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2019/06/10
SYSTEM
22:22:03
様が入室しました。
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22:24:32
 様が入室しました。
TOPIC
22:24:36
星の標1階 夜 by
 
22:24:37
@こんばんは
フューリアス
22:24:49
早い!
22:24:58
 
22:25:11
星の標、夜――
22:26:17
夕食の時間も過ぎ、ギルド兼酒場兼宿屋の1階では冒険者達が思い思いに過ごしている。
フューリアス
22:27:07
――」そんな中、この白髪の男は窓際でノートや教本を広げて何やら書き込んでいた。
22:31:35
ノートは野菜の名称と日数と温度、生育状況が事細かに記されている。自分の畑の状況だろう。一方教本はリアン地方の農業に関するもののようであった。
22:33:05
「……ん、そうするとそろそろ」等と珍しく独り言などを呟きながらノートにメモを綴っていく。
22:33:42
そんな彼が窓際のテーブルにいる夜の星の標、皆さんはいかがお過ごしだろうか――
マリヤ
22:34:42
「勉強は捗っておられるようですね」こんばんは、と手にカップを2つ持った少女が声をかけ、1つをフューリアスの傍においた。
フューリアス
22:36:15
――ん、マリヤ君」顔を上げれば見知った少女の顔。ふっと微笑みかけるとカップを引き寄せ、ありがとうと一言注げた。
22:37:40
「勉強、と言うような物では無いよ。記憶だけで管理するとごちゃごちゃになっちゃうからね」ノートには『西瓜、そろそろ』と言う走り書きが
マリヤ
22:38:30
「畑の作物の計画ですか…?」向かい側の腰をかける。カップの中身は常温の紅茶のようである。そろそろ夏の暑さはあるが、冷たいままであると冷えてしまうという配慮である。
22:40:38
彼がまじめな青年であることは知っている。この様子から考えると、あながち、エナの言ったことは的外れではないのであろう。
フューリアス
22:40:59
「うん、リアンはオルトラントより暖かいから、感覚でやると駄目になるかなと思ってつけるようにした」そう言って紅茶を啜る。この香りは何のハーブだろうかなどと考えつつ、片手でノートを閉じて
マリヤ
22:41:25
何かを育て、見守ることは…彼の性に合っている、のであろう。
22:42:22
「作物によっては気温の影響を受けるものもありますし…これから、オルトラントより気温は高くなりますから、対策はしておいた方がよいかと」
22:43:12
夏の日差しは強く、作物などによっては日差しを軽減する布などをかぶせているようです、と穏やかに語る。
フューリアス
22:43:44
「そうだね、日差しもそうだし、大雨もあった所だから水はけにも注意しないと……ここまで育ったのに根腐れなんてのは勿体無いからね」苦笑いしながら頷いて
マリヤ
22:43:56
紅茶のようであるが…フューリアスはどこか懐かしい感じがするかもしれない。なぜなら使った茶葉は。
フューリアス
22:44:41
「……ああ、この匂いもしかして」もう一口紅茶を飲み、ほっと息をつく
 
