06:50
「フューリアスさん」静かに、穏やかに、だが真直ぐに
00:07:16
眠れていないのか眠らないのか、どちらですか?」
00:08:03
敏い彼女達が気づく前に、私から述べた方がよいだろう、という判断である
フューリアス
00:09:06
「……驚いた、いや、シン君あたりには気付かれていそうだなとは思ったけれど」少し間を置いて
00:10:08
「どちらかと言われれば後者だ。夢見が悪くてね……夢なんて何年も見なかったんだけど」水を一口飲んで
マリヤ
00:10:19
「夢見…ですか?」
00:11:18
「……どのような夢を?」さしつかえなければ、と
フューリアス
00:12:51
「……」長い長い沈黙の末、漸く口を開く
00:13:42
「有体に言えば、君達を殺す夢だ。切り裂いて、突き刺して、押しつぶして、喰らい尽くす、そう言う夢」
マリヤ
00:15:22
「……」静かに聞いている
00:16:39
「貴方は、その夢をどうとらえておいでなのですか?」彼女の声音に恐怖はない
00:17:55
咎めることもない、静かなものである
フューリアス
00:18:43
「嫌に決まってる。でもあれは……」沈黙
マリヤ
00:18:48
ここで、夢は夢だ、というのは簡単なことであるが…どうも、彼の場合、そうではない気がする
00:19:14
そうであれば…彼が眠れないほど、苦しむことなど、ないのだから。
フューリアス
00:19:45
「あれは、いつか至る果て(・・・・・・・)だ」
マリヤ
00:21:44
「果て、ですか…」
フューリアス
00:22:26
「いつかは分からない。本当に蛮族を駆逐しきった後か、道半ばで果てる時か、或いは穢れきった何かに成り果てた時か」
マリヤ
00:23:00
「……」彼の目的を直接聞くのは初めてだ、その言葉で、ああ、だからミリッツァ様なのか、と合点がいった。
00:24:24
「…フューリアスさん」静かに、彼女は問いかけた。彼のソレを咎めるつもりはないし、口を出してよい問題でもないし、その生き方を捨てろ、とも言えない・・・が
00:24:45
「貴方は…そうなりたいのですか?」
フューリアス
00:25:16
「……いいや」
マリヤ
00:28:57
「…フューリアスさん、私は…貴方がそこに至った理由はわかりかねます…ただ、貴方という人柄から…この生き方を選んでいるのも、簡単なことではないと、思っております」
00:29:43
「私には、エナのように、貴方に貴方の生き方を止めろ、とは言えません……でも」
フューリアス
00:30:25
「でも?」
マリヤ
00:31:00
「…せめて、貴方が果てに至るのを、傍で見届けさせてください」
00:31:52
「…そのうえで、もし、貴方自身が望まぬ果てに至ったならば…」
00:32:44
「私が、貴方を殺します」
フューリアス
00:34:01
「……いつかはわからないよ。明日かもしれないし、何百年も何千年も先かもしれない」
マリヤ
00:34:13
「貴方が…その果てに至るのを恐れているのならば、それをお止めいたします、望んでその果てに至るのならば…貴方が彼女たちを傷つける前に、私が殺します」
00:35:19
「…せめて百年は、と申し上げましょう」
フューリアス
00:35:48
「はは……それは、うん、とても……とても心強い」
00:37:21
「せめて殺されるに相応しくありたいものだね……あんな、血肉を美味いと貪るようなのは、ごめんだ」
マリヤ
00:37:29
「…エナに知られたら、叱られてしまいそうです」苦笑
00:38:12
金色の目はエナと同じ色の瞳である
00:39:20
だが性質は完全に似て非なるものである
フューリアス
00:39:51
「今は大丈夫だと思うよ……あの子も忙しそうだ」彼女と同じ金色の瞳に映るのは、小さな角の生えた寝不足そうな顔をした男だった。安堵の息を吐く
マリヤ
00:40:29
「自分自身もあぶなっかしいのに…まったくもう」息をつく姿は、普通の少女である
00:41:25
エナを変えたのも、マリヤを変えたのも、お互いなのである。
00:42:58
「しばらくはそうですね……落ち着くまでは…………」
00:43:07
「夜、通わせていただいてもよろしいですか?」
フューリアス
00:44:31
「変な噂が立つよ……なんて言っても君は来るだろうからね。俺の口じゃ、断りようが無い」
マリヤ
00:45:02
「主の奇跡に
00:45:15
「以前かけた快眠の奇跡がありまして…それならば、深く眠りにつけるやもしれませぬ」
00:46:02
「噂…?」首を傾げた。不眠治療の一環である。
フューリアス
00:46:45
「いや、なんでもない。 快眠の奇蹟と言うと、エナ君にかけたと言うやつかい? それは助かるけれど……」ちょっと口ごもった
00:47:15
「この年で寝かしつけられる側になるのは、流石に恥ずかしいな」と苦笑い
マリヤ
00:48:01
「昔施療院にいたこともありますが…子どもも、大人も、変わらない物ですよ」
00:48:56
「…せめて、私でできることでしたら、お力になりたいのです」
フューリアス
00:49:51
「……ありがとう、甘えさせてもらうよ」頭を下げて
マリヤ
00:51:20
「えっと…頭をあげてください…こちらこそ、よろしくお願いいたします」ぺこり、と頭を下げた
フューリアス
00:52:14
「ええと……とりあえず、食べようか?」食事の約束だった訳だし
マリヤ
00:52:28
「は、はい…いただきます」
 
00:52:34
といったところですかね
00:52:52
わからせられ……られ?
 
00:53:14
マリヤさんはそもそも個人の考え尊重だから…(
00:53:31
(エナサンエナサンは?あれはエナサンエナサンがお馬鹿さんなだけです
00:53:44
@ではお付き合い感謝ー、おつかれさまでした
00:54:01
エナサンカワイソウ……おつかれさま&ありがとうございましたー
SYSTEM
00:54:13
 様が退室しました。
SYSTEM
00:54:17
様が退室しました。
発言統計
その他(NPC)86回81.1%3132文字88.1%
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