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20190615Y_0

2019/06/15
SYSTEM
02:27:13
 様が入室しました。
SYSTEM
02:27:42
様が入室しました。
 
02:28:10
エナサンいまどこにいるの??
02:28:57
普通に出歩けるよ、訪ねてきてもいいし訊ねていってもいい
 
02:29:43
実はなんと。エレナサン。多分、オフの日。菫面子とあったことないので
02:29:48
外でも待ち合わせてもいい。地味に依頼以外で合うのは菫…は依頼内だからないな
 
02:30:10
実は昨日、フューリアスくんとはじめてオフであったレベルなのだ
02:30:44
星の標だな(のうきん
02:31:41
星の標なら描写は受けもとう
02:31:45
翌日何かあった()せいで寝不足状態にしておくか…
 
02:32:01
まげ
02:32:22
では
02:32:25
 
02:32:27
 
02:33:02
<星の標:午前10時頃>
02:34:03
ギルドの玄関が開く音が聞こえる。入ってくるのは黒髪の少女だ。冒険者装束をお洒落に着こなしている。とはいえ、この時間は依頼を受けるには少し遅い。
02:34:54
時間的にも依頼は殆ど掃けているからだ。とはいえ、彼女もそれなりのランクをもつ冒険者なのだが……今日は指名があってギルドに来たというわけでもない。
エレナ
02:35:35
「──」と、店内を見渡す。知り合いがいれば、と思ったのだが、やはりそう簡単に見つかる訳がない。
02:36:17
先日の事件後、フューリアスとはじめて仲間として話した。彼については畑にいるという噂話を聞いていたから、その情報通りそこにいけば見つかったのであるが
02:36:59
残りの4人の仲間たちのオフの時の姿は当然知るよしもなかった。ずっと初期から行動を共にすることが多い、エナ、シンでさえも休日の居所は知るはずもなかった。
02:37:34
言ってみれば住居くらい知っていてもおかしくはないだろう。改めて今までの自分の交友関係の下手さが自覚させられる。
02:39:03
「(やはりそうは上手くいきませんよね……)」と、思いつつカウンターに座る。少し喉か乾いた。何か飲んでから街の探索に行くとしよう。
02:39:26
「すみません。キャロラインさん、紅茶を一つ頂けますか? アールグレイがあれば嬉しいです」
 
02:39:44
キャロラインは明るい返事で注文を受ける。
エレナ
02:40:27
「──」再度辺りを見わたす。ああ、今まで気づかなったけど、このギルド。狭そうでこんなに広かったんだ。と今更になって感じた。今はヒトが少ないからそう感じるだけかもしれないが。
02:41:43
ふと、階上を見上げる。二階へと続く階段の先は宿泊施設になっている。滞在者の多くはこの店に登録する冒険者だ。
02:43:13
その階段の上に、一人の少女が姿を現した。亜麻色の髪、透けるような白い肌、そして、夕暮れ前の太陽を思わせる琥珀色の瞳――
エレナ
02:45:07
「──あ」と、その少女に気づく。当然、それは私が知っている彼女のはずだ。
エナ
02:45:10
「……」まだ半分夢見心地の中にいるとでもいうのか、ひどく眠たげで、覚束ない足取りで階段をのたのたと降りてくる。普段の利発さ機敏さは見る影もない
02:46:25
また、落ち込んでいたり怯えていたりしている時でも少し違う。近いと言えばあの”菫色の男”を討伐した後の宿場での様子に近い
エレナ
02:47:04
「もしかしてなくても……あまりよろしくないですよね」と、キャロラインには紅茶はテーブルに置いといてと言い残し、彼女に近づく。
02:47:30
小走りでエナに駆け寄ろう。そして。
02:48:08
「えっと……エナさん。大丈夫ですか?」と、声をかける。おそらく自分から声をかけたのは、依頼を通しででも初めてかもしれない
