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20190615Y_1
- 2019/06/15◥
- SYSTEM◥
- 23:04:11
- 様が入室しました。
- TOPIC◥
- 23:04:26
- 星の標 夜 by
- ◥
- 23:04:31
-
- 23:04:32
-
- 23:04:33
-
- 23:05:04
- イルスファール王国、星の標。多くの冒険者が集うこの宿では、朝は多くの依頼が舞い込み、冒険者が旅立つが
- 23:05:14
- 夜ともなると、静かな場所にもなる。
- 23:05:42
- 人のあまり目につかない場所のその窓際の席に、一人の少女がいた。
- 23:06:23
- 金色のその髪と瞳、そしてティダン神の神官であり、先日神器に関わりがある重要な祭器も預かったと言われている少女である。
- 23:06:41
- 調べているのは、魔法文明時代の書物である。
- マリヤ◥
- 23:07:18
- ぺらり、と資料をめくり、文字をなぞり、内容を読み取る。
- 23:08:45
- 調べるのは魔法文明時代のある系統の魔法および練技の成り立ちについてであった。
- 23:11:52
- 「(やはり、こちらの大陸には資料があまりない……ただ、限定的に魔神の力を召喚および魔神の爪や翼を身に宿し、戦闘能力を向上させる…というのは、似通っている)」
- 23:13:26
- 「(ただ宿している物が竜…というのはどういうことだろう。竜ならば通常、肉体があるはず…ゆえに、何かに憑依、というのは考えづらい…)」
- 23:14:32
- 「(いや…年数を経たドラゴンならば、操霊魔法にも精通していたはず…確か高位の操霊魔法に…)」
- 23:18:23
- 「(違う、アレを使用したとしても、憑依はできない……なら、既存の魔法とはやはり別の系統なのだろうか…?)」
- 23:19:05
- 書物に栞を挟み、また挟みなおし、を繰り返している。
- SYSTEM◥
- 23:22:12
- 様が入室しました。
- マリヤ◥
- 23:22:22
- 「…(仮にあの竜と呼ばれるものが魔神であったとしても、あの子は…ナイトメアだった。魔神が穢れを持つ者に宿るのは普通ならばありえない)」
- ◥
- 23:22:23
- おじゃまします(そそくさ
- マリヤ◥
- 23:22:27
- @こんばんは
- フューリアス◥
- 23:23:59
- 「調べ物かい」ことり、と少女の目の前にお茶の入ったカップを置くのは、白髪の男である。
- マリヤ◥
- 23:24:02
- 「(確かに魔法文明時代は何かの創造、および、合成の魔法も存在していた…とは聞いている)」ティエンスやハイマンが例にあげられる
- 23:24:31
- 「あ…フューリアスさん」集中していたのだろう、声をかけられるまで気づかなかった
- 23:25:25
- 「こんばんは…ありがとうございます」お礼を述べて、お茶をいただく。
- 23:25:58
- 「ええ…先日の依頼のことが気になって……色々な観点から、調べ直しておりました」
- フューリアス◥
- 23:26:06
- 「うん、お疲れ様、根の詰め過ぎは体に障るよ三転…随分と分厚い本だけど、ああ」対面の席に座り、自分の分のお茶をすすり
- 23:26:48
- 先日の依頼と言えばあれしかないだろう。竜の信徒、自らを竜の体の一部、鬣だと名乗る少女の力
- マリヤ◥
- 23:28:13
- 「似通った物は存在はしているのですが…どうも、既存の魔法や技術とは矛盾しておりまして…」息を吐いた。
- フューリアス◥
- 23:28:39
- 「不気味と言うか不可解と言うか……」眉根を寄せる。先生は何故あのような集団のシンボルをあの時持っていたのかと考えたりもする。
- マリヤ◥
- 23:28:49
- 「何か手がかりが見つかれば、と思ったのですが…」なかなか、と苦笑し、栞を外す。その栞には…四葉のクローバーがあった。
- フューリアス◥
- 23:30:49
- 「一定の人数が存在する集団?教団なのに、自分達が関わるまでは殆ど存在を秘匿し続けていたんだ。すぐには見つからないのかもね」ふと、外れた栞を見ればいつか手渡した四葉のクローバーが目に入った
- マリヤ◥
- 23:30:58
- 「フォーティさんもおっしゃっておりましたが…竜帝神シムルグ様など、既存の信仰…ともあてはまらず…考えられるとしたら、小神かあるいは…竜というその物の信仰か…」
- フューリアス◥
- 23:31:41
- 「それ、持っていてくれたんだね。嬉しいよ」思わず顔を綻ばせる。こう言う心持になったのは何時ごろ以来だろうとも
- マリヤ◥
- 23:32:33
- 「はい、このように使わせていただいております」表情が綻んだため、同じように微笑み
- フューリアス◥
- 23:33:21
- 「フォーティ君にもあの時はすまないことをしちゃったな……あとで謝らないと」彼のミリッツァ神官の少女は魔域からの帰りの道中、ずっとウケを狙い続けてスベり続けていたとかどうとか
- マリヤ◥
- 23:34:21
- 「ええ、一度神殿にもお尋ねしたのですが…お忙しいご様子で…また、機を改めようかと」
- フューリアス◥
- 23:35:27
- 「彼女、ミリッツァ神殿の他に、ライフォス神殿の分館?でも仕事をしているらしいから」考えてみれば彼女も彼女と中々見せない部分が多いのである
- 23:36:10
- 「とは言え、フォーティ君が実は……なんてことは無だろうけどね」肩を竦めて冗談を飛ばし、自分のお茶に口をつける
- マリヤ◥
- 23:36:32
- 「まあ…優秀な方なのですね」2つの神殿で仕事をされているとは。能力が買われている証左である。
- フューリアス◥
- 23:38:18
- 「うん、たまに護衛の仕事を受けるけど、本来護衛を兼ねてくれる人が不在になることが多くて大変だってぼやいてた」
- マリヤ◥
- 23:39:25
- 「まあ…」ふふ、と笑みがこぼれた。随分と、自然に笑えるようになったものである。
- フューリアス◥
- 23:40:07
- 「さておき、竜信徒のあれは――確かに」超常の力ではあった。今自分達が知り得る体系、そのどれとも違うと言うのは遭遇した誰もが感じているだろう
- マリヤ◥
- 23:40:50
- 「…店主からも、以前の事件の記録を読ませていただきました。狙いがはっきりいたしませんが……魔域、あるいは………ナイトメアが関わっているとは考えております」
- フューリアス◥
- 23:42:19
- 「魔域か――どうだろう、あの言動から察するに、あの魔域は結局、奴らの目的とは合致しなかったようだけど」実際、魔域の核はあの広場に乱雑に投げ捨てられていた
- 23:43:03
- 「ナイトメアは、ちょっと複雑だね」自分もまたナイトメアであるが故に
- マリヤ◥
- 23:43:56
- 「魔域自体がまだまだ不明瞭な存在ではありますので…規模が足りなかったかあるいは何か別の条件が……あ、いえ、その…あくまでも、個人の考えですから…」配慮が足りなかった。不快に思われたのならば申し訳ない。
- フューリアス◥
- 23:44:57
- 「わかってる、俺やエナ君のことを言ってるんじゃないってことくらい」うん、と頷いて
- マリヤ◥
- 23:45:17
- エナ、という名前に。
- 23:45:28
- 「エナとは…お会いできましたか?」
- 23:45:55
- 彼女は自分よりもフューリアスと付き合いが長い。ゆえに、あの時、フューリアスがいかないことを選択肢としてあげた。
- フューリアス◥
- 23:46:06
- 「ああ、それが……」首を横に振る
- マリヤ◥
- 23:46:16
- それを認めなかったのは自分もだ。そして結果……エナを不安にさせることとなった。
- 23:47:37
- 「そうですか…私も、なかなか、会うことができず……ただ、もしかしたら、シンさんや、レナとは話ができているやもしれません」彼らならば、自分よりもうまく、エナと話ができるだろう、と思う。
- 23:48:12
- エナは大切な友だ。だが…彼女がヴァルキリーという種族に対して、複雑な想いを抱いていることも、知っている。
