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20190617Z_0

2019/06/17
SYSTEM
00:01:05
様が入室しました。
00:01:29
 
00:01:30
 
00:01:39
「これだからグラスランナーは」
00:01:43
 
00:01:44
 
00:01:53
これまでに何度も投げかけられた言葉だ。
00:02:36
実際にそのように動いていることもあるから否定はしない。
00:03:20
物珍しいものがあれば見に行くし、それを求めて行動する。
00:06:14
でも割と、もっと好奇心で動いている同族と比べたら、自分は余程マシというか。
00:07:20
まあまあ、どの道それだってなんだって、全部同じに見えるんだろう。
00:10:00
手癖の悪くはた迷惑、能天気でいい加減、倫理観に乏しい人種。
00:10:36
そういうレッテルを付けてくる。
00:12:37
そういう種族だからと詰りつつ、自分たちは違うのだと溜飲を下げる。
00:13:50
うん、許してあげよう。貴方達が常識だものね。
00:15:51
なすりつけて隠れ蓑にしてきたりするのも、許してあげよう。
00:18:18
後々ボロがでてバレた時が面白いからね。
00:18:29
面白いから付き合ってあげる。
00:21:13
ああ、そういえば。
00:24:17
自分を見捨てたあの人たちは十中八九無事に戻れたろうけど、その後はどうなっただろう。
00:26:19
体感では、ここに流されてくるまでも相当の年月が経ってるし、助けに行こうだなんて微塵も思わなかったのだろうけど。
00:27:19
あの人は確か――
00:27:39
 
00:27:40
 
ネフィー
00:29:49
「ふぁ」 ぱち、と目が覚める。
00:31:31
テーブルに突っ伏して寝ていた。その周りには酒瓶と、共に飲んでいた依頼で共にしたの冒険者たちの姿。
00:33:36
同様に潰れているか、なんか管巻いてる。
00:35:56
「あ~……調子にのってのんじゃったなぁ~、奢りだったしぃ」 ふら、と上体を起こして笑う。それに気づいた仲間の内一人はああ起きたのと。
00:38:29
「うん起きたぁ。もぉー帰るぅ、ちゃんとしたベッドで寝るもぉん」
00:39:24
「……え~? やだー潰れた人たちの荷物弄ったりしないってぇ」 けらけらと笑って。
00:42:54
「あーでもぉ……んまぁいいか」
00:43:38
居ない間にこいつらがちょろまかして私のせいにしても知ーらない。
00:46:32
「じゃぁーねぇ!」 椅子から降りて、冒険者たちにひらりと手を振って、その場を後にする。
00:49:52
ナあ
00:50:14
??
00:51:19
行き先は〈星の標〉。今日はあそこで適当に空いてるとこで寝るつもりだ。
00:53:04
 
