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20190609Z_0

2019/06/09
SYSTEM
22:58:46
様が入室しました。
SYSTEM
22:59:04
 様が入室しました。
 
22:59:24
ごろごろ。さて動かしたいPCはいらっしゃいますか
23:00:08
適当に入れてみます!
23:01:18
ノープランなのは私も一緒なので
 
23:01:34
はーい。では夜の宿でよいでしょうかな
23:01:40
はーい
 
23:01:53
では。
23:01:54
 
23:01:54
 
23:02:55
夜の〈星の標〉。この日は雨が降っており、また雨脚がどうにも早く、また風も強かった。
23:03:20
そのせいもあってか、店内には人はまばらだ。座ろうと思えば、カウンターでもテーブルでも、好きな所に座る事が出来るだろう。
23:04:06
店員達も仕事の大部分を片付け終わり、店にやってくる客の応対にはいつでも出れる状態である。
23:06:34
「──、ううーん、ここで合ってるはず…」 からんからんと、雨音に交じって誰かが入店する扉の音が聞こえる
23:07:50
シャツにズボン、狼の意匠が施されたポンチョのまだ背が低い少年 その耳は、通常の人族とは異なり頭についていた
フェン
23:08:56
「門出の日にこれじゃあ、困っちゃうよね……」ぶるぶる、と頭を振って
23:10:13
「ええっと……」確か、冒険者登録というものをするのだ カウンターへと移動して
ファラ
23:11:17
――ん、あれ」 扉が開かれ、冷気とドアベルの音を連れて店に入って来る少年の姿を見やるのは、黄金色のポニーテールを首に巻いている少女だ。
23:11:50
(ガ , ヴ , キ , イ) → [キ]
キャロライン
23:12:29
「はいはい、いらっしゃいませー!」 カウンターまでフェンがやってくれば、笑顔を浮かべながらキャロラインが応対する。
フェン
23:13:21
「こ、こんにちは。僕…」 続けようとして、はっとした顔で 「お、俺、冒険者になりに来たんです」
キャロライン
23:14:02
「と、と……」 濡れている様子を見て、ふらっと引っ込んだかと思えばタオルを持ってきてそれをフェンに渡して 「ああ、冒険者登録ですね! でしたら、えーっと……」
23:14:33
登録用紙を引っ張り出してきて、ペンと用紙、それぞれをフェンの前に置いて
フェン
23:14:49
「あああ、すみませんすみません」
ファラ
23:15:39
「ふんふん……」 駆け出しさんだ、とその様子を眺めているが、どうにもたどたどしい様子に薄く笑んでいる。ずず、と手元に置かれているスープを啜って、様子を観察観察。
フェン
23:15:59
「ありがとうございます…タオル持ってるんだけど濡れちゃってたから…」髪と耳、そして衣服を軽くふいて
キャロライン
23:16:39
「いえいえ、気にしないでくださいね! 私からのサービスですから!」 朗らかに笑いながら、暖かいお茶なりを用意して、そっと置いておくのだ。サービスです。
フェン
23:17:08
「──」拭いてる時にちょっと目に入った 金髪の女の子が居ることを認識して
23:18:00
「……」お上りさんだって思われたくないな 「う、うん。ありがとうございます」こほん、と咳払いしてからお礼を述べた>キャロライン
ファラ
23:18:22
視線に気付けば、人懐こい笑みを浮かべながら、カップを持つ両手の内、左手を離して手を振って――思ったよりもカップを傾けて悶絶する。
フェン
23:18:45
「あ…」
キャロライン
23:18:47
「いえいえー! では、書き終わったらお呼びくださいね!」 
フェン
23:19:38
「だ、大丈夫かな…」なんか見ちゃいけないものを見ちゃったぞ、さっと視線を外して
23:20:24
「あ、は、はいっ」 キャロラインにお返事して
ファラ
23:20:31
ぐええ、と顔を歪めながら、傍らに置いていた冷水を一口二口。視線が外されれば自分もスープと向き直る。
フェン
23:20:45
丁寧に書面を たまにファラの事を気にしつつ 埋めていく
ファラ
23:21:46
視線が毎度合う事はなかったが、合えばその度に手を振って来る。学習したのか、一回一回カップを置いてからだ。