22:45:05
@ファオなんとかさん「フューリアス!君も何か困ったことがあったら言ってね、手伝うよ!」と言われたことが頭をよぎるかもしれない
フューリアス
22:46:14
「農園に知り合いも出来たし、留守にする時はあの子に世話を頼んでみようかな」シドー君もいるし大丈夫だろうと
マリヤ
22:46:28
「店主が懇意にしている商人の方が、遠方の茶葉を仕入れたそうで…せっかくなので、淹れてもらいました」
22:46:46
「まあ、そうでしたか」穏やかに微笑んで<知り合いもできた
フューリアス
22:48:46
「驚いた、ここで故郷のお茶を飲めるなんて……星の標は何でもあるね」 懐かしむようなどこか痛めた様な曖昧な表情で頷き、もう一口紅茶を飲む。
マリヤ
22:49:20
先日聞いた彼が望んだ果てに至ることを選ぶのを止められはしないのはわかっているが…その果てに至らないことを選んでほしいとも願う。
22:50:16
その味は記憶の中にある味と変わらないものであろう。
フューリアス
22:50:52
「ふふ……ずっと昔の事を思い出したよ」半分程にまで減ったカップを傍らにおいて教本を閉じ、ノートと筆記具を一箇所に纏めて
マリヤ
22:51:21
「昔のこと…ですか?」
フューリアス
22:52:14
「そう、ずっと昔。 自分が孤児院に来たばっかりの頃の事」
マリヤ
22:54:01
静かに話を聞いている。孤児院、と聞いても驚きはない。彼女もまた……ある意味そうであり、現実を突きつけると……よくある話である
22:56:05
「その時も同じように、このお茶を…?」
フューリアス
22:56:09
「まあ、結構な泣き虫で想像力がやたら豊かな子供でね。 夜になってベッドに入ると、暗闇の向こうに何かいるってよく泣いてね」
22:57:04
「そう言う時にシスターが淹れてくれたお茶と同じ味がする……気がするよ」
マリヤ
22:57:24
目を瞬かせた。かの冷静なシャドウがある野菜が苦手であると知ったときと同じく、意外な一面を知った、という感想である。
22:59:26
同時に、酷くその思い出を羨ましくも思った。幼き頃、優しくしてくれた人がいなかったわけではない、が。決まって翌日物言わぬナニカになってしまっていた。
フューリアス
22:59:44
「そんな風に過ごしてるうちに弟や妹がやってきて、自分がちゃんとして、この子達を護ってやらなきゃって思ってるうちに、泣き癖は何時の間にかなくなってたんだけどね」
マリヤ
23:01:09
「そうでしたか…それが、今のフューリアスさんに、つながっているのですね」そんな内心などおくびにも出さずに、穏やかに微笑んだ。どうにも、先日彼女に過去の話をしたためだろうか、昔のことをよく思い出してしまう。
23:02:11
彼の戦い方は苛烈である、とは思うが…それでも、何かを守ろうとするのは……その記憶が影響しているのであろう、と推測できた。
フューリアス
23:02:54
「もうずっと昔の、手の届かない頃の話だよ」そう言って苦笑いを浮かべる。
23:04:18
「……ふふ、この年で眠れないなんて理由で、またこのお茶を飲むなんてね」巡り会わせって奴かなと再びカップを手に取る
マリヤ
23:07:03
「ミリッツァ様のお導きやもしれません。かの女神は慈愛の女神ですから」
フューリアス
23:09:07
「そうだね、でもその慈悲は――いや」言葉を途中で打ち切る。最後まで言い切ったら彼女は静かに怒るだろうし。
マリヤ
23:11:16
無論、かの女神が慈愛の女神という一面だけではないのはよく知っている。
フューリアス
23:12:11
その慈悲はもっと相応しい人たちに何て口にしたら彼女だけでなく、彼女達もきっと怒るか呆れるだろうな、と。
23:15:44
「それで、世話になってる自分が言う事ではないかもしれないけど……マリヤ君はちゃんと眠れているかい?」
マリヤ
23:17:06
「大丈夫ですよ、睡眠はとっておりますから」夢を見ないこともあれば…彼と同じ種類の夢を見ることもある、のは彼には関連のない話である
フューリアス
23:18:19
「そうかい? 無理はしないで欲しいから。自分の代わりに君が倒れてしまったら本末転倒だ」
23:19:13
「その、そうだな……」少し考えて
マリヤ
23:19:26
「今はこちらに専念もできておりますので」ありがとうございます、と心配をかけてしまったことの詫びと気遣ってくれた礼を述べた
フューリアス
23:20:39
「自分は学も無い、魔術や奇蹟の心得も無い。頑丈なのだけが取り得の無骨物だ、でも話を聞いてあげることくらいならできるから」両手で包み持ったままのカップのお茶を飲み干し
マリヤ
23:21:34
その言葉には少し目を開き
フューリアス
23:21:45
「それで解決できることなんて殆ど無いのだろうけれど……覚えておいてくれるとうれしいな」
マリヤ
23:23:22
「ありがとうございます、フューリアスさん」優しい人である、と思う。だが、自分のコレは…彼のソレとある意味同種のモノで覆せない過去の事実なのである
23:24:35
友である少女に概要だけは話はしたが、全てを話せば、呆れ顔をされるのもわかっている。
フューリアス
23:25:26
「君と君の友人達が迎えるこれからが佳き日々であるように……お祈りに追加しておこうかな」カップを置き照れくさそうに頬を掻いて
マリヤ
23:25:44
「まあ…ふふ」思わず笑みがこぼれた
23:26:54
本当に優しい人である、ゆえに……彼が気づいていないことに罪悪感を覚えないと言えばうそになる。
23:28:44
オルトラントの茶葉については偶然で、店主から聞いて驚いたのは事実である、が。その後に少々落ち着かせる物をごく少量混ぜたのは自分である。
フューリアス
23:30:25
「ああ、書き物を少し真面目にやりすぎたかな……今日はちゃんと眠れそうな気がするよ」
マリヤ
23:31:12
といっても、一般的にハーブティーにも使われる香草で、害はないことは確認済みである。
フューリアス
23:31:42
お茶の効能か、香草の影響か、そんなことを口走り。布の手提げ袋に筆記具一式をしまい「ああ、そうだ……」
マリヤ
23:32:28
「はい」見守るために立ち上がり
フューリアス
23:32:55
教本に挟んでおいた懐紙を取り出し「これ、良ければどうぞ。何でか昔から見つけるのが無駄に得意でね」中身は四葉のクローバーである。
マリヤ
23:33:00
白い花のその香草の名前は…カモミール、である。
23:33:29
「まあ……ありがとうございます、フューリアスさん」
フューリアス
23:34:40
「どうぞ幸福がありますように……なんてね。すまないけれど、今日もお願いするよ」同じように立ち上がる彼女に頭を下げ
マリヤ
23:35:23
「ええ、お任せください」といっても、彼が眠りにつくまで話し相手になったり、見守っているだけである。
フューリアス
23:36:51
「本当に無理だけはしないようにね……君が倒れたりしたらエナ君に燃やされそうだ」そんな話をしながら2階へと上がっていくのであった。
マリヤ
23:36:55
カップを片付け、広く大きな背中についていきながら、手元の懐紙を見やる。
23:37:09
「まさか。エナはそのようなことで怒りませんよ」苦笑
23:37:46
四葉のクローバーの意味は…幸福と、他にもあるのを彼は知っているのだろうか。
23:38:43
「(神よ、どうか、彼の道行に慈悲を…)」
フューリアス
23:38:58
「はは、二人共本当に仲が良いね……」恐らくこの男は、もう一つの意味は知らないで言っているのである
マリヤ
23:40:16
「ええ、エナは…かけがえのない友人ですから」微笑んで
 
23:42:53
@こんなところでせうか
23:43:05
そうでせうな!
 
23:43:25
@翌朝エナサンエナサンと遭遇するかどうかなどは神のみぞ知る(
23:43:28
ありがとうございました!
23:43:35
どっきどっき>エナサンと遭遇
 
23:43:36
@ありがとうございました!
23:43:45
では撤退!
 
23:43:50
@おつかれさまでしたー
SYSTEM
23:43:53
 様が退室しました。
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23:43:56
様が退室しました。
発言統計
その他(NPC)70回83.3%3601文字92.1%
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