- フューリアス◥
- 23:48:23
- 「あの時は覚悟が足りなかったな。彼女が約束してと言った意味をちゃんと受け止めてもいなかった」
- 23:49:34
- 「そればかりは、純粋に俺の失敗だった」約束を交わすことの意味も重さも知っていた筈なのに。
- マリヤ◥
- 23:49:58
- 「エナは、不器用で、意地を張りますが……優しく、敏い人です。フューリアスさんが、きちんとお話されるのを…聞かないことはないと思います」
- 23:50:52
- 「彼女には彼女の考えがあると思いますが…今の貴方の言葉と想いは、彼女に伝わると思います」安心させるように微笑んで
- フューリアス◥
- 23:51:15
- 「……うん、正面からぶつかってみるよ。明日も会えないようなら、もう一日ここに張り付いて無理にでも捕まえる」マリヤの微笑みにありがとうと笑って見せて
- マリヤ◥
- 23:52:10
- 「ええ、私の時も、真正面からお話してくださって………っ」一瞬、言葉に詰まった
- フューリアス◥
- 23:52:49
- 「? マリヤ君?」
- マリヤ◥
- 23:52:54
- 猫『泣きはらした目で朝帰りしてベッドでうだうだ言ってたわね』
- 23:53:26
- 椅子の背から何やら声が聞こえたかもしれない。聞きなれない言葉であろう。
- フューリアス◥
- 23:54:20
- 「うん? 今のは……」きょろきょろと周囲を見渡す、言葉の意味はわからないが、エナやエレナが魔術を行使する時に発する言語に音が似ていた
- マリヤ◥
- 23:54:26
- 猫『妹さんと同じように思われたとかうんたらかんたら全く何やtt』
- 23:54:59
- 無言で背中のカバンのひもを閉じた
- 23:55:38
- 「いえ、なんでもありません」 猫『誤解したら失礼もくそもな…』
- フューリアス◥
- 23:56:10
- 「ん……ああ、それ。そう言えば君も持ってるんだったね」最近流行り?の例の鞄をちらりと見て
- マリヤ◥
- 23:57:34
- 「ええ…性質として、冗談をよく言うそうで…レナのカバンはそうでもないのですが、エナのも大変そうでした」
- 23:58:13
- 彼が魔法文明語を理解しておらず心底よかったと思う。理解していたら私は誠実な彼に詫びるしかなかっただろう。
- フューリアス◥
- 23:58:56
- 「はは、自分もその言葉がわかれば会話が出来たのかな?」具体的に何を言っているのかは皆目検討がつかないので、言葉の通り冗談の類なんだろうなと思っているのである
- 2019/06/16◥
- マリヤ◥
- 00:00:47
- 「ええ、そうですね…レナのカバンならば、できるとは」願わくばこのかばんが妙なことを口走らないように
- 00:02:10
- 「(事実を想定して何がいけないのですか…)」本当にこのかばんは厄介である。素直ではない、口が回る、ただ知識や判断力は鋭い……誰かを思い出させる。
- フューリアス◥
- 00:02:17
- 「とは言え、言語を学ぶ余裕は当分は無いかな。練技ももっと技術を磨かないといけないし、体も鍛えないとね」生きると言った直後に倒れるようでは笑い種だしね、と
- マリヤ◥
- 00:04:29
- 「私も…貴方を支えられるように、精進いたします」頷いて
- 00:05:18
- レナやエナ、シンさんも含めて…神官として、できる限りのことはしよう。
- フューリアス◥
- 00:05:30
- 「……ありがとう、頼らせてもらうよ」しっかりと頷き返し
- マリヤ◥
- 00:06:35
- 「…はい」微笑んだ、そうこれでよいのだ
- 00:10:53
- エナやエレナ…かけがえのない友達とも出会えた、目の前の人は前に進む勇気をくれた…それで十分ではないか
- フューリアス◥
- 00:13:32
- 「だから、何度でも言う。君も頼ってくれ、戦いだけじゃなくて、その、それ以外も」
- 00:16:25
- 「出来ることは限られてるけど……話がしたければ聞こう、眠れないなら子守唄の一つか二つなら歌える」あまり上手くはないけどね、とわざとらしく笑って
- マリヤ◥
- 00:16:46
- 「はい、先日、お話も聞いていただきましたし…フューリアスさんのことは頼りにしております」本当に優しい人だ、妹さんや弟さんがいた、ということや、元来の気質が穏やかで優しい物なのだろう。エナやレナが頼りにするのも、わかる。
- 00:18:49
- ふと、開いたままにしていたページが目に留まった。色々な分野の本を持ってきた…薬物の可能性もあったので、植物の辞典も開いていた
- 00:19:47
- そのページの隅の方に書かれていた言葉に、少しだけ動揺した。表には出さなかったが。
- フューリアス◥
- 00:20:23
- 「? どうかしたかい?」何か同様したような……
- マリヤ◥
- 00:20:40
- 「そうですね…眠れないという点では…私より、エナの方が今は心配で…彼女に歌ってあげるのも、よいと思います」いえ、何も、と微笑んでそのページを閉じた。
- 00:21:25
- 「エナは…人のことを、考えすぎてしまうことがありますから…」ゆえに体調を崩したり、眠れなくなってしまうのであると、あの事件の時に思った。
- フューリアス◥
- 00:23:22
- 「はは……確かに」
- 00:24:16
- 「でも、君もだ。無理はしてないつもりだろうけど、知らず知らずの内に蓄積していくものもあるんだからね?」最も、その一部は自分の責任でもあるのだが
- マリヤ◥
- 00:24:53
- 「…ふふ、心配性ですね」もっとも、先日の様子から…心配されるのもわかるが。
- 00:25:55
- 「…家族がいたら、このようなものなのでしょうか」つい、口を滑らせた。
- 00:27:41
- 言ってから気づいた、家族を失った彼に対して、配慮がなさすぎる発言だったことに。
- フューリアス◥
- 00:27:46
- 「……家族、家族か」自分の弟妹達は勿論家族だったし、本物の家族と言う物に決して負けたりしてはいないつもりだが、その実自分は本当の、血の繋がった家族と言う物を知らない。
- マリヤ◥
- 00:27:52
- 「す、すみません、なれなれしく…」
- フューリアス◥
- 00:29:02
- 「そうだね、こんな感じだと思う」
- 00:29:33
- けれども、知らないからどうだと胸を張って言える。
- 00:31:20
- 「俺も、本当の家族、と言うのは知らない。孤児院のみんなとは当然血の繋がりは無かったからね」
- 00:32:40
- 「でも胸を張っていえる。俺にとってみんなは家族だったって……君にも、この気持ちを少しでも分けることが出来ればいいんだけれども」
- マリヤ◥
- 00:33:53
- 「フューリアスさんが、弟さんや妹さん達を…家族を大切に思ってらっしゃるお気持ちは、わかります」ほほえんで
- フューリアス◥
- 00:34:29
- 「それと同じくらい、君も大切だよ」微笑を返す
- マリヤ◥
- 00:35:58
- 「まあ…妹さんのように思っていただけて、嬉しいです」その言葉に、あの気持ちはフューリアスにとっては失礼で迷惑な誤解であると改めて思う。
- 00:38:16
- フューリアスは優しい人だ、そんな優しくて誠実な人をあのように誤解した自分が本当に恥ずかしい。ただ彼は放っておけなかっただけなのに。
- フューリアス◥
- 00:38:44
- 「正直なことを言っただけだよ」そしてこの男は気付いていない。君達、ではなく、無意識に君と口走ったことに。
- マリヤ◥
- 00:40:58
- 家族というものが彼にとってかけがえのない存在であるのはわかる、それと同じくらい、と言われた、それで十分ではないか。
- 00:42:50
- そう…十分である。それ以上を望むのは烏滸がましい。
- 00:43:13
- 「ありがとうございます…と、そろそろ、お時間ですね」いつもの時間である
- フューリアス◥
- 00:43:44
- 「ああ、うん、もうそんな時間か」何時の間にか夜も随分更けてきていた
- マリヤ◥
- 00:43:56
- 「最近は…夢は、いかがですか…?」悪夢を見るということで、始めたこの試みである。成果は出ているだろうか…?