00:53:05
 
00:53:45
場面転換でチェック入れ忘れて空欄改行した時の顔。
ネフィー
00:55:08
「よーっすぅおっちゃーん」 辿り着くなり、ガルバの居るカウンターまで寄っていった。
00:57:16
「えへへぇのんできたぁ」 お前酒臭いなと言われ。 「そんでぇ空いてるんでしょ。居ない間に埋まっちゃった?」
01:00:26
「うんうんどこでもいーのぉ。そんなー常駐するわけじゃーないからー」
SYSTEM
01:04:59
ユウゴ様が入室しました。
ネフィー
01:05:16
ユウゴ殿??
01:05:47
「……んー? 誰かから何か盗んだかってー?」
ユウゴ
01:05:53
ちょうど、カウンターで酒とメシをやっつけていた、風来坊。
01:06:16
「……あん? ネフィーじゃねェか」
ネフィー
01:06:27
「やだなぁ人聞き悪ぅい」 「おあ?」
01:07:07
「あー、ユウゴ? 居たの気づかなかったウケる」
ユウゴ
01:08:28
漂ってくる酒臭さに、呆れたような顔をして、「……てめえ相当飲んでんな」 つきみ卓に出発する前の世界線です
ネフィー
01:09:38
「だってぇ奢るーとか気前良かったんだもぉん」
ユウゴ
01:10:41
「ハ、そりゃしょうがねえ。奢りの酒とメシを逃す手はねーしな」
01:11:24
俺でもそーする。誰だってそーする。
ネフィー
01:11:37
「皆すごかったわぁ、搾り取る勢いでがっついてた」
ユウゴ
01:12:13
「ははは、そりゃあやかりたかったな」
ネフィー
01:13:20
「でも話はつまんないよぉあいつら」 けらけら
ユウゴ
01:14:51
――ふうん……?」 と頬杖をついてネフィーを眺め
01:15:16
「なんだ? あんまり愉しい酒じゃなかったみてェに見えるな」
ネフィー
01:16:34
「あは、だから寝ちゃったのかもぉ~」
ガルバ
01:18:05
帳簿をチェックしていたガルバが戻ってきて、「――すまんネフィー、丁度新人が来たり、他所の冒険者が泊まったりで、埋まっちまってるな」 すまなそうに
ユウゴ
01:18:36
「酒の匂いがきついわりにゃ、酔ってねェみてえだし」
01:19:21
「お、何だよガルバのおっさん。すげえな、千客万来じゃねーか」
ネフィー
01:19:29
「あちゃー、タイミング悪かったわぁ」
01:19:54
「ありがとおっちゃん!」
01:20:22
「えぇー? いちお酔ってるとは思うけどなぁ」
ガルバ
01:20:36
「とりあえず、今日の寝床がありゃ、ってことなら、これからイーライに倉庫を片付けさせるが」 そんで布団を運び込む。
ネフィー
01:21:23
「まじー? 節約出来るぅ? だったらそのへんでてきとーに寝るぅ」
ユウゴ
01:22:08
「イーライもこの時間は寝てンじゃねーの?」 叩き起こされて、ねぼすけ顔で仕事するコボルドの姿を思い浮かべた。
ネフィー
01:22:35
「あーめんどだったら適当に床で寝るからいーよ」
ガルバ
01:23:11
「そういう訳にもな……」 ぽりぽり。
ユウゴ
01:23:22
酒瓶をどんと置いて、 「しょうがねーな。……俺ンとこ来るか?」
ネフィー
01:24:07
「倉庫の床どんなだろーかたかったら遺跡の時おもいだしそー」 うふふと笑う。
01:24:32
「ん? お? ゆーごのとこ??」
ユウゴ
01:25:12
「おう。お前はちっこいからな。そう邪魔にもなんねーだろ」
01:25:36
「言っとくが、今夜一晩だけだ、一晩だけ」
ネフィー
01:26:12
「やったぁ探す手間省けて浮いたーぁ!」
01:26:46
「そゆことでよろしくおっちゃん」 たんたんとカウンターを軽く叩いた。
ユウゴ
01:27:19
「1人部屋だが、今日くれーいいだろ? おっさんよ」
ガルバ
01:27:43
「……まあ、お前らがそれでいいなら、それで構わんが」
ネフィー
01:29:08
「よしよしそんじゃぁ一泊お世話になるわぁ」
ユウゴ
01:30:31
「へいへい。今度から、部屋は遊びに繰り出す前にとっとけよな」
ネフィー
01:31:59
「寄んのー、めんどだったんだもーん」
ユウゴ
01:33:23
「まあ、分かるけどよ。――それじゃおっさん、これ勘定。ついでにこれ、貰ってくぜ」 水の入ったボトルを二つつまんで頂いて
ネフィー
01:34:29
「うえっふ」 げっぷ。
ユウゴ
01:34:38
そのうち一つをネフィーに投げて寄越す。 「部屋は二階だ」 椅子にかけていた上着を肩にひっかけて、 「ほれ、いくぜー、ネフィー」
ネフィー
01:37:13
「おおっととっと」 きゃっちできたなう。
01:38:25
「よろしくよろしくぅ」 ふらっと歩きだしてついていく。
 
