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2019/06/15
SYSTEM
15:06:15
 様が入室しました。
SYSTEM
15:07:13
様が入室しました。
 
15:07:29
うむ
15:07:36
うむ
 
15:07:40
場所はどこがいいって?
15:08:12
あんぜんなばしょ
 
15:08:23
へやじゃん。
15:09:08
きみのうでのなかさ
 
15:09:12
エレナと話をした後に上に戻ってきて訪ねに来るって?
15:10:33
(エレナと別れた後でそのまま , 一晩じっくり休んでから翌日) → [一晩じっくり休んでから翌日]
 
15:10:46
賢くなったな。
15:10:54
頭がしゃっきりしてるから負けない!
 
15:11:30
じゃあ訪ねて来るといい。
15:11:33
最初のアレは短刀しよう。
15:11:42
うむ
 
15:11:46
 
15:11:47
 
15:13:05
“色々”とあって、まともに眠れない夜を過ごした後にエレナと会話したエナは、その後部屋に戻ると、無理が祟ってぐっすりと翌日まで眠りについたことだろう。
15:14:23
翌朝、しっかりと睡眠を取ったおかげで、思考は随分とはっきりしている。時間はまだ朝早いが、階下からは既に活動する声などが聞こえてくる。
15:15:48
朝食か、仕事か、あるいはそれ以外の目的か。部屋を出た君は階下への廊下を行く途中、ふとある部屋の前で立ち止まる。
15:16:35
部屋の中からは、大きな物音がしたりはしないが、人の気配は感じられるだろう。君はノックしてもいいし、扉を蹴破ってもいい。
エナ
15:17:55
「……」扉の前に立って周囲の人の気配を気にしながら、胸のあたりまで持ち上げた手を所在なさげに震わす。
 
15:18:45
周囲に人の気配はない。起きている者は皆大体下にいっているし、そうでない者は部屋で眠っているか、仕事を請ける気がなくのんびりと身支度でもしているのだろう。
エナ
15:19:36
「……」中に入ったことは無いが訪ねた事はある。不在という事はないのは分かるし、ノックをするか声をかければ迎えてくれるだろう。少なくとも拒否される要素は無い、筈だ。
15:22:55
「……」どちらかと言えば自分の側の問題だという事は自覚している。何を話しに来たのかについては幾つか決めてはいるものの、もっと単純は話、ただ顔を見て声が聞きたい。ああ、でもそんな理由もない理由で来たら鬱陶しがられるのではないか
 