- フューリアス◥
- 00:45:13
- 「ああ、最近は見てない――と思う。見ても忘れてしまっている場合もあるだろうし」実際、マリヤの目から見ても最近の彼の眠りは穏かに見えるだろう
- マリヤ◥
- 00:46:34
- 「そうですか、よかったです。この調子なら、そのうち、通常通りの眠りについても大丈夫そうですね」純粋に、彼が眠れるようになったことが、嬉しいと思う発言である
- フューリアス◥
- 00:46:59
- 「ただ、もう少しだけ頼ってもいいかな。君の睡眠時間を削ってしまうから、寝台が二つある部屋を借り直そうとも考えているけど……」
- マリヤ◥
- 00:47:46
- 「もちろんです。眠りについている間は見守らせていただいてますから、椅子があれば十分です」
- 00:48:57
- 「それに、今の穏やかなご様子でしたら…そう遠くないうちに、ご自身で眠れると思いますし…」
- 00:49:05
- それはこの見守りの終わりを示している。
- フューリアス◥
- 00:49:09
- 「そうか、無理強いはしないけどちゃんと休むんだよ。君が倒れたらそれこそ本末転倒なんだから」立ち上がり、二人分のカップをカウンターへと返却して
- マリヤ◥
- 00:49:39
- 「ええ、わかっておりますよ」それは始めた時から言われていることである。
- 00:50:25
- フューリアスがきちんと眠れるようになることが第一である、寂しくないといえばうそになるが…彼も子どもではない、いつまでもこのようなことを続けたくもないだろう、と思う。
- フューリアス◥
- 00:50:59
- 「ああ、そうか、終わっちゃうのか……寂しいな」ぼつり、とそんな本音が零れた。この男は元からなのか、狂気の代償か何かからなのか、時折無意識に本音を言う
- マリヤ◥
- 00:54:25
- 「大丈夫ですよ、おひとりで眠れるというのは、それだけ、健康的になっている、ということですし…もし、お話相手が必要でしたら、また、ご相談いただければ」環境が変化するというのは最初はだれしも不安になるものであるが、いずれ慣れるだろう
- 00:55:46
- 「…先ほどおっしゃっていただいたお言葉ですが…貴方も、頼ってもらってよいのですよ、フューリアスさん」
- 00:56:20
- 「私ももちろん、エナやレナ…シンさんやスゥさんなど…貴方はおひとりではないのですから」
- フューリアス◥
- 00:56:43
- 「……それじゃあ、その時は遠慮なく頼らせてもらうよ」一瞬、虚をつかれた顔をして。それから破顔した。
- マリヤ◥
- 00:57:07
- 「はい、お任せください」微笑んだ
- 00:57:36
- ありがとうございます、と告げて、本とリュックを持って、行き慣れた彼の部屋へと行く。
- フューリアス◥
- 00:58:17
- 「うん、じゃあ行こう」先に立って階段を登り、彼女を部屋へと案内する。その夜も、穏かな眠りにつくことが出来たのだろう
- ◥
- 00:58:30
- 猫『また繰り返すのですね、マスター』その猫はついてくるフューリアスをみた
- 00:59:03
- 猫『自分の心を殺して、他者のために生きる、あなた、何も変わっていない』その猫はついてくるフューリアスをみた
- 01:00:15
- 猫『誤解などと、言い訳を作り、言い聞かせ…半ば自己暗示。本当にそれでいいの?』その猫はついてくるフューリアスをみた
- 01:00:46
- 猫『居心地のよい場所から踏み出すのが結局こわいd』その猫はついてくるフューリアスをみた
- マリヤ◥
- 01:01:01
- 「……」きゅっと、ひもをしめた
- 01:01:10
- 「すみません、また…」
- フューリアス◥
- 01:01:45
- 「良くおしゃべりする鞄だね」はは、と苦笑いを浮かべながら2階へと上がっていく
- マリヤ◥
- 01:02:21
- 「ええ、困ったものです、冗談をよく言うので」ふふふ、と微笑み
- 01:03:24
- 彼の背中についていった。
- ◥
- 01:03:32
-
- 01:03:33
-
- 01:03:33
-
- TOPIC◥
- 01:03:47
- 星の標 朝より少し前の時間帯 by
- ◥
- 01:04:17
- 窓の外を一人の少女が眺めていた。
- 01:04:38
- いつものように彼の眠りを見守り、今日も穏やかに眠れている様子にホッとした。
- ◥
- 01:06:11
- ベッドに横たわる男は、穏かな寝息を立てながら未だ目覚める様子は無い。
- ◥
- 01:06:18
- この様子ならば、彼の不安が解消される日も近いだろう。もっとも、関連の依頼があればまた不安定になるだろうが。
- マリヤ◥
- 01:07:07
- 最初はうまくできるか不安だったが……彼が穏やかな眠りを取り戻してきてくれて、よかったと思う、本当に。
- 01:07:43
- 彼は私を信頼してくれているであろう、ならば、それに応えなければ。
- 01:07:49
- それに、応えなければ。
- 01:08:22
- それに応えればよいのである、他の……あのような誤解など、彼を不安にさせ、傷つけるだけだろう。
- フューリアス◥
- 01:08:39
- 「――う」小さく身じろぎし、僅かに目を開ける
- マリヤ◥
- 01:08:49
- 手元にあるクローバーのしおりを見る。花言葉は……
- 01:09:01
- 「…幸福、復讐……そして……?」
- 01:09:16
- しまった、いつもならば、起きる前に退散しているのだが。
- 01:10:51
- 「…フューリアスさん、おはようございます」起こさないように、念のためこえをかけた
- フューリアス◥
- 01:11:04
- 「ん、朝……」まだ十分に覚醒していないのか、ぼんやりと天井を見つめている
- マリヤ◥
- 01:11:28
- 「ええ…少し、早い時間帯ではありますが…」
- フューリアス◥
- 01:13:22
- 「そう……か。ごめん、もう、少し……」どうにも夢現のようで
- マリヤ◥
- 01:13:44
- 「はい……おやすみなさい、フューリアス」あなたに安らかな眠りが訪れますように
- フューリアス◥
- 01:14:43
- 「う、ん――」視界に映る美しい金色に微笑み――
- 01:15:18
- こともあろうかその腕を引っ張って寝台に引きこんだ。
- マリヤ◥
- 01:15:28
- 「え……?」
- フューリアス◥
- 01:15:35
- 「おやすみ……マリヤ……」そしてこともあろうにそのまま寝た
- マリヤ◥
- 01:15:49
- 「…………!?」
- 01:16:06
- 言葉が出ないとはこのことである。
- 01:16:44
- 「(ああ、どうしましょう、この状況は非常にまずい気が…)」
- 01:16:59
- 「(うまく、抜け出さないと…!!)」と頑張ってみる
- フューリアス◥
- 01:17:55
- この男、身長182cm体重93kg、そして筋力は27である
- マリヤ◥
- 01:18:02
- 「(前に孤児院のお話もしてくださいましたし…妹さんとこんな風に幼いころは一緒に眠っていらしたのでしょうね…)」
- フューリアス◥
- 01:21:26
- 間近で見るであろう寝顔は普段のそれよりも柔らかい表情である。
- マリヤ◥
- 01:22:10
- 自然と頬に赤みがはしる。否が応でも、あの夜のことを思い出してしまう。
- 01:22:42
- …致し方ない、フューリアスが起きるまで待つしかあるまい。
- 01:22:54
- これは事故である、事故、ええ事故です。
- 01:22:59
- と本人には説明しよう…。
- ◥
- 01:23:04
-
- 01:23:04
-
- 01:23:05
-
- TOPIC◥
- 01:23:15
- 星の標 朝より少し後の人が起きてる時間帯 by
- フューリアス◥
- 01:23:58
- 「……う、ん」階下の喧騒で目を覚ます
- SYSTEM◥
- 01:24:06
- 様が入室しました。
- マリヤ◥
- 01:24:18
- 「(どうしましょう、まだおきな……あ)」
- フューリアス◥
- 01:25:12
- 「ん、もうそんな時間……か……」体を起こそうとして、自分が何かを後生大事に抱きしめていることに気付き、硬直した
- マリヤ◥
- 01:25:36
- 「お、おはようございます……」ああ、もうどうしようと泣きそうになったので涙目である
- 01:25:58
- 「あ、あの、フューリアスさん、これは事故なので、お気になさらなくて大丈夫ですから…!」
- フューリアス◥
- 01:26:29
- 「お、おはよう……ええと、これは――自分が?」顔が熱い。これは何だ、なんだったか、久しく感じていなかった奴だ
- マリヤ◥
- 01:26:30
- いつぞやの夜と同じような、柔らかいただの少女である
- 01:27:01
- 「寝ぼけていらっしゃる方には時折あることだと思いますのでお気になさらず…!」
- フューリアス◥
- 01:27:15
- 「ごっ、ごめっ!」慌てて離れ、ベッドの端に何故か正座である
- マリヤ◥
- 01:27:54
- 「お、落ち着いてください、フューリアスさん…!ただの事故ですから…!」
- フューリアス◥
- 01:28:44
- 「ど、道理で……」物凄く寝心地のいい布団で寝ていた夢を見たわけだ。
- エナ◥
- 01:28:49
- 依頼の中でフューリアスが起こした暴走とも言える行いから数日、エレナやシンとの交流でようやく気持ちが上向きになって来たエナは、あの一件について自分なりに整理をつけた結果、フューリアスに一言謝ろうと考え、彼の部屋を訪ねようとしていた。
- ◥
- 01:29:14
- ※星の標の名誉の為に申し上げますが、星の標のベッドは決してクソやすくて寝心地が悪いわけではありあません。
- マリヤ◥
- 01:29:42
- 「私も、その、本当は起きる前に部屋をいつもは出ていたのですが…すみません」次からはもう少し早い時間帯に出ようと決めた
- フューリアス◥
- 01:29:52
- 「わ、わかった、落ち着こう、落ち着く」すーはー。顔が赤い。顔が赤いこの男などレア中のレアである
- SYSTEM◥
- 01:31:28
- 様が入室しました。
- マリヤ◥
- 01:31:49
- @そんなレアであることなど知る由もない
- エナ◥
- 01:32:18
- あれから日も空いてしまって気まずさは増すばかり、ある程度立ち直ったとはいえ正直エナには荷が重かった。そこで、エナが助けに呼んだのは……
- フューリアス◥
- 01:33:33
- 「驚かせてすまない、本当に」ベッドのシーツに頭をこすり付ける勢いである
- マリヤ◥
- 01:33:54
- 「そ、その、本当にお気になさらず…夢うつつな状況は誰にでもあることですし、それに…妹さんとの思い出があるなら…」
- エナ◥
- 01:34:52
- 「たぶん、この部屋で合ってると思うんだけど……やっぱり、今日は止さない?」 またしても部屋の前で立ち止まって躊躇し、隣の人物に中止を呼び掛ける。
- ◥
- 01:35:04
- @まてどっちだ?