エナ
02:49:22
「…‥? え…あ、あぁ、レナ?」 自分が呼ばれたのだと気付かなかったのか一拍遅れてそちらを見て
02:50:29
「おはよう…ええと、今、どのくらい…? ごめん、今日は仕事は、パス…」
エレナ
02:50:37
どうにも反応が遅い。普段から見ているからそれにはすぐに気づく。それに声色に覇気がない。その様子は、先ほども思ったかが菫事件の終わり際に似通うものがある。
02:51:11
「えっと。時刻は10時を回ったくらいですね。大丈夫です。私も今日はオフのつもりでいましたから」
エナ
02:51:54
「10時……そう、10時……」
エレナ
02:52:21
少し考える。日を改めた方がいいだろうか。ごめんなさい。失礼しました。自分が持つ常套句だろう。けれども、それでいいのか。
02:52:29
少しエナの様子を観察しよう。
エナ
02:53:26
「10時…?」ぼやぼやとした表情が段々とはっきりしてくる。何故かみるみる顔が紅潮していくのはまた熱でもあるのだろうか
02:55:13
「ええと、ごめん、昨夜よく眠れなかっただけよ、それだけ、体調はたぶん万全よ、寝不足なだけ、ええ、そう。それ以上に何の問題も無いわ、そう」早口で説明し始めた
エレナ
02:56:24
「そうですか……」と、じっとエナの瞳を見つめていたが
02:57:08
「モーニングティーでもお持ちしましょうか? 眠気覚ましにはミルクティーが良いですから」と、一旦踵を返した。そろそろ自分が頼んでいた紅茶も来ていることだろう。それならば追加の注文くらい造作はない。
エナ
02:57:54
顔色は良いとは言えず、目は充血し、しきりに泳いでいるが先日の依頼直後、フューリアスの自己犠牲にひどいショックを受けていた時に比べれば精神的にはマシなように見える
エレナ
02:58:38
少しエナと離れ、キャロラインと会話をする。少しするとカップを2つ手にもって。
エナ
02:58:40
「え……  あ、ええ…そ、そうね、いただくわ」
エレナ
02:59:10
エナの下に戻ってくる。
02:59:45
「体調良くないみたいですね。ただ、水分補給は大事ですから。どうぞ」と、エナにミルクティーを渡そう。そして横に座り自分の紅茶を一杯飲む。
03:00:31
この語調は普段のおどおどした彼女ではなく、とても優し気な。それこそ姉が妹に語り掛けるようなそんな感じである。
03:01:07
「……流石に私でも、万全じゃないのは分かってしまいます」と、エナの最初の言葉に対してだ
エナ
03:04:01
「本当は降りてくるつもりじゃなかったんだけど、何か飲むか食べるかしないと、その…」受け取ったミルクティーをまだ飲まずに手に持ったまま、歯切れが悪く答える。普段の立場が逆転しているかのようだが、この姿がどちらかと言えば彼女の本来に近いのかもしれない
03:04:26
「ごめん…」
エレナ
03:05:00
「ん、気にしないで。私も少し早いですけど、お昼にしますね」と、再びキャロの下へ走るのだ。
03:06:06
何か心境の変化でもあったのだろうか。とにかく非常に落ち着いている様子のエレナであった。キャロに言葉を交わしている。何かを注文しているのは遠目からでも分かるだろう。
03:06:53
そして再び戻ってきて
03:07:40
「……ふう。ごめんなさい。エナさんの好みを実は私……知らなくて。サンドイッチで良かったでしょうか?」と、少し自信なさげに尋ねる様子は、やはりいつものエレナだ。
エナ
03:08:17
色々とあり過ぎてまだ心の整理がついていない自分と違って、随分と落ち着いて見えるエレナの姿を以外とは思わなかった。土壇場での度胸などに自分などよりもずっと強い心を秘めている事は分かっていた。
03:10:49
「……馬鹿ね、私が自分で頼んだのに。好みとか話したことも無かったものね…ああ、それで大丈夫よ、食べ物の好き嫌いはあまりないから」普段より語調は弱いが幾分か普段らしいやりとりになってきた