15:24:00
そんな思考の静寂を破るように、不意にきぃ……と音を立てて目の前の扉が開かれた。
シン
15:25:00
「……おや」 開かれた扉の先に居るのは、勿論この部屋の主だ。外に出る時より、幾分かラフな格好に見える。
エナ
15:25:05
「……」ゆっくりと睡眠をとって頭は冴えている筈なのに、このままでは堂々巡りだ。ええい、こんなのは”エナ”らしくない! 意を決して拳を握り腕を振り上げた
15:25:43
―――」今まさに鉄槌(?)を振り下ろそうとした先でドアが開いた。固まる
シン
15:26:36
「おはよう、エナ。……どうしたんだ?」 振り上げられた拳を見て、わずかばかり訝しむような顔を見せた。
エナ
15:28:57
「お、おはよう。ちょ、ちょっと会いたくなって、じゃなくて、話が、えっと、き、聞きたい事とか、あって、えっと、あの……駄目…?」振り上げた拳をそのままに視線を彷徨わせながら酷くまとまりのない事を言い始めた」
シン
15:30:19
「構わないよ。君に用事などがなければこの後朝食にでも誘おうかと思っていた所だしね」 そんなエナの様子に頷いて、部屋の中に入るように促す。
15:31:40
部屋の中はひたすらに物が少ない。整理整頓が行き届き、掃除も怠っていないのだろう。清潔感に溢れてはいるが、それが逆に生活感の無さとして表れてもいる。
エナ
15:33:21
「そ、そう。じゃあ、下に」一緒に朝食、もうそれでもいいのでは?きっと楽しい筈だ、と楽な方に思考が行ってしまう。だって、開けられたドアの向こうはの領域なのだ。そんな事は来る前から分かっていた筈だが
シン
15:34:39
「下はまだしばらく賑やかだろう。落ち着いて話をするのなら、部屋の中の方がいいんじゃないか」
エナ
15:35:06
「……」ああ、でも、人目のある下では、とても口になんて出来ないだろう。 「う、うん。じゃあ、お邪魔、するわ」
シン
15:36:23
「ああ、どうぞ」 頷いて、優しく手を引いて中に招き入れた。
15:37:46
「何もない部屋で少し申し訳ないな」 言いながら、中のテーブルの前の椅子に座るように促そう。
エナ
15:38:59
「あ……」手を引かれる。触れたぬくもりが想起させるのは…  「わ、分かってたけど、お、同じ部屋ねっ に、荷物少なくない…っ?」 頭に浮かんだものを振り払うように、話題に乗り 
15:40:56
「……」緊張した様子で椅子に腰かける。ああ自分の部屋のテーブルや椅子と同じだ。ベッドも…
シン
15:41:28
「同じ宿の部屋だしね。大きな違いなんてないだろう」 未だに吃る様子に微苦笑しつつ、エナを椅子に座らせると水を1杯その前に置いた。 「習慣、かな。一箇所に長く留まる事が少なかったから、物を集めたり置いたりということはあまりしないんだ」
15:42:31
「誰かを招き入れるということも殆ど無いし……菓子のひとつやふたつくらいは置いておくべきだったかな」 対面の椅子に座ると、顎に手を当てて悩み始めた。
エナ
15:43:07
「傭兵をしてたのよね、そんなものじゃ……あ、ごめん、な、何か持ってくれば良かった…」
シン
15:44:25
「ああ、そういう事になっていた」 傭兵をしていたという言葉に対しては、含みのある言い方で返した。 「大丈夫だよ。この後食事に行くんだしね」
エナ
15:46:39
「は、話っていうのは、そこなのよ」 含みに気付いたのか気付いていないのか、どこか必死さを思わせる……といっても悲壮なものではなく、身体を洗われる事を嫌がる猫の必死さというか、微笑ましい類のアレだ。
シン
15:47:50
「そこ、というと?」 顔には出ないが、そんな様子を微笑ましく思いながら、水を一口飲んで、エナと視線を交わす。
エナ
15:50:54
「ええと、ほら、あの、さ……わ、私達、あ、いえ、私……す、好きって言ったじゃない…?」向けられた視線から目を逸らすことは出来ないが精一杯逃れようというのか、俯き加減に、ただ目だけは合わせつつ、訊ねる。
シン
15:51:43