- フューリアス◥
- 01:35:08
- 「? 妹?妹の夢は見て無いけれども……」
- ◥
- 01:35:14
- @シン殿ならワンチャンあるぞ
- フューリアス◥
- 01:35:23
- どっきどっき
- ◥
- 01:35:35
- @シン殿は冷静だ、シン殿ならきっと冷静に状況を分析し、誤解を解いてくれる
- エナ◥
- 01:35:47
- @二人でいいんだぞ
- エレナ◥
- 01:35:48
- 「……けれども。エナ。思い立ったら吉日だといいますし」と、答えるのは男性ではなく。黒髪の少女だ。今日はパンツルックらしい。
- エナ◥
- 01:36:11
- @きっと両隣から宇宙人宜しく連行されてる
- ◥
- 01:36:17
- @シン殿来るの?!
- フューリアス◥
- 01:36:25
- @おれはれいせいだ(鎧貫き)
- エレナ◥
- 01:36:49
- 「それにたぶん。私たちの性格からして、今日の逃すと。また明日……。そして、明後日。最悪は次の依頼まで。伸びそうな気がしませんか?」と、腕を組んで。冷静であった。>エナ
- 01:36:56
- 今日を
- エナ◥
- 01:37:39
- 「うぅ……」レナの言い分は尤もだ。根っこでは同じような性格をしている部分もあり、理解が深い。
- マリヤ◥
- 01:37:57
- 「え……???」
- 01:38:24
- 「い、妹さんでなければ、ご家族とお間違えで…!」正直混乱している
- エレナ◥
- 01:38:29
- 「私も…マリヤさんと、お話はしないといけないと思っていたところなので……」ぽんぽんと、エナの背中を叩こう
- エナ◥
- 01:38:37
- 「わ、分かったわよ、戸口で手早く済ませるから、それでいいでしょ」 そう言って、トントンと控えめにフューリアスの部屋のドアをノックする
- エレナ◥
- 01:38:39
- ああ、うそ、フューリ
- ◥
- 01:39:02
- コン コン
- マリヤ◥
- 01:39:06
- 「す、すみません、私も頭を冷やしてきます…!」とドアノブをあけた
- 01:39:12
- そのノックとほぼ同時に
- 01:39:16
- 「え…?」
- フューリアス◥
- 01:39:25
- 「いや、そもそも自分は夢はあれ以外あまり……」と、そこでドアがノックされるのとマリヤが飛び出そうとドアを開けたのはほぼ同時である
- 01:39:31
- 「ん?」
- エレナ◥
- 01:39:44
- 「あ」と、ぽかんと口を開けて
- エナ◥
- 01:39:50
- 「―――……は?」 ノックして反応が無かったのでもう一度、と思ったらドアが開いた
- マリヤ◥
- 01:40:00
- 現在のマリヤの状況は涙目、今にも泣きそう、寝不足気味な感じ…である
- エレナ◥
- 01:40:36
- 「エナ。ここって、フューリアスさんのお部屋……なんですよね?」
- フューリアス◥
- 01:40:52
- そして部屋の主であるフューリアスはベッドの上で正座である
- エナ◥
- 01:41:13
- 「……は?」 昨日の朝と似て非なるシチュエーションに思わず固まる。ドアを開けたのはフューリアスではなくマリヤで、つまり、その
- ◥
- 01:41:30
- バタン
- マリヤ◥
- 01:41:32
- 「…………っ」無理だ、許容量がこえた、二人が茫然としている隙に、間を抜けて駆け出した
- ◥
- 01:41:50
- マリヤが駆け出す前にドアを閉めた。外からだ
- フューリアス◥
- 01:42:13
- 「マリヤ君!」慌てて後を追おうとして、目の前でドアが閉まった
- マリヤ◥
- 01:42:37
- 閉められたら再びドアを開け、ほとんど泣いてる状態で
- 01:42:56
- 「すみません、失礼しますっ…!」と二人の間をすり抜けていった
- エナ◥
- 01:43:10
- マリヤを中に閉じ込めて、ふぅと息を漏らしたのもつかの間
- 01:43:24
- 「ああ、もう! レナ! 確保!!」
- エレナ◥
- 01:43:38
- 「あっ、また……マリヤさん!? は、はい!」と、走り出そう
- フューリアス◥
- 01:44:20
- 再び駆けていくマリヤに手を伸ばそうとして、目の前にいる二人の少女の姿に硬直した。
- エナ◥
- 01:44:27
- 自分には無理でも前衛であるエレナには敵うまい、という咄嗟の判断だ
- エレナ◥
- 01:44:38
- 敏捷勝負ですか これくらいで走ろう
2D6 → 1 + 5 + 【8+3】 = 17
- 01:44:44
- 逃げれそうじゃない
- エナ◥
- 01:44:53
- 変転しなさい
- エレナ◥
- 01:45:02
- 変転ぱりんまであるよ
- マリヤ◥
- 01:45:04
- 聖女の火事場の馬鹿力
2D6 → 6 + 1 + 【8+2】 = 17
- フューリアス◥
- 01:45:09
- 朝1番に変転!?
- マリヤ◥
- 01:45:09
- @アッ
- エレナ◥
- 01:45:20
- 変転
- エナ◥
- 01:45:28
- 「よくやったわ、流石はレナね」
- マリヤ◥
- 01:45:52
- 「ご、ごめんなさいレナ、事情は後で説明しますから今はちょっと落ち着かせてください…!」半分泣きたい
- エレナ◥
- 01:46:04
- 「ふう……さすがに前で動いてはいますから……」と、逃げ切る前に捕獲して
- フューリアス◥
- 01:46:34
- 運命の力でエレナにつかまったマリヤを見てまずは一安心。さて……
- エレナ◥
- 01:46:39
- 「……私は構いませんが──」ちらと、エナを見て
- 01:47:11
- 「多分、エナが許さないと思います」と、連行しようとしましょう。
- フューリアス◥
- 01:47:21
- 「うん、おはよう。エナ君エレナ君、ちゃんと説明するから、うん」
- マリヤ◥
- 01:47:27
- 「すみません、エナ、ちょっと今は……その……」動揺が激しい
- エナ◥
- 01:47:29
- 「フューリアス、あんたはそこで待機」と言ってもう一度ドアを閉める。
- フューリアス◥
- 01:47:35
- 「ハイ」
- マリヤ◥
- 01:48:09
- 「後程事情は説明しますから…!」彼女がこれほど焦る様子はあまり見たことがないだろう、エナでも。
- エナ◥
- 01:48:30
- 「マリヤ、落ち着いて」レナに捕捉されているマリヤに近付いて両肩に手を置き 「深呼吸をしましょう」
- エレナ◥
- 01:48:42
- 「いえ、 そういう関係だったんだなと。喜ばしいことですね。応援いたします」と、言って見せる。そういう関係というイントネーションはエナは先日聞いたばかりだろう。
- エナ◥
- 01:48:45
- 「吸って、」
- 01:49:00
- 「レナ、気が早い」
- マリヤ◥
- 01:49:26
- ひとまず、エナに言われたとおりにする。いつもなら反論の1つも帰ってくるはずだが…徹夜ということもあり、気力がないのだろう。
- エレナ◥
- 01:49:31
- 「…ご、ごめんなさい」と、エナに指摘され。流石に謝る。
- エナ◥
- 01:49:35
- 「ほら、続けてってば。吸ってー、吐いて―、吸って―…」」
- マリヤ◥
- 01:50:18
- エナの通りにすれば、少し落ち着いてきたと同時に、ああ、自分は何をやっているのだ、どうしてこうなったのだ、と自己嫌悪である
- エレナ◥
- 01:51:08
- マリヤが落ち着いてきたところで、拘束から解放する
- エナ◥
- 01:51:35
- 「あんたがどうして此処に居たとか、そういうのは聞かないわ。これだけは答えて。声に出しにくいようなら頷くか首を振るかでもいいわ」 何やらひどく落ち込んでいる金髪の少女に務めて冷静に声をかける
- 01:52:21
- 「同意のもと?」 質問内容は極めて簡潔だ。
- フューリアス◥
- 01:52:54
- 「そういうのじゃありません!!!」バーンと流石に扉をあけて出てきた
- エナ◥
- 01:53:32
- 「待機って言ったでしょ!出てくんな馬鹿!!」
- エレナ◥
- 01:53:44
- 一旦はエナに任せよう。自分の早とちり過ぎたかもしれない。と思ったところで、扉が開いて
- マリヤ◥
- 01:54:05
- 「…エナ、まずその質問ですと、前提条件によって大きく意味合いが変わってしまいま…」そういうのじゃない、という言葉に 猫『
- 01:54:11
- ひどく傷ついた自分がいた
- 01:54:46
- 「…(いえ、きっと私も混乱しているのでしょう)」落ち着こう、落ち着こう
- 01:55:33
- すー、はー…と一度深呼吸をして
- 01:56:01
- 「同意の元、という質問についてはイエス、です。ただ、先ほどエレナが言ったような関係ではありません」
- エナ◥
- 01:56:08
- 「前提条件? それって、つまり…」
- エレナ◥
- 01:56:37
- 「私の言ったような関係ではない……それって、つまり…」
- マリヤ◥
- 01:56:42