エレナ
03:11:43
「ああ……」少しずつ元気とは言えないだろうが、普段の語調に戻ってきたエナに少しずつ安堵を覚え
エナ
03:13:38
「ごめん、心配かけてた…? あんなだったものね」
エレナ
03:13:39
「…エナさん。折角ですし、お食事一緒にどうでしょうか。それと、少しお話しませんか? あ、もちろん難しそうなら結構なのですが……」それでも体調は気がかりのようだが
03:14:10
「少しだけ、でもだから会って話したかったんです」と、エナに告げる。
03:15:11
>心配かけた、に対する返事
エナ
03:15:31
「………それなら、部屋に来ない?」しばし目を泳がせてから、そんな風に切り出した。  「皿は後で返しておけるから」
03:16:29
「私、ここに宿を取っているのよ」
エレナ
03:16:36
目を大きく開く。その返しは予想外だったが……そう言ってもらえるのは嬉しい以外の何者でもない。
03:18:04
「はい。エナさんがよろしければ」と、注文した品をもらって
エナ
03:18:29
「勿論、あんたが」良かったら、だけどと続けようとして被った
エレナ
03:19:56
「勇気を出してエナさんに話しかけようと思ったんですけれども……やっぱり敵わないな。部屋に呼んでもらえるなんて嬉しいです」と、率直な感想を述べる。
エナ
03:21:01
「敵うも何もないじゃない…それに、」 勇気なら貴方の方がずっとあるでしょという言葉を飲み込み 「いきましょう」
03:21:26
 
03:21:48
お茶と食事をトレイに載せて、黒髪の少女を伴って二階の借りている部屋へと案内する。
03:22:44
案内された部屋は、当然と言えば当然の事だが何の変哲もない宿の一室だ。
03:25:23
私物らしい私物はなく、敢えて言うならテーブル上に積まれた書籍や部屋の隅に置かれた荷物は整然と並んでいた。
エレナ
03:25:45
「──」と、エナの部屋を一瞥する。実は同年代の友人の部屋などには入ったことはなかった。あるのは実家と、お兄様の借りている宿くらいだ。
03:26:20
「すみません。失礼いたしますね」と、断ってから中に入ろう。その流れは非常に上品である。
エナ
03:27:03
「特にこれといった物もないでしょ? 借りている部屋だもの」
エレナ
03:27:48
「そうですね。けれどもこれくらいの方が却って使いやすいのかもしれないですね」
03:28:22
『もちろん、エナさんみたいに整然と整理することが前提になってきますが」と、控えめに笑って見せる。
エナ
03:29:07
「そうね。仮住まいだと思うと本を集めたりは出来ないし、節約になるわ」こちらも笑みを見せ
エレナ
03:30:18
「機能的で効率的ですね。本が集められないのは少し残念ですが……うん、その分、冒険者の方々と繋がりやすい」
エナ
03:30:47
「冒険者の方、か……」
03:31:07
方々
エレナ
03:31:22
「……座りますね」と、断ってから適当な場所に座らせてもらおう。
エナ
03:32:01
「ああ、ごめんなさい、適当なところに座って。先に食事を済ませちゃいましょう」
03:32:42
「長話をしてたらしなびてしまいそうだわ、パンも私もね」
エレナ
03:34:33
「そうですね。エナさんが倒れてしまったら、それは私は嫌だから。先に栄養補給しましょう」
03:34:58
「温かいうちにお腹に入れたいですし」
エナ
03:37:13
「温かいうちに、か……最初のバーベキューを思い出すわね」
エレナ
03:37:52
「あの時はびっくりしました。任務の最中であんなお肉を頂いてもいいのかな……と」
03:38:16
「実際は少し変わった蛮族退治でしたけれども」思い出すように
03:38:46
「少し……?」自分でいって、あの奇怪な機械が想起され。首を傾げた。
03:39:04
魔動機?