フェン
23:22:07
「──できました」何度か確認を済ませて キャロラインに渡す
23:22:51
「後これ、ありがとうございました」タオルをきちっと畳んで カウンターにおいて
キャロライン
23:23:06
「はあい、ええと――」 ちらちら、と慣れた様子で登録用紙をずらっと眺めていく。
23:23:24
「あ、これはこれはご丁寧に――」 タオルも回収しつつの。
23:24:05
そこから暫く、この星の標におけるシステムの説明等々が挟まれて、その子細を語り終えて――
23:24:34
――と、いうくらいですね。一度に話してしまいましたから、何かわからない事があればお気兼ねなくお呼びくださいね!」 
フェン
23:24:49
「は、はい」
23:25:10
凄い慣れてる。これが都会
ファラ
23:25:37
――」 あの動き、田舎者(おなかま)……?
フェン
23:26:28
「ありがとうございました」ペコっと頭を下げて
キャロライン
23:26:35
「ではでは、堅苦しいお話はここまでにして――これからよろしくお願いしますね、フェンさん!」
フェン
23:26:46
「はいっ」
23:27:09
良いお返事を返して 尻尾が揺れた
キャロライン
23:27:28
ぱたぱた、と歩いていって、揺れた尻尾には笑みを返しながら別のお仕事へと向かって行く。
フェン
23:28:05
「……」ここからどうしよう、と思いつつ あ、っと思い出したように ファラの方へと移動する
ファラ
23:29:08
――……」 その頃には満足そうに微笑んで、カウンター席でふんぞり返っている。
フェン
23:29:19
「──こんにちは」なんとかどもらずに挨拶できた 自分に花丸をあげて 「あの…さっきは大丈夫でした?」
ファラ
23:30:47
「(勝った――……)」 そう、この熱気の籠った忌々しいスープをうわ話しかけられた。驚いたように朱と翠、それぞれ色の異なる双眸が向けられる。
23:31:17
「さ、さっき……さっきというと、いつのことでしょう……?」 長い、実に長い戦いだったんだ。
フェン
23:31:35
「わぁ……」目の色が違う 「祝福された子みたい…」
23:32:03
「あ、ええと。僕が見た時、むせてたというか…大変そうだったから」
ファラ
23:32:49
「祝福……」 その言葉にはやや目が細められる。額には、内側へと抉る様に伸びる、こぶというには大きなそれが見える。
23:33:38
「あ、ああ」 続いた言葉に、祝福という単語を振り払うようにかぶりを振って見せて 「思ったより傾けちゃいまして、火傷しちゃって……あはは」 誤魔化すように笑いながら頷いて 「あなたは、ええと……」
フェン
23:34:06
「故郷だと、目の色が違うのは吉兆の証なんです……」と続けようとして 角に気がついて口を一度噤む
ファラ
23:34:44
「あ、あーあー!」 これですよねえ、と微笑んで両手で瘤を示し 「いいんですよ、私は気にしていませんから。ね! ね!」 
フェン
23:34:53
「あ、申し遅れました。僕はフェンランド。フェンって呼んでください」
23:35:22
「ああ、いや、祝福ってなんかこう、急に単語出したのを気にさせてしまったかと思って」 決して差別意識がある訳じゃないんですとあわあわ
ファラ
23:36:12
「フェンくん。記憶しました!」 大袈裟なくらいに頷いてみせて 「と。私はファルファッラ、ファラとでもお呼びくださいね!」
フェン
23:36:40
「ファラさんですね。よろしくお願いします」ぺこっと頭を下げて 尻尾ぱたぱた
ファラ
23:37:16
「んー。勿論ちょっと吃驚はしちゃいましたけど……けれども、吉兆の証、と言って頂けるのは嬉しいです!」 はっとしたように椅子から降りて、深々とお辞儀を。揺れる尻尾に視線がじいっと向けられる。
フェン
23:37:57
「あ、すみません。」尻尾を手で押さえて はしたない
ファラ
23:38:15
「えっ」 「どうしてですか? 可愛らしいのに」
フェン
23:38:25
「話せる人が居て嬉しくなっちゃって…‥」正直に
23:39:07
「か、可愛い…」ううーん、と かっこいいなら嬉しかったのに
ファラ
23:39:13