01:38:59
 
01:39:01
 
01:39:02
 
ユウゴ
01:39:24
2Fの部屋へ上がっていき、部屋に幾つか置かれたランプに火を灯す。
01:40:06
ユウゴの部屋は、必要最低限のものしかない。借りたそのまま、といった感じの、殺風景な部屋だ。
01:41:16
窓際に置かれたテーブルとイスの近くに、彼の身の丈程もある巨大な得物と、刀とが立てかけてある。
ネフィー
01:41:59
「おっじゃま~ゆーごくんのお部屋~」 「ぅわブツ置いてあるぐらいで割と片付いてる」
ユウゴ
01:42:34
「好きに使えよ」 と、自分は椅子にどっかり腰を下ろして、瓶から水を一口、二口と飲んだ。
01:42:53
ベッドは好きに使え、という事らしい。
ネフィー
01:43:27
「おっけー!」 と、背負い袋を隅に放って
01:43:36
それを枕にして転がった。
01:43:51
床の隅。
ユウゴ
01:44:21
「元々、そんなにモノ持ってねーしな。旅暮らしにゃ、邪魔になるだけだしよ」 自分の荷物は、身の回りのものも含めて、背負い袋等に入り切る程度しか持っていない。
01:44:37
「……あん? そこに寝んのかよ」
ネフィー
01:44:53
「え? そうじゃない?」
ユウゴ
01:45:34
「それじゃ、倉庫で寝るのと変わらねーじゃねーか」 なんのために部屋へ通したかわからん。 「ベッド使えよ」
ネフィー
01:46:39
「うふっ、まじで」 微妙に笑いでふきだすように。
ユウゴ
01:47:41
「……あ?」 なんで笑ってんだ、と、柄悪く。
ネフィー
01:48:35
起き上がって、背負い袋はそのまま放ったらかし。通りすがるついでに先程受け取った水の入ったボトルに口づけて、テーブルの空いてるところに置いた。
01:48:52
「いやぁ」
01:49:29
「ユウゴのにおいを嗅ぐのねぇと」
ユウゴ
01:49:39
――は?」
ネフィー
01:49:42
すったすったとベッドに近づいて飛び込んだ。
ユウゴ
01:50:41
「お前な……ったく、人がたまーに親切心を起こしてやったと思えば」 ヘンなコト言うなよ。と。呆れたように
ネフィー
01:52:19
「あーうんまあこんな感じねぇ」 なんだか勝手に頷いている。
01:52:37
「へへぇ、ご厚意に甘えまぁす」
ユウゴ
01:52:38
「おい。やめろ。コメントすんな」
ネフィー
01:52:52
「ふふふふ」
01:53:04
「枕のカバー変えたほうがいーよ」
ユウゴ
01:53:21
「……」 イラッ
ネフィー
01:53:45
そういいつつ枕を使う。
01:54:22
「おこだおこだ」
01:55:06
「あやっぱやめよ高さあわないわ」 くすくすと笑って外の方に枕をどけた。
ユウゴ
01:55:21
「……お前が余計なこと言うからだろ……」 ぶちぶち。 「……って使わねえのかよ!」
ネフィー
01:56:27
「しょうがないなぁ」
ユウゴ
01:57:03
はあ、とため息をつき、 「――で?」
01:57:16
「何かあったのか?」
ネフィー
01:57:32
じゃあ抱きまくらにでもしてやろーっと、体勢を変えようとしたところで。
01:57:44
「んん?」
ユウゴ
01:58:18
「いや、何となくそんな気がしただけ。お前が酒で潰れるの、はじめて見たような気がするからよ」
01:58:57
あんな変な時間に帰って来たってことは、つぶれてたんだろ?と見当がつく。
ネフィー
01:59:25
「あー」 「んー、まそうねぇ、普段はしなぁい」
02:00:00
「奢られたの良かったけどー、話つまんないからてきとーに聞き流してて」
02:01:10
「よそ見してたら飲みすぎた系?」 ふふふ。
ユウゴ
02:02:03
ふうん、と生返事をして、「――そンだけか。ならいいけどよ」
ネフィー
02:02:33
「そうそ、頭の中によそ見よぉ」
02:03:09
「前見ないでとりあえず注いで飲んでた」
ユウゴ
02:03:24
「奢りってことなら、ちったあ大目に見てやってもいいが、俺ならつまらねえ酒は、基本お断りだがね」
ネフィー
02:03:47
「タダはいいよタダはぁ」
ユウゴ