「そこは、私達、で構わないよ」
エナ
15:52:15
「て、訂正しないでもいいから…っ」
シン
15:52:56
「つい、ね」
15:53:28
「俺はあまり弁が立つ方ではないから、伝わっていない事や不安に思わせてしまう事でもあったかな」
エナ
15:53:40
「そういうところ…」ジトっとした上目遣いを向ける。ああ、でもこういうやり取りも嫌いではないのだ。重症だ。
15:54:17
「ちゃんと、話したことなかったなって……昨日ね、レナと話して思ったの」
シン
15:55:20
「君に直せと言われれば直すよ」 本心であると同時に、彼女がそのやり取りを嫌がっていないのは分かる。冗談半分の口調でいいながら、次の言葉に耳を傾けて。
15:56:00
「二人で話をする機会そのものはそれなりにあったとは思うが……。そうか、エレナと、か」
エナ
15:56:33
「マリヤともそう、スゥとも…フューリアスはまだ、だけど…同じ。あなたが言うように、軽んじてた、分かってなかった」
15:57:35
「だから、ちゃんと知っておきたいと思って……あと、私の事も、知って欲しい…とか…」」
シン
15:57:47
「話をする機会を設けたからといって必ずしも解決できる問題ではない。けど、そうだね。そういう機会があれば解決の一助になるのは間違いない」
15:58:27
「気が合うね。俺もこの前君の部屋にお邪魔してから、そういう事ばかり考えていたよ」
エナ
15:58:48
「か、解決とかそういうのじゃないの……ただ、その、えっと」
15:59:33
「そ、そういう事…っ」ひゅっと息を呑み、顔を赤く…は部屋に入ってからずっとそうなので今更だ
シン
16:01:15
「君や他の皆を支えようとするのならば、表面上だけでなく、しっかりと皆の事を知っていかなければならない」
16:01:56
「その中でも、最も優先したいのはエナの事だ。まず君の事から知りたいと思うのは当然だろう?」
エナ
16:03:51
「~~~~~~っ」 椅子を反転させて両手で顔を覆って身悶える。駄目だ、話をしようというのにこの有り様では、いつまでたっても進まない、進められない。
16:05:18
「……ごめん、このまま聞いてくれる…?」 ようやく落ち着いて、丸めた背中を向けたまま話しかける
シン
16:05:40
「まずは、こういう所を直した方がいいのかもしれないな」 背中を向けて恥ずかしがるエナを見て、微笑ましいと思うと同時に若干の申し訳無さも湧いてきた。
16:05:44
「ああ、分かった」
エナ
16:08:19
「大体は話したから、まず、私から先に言うわ……その後で、あなたの事も聞かせて」
シン
16:09:08
「分かった。此方の話は、今話せる範囲になるのは予め理解しておいてくれ」
エナ
16:11:53
「……うん」何か事情を抱えているという事は先日の告白で分かったことだが、自分や仲間たちではまだそれを明かすには頼りないということなのだろう。少し、いいや、だいぶ悔しいが、仕方がない。
シン
16:13:23
「君たちが頼りないから、ということではないよ。……ああ、まだまだ君たちのことを心配だと思っているのは事実だけど、話せないのとはあまり関係ないという意味でね」
エナ
16:15:37
「言葉にしなきゃ分かんないわよ…あんな思わせぶりな事言っておいて…」少しばかり声色に恨みがましさが乗るのは勘弁して欲しい
16:15:49
「私の方は、もう終わった話だから、そんなにかからないわ」
シン
16:16:40
「すまなかった。今まではあまり深く関わる気がなかったせいもあってね。それは俺の落ち度だ」
16:17:08
エナには見えないだろうが少し頭を下げてから、「聞かせてくれ」とエナの話を促す。
エナ
16:17:45
「人の心にこれだけ食い込んできて、よくも…」
シン
16:18:53
「……これからはしっかり向き合うつもりだ。今はそれで勘弁してくれないか」
エナ
16:20:38