「ああ。ここ、普段はもっと人がいるんですけど……この天気だし、時間だしで」 ぶらっと首を回してみるが、まあまあ人は見当たらない。
23:39:35
「あ、あれ」 何だろうこの反応は。何か―― 「あ、ああ。愛らしい!」 こうだな。
フェン
23:40:19
「──うぅ」耳がへたれて 「もっと男らしくなりたいなぁ…‥」背が、背が伸びればきっと僕も
ファラ
23:40:54
「うぐっ」 何かが違う事は解る。何かはわからないけれど。 「――あーあー、ほら。フェンさん、ご飯食べました!?」
フェン
23:41:29
「た、食べてないです」ご飯!
ファラ
23:42:00
「たべましょう! たべましょうよ! 夜ですもの!」 ささ、と隣の椅子をずるずる引いて、座る様に促し
フェン
23:42:31
「じゃ、じゃあファラさんのお勧めを」勧められるままに席に着いて
ファラ
23:43:21
「お――」 「おすすめ」 おすすめ……?
23:43:46
「ええと、苦手な食べ物とかってなにか……?」 言いながらメニューをひろっと取り出して
フェン
23:44:06
「……?」あれ、僕変な事言ったかな‥‥ 「あ、ええと…」
23:44:22
「……」ちょっと言い淀んで 「な、何でも食べられます」
ファラ
23:45:27
「……なんでも、かあ。じゃあ……これとか美味しいですよ」 示されたのは大分スパイシーそうに見えるチキンの類。
フェン
23:45:56
「──。で、ではそれで…‥」耳がぺたんとなりつつ
ファラ
23:46:03
「これ、辛さの度合いを選べるんですけど、おすすめは1番上の5辛って奴で――
23:46:19
――大丈夫、ですか?」 無理はしない方がいいんじゃあ……?
フェン
23:46:52
「5辛……そ、それを」
キャロライン
23:47:06
――……」 パパ、いいの?
ガルバ
23:47:17
「……」 よしてやれ。
フェン
23:47:18
「お、男ですから」尻尾がくるんってなってる
ファラ
23:48:15
「じゃ、じゃあ――キャロラインさん、これの5辛をひとつ」 頷いてキャロラインに言えば、彼女からは正気を疑う様な視線を一瞬向けられたが、彼女は厨房へと向かって行く。
フェン
23:49:04
「──」やっちゃった……
ファラ
23:49:23
――……」 ちらり。尻尾の様子を伺おう。
フェン
23:49:31
「……」大丈夫大丈夫。鶏肉は苦手なものの中でも得意な方。大丈夫
23:49:43
しゅん、と力なく<尻尾
キャロライン
23:50:49
フェンが心中でそう言い聞かせていれば、君の鼻腔を香辛料が襲って来る。 「――はい、おまちどうさまです!」 差し出された更に乗っているのは、鶏肉というよりは香辛料の塊のようなものだ。
フェン
23:51:10
「──」あれ、これ メニューの絵とちょっと違う
ファラ
23:51:13
「あ、あの! 厳しかったら私が頂きますから、本当に無理はしないで……くださいね……?」
フェン
23:51:33
「だ、だだ・・・大丈夫」
ファラ
23:52:00
さて。フェンのテーブルにはおぞましいそれが鎮座している。フォークとナイフが添えられており、闘う準備は万端だ。
フェン
23:52:14
「賢き狼の一族の男として…」フォークとナイフを手に取り
23:52:31
「引く訳には……」ここで引くのが真の賢さです
ファラ
23:52:39
――」 ごくり。
フェン
23:53:06
きこきこ と切り分け 震える右手で真っ赤な肉片を口元に運び
23:53:19
香り というより鼻を突き抜ける痛みに
23:53:24
一瞬手が止まる
ファラ
23:53:42
その様子を固唾をのんで見守る。手が止まったのを見て、制止をかけようと口を開くが――
フェン
23:53:55
「──レイフのご加護を─」ぱくっ
23:54:19
「──っ!!!~~!!」
ファラ
23:54:25
「あっ
23:54:26
23:54:42
「お、お水! お水です!」 慌ててグラスを持って行って
フェン
23:55:17
「げほ、けほ、えほっ」
23:56:14
「あ、ありがとう……」涙目になりながら受け取って ごくごくと飲み干す
ファラ
23:56:33
「あ、ああー……」 ぽんぽんと背中を叩きつつ 「さ、流石にからかったですか……」
フェン
23:56:41