- 「フューリアスさんは……ここ最近、あまり眠れず、それによって、体調を崩しかけていたのです」
- フューリアス◥
- 01:56:48
- 「マリヤ君には不眠の相談を聞いてもらってて……」
- マリヤ◥
- 01:57:21
- 「私は彼が眠れるように、看護を申し出ました、彼がひとりで穏やかに眠れるようになれるまで」
- エナ◥
- 01:57:32
- 「……」同意があり、恋愛関係にはない、爛れた関係という線もゼロではないがこの二人に限ってと思わないでもない
- マリヤ◥
- 01:58:07
- 「…それだけです」そう、それだけだ。
- エナ◥
- 01:58:12
- 「なるほど、なるほど…」
- フューリアス◥
- 01:58:26
- それだけ、と言う言葉が何故か胸に突き刺さる。
- マリヤ◥
- 01:58:31
- 「先ほどのような誤解は…フューリアスさんに失礼ですよ、レナ」
- エレナ◥
- 01:58:46
- 「……」腕を組んで考え込む。確かに今までの観察からしても、関係に至るまでにはステップが飛び過ぎているような気もする。エナとシンのやり取りとは違うのだ。
- エナ◥
- 01:58:53
- 「それで、朝までいるわけ、毎回、毎度」
- マリヤ◥
- 01:59:00
- 「もっとも…そうさせてしまった私に責任は……ええ」
- 02:00:05
- 「毎日では無論ありません、互いに仕事の日もありますから…」
- エレナ◥
- 02:00:13
- 「む……でも、マリヤさんも逃げようとしましたよね。そうなると余計に……」勘違いしてしまうよなと思いつつ、むすっとした顔を浮かべたが
- エナ◥
- 02:00:26
- 「…フューリアス、ドア。 中で話すから」所在なさげに立つ男を顎で使う。遠慮も何もない
- マリヤ◥
- 02:00:40
- 「あ、あれは…すみません、あらぬ誤解を与えてしまったと、つい、動揺してしまって……」>レナ
- エレナ◥
- 02:00:46
- 「ただ、申し訳ございません。早とちりすぎましたね……」エナの言う通りだ。と思いつつ最終的には謝った。
- マリヤ◥
- 02:01:19
- エナとフューリアスは真剣な話をしなければならないのに…エナから見た彼の印象に悪影響がなければよいが…。
- フューリアス◥
- 02:01:25
- 「……どうぞ」こんな状態でエナと話す羽目になるとは……と頭をかかえながら皆を中に案内して
- マリヤ◥
- 02:01:27
- そうだったら申し訳がなさすぎる、ただの事故だというのに。
- エナ◥
- 02:01:43
- 「レナ、マリヤ、来て」さっき大声を出してしまったので人が来かねない。急いで中に入る
- エレナ◥
- 02:01:56
- 「とりあえず中に入りませんか?」と、私も入ることを促そう
- ◥
- 02:02:00
-
- 02:02:02
-
- 02:03:37
- 勝手知ったる仮住まい、同じような構造の部屋だけに最早あまり遠慮もわかない。椅子は4つもないのでフューリアスは床に座らせて椅子にマリヤ、エナとエレナはベッドに腰かける事となった。
- マリヤ◥
- 02:04:25
- せめて毛布か何かを、とフューリアスには重ねて座布団のようにした毛布を渡した
- フューリアス◥
- 02:04:50
- 感謝しつつも慎んで辞退したそうな>座布団
- エナ◥
- 02:05:16
- 「……で、フューリアス。あなた、どうしてくれるの?」
- マリヤ◥
- 02:05:36
- 「…?」エナの質問の意図が読めない
- フューリアス◥
- 02:05:55
- 「どうして、とは……」同様に意図が読めない
- エレナ◥
- 02:06:09
- フューリアスを見つめている。今の所自分から口を開くつもりはないらしい。
- エナ◥
- 02:06:59
- 「これが公になった場合、この子がどういう風に見られるか、考えなかったわけ?」
- マリヤ◥
- 02:07:21
- 「…………っ」表情が凍り付いた
- エナ◥
- 02:07:32
- 「言っておくけど、聖女様らしくしなさいとかそういう話じゃないから、あんたは余計な口をきかない」>マリヤ
- マリヤ◥
- 02:08:09
- 「待ってください、エナ!これは私から申し出たことで、フューリアスさんはその点を最初危惧してくれておりました。それを押し切ったのは私です…!」
- エレナ◥
- 02:08:16
- 確かにと、心の中で頷く。問題は恋愛とかそういった表面的な問題ではないのだ。そして次々と先手を打つエナを感心して見つめている。この手際の良さは到底真似できない。
- マリヤ◥
- 02:08:42
- 「それに…神官が……病人の元へ通い、看護を行うことにやましいところなどございません」
- エナ◥
- 02:09:06
- 「言うまでもなくあんたが軽率なのは当然よ。同じ言葉をあんたにも言うわよ? マリヤ、あなた、どうしてくれるの?」
- マリヤ◥
- 02:10:30
- 「……っ、フューリアスさんの名誉を傷つけてしまった点は、私の考えが至らなかったため、です」
- エナ◥
- 02:10:36
- 「街中で、神殿を介さずに神官が個人的に奇蹟を無償で行使していたら、神殿の立場が無いでしょうが」
- フューリアス◥
- 02:11:04
- 「……奇蹟は使ってないよ。少なくとも俺が知ってる範囲では」
- マリヤ◥
- 02:11:18
- 「っ……」痛いところを突かれた
- エナ◥
- 02:11:46
- 「他の人がそれを信じてくれると思う?」>フューリアス
- エレナ◥
- 02:11:48
- なるほど。どうやらエナは非常に冷静らしい。状況を理解したうえで解決策を提案してくれているのだと、確信する。故に、エナの意見が言い切るのを私は静かに待とうと決める。
- フューリアス◥
- 02:12:30
- 「……そうだね。自分が軽率だったとしか言いようが無い。すまなかった」
- エナ◥
- 02:12:46
- 「大体、何も思うところがないなら、さっきの有り様は何だっていう話よ」
- 02:14:04
- 「だから、フューリアスだけのせいじゃないってば、どっちもどっちなのよ」
- フューリアス◥
- 02:14:22
- 「っ、あれは」アレは何だ、彼女が出て行こうとしたときどうして追いかけた、そもそれにいたる前に何故あんなことをしたのか
- マリヤ◥
- 02:14:25
- 「それは………」さすがに、想定外の事故とはいえ、あのことを言うのははばかられた
- エレナ◥
- 02:14:33
- その発言に、頷く。
- マリヤ◥
- 02:15:01
- 猫『はっきり言えばいいじゃない、寝ぼけて引っ張り込まれたって』
- エナ◥
- 02:15:35
- 「レナ、成敗」マリヤの背負う鞄に気付いて
- マリヤ◥
- 02:15:40
- 猫『それに対して動揺して、部屋から出たところ鉢合わせた、何か間違ってる?』
- エレナ◥
- 02:16:09
- 「はい」と、マリヤから少々乱暴だが、リュックを剥ぎ取り
- エナ◥
- 02:16:21
- 『ゴチャゴチャ五月蠅い、余計な口出しすると放り出すわよ』
- エレナ◥
- 02:16:23
- 「よいしょっと」ロープか何かで縛っておこう
- 02:16:58
- 「……なるほど。私のリュックは小言を言うくらいですけど……考えものですね。これは」
- エナ◥
- 02:17:17
- 「うちのも酷いものよ」苦笑して
- マリヤ◥
- 02:18:08
- 「ソレの言う通りです、いつもなら、朝の早い時間帯に…部屋に戻るのですが…今日はたまたま事故で、フューリアスさんが寝ぼけて寝台に私を引っ張り込んでしまったのです」
- エナ◥
- 02:18:12
- 「さあ、ちゃんと聞かせて貰いましょうか。ううん、なんだったら、私達は席を外したっていいわ」
- エレナ◥
- 02:18:13
- 「私は嫌いじゃありませんけれども……」と、こちらも苦笑して見せたが、続きをエナに促そう。双方の二人が答えるかもしれないが
- マリヤ◥
- 02:19:00
- 「…その、私も、殿方に免疫があるわけではありませんので、その事実に動揺して…かつ、貴方方が来ることも想定外で…動揺しただけです」
- エナ◥
- 02:19:04
- 「たまたま、事故、ね……?」フューリアスを見る目が……目が…
- マリヤ◥
- 02:19:31
- 「寝ぼけてしまい…思わぬ行動を起こす方もいらっしゃいます」その一種でしょう、と
- 02:20:30
- 「事故です」
- エナ◥
- 02:20:36
- 「それを知ってて不用意に近付いたのがあんたの落ち度」>マリヤ
- マリヤ◥
- 02:20:50
- 「それはわかっております」
- エナ◥
- 02:20:57
- 「フューリアスに関しては言うまでも無いわね」
- エレナ◥
- 02:21:27
- こちらとしては誤解は解けた。別に恋愛関係でもそれは良かったのだが、違うのならばそれを追求することはないだろう。
- フューリアス◥
- 02:21:35
- 「事故……」その言葉にダメージを食らっている自分がいる
- マリヤ◥