「昔々、オルトラント地方で実際にあった話です。あるところに一人の美しい女性がいました。女性には結婚相手が居て、二人は結ばれて、女の子を授かりました」 ふん、と鼻を鳴らしてから、語り始める。何故か童話調だ。”ものがたり”という体でないと心に痛い
シン
16:22:07
「……」 テーブルに肘をついて軽く体重を掛ける。テーブルが軋む音で、話に集中するために姿勢を変えたのだとは伝わるだろう。
エナ
16:22:48
「女の子には、角が生えていました。父親は怒って母親と女の子を国の外に追い出しました」
16:25:34
「でも、湖の向こうの国に渡った二人を助けてくれる人がいました。その人はとても優しくて女の子の事も家族として迎え入れてくれました」
16:27:08
「お父様と、  新しい父親と母親と一緒に女の子は幸せに暮らしました。」ああ、ここで、めでたしめでたしと言えたらどんなに幸福だったろうか
16:28:31
「女の子が12歳になったある日、両親は病気で亡くなりました。その時になって初めて、女の子はじぶんがどれだけ二人に守られていたのかを思い知りました」
シン
16:28:31
「……」 そちらの国の事情にはあまり詳しくないにせよ、妾の子、それも連れ子となればそれ以外の人間からどういう扱いを受けるかは想像に難くはない。
エナ
16:31:24
「兄だと思っていた人、会った事のあるおじさんやおばさん、皆が敵になってしましました。家にもいられなくなって、学校も止めることになって」
16:34:23
「……あるお屋敷に務めることになった時は、そこで盗みを働いたという疑いをかけられました。もう、どこにも居場所がありません」
16:36:01
「…だから、女の子は逃げ出しました。もう誰も信用できない、しちゃいけないって」
シン
16:36:05
「…………」 自分を正義感の強い人間や熱血漢だと思った事はないし、事実そうではない。が、目の前の好いた相手の口から紡がれる言葉に、自然と拳に力が入る。
エナ
16:38:17
「名前を変えて、角を隠して、女の子は独りで生きていくことにしました」
16:40:40
丸めた背中を震わせる。最後は冗談めかして めでたし、めでたし と言うつもりだったのに。
シン
16:41:29
不意にエナの背後から、その細い身体に腕が回される。
エナ
16:41:30
「……お父様も、お母様も、きっと私にそんな風にはなって欲しくなかったと思うわ…逃げずに、ちゃんと二人のくれた居場所を守れたら、こんな…こんな…っ」
シン
16:42:43
「……そうやって自分の事を責めてしまうのは、君のあまりよくない癖だよ」 悪いとは言わなかったのは、その優しさが彼女を彼女たらしめている理由でもあるからだ。
エナ
16:43:47
「…ごめんなさい、ごめんなさい…」回された腕に縋り、嗚咽を堪える
シン
16:45:58
「謝らなくていい。いつも言っている事だろう」 回した腕に優しく力を込めて、抱き寄せる。 「吐き出したければ吐き出していい。泣きたければ気が済むまで泣けばいい。俺が此処にいる限りは、それは俺が受け止めよう」
16:47:16
「君の両親は優しい人たちだったんだろう? それこそ、君と同じくらいに」
エナ
16:48:22
「……」頷き、首を横に振る。 両親は自分などよりもずっと優しく、強く、正しい人達だった。
シン
16:49:25
「少なくとも、俺から見れば君はそのくらい優しい人間だ」
16:49:59
「君の両親を直接見た事はないから、君の様子から推測することしかできないが……」
16:51:00
「君と同等か、それ以上に優しい人たちだったのなら、与えた居場所を守って欲しいとか、逃げ出して自分を偽って一人で生きてほしくないとか、そういう事はあまり考えていないと思うよ」
16:52:49
「どのような形でも、どんな場所でも、君が君らしく、時々怒ったりしながらも、笑顔を見せて過ごす事を望む、のではないかな」
エナ
16:53:58
「でも、だって…私が悔しいのよ…守れなかったこと、逃げたこと、嘘をついたこと、そうするしかできなかったこと…っ」」
16:54:31