02:03:56
「……頭の中に、よそ見?」 ぷっ、と吹き出した。
ネフィー
02:04:21
「わかるっしょ?」 へらへら笑う。
ユウゴ
02:04:34
「そりゃまあ、タダは良いけどよ。……なんだ、お前、いま金に困ってンの?」
ネフィー
02:06:54
「んーんー、そゆわけでもないよ。確かにその辺節約した結果後で助かる時あるけどー」
ユウゴ
02:08:51
「なんだ」 と、拍子抜けする。自分も、ここへ来てから最近は、金に困った事はない。まあ、殆どそのたび、使い果たしてしまうのだけど。
02:09:42
「そんなら、飲む相手は選べよ。旨く飲めねえ酒なんて、酒に悪いし、何よりてめーが勿体ねーだろ」
ネフィー
02:11:08
“我慢できない”ユウゴ殿!?
02:13:09
「飲む相手ねぇ、まーほら都合よく誰か捕まるわけじゃないし?」 調子変わらずに。
ユウゴ
02:15:22
「ンなら、今度は声かけろよ。そんとき暇なら相手してやる」
ネフィー
02:15:44
「てきとーに相手してぇ、あとで面白くなったりするからぁ」
02:15:56
「……お? なになに、ユウゴどうしたの」
ユウゴ
02:16:07
「あ?」
ネフィー
02:16:30
「そういう言葉かけちゃう?」
02:17:40
よじよじと、うつ伏せスタイルに体勢を変えてユウゴを見る。
ユウゴ
02:18:09
「あ?」 ガンを飛ばすような声を(素である)上げて、片眉を上げた。
02:18:50
「どこのどいつか知らねーが、そいつらよりはつまらねえ酒にゃならねーだろ。――ただし、おごらねーよ。お前の奢りか、割り勘だ」
ネフィー
02:20:11
「うひひ。そだよね。いいよ、ユウゴがそれでいいなら今度そうしてみよっかなぁ」
02:20:33
「確かにずっとその方がいいもんねぇ」
02:20:58
「ああ、面白くなるって言ったのはねぇ」
ユウゴ
02:21:31
「だろ?」 と悪童のように笑って返し。
ネフィー
02:22:54
「なんか誰かやらかした時に、それ私のせいにしてくる時があったりするんだけど」
02:23:05
「後で事実が発覚する時もあってさぁ」
02:23:39
「面白いのよ、ふふ」
ユウゴ
02:24:25
「……あん?」 話の行く先が分からず、少し考えて、 「――やらかす、って、何をだ?」 例えば。
ネフィー
02:25:00
ごろりとベッドの中を転がって、 「ふあ~」 欠伸する。
02:25:52
「つごーのわるいこと、いろいろぉ」
ユウゴ
02:26:34
「むかつく奴らだな」
02:27:13
「どこにでもそういう奴らはいるもんだな。俺も、昔、さんざんな目に合わされたぜ……」
ネフィー
02:28:11
「んー?」 瞼も重くなってきた。
ユウゴ
02:28:35
――ま、そういう奴は、1人残さず、きっちりと後悔させてやったがよ!」
ネフィー
02:28:40
「そーねー、こっちもいなくなくなくない」
02:29:07
「ふっふ、いいねぇユウゴ」
ユウゴ
02:29:37
――と、眠そうにしているネフィーに気づいて、「……おっと。そろそろ寝るか」
ネフィー
02:31:06
「ん~」 笑っているようだが、枕に顎をつけて眠そうなのは目に見えてわかる。
ユウゴ
02:32:37
へっ、と笑って、ランプの灯を消す。
02:33:22
自分は、窓際に置かれた椅子に座ったまま、テーブルにどっかり足を乗っけて、目を閉じた。
ネフィー
02:35:30
何か言おうとしたようだが、力尽きたのが先だった。すぐに寝息がベッドから聞こえてくる。
ユウゴ
02:36:42
ネフィーが寝息をたてはじめてから、少しして。窓際からも、いびきが聞こえはじめた。
02:37:02
というかんじで
SYSTEM
02:37:22
ユウゴ様が退室しました。
ネフィー
02:37:55
翌日、散々軽口を叩いて早朝からチョークスリーパーをキメられたのは別の話だ。
SYSTEM
02:38:37
様が退室しました。
発言統計
その他(NPC)94回54.0%2219文字46.5%
ユウゴ56回32.2%2046文字42.9%
24回13.8%505文字10.6%
合計174回4770文字