- 02:22:15
- 「………」ただでさえ微妙な時期であった友人2人に、誤解をされかけたのだ、本当に申し訳ない。
- 02:23:23
- ダメージを食らっているのをそう解釈した
- エナ◥
- 02:24:13
- 「まぁ、お互い同意の上なら? ただの介護と患者ってことなら? 私がこれ以上とやかくいう事じゃないけど」
- エレナ◥
- 02:24:25
- ただもしかして。と思う。エナに関しては恋愛方面に関しては素直でわかりやすい。しかし、このなんだろう。微妙な間は……。少し苦い顔をしていただろう。
- マリヤ◥
- 02:24:52
- 「…それ以外に何もありません」そう、何もない、何もないのだ。そうすれば丸く収まる
- エレナ◥
- 02:26:01
- 「ふぅ……」と息をついた。
- フューリアス◥
- 02:26:01
- 「ただの……」それだけだった筈なのに、その言葉はちくちくと突き刺さる
- エナ◥
- 02:26:14
- 「はぁ……」
- マリヤ◥
- 02:26:36
- 「確かに…私………達が軽率であったのは否定できません」
- 02:26:46
- 私、と言い切りたかったが、エナは納得しないだろう
- 02:27:39
- 「…貴方がおっしゃるリスクもわかります…彼の名誉を傷つけないようにやり方を考えるべきでした」
- フューリアス◥
- 02:27:53
- そう、この男は自分の中のそれに無自覚なのであった
- エナ◥
- 02:28:55
- 「どっちかっていうと社会的にダメージが大きいのはあんたの方なんだからね」
- フューリアス◥
- 02:29:22
- 「俺の名誉なら幾らでもくれてやってもいい。でも結果として君が傷つく事に目が行ってなかった。自分に問題がある、だからそんな顔は」しないで欲しい
- マリヤ◥
- 02:29:23
- 「……フューリアスさんも、貴方と真剣な話をしようとしてこのような………エナ」
- エレナ◥
- 02:29:42
- 「……世の中には過程ではなく事実だけが蔓延っていきますからね」
- マリヤ◥
- 02:29:49
- 「私は大切な人を助けたいと思っただけです」
- エレナ◥
- 02:29:53
- 「それも尾ひれがついて」
- エナ◥
- 02:30:28
- 「彼はその余波を受けるだけ」 それこそマリヤには言えないが、自分が陰口をたたかれている事と同じだ
- SYSTEM◥
- 02:31:42
- 様が入室しました。
- マリヤ◥
- 02:33:01
- 「気持ちだけが先走って、行為が軽率であったのは認めます……レナが言うように、私たちにとってはただの看護で今日のことはただの事故であったとしても…」
- エナ◥
- 02:33:38
- 「ねぇ、マリヤ。その気持ちって、どういうこと?」
- エレナ◥
- 02:33:52
- 「……」不服な表情を浮かべ、何か言おうとしたが
- 02:34:06
- エナが続きを語ってくれそうだ。一旦、口を閉じる。
- マリヤ◥
- 02:34:08
- 「先ほど申し上げましたでしょう大切な………」
- 02:34:31
- 「……友人を助けたいという気持ちです。貴方も、フューリアスさんがもし不眠で苦しんでいる、と知ったら、行動を起こすでしょう」
- エナ◥
- 02:34:33
- 「あんたは馬鹿みたいに頑固で、バカで、でも冷静に物事を考えられる子だわ」
- 02:35:03
- 「私? 施療院か神殿を勧めるわ」
- マリヤ◥
- 02:37:12
- 「それでも、友人のために何かをなしたいとは思うのは…自然なことでは…?」
- エナ◥
- 02:38:07
- 「自分で出来るからって、後先の事考えられないくらいに突っ走るほど気持ちって友人としての自然?」
- エレナ◥
- 02:38:56
- 「私、いえ、私たちが言えた義理ではないですけれども。殊更私たちは1人で抱え込みすぎますよね」と、ようやく口を開いた。
- マリヤ◥
- 02:39:01
- 「貴方も自分に危険が及ぶのに無駄に挑発などもするでしょう…!それと同じことです」
- エナ◥
- 02:39:38
- 「本当、どいつもこいつもね」苦笑いを浮かべ>レナ
- エレナ◥
- 02:39:42
- 「もしかしたらそれは慢心なのかもしれませんが……」
- マリヤ◥
- 02:40:21
- 「……とにかく、貴方の心配も、貴方の指摘も…理解できないわけではありません」
- エレナ◥
- 02:40:24
- 「多分、私も、またいつかどこかでやってしまうのかもしれませんが。外から見ると良く見えますね」エナを見つめて答えた。
- エナ◥
- 02:40:26
- 「その事で、フューリアスには謝っておこうと思っていたんだけれどね、私も同じような事をしてたって」」
- マリヤ◥
- 02:41:32
- 「…やり方については……貴方がおっしゃるように、神殿や施療院を頼るなど、変えましょう」
- エナ◥
- 02:42:15
- 「とりあえず、謝るのは止め。 フューリアス、それで、あんたとしてはどうなの?」
- マリヤ◥
- 02:42:46
- 「エナ、そんな答えが決まっていることを尋ねるのは…」
- フューリアス◥
- 02:42:51
- 「俺は、俺は……」
- エナ◥
- 02:43:35
- 「神殿やら何やらを訪ねる事だって出来たはずよ。あんたがマリヤの、っていうか私達の頼みを無碍に出来ないっていうのは分かる」
- フューリアス◥
- 02:46:04
- 「……」不眠の原因が原因だったことと、自分ひとりで解決しようとしていたことはあったが、確かに神殿に行くのが一番早い解決策だっただろう
- エナ◥
- 02:46:50
- 「でも、あなたは一定以上には、人を近づけない人だったわ」 例えば自分が復讐なんてやめてしまえと言った時、例えば無茶はしないと約束を持ちかけた時
- フューリアス◥
- 02:49:50
- 「チクチクするんだ。ただの介護と患者、とかただの事故、とか。そう言うのを君の口から聞くと」ぽつぽつと口を開き始める。君、と言う所でマリヤを見上げて
- マリヤ◥
- 02:50:15
- 「フューリアス…さん?」
- エナ◥
- 02:50:26
- 「……」思わずエレナと顔を見合わせた
- エレナ◥
- 02:51:03
- 「……」と、こちらも見返そう。ただ少し安堵した表情だ。後はフューリアスが語ってくれる。そうに違いない。
- フューリアス◥
- 02:51:49
- 「ほんの数日でこのやりとりは終わると思ってたけど、思った以上にこの生活が心地よくて、ズルズルと続けてしまったのは君の立場を考えれば悪手だったんだろうけど」
- マリヤ◥
- 02:52:46
- 「フューリアスさん……」友人としてそう思ってくれていたことは、嬉しい
- フューリアス◥
- 02:53:45
- 「だから、あの後、君がもう来ないんだろうなと思うと気持ちが重くなった。悪夢をまた見るんじゃないかってことじゃなくて、君とこうして過ごせなくなるんじゃないかって」
- 02:55:04
- 「ああ、そうか。君と過ごしたかっただけなのか、俺は」腑に落ちた顔をした
- マリヤ◥
- 02:55:19
- 彼が私と話をすることに安らぎをえてくれていたならば、嬉しい物である。
- 02:55:29
- たとえそれが友人として、だとしても。
- エレナ◥
- 02:56:08
- フューリアスの言葉を聞いて、優しく笑みを浮かべた。
- エナ◥
- 02:56:11
- 「……で、今のを聞いて、あんたはどう思った? マリヤ」
- マリヤ◥
- 02:57:16
- 「私と話すことで…フューリアスさんが安らぎを得てくれていたならば……友人として信頼されているのは、嬉しいと思います」
- エナ◥
- 02:58:51
- 「あんたって本当に馬鹿よね、時々」
- マリヤ◥
- 02:59:03
- 「…はい?」
- エレナ◥
- 02:59:59
- 「……なんというか。杖の時もそうでしたが……頑固というか……」
- マリヤ◥
- 03:00:22
- 「レナまで…!?」
- エナ◥
- 03:00:40
- 「恥ずかしいから、まだ云うつもりじゃなかったけど……」何故か赤面し始め
- 03:02:00
- 「わ、私、シンと、その…付き合う事になったから。 友人とかじゃなくて、ええと、こ、恋人としてよ」 ああ、ひどい自爆だ。恥ずかしい、堪らなく恥ずかしい、でもこれくらいじゃないと、この馬鹿で頑固で無自覚な友人たちには通じまい
- エレナ◥
- 03:02:17
- 「言うべきことは言っておこうかと。私もまだまだ未熟者ですが」つーんと、していたが
- 03:02:33
- 特に驚かず聞いていた。話はまとまったんだなと思う。
- マリヤ◥
- 03:02:50
- 「ああ、やっとですか…」
- エナ◥
- 03:03:07
- 「は…?」
- マリヤ◥
- 03:03:17
- 「シンさんはともかく、貴方はわかりやすいですから…」
- エナ◥
- 03:03:34
- 「嘘でしょ…」
- マリヤ◥
- 03:03:38
- 「よかったですね、エナ」……しかしなぜ今それを言うのだろう?