エナ
03:39:25
「あんた、あれが初仕事だったわよね? ロクでもない相手だったわね……まぁそれは私も人の事言えないんだけどさ」
エレナ
03:40:57
「はい……。あの後も特徴的な任務が続いてしまって……」変と言わず特徴的というのはせめてもの矜持なのだろう
エナ
03:42:43
「間は知らないけれど、あの後がフューリアスと私と一緒のアレも酷かったわね」
03:43:43
「スゥと会ったのもあの時だったっけ……なんだかだいぶ前っていう感覚だわ」
エレナ
03:43:53
「はい。寄生植物の事件ですね」
03:44:21
「そうですね…。あの頃は私もライトくらいしか使えなかったな……」自分の手のひらを見つめる
エナ
03:46:11
「レナは初めは本当に頼りなかったものね、危うく魔術は諦めて剣一本に絞れって言っちゃうところだったわ」
エレナ
03:46:51
「そう言われると……何も言い返せないですね」ごめんなさい。ではなく、冗談めかして笑って見せた
03:47:33
「でも。エナさんやお兄様には叶わないけれども……ようやく魔術師らしいことができるようになってきました」と、自分の手を胸に当てる
エナ
03:47:42
「それがいつの間にか第五階梯まで修めて、練技に賦術、魔動機術に薬草?手広く広げすぎよ」
エレナ
03:47:42
「本当にありがとうございます。エナさん」
03:48:20
「それは……昔から私中途半端に色々とやってしまって……」ぎくりと、痛い所をつかれた顔をする
エナ
03:48:26
「でも、ちゃんと見についてるじゃない。あんたの力として」
エレナ
03:49:43
「……昔からお兄様に言われたことがあるんです。お前は一つの道よりも……組み合わせる力の方があるんじゃないかって……多分、それも信じていたんだと思います」
エナ
03:49:58
サンドイッチを一つ摘まんでモグモグと咀嚼し、ミルクティーで流し込む
エレナ
03:50:11
「実家は魔法が使えない私を……あまり良く見てなかったから……」と、昔を思い出すように目を逸らした。
エナ
03:50:27
「……そう、良い兄さんね」
エレナ
03:50:56
「馬鹿ですけれどもね……エナさんなら分かると思いますけど」と、やはり兄には辛辣であった。
03:51:19
実際に魔術一辺倒で、気配りや、周囲への警戒が甘い姿は実際に見ているだろう。
エナ
03:51:40
「私よりもずっと才能があるわ。それこそ逆立ちしても敵わないくらい」
エレナ
03:53:06
「それでも私に切っ掛けをくれたのはエナさんです。勿論、お兄様は尊敬していますし。今だからこそ聞けることも増えた。でも」
03:54:15
「私に歩みだす機会をくれたのは。貴方だから。だから、私は私を見守ってくれたエナさん魔術師として……そして、仲間として……」と、最後は一瞬言い淀んだが、それでもつなげる
03:54:26
「ともだち……として、尊敬しています」
エナ
03:55:35
ともだち、と呼ばれた事に目を瞠り
03:55:49
「……初めはね、要領の悪そうな子だなって思って、それで声をかけただけだったのよ」
03:56:58
「気が弱そうだし、こっちから押していけば同行させられるかなって。そう思ってた」
03:57:47
「私もアレが2回目の仕事で、正直、冒険者としてやってけるか自信が無かったから」
エレナ
03:58:49
「……」エナの言葉に静かに耳を傾けている。
エナ
03:59:23
「…嘘ね。今でもそう、分かってるでしょ? 私がただの強がりだって」
エレナ
04:00:50
「実は大分前から気づいていました。私とエナさんはどこか似てるところがあるかもしれないって……」
エナ
04:01:01
「本当は冒険者なんて続けるつもり、なかった。危険だし、恐いし」
エレナ
04:01:29
頷きながら、その続きを待つ。
エナ
04:02:11
「……私はあんたほど強くないわ。私の方は弱そうに見えるあんたに似てるかもって思ってたけど。違った」
04:04:07
「エレナ、あなたは自分で思っているよりもずっと強くて、しっかりした子だわ。私が居心地が良くて、まだまだ駄目な子、みたいに扱ってきただけ」
04:04:22