「…凄かった……」都会怖い
ファラ
23:57:25
慣れた手付きで涙目になっている所を拭って 「ふ、ふつうのにしましょうか……」 いつも食べているので、と特に辛くもなさそうな肉料理を注文し直して
フェン
23:57:42
「あ、あの…ごめんなさい、白状します…」
ファラ
23:57:52
「此方は私が責任を持って」 微笑みながら香辛料塊は受け取り 「――ん、なんです?」
フェン
23:57:52
「お肉苦手なんです…‥」恥ずかしそうに
ファラ
23:58:13
きょとん、とその様子を見て。 「――あ、キャロラインさんごめんなさい、今のはナシで……!」
フェン
23:58:33
「オオカミなのに……お肉が」ずずーん、と
ファラ
23:58:59
――お肉、だめなんですか?」 そろりと皿を引いて、フェンから見えない位置に置く。
23:59:11
「オオカミ……」 尻尾に視線ずいっと。
23:59:21
「(犬ではないの……?)」
2019/06/10
フェン
00:00:09
「……」目元を拭って貰ってちょっと赤くなりつつ 「はい。オオカミのリカントなんです」
00:00:56
尻尾はまだしゅんとしてるけど 表情には元気が戻った
ファラ
00:01:17
「んー……私は気にはなりませんが、こう」 ふむ。 「御実家の方では、気にされる方も多そうですね……」
00:01:28
「あ、お野菜はいかがですか?」
フェン
00:01:40
「あ、大好きです」ぱったぱったと尻尾が揺れて
ファラ
00:02:49
「(犬……)ではでは、キャロラインさーん」 お肉の無い野菜ください!
00:03:10
「もしあkして、それを気にして苦手なものがない、って……?」
00:03:14
もしかして。
フェン
00:03:25
「……はい」頷いて
00:03:40
尻尾の動きが止まる しゅんっとなって
ファラ
00:04:21
――私が言うのも、なんですけれど」 んー、と唇に手を当てて
00:04:42
「そのままでいる方が、きっと良いと思いますよ。苦手なものがあっても!」
フェン
00:05:21
「あ、ありがとうございます……初対面の人になんだかごめんなさい」
ファラ
00:05:49
「いえいえ、私も言い過ぎですし!」 ばたばたと手を振って 
フェン
00:06:41
恥ずかしそうにして 「──目の色が違う、祝福された子は、うちの一族だと里の長になるんです」
00:07:03
お礼のつもりなのか、ちょっとした情報を開示しようとして
ファラ
00:07:14
――里の長。眼の色、でですか?」 運ばれてきたサラダをフェンの前にそいそいっと寄せて
フェン
00:07:36
「片目は未来を、もう片目は過去を見て…今を生きる僕たちを導いてくれるから」
ファラ
00:08:14
――未来と過去を」 興味深そうにその話に聞き入る。
フェン
00:08:22
「だから、祝福された子なんです。きっと、貴方の両目も、色が違う分」
00:08:32
「人と変わったものが見えるんでしょうね」
ファラ
00:09:14
「んん……人と変わったもの、ですか」 ああ、と悪戯っぽく笑って 「無理しちゃうフェンさんの姿はしっかりと!」
フェン
00:09:57
「…うぅ…」かっこつかないなぁ、と 赤くなって
ファラ
00:10:47
「あはは、ふふ……!」 その様子を見て、一頻り笑って 「……ご、ごめんなさい。ちょっとその、可愛らしくって」 ひいひい、と笑いを堪え
フェン
00:11:44
「…僕、男ですよ……」恨みがましい目つきで抗議して
ファラ
00:12:20
「男の人でも可愛い人は可愛いですし、女の人でも格好いい人は格好良いんですよ?」 ちっちっち、と人差し指を振って
フェン
00:13:37
「……」むぅ、とほほを膨らませて 「ファラさんは、そう言う人達を知ってるんですか?」
ファラ
00:14:05
「ん、と」 思い返すように上を向いて
00:14:39
「そうですねえ、実は私もまだまだ駆け出しなんですが……格好いいエルフの女の人はいらっしゃいましたよ。後はええと――ちょっと気持ち悪い男性とか」
フェン
00:15:09
「気持ち悪い……」凄い言われようだ
ファラ
00:15:53
「だ、だって気持ち悪かったんですよ! 私が怒ってるのに喜んで、罵ってくださいとか……!」