- フューリアス◥
- 03:03:58
- 「恋人……」あの二人が何となくそう言う雰囲気だったのは気付いていたからそれには驚きはしない。が
- エレナ◥
- 03:04:04
- 分かりやすいのは確かだ。ンンッと咳払いするが。
- フューリアス◥
- 03:04:59
- 「っ!」唐突に顔がトマトの如く真っ赤になる。つまり、これは、この気持ちは、そう言う事なのか
- エナ◥
- 03:05:04
- 「ンンッ…わ、私が分かりやすいとかはっ、さておき、」
- 03:05:33
- 「じ、自分たちに置き換えてちょっとは自省しろって事よ!ああ、もう、なんで私がこんな事」
- 03:06:13
- 「レナ、帰るわよ! これ以上は馬だか何だかに蹴られそうだものっ」
- マリヤ◥
- 03:06:14
- 「…エナ、先ほども申し上げましたでしょう、そのような誤解はフューリアスさんに失礼です、と」
- エレナ◥
- 03:06:19
- フューリアスをちらと見て。
- マリヤ◥
- 03:06:37
- 「はい…?ちょっとエナ、レナ…!」
- エレナ◥
- 03:06:56
- 「はいそうですね。行きましょう。それに、もう大丈夫でしょうし」と、立ち上がり
- フューリアス◥
- 03:07:35
- 「ま、まったエナ君!」
- エレナ◥
- 03:07:47
- 「人間は気づきの生き物だってよく言ったものですね……本当」と、叫ぶマリヤを余所に。ついていこうか。>エナ
- エナ◥
- 03:07:51
- 「本当、手間がかかるったらないわ」
- フューリアス◥
- 03:07:52
- 「ちゃんと、謝りに行くから、俺から」
- エナ◥
- 03:09:08
- 「何? いらないわよ、今更。 約束の一つや二つ、破られたからって、それくらいで見放されると思ったら大間違いよ」
- フューリアス◥
- 03:10:54
- 「……ああ、全く、君って子は」床に座ったまま、顔を半分覆って
- エナ◥
- 03:11:11
- 「じゃあね、マリヤをよろしく」
- マリヤ◥
- 03:11:18
- 「………私とレナが席を外した方がよいのでは…?エナ…って」
- フューリアス◥
- 03:11:34
- 「ああ、わかった」
- マリヤ◥
- 03:12:15
- 全く話が見えない。信頼されている友人、それでよかったはずなのに
- エナ◥
- 03:12:26
- 「レナ、行きましょう、朝ご飯にしましょ」
- エレナ◥
- 03:12:39
- 「では、私も失礼しますね。はい」と、上品にカーテシーをして出ていこう。
- ◥
- 03:13:06
- そう言って二人を残してドアを開け廊下に出てドアを閉めた。
- 03:13:10
-
- エナ◥
- 03:13:22
- 「ハードロックでもかけてやろうかしら」
- ◥
- 03:13:33
- と、外へ出た二人に
- エレナ◥
- 03:13:49
- 「それはさすがに」苦笑を浮かべていたが
- フューリアス◥
- 03:13:56
- 「……マリヤ君。その、ちゃんと、聞いて欲しい」歯切れが悪い
- シン◥
- 03:14:04
- 「――頑張ったね」 不意に声が掛けられ、それぞれの頭が撫でられた。
- エナ◥
- 03:14:36
- 「そう?案外効果て…ひぁ!?」
- マリヤ◥
- 03:14:45
- 「は、はい…すみません、フューリアスさん。私の軽率な行動で……貴方にあらぬ誤解を…」
- エレナ◥
- 03:14:48
- 「シンさん…いえ、そんな予感はしていましたが」と言いつつ、頭は撫でられる
- フューリアス◥
- 03:15:34
- 「それはもういいんだ。と言うか、誤解じゃないかもしれないから」
- エナ◥
- 03:15:41
- 「な、ななによ、いきなり、ぬ、盗み聞きするくらいならあんたが来て説明しなさいよね」
- マリヤ◥
- 03:15:41
- 「眠りについては…あと少しであるとは思いますが…気になるようでしたら、神殿か…………え?」
- シン◥
- 03:15:55
- 「念の為様子を見に来たけれど、杞憂だったようだからね」
- 03:16:11
- 「さ、朝食に行くんだろう。良ければ俺も一緒していいかな」
- エナ◥
- 03:16:44
- 「杞憂じゃないわよ、思いっきり異常事態発生ヨ、どういうことよ、どういうことなの、いつのまによ」
- フューリアス◥
- 03:16:51
- 「君にただの友人って言われる度に胸が痛くて、これは何なんだろうって考えてた」
- エレナ◥
- 03:16:55
- 「さすがですね……」と、エナを少し見て
- 03:17:26
- 「朝食くらいはご一緒させてくださいね」と、エナとシンに告げていた
- フューリアス◥
- 03:18:20
- 「考えても考えても分からなくて――エナ君の話を聞いて合点が行ったよ。わかる筈が無い、初めて抱いた気持ちの名前なんて」
- シン◥
- 03:19:04
- 「まあ、その辺りについては俺たちも人のことは言えないからね」
- 03:19:20
- 「さ、いこう」 エナとエレナの背中を押して、朝食へと向かっていった。
- エナ◥
- 03:19:26
- 「あ、当たり前でしょ、先に約束したじゃない、むしろ、こいつ(シン)との同席こそイレギュラーよ」 煮え切らないどころか煮えているのにも気づかない友人たちに発破をかける為に恥ずかしい思いをする事になったのを根に持っているようだ>シン
- 03:20:14
- 「覚えてなさいよ…」捨て台詞を口にしながら結局一緒の席になるのだった
- エレナ◥
- 03:20:32
- 「あはは……」素直じゃないなあと思いつつ。シンにまた時間を取ってもらって相談しないとな。と思っていた
- フューリアス◥
- 03:20:35
- 「軽率な気持ちではない……と思う。君がどう思っているかはわからないけど」頬を小さく掻き、立ち上がって
- SYSTEM◥
- 03:20:38
- 様が退室しました。
- フューリアス◥
- 03:22:01
- 「君の事が好きだ。友人としてでは無くて、もう一つの意味で」
- マリヤ◥
- 03:22:46
- 「………っ」頬が赤く染まる。冗談でこのようなことが言える人ではないのはわかっている。
- SYSTEM◥
- 03:22:49
- 様が退室しました。
- SYSTEM◥
- 03:22:55
- 様が退室しました。
- マリヤ◥
- 03:24:18
- 「……さいしょ、は」ぽつりと、誰にも話していなかったことを話し始めた
- フューリアス◥
- 03:24:29
- 「う、うん」
- マリヤ◥
- 03:25:29
- 「…貴方のことが心配で、眠りについて、友人として信頼してくださっていることが嬉しくて…でも」
- 03:25:50
- 「あの、依頼で、貴方が…あのようなことになって…ひどく、怖くなって」
- フューリアス◥
- 03:26:22
- 「うん、辛い思いをさせてごめん」頭を撫でる
- マリヤ◥
- 03:26:26
- 「…あの夜、貴方が、きちんと私の話を聞いてくださって……生きてくださるとおっしゃってくださって…とても、嬉しくて」
- 03:27:05
- 「…あの朝、貴方が…とても大切だということに気づきました・・・が」
- 03:27:20
- 「貴方は目的のある方で…過去のことも、ございます」
- 03:27:42
- 「私のこの気持ちが……貴方の枷になってしまわないかと、こわくなって…」
- 03:28:11
- 「貴方は、ただ慰めてくださっただけ、妹さんのように、思ってくださっていただけなのに…と、自分が恥ずかしくなりました」
- 03:28:51
- 「……貴方に、それ以上を望む自分が、恥ずかしくなりました」
- フューリアス◥
- 03:29:37
- 「ちょっと前にね、言われたことがあるんだ。『誰かを弟妹にあてはめるのはやめなさい』って。それからは誰かを、ましてや君に妹をあてはめるなんてことはしてないし、これからもしない」
- マリヤ◥
- 03:30:12
- 「…だから、貴方から何かを言われても、何かをされても…期待、しないようにと…」
- 03:30:25
- 「期待をすれば…貴方からの信頼を壊すことになると…そう、思って…」
- フューリアス◥
- 03:31:26
- 「期待してくれていいんだ。俺も君にそうであって欲しいから」
- マリヤ◥
- 03:31:32
- 「…ずるい女と思ってくださってよいです、貴方から言われるまで…私は、コレを言う勇気も持てなかったのですから」
- フューリアス◥
- 03:32:49
- 「ずるい子だ。でもそれも君なんだとしたら受け止めるよ」
- マリヤ◥
- 03:33:08
- 「……フューリアス」震えた声、恥ずかしさで涙目である、でもまっすぐと見上げた。あの時彼が真直ぐ見てくれたように
