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2019/06/23
SYSTEM
13:11:33
様が入室しました。
SYSTEM
13:11:35
 様が入室しました。
 
13:11:59
勝手に部屋で寝てていいの?
13:12:13
いいよ
 
13:12:17
やったあ。
13:12:22
じゃあ最初の描写やっちゃうね。
13:12:27
はーい
 
13:12:33
 
13:12:34
 
13:13:12
ちょっとした買い物か、それとも依頼の帰りか。部屋を空けていた君は、その日の夜、〈星の標〉に取ってある自室へと戻ってきた。
13:13:57
同じような扉が並ぶ見慣れた廊下を通り、いつもと変わらぬ足取りで自室の前に――立った時、君はふと違和感を感じてもいいし、感じなくてもいい。
13:15:12
ドアノブに手を掛けてみれば、鍵が掛かっていない事がわかる。出掛け際、鍵を掛け忘れてしまったのだろうか……
レイフェル
13:15:53
「はー…疲れた‥」 通常の依頼以外の細々とした依頼が舞い込んでくる 魔剣ランク故の事だろう
13:16:19
「……」部屋の扉に手をかけ…る前に違和感が先に立ち
13:17:28
「……」剣を確認してから ドアノブを回す ゆっくりと扉が押される
13:17:46
「……」やっぱり開いている
 
13:17:52
扉を開いた先に入ってきたのは、別に荒らされてもいない、いつもの部屋の光景。
13:18:23
開かれた隙間から、窓際のベッドを見てみれば……その上に、何者かが寝転がって小さな寝息を立てていた。
レイフェル
13:18:34
「……空き巣?…って訳じゃない‥よね‥」困ったな、と思い 部屋に入っていく と
13:19:22
「……」誰か寝てる… 室内用のランタンで灯りをつける
 