「ごめんなさい」
エレナ
04:06:07
「……ううん、エナさんがそれだけの感情で私を見てたわけじゃないことは分かってますから平気です」優しく首を横に振る
04:06:50
「それに、それは半分以上事実です。居心地がよくて、皆さんと一緒にいた。これは紛れもない事実」
エナ
04:07:30
「でも、それに甘えていたのも事実だわ」
04:08:06
「あなたを責めるつもりじゃないの、ごめん、私の事……いいえ、やっぱり、皆ね」
エレナ
04:08:56
「甘えててくれてても良かったんです。それでエナさんが、いつもの調子でいてくれるなら──でも」と、逆接の言葉に力を込めて
04:09:44
「それだけじゃダメだってことがこの前はっきり分かりました」と、瞳にしっかりとした輝きを映して
04:10:37
「私も恥ずかしいこと告白しますね。エナさんだけに言わせてしまうのは不公平だと思いますから」と、言葉をつなげていく
エナ
04:11:24
「フューリアス……」それだけじゃ駄目という言葉に、直近の仕事の話を思い出し、表情を曇らせ   「え?」
エレナ
04:11:31
「私……最近。エナさんと、シンさんと、マリヤさんと……スゥさん。フューリアスさんの仲というより、関係が少しずつ変化していくのをずっと見てました」
04:11:42
「何かがあったのかは分かりません。実際に見ていないから」
04:12:14
「けれども、私がいないところで何かがあって。ああ、また私は1人になるんだな……私は要らなくなるんだなと思ってました」
エナ
04:12:39
「そんな事…っ」
エレナ
04:13:43
「エナさん、最後まで聞いてください」少しエナに近づいて。そう続ける。責めるような感じでなく、自分の心情を吐露するように
エナ
04:14:06
「え、ええ…」
エレナ
04:14:37
「実際にスゥさんの方が剣術も鮮やかですし……それにムードメーカーになれる。この前の事件の時、これが皆さんといける最後の仕事かなと思ってました」
04:15:02
「そんな風に考えてた時にエナさんが話しかけてくれたのは少し嬉しかったですけれども」>列車の中でのことだ
04:15:36
「でも。フューリアスさんが倒れた時、気づいたんです。かばってくれた時気づいたんです」
エナ
04:15:43
「あれは、その…」 スゥとのわだかまりが解消できていなくて
エレナ
04:16:54
「自分の力不足が悔しい。でも、仲間を”私”が守りたい。”私”の力で皆さんと闘いたいし。それに皆さんを頼りにしたい」
エナ
04:17:33
「エレナ……あなた……」
エレナ
04:17:51
「多分あれが、マリヤさんでも、スゥさんでも、エナさんでも……流石にないとおもいますがシンさんでも同じことを思ったはずです。いえ、思いました」と、断言する。
04:18:07
>シンは対処するだろうという意味合い
04:19:29
「ただそれを思うと、私にはまだまだ足りないところがあるなって。特に……自分から仲間に溶け込んでいくこと。自分を知ってもらうことをしてこなかったなって」
04:19:42
「自分に自信がない。という言い訳をつけて」
エナ
04:20:06
「それは、私だって同じよ」
エレナ
04:20:15
「エナさん……?」
エナ
04:24:44
「本当は臆病者の癖に、強がって、隠し事だってしてる…ナイトメアだって事も、そう。 マルシャを助けた時にそれと知らせていたら、もっと上手に立ち回る手段も分かってた」過去に受けた竜信徒絡みの、恐らく最初の依頼だ https://sw.tale.blue/log/2019/20190309C_0.html
エレナ
04:25:59
「──」その依頼のことを思い出す。そうだ、あの時、確かに彼女は異貌をしていなかった。今になって思い出せばだが
エナ
04:27:58
「私はね、故郷のヴェイルーンから逃げてきたのよ。両親を失くして、親戚や義理の兄に疎まれて。そうやってずっと逃げ道を探してきたのよ」 https://sw.tale.blue/log/2019/20190309C_0.html
エレナ
04:30:04