ああ、だからだろう。自分の本性はこんなにも弱く無様なのに。虚勢を張ってしまう。
シン
16:55:06
「だったら、尚更だろう」
16:56:55
「両親からの愛情に報いるためにも、彼らから貰ったものを無駄にしないためにも、君は君らしく生き、いつの日か君を虐げた連中に目に物見せてやるといい」
エナ
16:57:36
「め、目に物…?」
シン
16:58:16
「君を軽んじた連中に、立派になった君が幸せに過ごしている姿を見せてやれば、彼らはさぞ悔しがるだろう」
エナ
17:00:42
「どうかしら…きっと、私なんかの事、覚えてないんじゃ……」 もし、立派で幸せな自分がいたとしたら、それを見せたいのは両親にだった
シン
17:02:39
「優しいね、君は」 片手で頭をくしゃくしゃと撫でて。 「だったら、いつか両親の墓前に報告にいこう」
17:03:11
「今の自分はこうして生きている、と。それだったら、恥ずかしい姿は見せられないだろうし気合も入るんじゃないか」
エナ
17:04:07
優しいという言葉にふるふると首を振り、しかし墓前に報告にという言葉にはしっかりと頷く。
17:04:40
「……優しいだけじゃ、駄目だって、今は分かるの」
シン
17:05:36
「ああ。優しさは美徳だが、それだけで全て上手く回る程、世界は簡単にできてはいない」
エナ
17:05:58
「ふたりがくれたものは、とても大事で、私の宝物……だけど、ここで、冒険者として生きてくには、」涙で濡れた顔を上げ、青年の目を真っ直ぐに見つめる
17:06:37
「皆と、あなたと一緒に生きてくのには、もっと強くなきゃ」
シン
17:06:50
見上げる瞳をまっすぐと見つめ返す。
17:07:23
「……そうだね。だからといって、一人で気負い過ぎてはいけないよ」
エナ
17:08:02
「女の子の名前は、ヴィエナ。 ヴィエナ・バーベンベルクよ」
17:08:30
「聞いたからには、ちゃんと背負いなさいよ……折半で」
シン
17:09:17
ひとつ頷いて。 「では、君にも背負ってもらおう」
エナ
17:09:22
「も、物語の最後は……”めでたし、めでたし” じゃないと、駄目なんだから」
シン
17:09:51
「シンディラ。ヴィエナの恋人の名だ。覚えておいてくれ」
エナ
17:10:59
「こ、恋人…」 名前そのものよりもそこに反応した、自覚が足りないというか夢見がちというか
シン
17:12:16
「”めでたし、めでたし”と言えるような最後を飾るために、力を尽くすそうだよ、彼は」
エナ
17:12:23
「シン、ディラ……シンディラ」 舌に転がすように名前を繰り返してみる。なんというか慣れない。たぶん相手にとってのヴィエナもそうだろう
シン
17:13:31
「皆の前で居る時は、今まで通りエナと呼んだ方が良さそうかな、ヴィエナ」
17:14:26
「……ああ、君も慣れなければ今までのようにシンでいい。本名を名乗って居なかったのは、別に隠したいとか、そういう理由ではなくてね」
17:15:04
「女性のような名前だから、少し恥ずかしいんだ」
エナ
17:15:10
「そ、そうしてくれる?何か迷惑がかかるとあれだし…」
17:15:15
「え?」
シン
17:15:43
「ああ、では皆の前ではエナと。こういう時は遠慮なくヴィエナと呼ばせてもらうが――……どうした?」
エナ
17:16:46
「そ、そう…? 名前の響きって地方で随分変わるから、あなたのところではそうだったのね‥それで、それを気にして……? ふっ、ふふふ…」
シン
17:17:56
「……シンディ、なんて愛称で呼ばれていたこともあってね。子供の頃は、それがたまらなく恥ずかしくて嫌がっていたものだよ」
エナ
17:18:25
「頼りになって、物事を良く見ていて、冷静で、でも、トマトと自分の名前が苦手、ふふ、そういうところよ」
シン
17:18:52
「……そういう所が、なんだい」
エナ
17:19:31
「そうところ、もっと教えて、シンディ?」
17:20:56