フェン
00:16:08
「うわぁ…‥」
00:16:19
「…と、都会ってそういう人多いのかな…」
ファラ
00:16:32
「でしょう!?」 その反応を見て 「あ、いえ……多くはないと思う……んですけど…………」
00:16:38
自信はないなあ。
フェン
00:17:48
「……冒険者って色々ですね」
ファラ
00:18:09
「噂じゃあ、何もない所に話しかける人もいるみたいですし……色々ですねえ」
フェン
00:18:20
「そういえば、ファラさんは何故冒険者に…?あ、差し支えない範囲で良いんですけど…」
ファラ
00:18:44
「え」 ぴたっと止まって、視線は右下、左上、とそろそろと動いて 
00:19:04
「フェンさんの理由も教えてくれるなら……?」
フェン
00:19:20
「い、良いですよ」
ファラ
00:20:19
「えーと……私、その。うーん……」 言い辛そうに言葉を選んで 「閉じ込められてた、んですよね。実家の方に」
フェン
00:21:17
「……それは」表情が凍り付いて 軽い話題のつもりだったけど、命を張る理由でもある、軽いはずがない
ファラ
00:22:01
「あ、あ、駄目ですよ! その顔!」 無理矢理元気づける様に声のトーンを持ち上げて微笑みかける。
00:22:25
「いいんですよ、そこから出てきて、一人で生きていこうーってだけです。ほらほら、そんな顔してると幸せが逃げちゃいますってば!」
フェン
00:23:03
「あ、ご、ごめんなさい」
00:23:29
自分の顔に触れて むにむにと 頬を回して
ファラ
00:24:10
その様子を見て、作り笑いでない、屈託のない笑顔を見せる。 「あとは、そうですねえ……”えいゆう”になりたいから、ですね」
フェン
00:24:26
「……えいゆう…」
ファラ
00:25:12
「そうですとも。そう言われる様な、大きなことをしたいんです。ここにいたんだよーって、いつか誰かに言えるように」
00:25:52
「だから、今はその願望(ゆめ)の入り口についた、ってくらいでしょうか」
フェン
00:26:41
「……立派な志ですね」笑みを返して
00:27:55
「……僕の理由を言うのが恥ずかしくなってきたんですけど…」
ファラ
00:28:00
「……ふふ、ありがとうございます」 意気揚々と語ったのが後からじわじわと尾を引いて来る。
00:28:27
「聞きたいです!」 じーっと正面から見つめる。
フェン
00:29:39
「……」言葉に詰まりつつ 「…‥会いに行きたいんです。伝説の四狼…故郷の伝承にある、偉大なる幻獣に」
ファラ
00:30:29
「……でん、せつ。どんなお話なんですか?」 興味深そうに
フェン
00:32:22
「この世界の、東西南北の果てにそれぞれ炎の狼、風の狼、氷の狼、大地の狼が居て」
00:33:00
「神々を友として、世界を支えているっていう伝承がうちにはあって」
00:34:12
「それぞれに会いに行きたいんです」必ず居る、と信じた表情で
ファラ
00:35:16
「世界の果て――」 その伝承を聞いて、ふんふん、といくつか頷いて 「――ふふ、凄いです。それらに逢いに行けたら、どれだけ素晴らしいでしょうね!」 こちらも信じた様子で大きく頷いて見せる。
フェン
00:35:36
「四狼詩って言う詩になってて、全部で100匹以上狼が出てくるんですが──、やろうとすると1日かかっちゃうのでこれは別の機会に」
ファラ
00:36:44
「100匹……」 「えっ、じゃあ今度聞かせてください! 四狼詩のこと!」 興味深いです、と何度も頷いて 
フェン
00:36:59
「…ありがとうございます。ファラさん」その表情を見て出て来たのはお礼の言葉
00:37:13
「この伝承、もう里でも信じられてなくて、」
ファラ
00:37:56
「へ?」 突然のお礼に目を丸めて、続いた言葉には、どこか落胆する様にああ、と声を漏らす。
フェン
00:38:08
「熱心に話してるのうちの一族だけだったんです」だから、居る訳ないと言われると思ってた、と
00:39:04
「あ、時間がある時に必ず」頷いて<四狼詩
ファラ
00:39:52
「そういった伝承(おはなし)って、自分の代まで受け継がれているだけでもすごい事なのに……」 ぶすっと拗ねた様に言うものの、里の者を悪く言う素振りは見せない。