「そう……だったんですね……」初めて聞く事実に驚きはしないが、胸を痛ませる。可愛そうという感情ではない。全く彼女のことを知らなかったのだという悲しさに。
エナ
04:30:29
「マリヤの事はヴァルキリーだから気に食わなかった。スゥは私よりもあいつと…シンと仲が良さそうで、お似合いに見えて、妬んでた」
04:32:06
「フューリアスは復讐しか頭にない、恐くて可哀想な人だって思ってた…なのに、あんな風に身を挺して私達を守って…」
エレナ
04:32:20
「──」自分から口を開いてくれるエナの言葉。その一つ一つをしっかりと、胸に落とそうと。耳を傾ける。
エナ
04:34:29
「彼を殴ってから、気付いたの。私も同じ事をしようとしてたって……あの女をわざと怒らせてこっちに気を引こうとしたわ…恐いけど、あんた達がやられるよりは良いかと思って」
04:35:38
「それで、私が倒れたら同じ事を思わせてしまったはずだって」
エレナ
04:36:02
「──そうですね。それに特に彼女なら……挑発に乗りやすかったと思いますから……」
04:37:15
エナの発言を聞き、目を閉じて考える。そう。このやり取りじゃフューリアスと話した時にした流れに似ている。
エナ
04:38:40
「シンに…彼に言われたわ、私達は皆が皆、互いを軽んじていたって…その通りだった」
エレナ
04:39:24
「はい、その通りだと思います」否定はしない。強く頷く。
04:39:41
「だから、私は思うんです。エナさん」
エナ
04:41:06
「……」エレナが何かを伝えようとしてくれている、自分自身の言葉でだ。
エレナ
04:41:31
私たちが冒険者である限りいつでも死と隣り合わせにあるんだなって。それが、どんなに親しい友人と一緒にいても。どんなに難しい任務でも。もしかしたら簡単な任務でさえも」
04:41:46
「当然のこと。けれども、ようやく今になって実感できたことです」
04:42:38
「だけど、だからこそ私たちは強くならないといけないし。仲間には自分を打ち明けないといけない。当然、自分ができること、できないことを把握しないといけないと」
04:43:04
「そして、自分から仲間に溶け込んでいかなければならないと思うんです。特に私たちみたいな性格の人は」
エナ
04:43:38
「そうね…いつも、いつまでも一緒にいられるかは分からないけれど、私達は友人で、チームだわ」
エレナ
04:44:09
「はい。だからこそ。大切な人を失わないためにも。もっと強くならないといけないと思うんです」
エナ
04:44:27
「それもとびきり面倒臭い連中揃いのね」くすっと笑みを漏らした、苦いものが混じるが笑みは笑みだ
エレナ
04:45:10
「そうですね……。それは否定できないです」面倒くさい連中
04:45:38
「けれども。そう思うと。自信がないとか言ってられないなと思っているんです」決意した瞳をエナに向ける。
04:46:09
「自信がないと言っている暇があれば仲間と交友を広めるべきだ。自信がないという暇があれば勉学に励むべきだ。自信がないという前に仲間を信じるべきだ」
04:47:01
「私はこれからそういう風に冒険者として歩んでいきたいと思っています。勿論、エナさんたちと一緒に」
エナ
04:47:07
「まるで別人ね……いえ、元々、そういう気質だったわね、あんたは。土壇場になると根性が据わるんだから」
04:47:55
「……今がその土壇場なのかもしれないわね、私達の」
エレナ
04:48:23
「はい。そうかもしれない。少なくとも私たちには……」
エナ
04:49:25
「吸血鬼災禍よりも、一魔域で起きた戦闘一つでこの有り様なんじゃ、まだまだね…」苦笑して
エレナ
04:49:26
「庭の問題。星座の問題。そして何よりも吸血鬼と、竜の信徒の問題がつき纏っています。だからこそ……立ち止まってはいられないんだと思います。だから──」と、エナに近づき
04:52:57
「先ほどは勢いで言ってしまいましたけど。でも、改めて言います。エナさん。これからも、いえ、これからは。頼れる友人として、そして頼れる仲間として。そして誇り高き魔術師(ソーサラー)として。一緒に歩んでいきたいです」と、自信に満ちた表情を浮かべた。これまで見たことない彼女の表情だ。