明かす事の出来ない事情は、今はいい。それは彼を取り巻く環境であるとかそういった物に絡む話なのだろう。
シン
17:21:33
「…………」 ぐ、と唸るような声を出して、恥ずかしさに顔を歪める所を見せたのは初めてのことだろう。 「……卑怯だよ。……君相手では怒りたくても怒れない」
エナ
17:21:41
今、自分が知りたい、触れたいのは彼の心の輪郭に当たる部分だ
17:23:25
「じゃあ、何を言ったら怒るのか、試してみようかしら」 勿論冗談だ、本当に怒らせてしまうのは怖い
シン
17:25:51
「……構わないが、やり返される覚悟はしておいてくれよ」 未だに恥ずかしさが抜けない。片手を顔に当てて隠すようにしながら、頭を振って。
エナ
17:26:54
「じょ、冗談よ」ほら、すぐにビビる
シン
17:28:07
「既に俺の心の中は、君を恥ずかしがらせたい気持ちで一杯だよ」 恥ずかしさをようやく振り払い、いつも通りのポーカーフェイスに戻ると、冗談とも本気ともつかない口調でそう言って、エナの手を取った。
17:28:39
「そろそろ空腹も限界だ。俺の身の上話は後にして、食事に行こう、ヴィエナ」
エナ
17:29:03
「なt!? な、なにを言ってんのよっ、このムッツリ!し、信じらんない…っ」
17:30:16
「はぐらかそうたって、許さないわよ、食事の後にしっかりと聞かせて貰うんだから」柳眉を逆立てて怒ってみせる。
シン
17:30:57
「そういう相手だと気付かずに喧嘩を売ってきた君に非がある」 容赦するつもりはない、と笑ってみせて。 「分かっているよ。君には誠実でありたいと思っているからね」
エナ
17:31:58
「あなたの言う誠実と私の誠実、同じだと良いいんだけれど…」ジト目を向けて
シン
17:33:18
「安心したよ。久しぶりに、二人の時でもそういう所を見せてくれたね」 しおらしい彼女も好きだが、いつもどおりの”らしい”エナの事も勿論好ましく思っているんだ。
17:33:42
「さ、行こう。俺から話を聞き出せるかどうかは、君の話術次第だ」
17:34:07
そう言って、優しく手を引いて部屋の外へと並び立って出ていこう。
エナ
17:35:54
「昔話はおしまい、だって(エナ)の話はまだこれからなんだもの」
17:36:39
「トマトサラダでも頼んで兵糧攻めにしてやろうかしら…」
シン
17:36:58
「君が作ってくれたものでない限りは食べないよ」
エナ
17:38:04
「飢えたところに私が手料理を持参して懐柔するっていう作戦ヨ」
17:38:49
@エナはエナだヨ 最近末尾のよが勝手にヨにされる…
シン
17:39:10
「別にそこまでしなくても、君が涙目で訴えでもしてきたらすぐだよ。前にも言った事があっただろう。美人には弱いんだ、とね」
17:39:14
@それは呪いだヨ
17:40:09
相変わらず「そういう所」とツッコミを入れられそうな言葉を返しながら、階下に下りてゆるりと朝食を取って、その日はのんびりと一緒に過ごすのだ。
エナ
17:40:51
ぐぬぬとしながらついていきました
 
17:40:59
 
17:41:00
 
17:41:09
( ˘ω˘ )また分からせてしまった。
エナ
17:41:27
( ˘ω˘ )分からせターンどこ…ここ…
 
17:41:41
び、微妙に反撃はしてたし、多少はね……?
17:42:04
だんだん強くなってる!
 
17:42:10
えらい。
17:42:20
さあ今日の夜のシナリオを一から造ろう……
17:42:25
お付き合い感謝なのだ( ˘ω˘)
17:42:36
一から…!?
 
17:42:42
そうわゾ
17:42:48
お付き合い中なのだ(*'ω'*)
 
17:42:54
それもそうだった。
17:42:57
)))
SYSTEM
17:42:58
様が退室しました。
SYSTEM
17:43:01
 様が退室しました。
発言統計
その他(NPC)138回80.7%7049文字92.0%
 25回14.6%543文字7.1%
8回4.7%71文字0.9%
合計171回7663文字