00:40:24
「はい! 私はここに部屋を取っているので――って」 「フェンさん、そういえば宿は……?」
フェン
00:40:35
「……あ、」
00:41:06
「そっか、冒険者になりに来るのに頭がいっぱいで…」完全に抜けてた、という表情で
ファラ
00:41:30
「……あ、あらら。空き部屋があるかどうか、聞いて見ましょうか」
フェン
00:42:05
「お、お願いします…‥何から何まですみません…」しゅん、と
ファラ
00:42:45
「おまかせください、未来の”えいゆう”に!」 ふふーん、と鼻歌なんかを歌いながら、ガルバに声をかける。部屋はきっと空いていることだろう。
フェン
00:43:34
「ファラさんに助けて貰ったって、僕が語り部になった時は言いますね」ふふ、と笑って
00:43:53
「あと、辛い物がすっごい得意だったことも……」
ファラ
00:44:04
――!!」 大袈裟なくらいに目を瞬かせて見せて 続いた言葉にあう、と肩を落とす。
00:44:37
「う、うう……手厳しい……」 「……と、お部屋、あるそうですよ。お金とかは……?」
フェン
00:45:26
「路銀はあります…でもすぐに仕事が必要になりますね‥」
ファラ
00:45:52
「お仕事は……」 「(取るまでとか特に)大変ですよ!」
フェン
00:46:05
「なるほど……頑張ります」
ファラ
00:46:14
「じゃあ、今日の分があるのならよかった。さっきのご飯は、お近づきの印に、ということで私から」 ええ出しましょうとも!
フェン
00:46:40
「え、そんな。……ううーん。じゃあ、1つ約束を」
00:46:57
「一仕事をこなしたら、奢らせてください」
ファラ
00:47:35
「そう、ですねえ。――わかりました、じゃあその時は宜しくお願いしますね、フェンさん!」
フェン
00:48:25
「はいっ」元気よく答えて
ファラ
00:48:48
「ふふ、ではでは……私はそろそろ。お部屋の番号は――」 ここですここ。
フェン
00:49:58
「ええと、僕の番号は」 ガルバから鍵を受け取って その数字を見せる
ファラ
00:50:35
――よしっ。ではまた後日、”四狼詩”についてのお話、聞かせてくださいね!」
フェン
00:50:49
「はい。必ず」
ファラ
00:51:46
「はあい。それではまたお会いしましょう、フェンさん!」 会計を済ませると、すぱぱーっと階段を昇
(った。 , れずに転んだ。) → [れずに転んだ。]
00:52:13
「ぅあだっ!」 どん、と物音を立てながら階段を踏み外して転びつつ、照れ笑いを浮かべながら上階へと消えていきました。
フェン
00:52:15
「あっ」
00:52:34
心配そうに見送って
00:52:50
「…いただきます」サラダに手を付け。平らげる
00:53:49
「──そういえば、」知恵の狼の名前のあの人は元気だろうか、と 思った 同じ場所にきてるならきっと会う事もあるだろうけど
00:54:13
「──レイフのご加護があったみたい」ご馳走様、と
00:54:44
と、自分も上階へと上がっていった
00:55:16
 
00:55:17
 
00:55:17
 
00:55:18
 
00:55:19
 
00:55:31
お疲れ様でしたー お付き合いありがとうございました
 
00:55:42
お疲れ様でした!ノープランだったのにありがとうございます!
00:55:53
ファラちゃんはいい子でした 頑張って英雄になって
 
00:56:03
そうだね(ニチャア……
00:56:03
こちらこそありがとうございましたー
00:56:11
悪い顔してる
 
00:56:26
ではではお時間も良い具合ですのでこの辺りでラウンジにもどりましょうぞ。
00:56:32
はーい ではではー
SYSTEM
00:56:35
様が退室しました。
 
00:56:41
どろん
SYSTEM
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 様が退室しました。
発言統計
その他(NPC)208回88.5%8281文字94.2%
 12回5.1%269文字3.1%
15回6.4%243文字2.8%
合計235回8793文字