エナ
04:56:41
「……」自信に満ちたその姿に劣等感を覚えないと言えば嘘になる。それでも、あのエレナが、ここまで自分の考えをしっかりと述べ、手を差し出している。それに対して自分が返すべき言葉は、相応しい態度は、何か
04:58:24
本当に馬鹿ね、レナは」眉を吊り上げ、気の強い表情を作る
05:00:53
「まず一つ、観察力が足りない」机の上に目を向ける、そこに積まれた書籍は『魔法拡大概論』『操霊術運用論』など、制御系の真語魔術師である彼女には畑違いのジャンルだ
05:02:07
「誇り高き魔術師(ウィザード)よ……まだ志望だけれどね」
エレナ
05:03:02
「……うっ、これは……私の負けですね」と、一瞬しゅん、となったが、すぐに笑みを浮かべた。
エナ
05:03:26
「次にもう一つ、配慮が足りない。正式な要請なら正式な名前で呼ぶべきだと思わない?」
05:04:40
「私の名前はヴィエナ・バーベンベルクよ。 エレナ・ルーキス」
エレナ
05:04:41
「えっ」本名じゃなかったんだ。ということに目を丸くするが
05:05:23
「……ヴィエナ・バーベンベルク。はい。ヴィエナさんですね。では私も改めて……」
エナ
05:05:24
「故郷ではお尋ね者扱いにされてるから、黙っていてね? あ、冤罪よ」
05:05:45
「それから、もう一つ」
エレナ
05:05:55
「はい。人通りの多い所ではいつも通り」
05:06:01
エナの返答を待とう。
エナ
05:07:42
「こういう時は、言葉だけじゃなく手を差し出すものよ」 そう言って、握手を求める手を自分から差し伸べた
エレナ
05:08:15
「……はい」と、頷き。こちらも手を差し伸べる。そこに先ほど言いそびれた言葉を添えて
05:08:51
「シラー共和国。氷獄のルーキス。その次女のエレナです。ヴィエナさん。これからよろしくお願いしますね」と、しっかりと手を握った。
エナ
05:10:17
「エナでいいわ。私もレナって呼ぶから……迷惑?」
エレナ
05:11:04
「このやり取り久しぶりですね。いえ。その方が心地よいです」
エナ
05:11:41
「私がエナであんたがエレナじゃややこしいでしょうが。だから、あんたはレナ、いい?」 最初に出会った時にいった言葉をそのまま
エレナ
05:11:41
「ちょっと恥ずかしいですが……エナ。よろしくお願いしますね」顔を赤らめて
05:12:19
「はい」と、その初めて会った時の言葉を聞いて、ぱあと顔が明るくなった。
05:12:56
「……あ、エナ。私も最後に1つその……断っておきたいことがあって」
05:13:15
「……えっと、その……」顔がみるみる紅くなっていく。何を言い出すのか
エナ
05:13:28
「なに?」
エレナ
05:14:49
「エナとシンさんはそういう関係だとわ、私、思っているんですけれども……。全く、そういった他意はなく、その私、シンさんに教えてもらいたいことがあって……、だだだ、だから、シンさんとお二人で話すこと……あるかもしれません」と、顔を紅くして述べた
05:15:17
「その……前衛として傭兵の心は知っておくべきかなと……」と、注釈はつけたのだが
エナ
05:15:25
「      」
エレナ
05:15:41
「え、エナ?」固まったのを見て
エナ
05:16:39
「……え? あ、あいつ、は、話したの…? 聞いたの、それ…? そ、それともスゥ? でもあの子はそんな、でも、能天気なところもあるし、え?」
エレナ
05:17:03
「え……いや……その。なんだか恋愛小説みたいに、お二人が仲が良いから……」
エナ
05:17:27
「いや、でも、だって、まだ昨日の今日よ? どうしてそんな」
エレナ
05:17:30
「私が勝手に思ってたんですが……」
エナ
05:17:38
「え…?」
エレナ
05:17:50
「え、昨日の今日……もっと前からではなく……?」
05:18:27
まさしく目が点になっている状態だ。
エナ
05:19:30
「あああああああああ」 突然席を立ちベッドに飛び込むと枕を頭に被って声をあげた。隣に響くような大声で無い辺り小心者らしい配慮が見える
エレナ
05:20:47