- 03:33:21
- 「貴方をお慕いしております…男性として」
- フューリアス◥
- 03:34:11
- 「……ありがとう、マリヤ。とても嬉しいよ」まっすぐな視線を自分もまた正面から受け止めて
- 03:35:02
- 「……ああ、そうか。うん、やっぱりあれは事故なんかじゃないよ」その少女の顔を見つめながら、今朝の出来事を思い出し
- 03:35:46
- 「俺はもっと間近で、君の顔を見たかったんだ」
- マリヤ◥
- 03:37:44
- 「………」頬を赤く染めた
- 03:38:24
- 「す、すみません…そのような、こと、言われたのが……はじ、めて、で…」
- フューリアス◥
- 03:39:05
- 「俺もこんなことを言うのははじめてだよ」顔が赤い。でもふっと笑って
- 03:40:05
- 「もう一度約束するよ、俺は最後まで足掻いてみせる。足掻いて、足掻いて、一瞬でも長く君と一緒に生きてみせる」今度はそっと抱き寄せ、金の髪に顔を埋める
- マリヤ◥
- 03:40:14
- 「………っ」だめだ、顔が見ていられない。エナにもレナにもこのような醜態見せられるわけがない。
- 03:41:33
- 「ありがとう…ございます」だめだ言葉がうまくでてこない。
- フューリアス◥
- 03:41:37
- 「勿論みんなともね」ぽんぽんと背中をやさしく叩いて
- 03:43:36
- 「だから、君が君の為に生きる時には、隣にいさせて欲しい」
- マリヤ◥
- 03:44:40
- いつものように優しい声音で、安心してしまう自分がいる。
- 03:45:11
- 「…はい」それに対しては、頷いて、返答をした。
- フューリアス◥
- 03:46:03
- 「良かった」彼女の顔は見えないが、その返答にしっかり頷き返し
- マリヤ◥
- 03:46:38
- あの夜と同じように、フューリアスはあたたかい。
- 03:47:05
- それに酷く……ひどく……はっ
- フューリアス◥
- 03:47:25
- はっ
- マリヤ◥
- 03:47:58
- 「フューリアスさん、今日は…もう、部屋に戻りますね。ここで眠るわけにも参りませんし…」顔を上げて
- 03:48:46
- だが若干寝不足+想定外の事態にダブルパンチでフラフラである
- フューリアス◥
- 03:49:53
- 「ん……ああ、これは……自分が招いた種ではあるけど……失礼」よっとお姫様抱っこをして自分のベッドに横たわらせる
- マリヤ◥
- 03:50:13
- 「なので……!?」
- フューリアス◥
- 03:50:33
- 「少しここで休んで行くんだ。そんな足取りで行かせるわけにはいかないからね」
- マリヤ◥
- 03:52:17
- 「………」申し訳ないです、いえ大丈夫です、など色々頭をめぐるが
- 03:52:45
- 「あ、ありがとうございます…」
- フューリアス◥
- 03:54:29
- 「うん、ゆっくりおやすみ」毛布をかけてやり、安心できるようにとその手を優しく握って
- マリヤ◥
- 03:55:51
- 「………」しばらくすると、規則正しい寝息と、穏やかな寝顔があらわれるだろう。
- フューリアス◥
- 03:57:38
- 「……」そんな彼女の様子を見守りながら、小さく子守唄を口ずさみ
- 03:59:50
- その歌声はどこまで聞こえたろうか。一先ずはしばしの安息を彼女にと、思わずはいられない男なのであった―― http://suka.s5.xrea.com/zaba/hika/07.html
- ◥
- 04:00:41
-
- 04:00:42
-
- 04:00:42
-
- 04:00:46
- はい
- フューリアス◥
- 04:00:50
- はい http://suka.s5.xrea.com/zaba/hika/07.html
- ◥
- 04:01:02
- おじさん、僕ら、CCやってたんだよな(何
- ◥
- 04:01:07
- 二人まとめてよりにもよってエナサンにわからされてしまった
- 04:01:10
- そうね(まがお
- 04:01:31
- とりあえず、我々も寝ようか?(4時
- ◥
- 04:01:35
- 始めた時間今確認したら23:00なんよ(何
- ◥
- 04:01:44
- うふふ^^
- ◥
- 04:01:46
- 1~2時間くらいかなはははーとか思ってたんよ
- 04:01:53
- 思ってたんよ!!!(何
- 04:02:09
- お付き合い感謝、お疲れさまでした。
- ◥
- 04:02:10
- それは、エナサン達を引き入れた時点できづくべきだったね!
- 04:02:18
- はい、お疲れ様でした!ありがとうございました!
- ◥
- 04:02:27
- ありがとうございました!
- SYSTEM◥
- 04:02:34
- 様が退室しました。
- ◥
- 04:02:35
- 撤収!
- SYSTEM◥
- 04:02:36
- 様が退室しました。
- ◥
-
他(NPC) |
2 | 0回 | |
3 | 0回 | |
4 | 0回 | |
5 | 0回 | |
6 | 1回 | |
7 | 1回 | |
8 | 0回 | |
9 | 0回 | |
10 | 0回 | |
11 | 0回 | |
12 | 0回 | |
計 | 2回 | 平均6.500 |
2d6分布 |
1 + 1 = 2 | 回 | | 0.00% |
1 + 2 = 3 | 回 | | 0.00% |
1 + 3 = 4 | 回 | | 0.00% |
1 + 4 = 5 | 回 | | 0.00% |
1 + 5 = 6 | 1回 | | 50.00% |
1 + 6 = 7 | 回 | | 0.00% |
2 + 1 = 3 | 回 | | 0.00% |
2 + 2 = 4 | 回 | | 0.00% |
2 + 3 = 5 | 回 | | 0.00% |
2 + 4 = 6 | 回 | | 0.00% |
2 + 5 = 7 | 回 | | 0.00% |
2 + 6 = 8 | 回 | | 0.00% |
3 + 1 = 4 | 回 | | 0.00% |
3 + 2 = 5 | 回 | | 0.00% |
3 + 3 = 6 | 回 | | 0.00% |
3 + 4 = 7 | 回 | | 0.00% |
3 + 5 = 8 | 回 | | 0.00% |
3 + 6 = 9 | 回 | | 0.00% |
4 + 1 = 5 | 回 | | 0.00% |
4 + 2 = 6 | 回 | | 0.00% |
4 + 3 = 7 | 回 | | 0.00% |
4 + 4 = 8 | 回 | | 0.00% |
4 + 5 = 9 | 回 | | 0.00% |
4 + 6 = 10 | 回 | | 0.00% |
5 + 1 = 6 | 回 | | 0.00% |
5 + 2 = 7 | 回 | | 0.00% |
5 + 3 = 8 | 回 | | 0.00% |
5 + 4 = 9 | 回 | | 0.00% |
5 + 5 = 10 | 回 | | 0.00% |
5 + 6 = 11 | 回 | | 0.00% |
6 + 1 = 7 | 1回 | | 50.00% |
6 + 2 = 8 | 回 | | 0.00% |
6 + 3 = 9 | 回 | | 0.00% |
6 + 4 = 10 | 回 | | 0.00% |
6 + 5 = 11 | 回 | | 0.00% |
6 + 6 = 12 | 回 | | 0.00% |
合計 | 2回 | 平均6.500 | |
2d6合計分布 |
2 | 0回 | | 0.00% |
3 | 0回 | | 0.00% |
4 | 0回 | | 0.00% |
5 | 0回 | | 0.00% |
6 | 1回 | | 50.00% |
7 | 1回 | | 50.00% |
8 | 0回 | | 0.00% |
9 | 0回 | | 0.00% |
10 | 0回 | | 0.00% |
11 | 0回 | | 0.00% |
12 | 0回 | | 0.00% |
1/2d6分布 |
1 | 2回 | | 100.00% |
2 | 0回 | | 0.00% |
3 | 0回 | | 0.00% |
4 | 0回 | | 0.00% |
5 | 1回 | | 50.00% |
6 | 1回 | | 50.00% |
発言統計 |
その他(NPC) | 470回 | 89.7% | 19059文字 | 95.8% |
| 36回 | 6.9% | 480文字 | 2.4% |
| 18回 | 3.4% | 357文字 | 1.8% |
合計 | 524回 | 19896文字 |