「あっ……」と、こちらも放心状態になっていた。あれ、まさか、もっと前段階だったのか、という思いがちらつく
05:22:24
「これ私、帰った方がいいの……かな? あ、お皿は下に持っていきますね……」と、静かに告げて。
エナ
05:23:07
<small>「まって。れな、まって、おねがい」<small>
05:23:14
あああああああ
エレナ
05:23:18
「は、はい! 待ちます!」
05:23:35
><
エナ
05:24:37
「おさっしのとおりよ。ええ、そう、わたしは、あいつのこと、すき」 枕越しのくぐもった声だがはっきりそう言った
エレナ
05:25:57
「そうなんですね……良かった」と、ベッドに近づいて。しゃがもう
05:26:12
「私、応援しますね?」
エナ
05:26:50
「それで、まぁ、その、いったのよ、それで、    あ、ありがと」
エレナ
05:27:16
「はい。でもそれなら、私も……頑張っちゃおうかな」と、何か言ってるのが聞こえる
05:27:40
「今度、エナさん。一緒に服見に行きましょう。任せてください。お洒落には自信があるんです」
05:28:01
エナさん× エナ
エナ
05:28:28
「でも、これ、つきあってる? っていうのか、わかんなくて、こういうの、けいけんないし」
05:29:59
「でも、ほら、わたし、あれじゃない? れなみたいにかわいいけいとか、たぶんにあわないし」 何やら面倒臭いぐずり方をしてる
エレナ
05:31:15
「ど、どういう状況で告白されたのか分からないので何ともですが……でも、少なくとも」
エナ
05:31:47
「それにほら、あれじゃない? おとこのひとって、こう、まりやみたいな、ほら、わたしたちにたりない、あれが、その」
エレナ
05:32:23
「……ああ、胸。ふふっ」と、自信ありげに笑った
05:33:23
「それこそコーディネートの出番ですね。エナ。足りないからこそ、綺麗に見える服装もあります。それにエナは手足が綺麗だから。それぞ上品に魅せるコーデなんかは……うん、いっぱい思いつくな」
05:33:36
それを
05:33:55
「今のエナの服のセンスも好きですけれどもね」
エナ
05:34:25
「………」
エレナ
05:34:43
「エナ?」
エナ
05:35:27
「おねがい」
エレナ
05:35:45
「まかせて」
エナ
05:36:19
か細い声で協力を要請してきた
エレナ
05:37:17
こちらも協力の努力を惜しまないようである
05:37:52
「では……今度、オフの……この日とか?」と、いつものびっしり書き込まれた手帳を出して、早速何か計画を立て始めたようだ。
エナ
05:38:42
なお、マリヤやスゥとの間にあったやり取りについても、彼女たちの秘密にしておきたい事柄(聖女事件、記憶喪失)には触れない範囲で仲違いと仲直りの事を話しました。
05:39:20
シンとのやり取りはまた後日に…とはぐらかした。
エレナ
05:39:25
作戦会議も含めて。今まで知らなかった(秘密を除いた)情報は共有した感じで
エナ
05:39:37
それが更なる地獄の始まりとは思いもせずに…
エレナ
05:39:48
シンについてはまたゆっくりと聞かせてください。作戦を立てましょうと、言いつつ
 
05:40:01
こんな感じでしょうか
05:40:12
うむ
 
05:40:18
おつかれさまありがとう!
05:40:25
やったあああああ、しごとだああああああ!
05:40:31
いってきます! 楽しかったです!
05:40:32
平和理にわかりわからせた
 
05:40:49
わかりわからせられましたね
05:40:53
とても平和でした
05:40:56
良い感じ。おつかれさまぁ
 
05:40:57
服見に行きましょう
05:41:02
おつ!
05:41:15
( ˘ω˘ )
SYSTEM
05:41:18
様が退室しました。
SYSTEM
05:41:19
 様が退室しました。
発言統計
その他(NPC)232回87.2%10200文字93.1%
13回4.9%386文字3.5%
 21回7.9%372文字3.4%
合計266回10958文字