13:19:47
灯りで照らしてみると、ベッドの上で眠る人物の姿が浮かび上がる。
13:20:22
手入れの行き届いた長い銀灰色の髪、まるで人形のように綺麗な白磁肌、
13:21:11
眠る表情の穏やかさ故に、一瞬君の頭の中にある存在とのギャップで人違いかとも思ってしまうが、目の前で眠っているのは、間違いなく二度君と切り結んだ”鋏”――リコリスの姿だった。
レイフェル
13:21:40
「……」少し固まって 何度かパチパチと目を瞬かせ
13:22:30
「……困った子だなぁ…」必ず戻ってきて、なんて言ったけれど。
リコリス
13:22:51
当の本人は困惑するレイフェルのことなど露知らず、穏やかな寝息を立て続けている。
レイフェル
13:23:32
でもちゃんと戻ってきた、良かったと ほっとした表情で
13:24:49
「……あー…」でもどうしよう、すっごい寝てる 「……も、もしもし」
13:25:19
「リコリス…」体に触れて、軽く揺する
リコリス
13:25:50
「……う、ん……」 身体を揺らされ、長いまつ毛に守られた瞳が薄く開かれて
13:26:21
「……あら、おかえり」 自分の身体を揺する相手の顔を見ると、何でもないように言いのけた。
レイフェル
13:26:47
「……」改めて見て、綺麗な子だなと思う 「…それはこっちの台詞」少し笑って
13:27:07
「ただいま。それから、おかえり、リコリス」
リコリス
13:27:51
「ただいま――と言いたい所だけれど、元々、此処の冒険者でもあるのよ、私」
レイフェル
13:28:05
「え…」
13:28:50
「そ、そうだったの」それは知らなかった 間が悪かったのか、自分の中では印象に残らなかったのか、見た覚えが無かったのだ
リコリス
13:28:54
よいしょ、とベッドに手をついて上半身を起こし、何処からともなく取り出した櫛で自分の髪を梳き始めた。
13:29:16
「命令でね。あ、内緒よ、これ」
レイフェル
13:29:36
「じゃあ、名前は…登録名とかあったでしょ」
リコリス
13:29:41
人差し指を口の前で立てて、無表情のまま小さく首を傾げてウインクした。
レイフェル
13:30:05
「内緒なことが多いね」困った顔で 「いいよ。留めておく」
リコリス
13:30:33
「シアよ。登録名は」
13:31:04
「あまり知れ渡ってしまうと、殺されちゃうわ、私」
レイフェル
13:32:23
「……分かった」ずるい、自分を人質にとってる… 「仕事の時は、シアって呼ばせてもらうね」
13:33:24
「まるで共犯者みたい…」そう言う意図は無かったんだけど 椅子に腰掛けて
リコリス
13:33:43
「一応、それなりの情報は握っているから。私が心変わりする可能性があると知られただけで、ちょっとね」
13:34:01
「まあ、別に”庭”を抜け出すつもりがあるわけではないのだけれど」
レイフェル
13:34:23
「…その気にさせたいところだけどね」
リコリス
13:34:42
「……ふふ、それは腕の見せ所よ、あなたの」
レイフェル
13:35:01
「でも全くの脈なしだとは思ってないよ」
リコリス
13:35:35
「実際、考え方は少し変えられたもの、あなたに」
レイフェル
13:36:35
「うん。こっちのペースに巻き込めたって、思った」
13:36:50
「あの時さ」フラワーメイカーを砕いた時
リコリス
13:36:54
「ペースに巻き込めた……変な表現するのね」
13:36:57
「……うん?」
レイフェル
13:37:30
「使ってから、私達に説明しても、良かった訳じゃない?」
13:37:47
「でもさ、リコリスは敢えて見せつけた」
13:38:30
「あたしに、リコリスを助ける余地を与えてくれた」
リコリス
13:38:39
「……ま、そうね」 思えば、そのまま何も言わずに飲んでしまえば済んだ話だ。
13:38:53
「助ける余地を与えたわけじゃないわ、別に」
レイフェル
13:39:18
「あたしはそうは思わなかっただけで、そうかもしれないけど」少し笑って
13:39:54
「止めて欲しいように見えたし、だから実際止められた」
13:40:03
「人助けってさ、」
13:40:24
「助けたいって気持ちだけじゃ‥足りないことが多くて」
13:41:20
「向こうからも手を伸ばしてもらわないと、届かないんだ」
13:41:46
「だから‥ありがとう。あたしの意地に、応えてくれて」それが言いたかったんだ、と
リコリス
13:42:15
「……変な子。言ったでしょ、私はただ、見たかっただけよ」
13:42:53
「あなたたちが、あなたが、自分の(エゴ)を大事にしているのか」
レイフェル
13:46:53
「あたしって変なところで我が張ってるから…」苦笑して 「大事にしてるかどうかは、分からないけれど」
13:47:29
「我を張った結果が、今の貴方なら、…大事にしていきたいと思う」
リコリス
13:47:57
「そうね。否定できないわ」 そうじゃなければ、あんな場面で最期の一太刀を振るいに踏み込んできたりなどしない。
13:48:20
「……ふふ、大事に……私を?」
レイフェル
13:49:34
「リコリスからは、才能を感じるの」リコリスの手を見てみる
リコリス
13:50:48
「……才能?」 言われて、手を差し出す。”仕事”のために、硬くはならないように気を遣っているのだろう。日常的に剣を握っている割に、その掌は柔らかい。
レイフェル
13:51:27
「見て覚えるの、得意でしょ」 自分のゴツゴツとした手に比べて やっぱり、と感じる
リコリス
13:52:10
「何を、かにもよるけれど」
レイフェル
13:53:06
「変幻自在だったもの、少なくとも剣は」
13:53:47
「だからもっと色んな事、できると思うんだ」
リコリス
13:54:16
「半分は、薬の力よ。それがなければ、あそこまでの事は出来ないわ」
13:54:29
「……色々なことって、例えば?」
レイフェル
13:55:49
「一緒に人助けとか。剣以外でも、技術が必要なことなら、できるかな、とか」
13:56:32
「なんて考えては居るんだけど。…ちょっと羨ましいんだ、リコリスが」
リコリス
13:56:53
「人助け、ね。悪い癖が出て、途中でやっぱり相手を殺しちゃうかもしれないわよ」
13:57:01
「……何が羨ましいの?」
レイフェル
13:58:11
「だから一緒に、なんだよ」唇を尖らせて
13:58:41
「んー…とね、」ちょっと言いづらそうに 「色々覚えて、"女の子"にまだ戻れそうなところ」
リコリス
13:59:18
「……ふふ、そうやって困る顔を見せてくれるなら、どんどんやってしまいそう」
13:59:35
「……ふぅん。”女の子”って、何?」
レイフェル
14:01:15
「……」話す必要がないところまで話しちゃったな、と思いつつ 切り出したからには、と 「……少なくとも、剣だけ振るって喜んで居るような子じゃないよね」あはは、と
リコリス
14:02:23
「そうね。人を虐げるのも好き、気持ちいい事をするのも好き、薬も好き」
14:02:39
「あなたは、剣を振るう事にしか、悦びを見出せないの?」
レイフェル
14:05:02
「いや、それだけじゃないとは思うけど……」眉根を寄せて考えて 力なく笑う 「…最後に残ったのって"それ"なんだよね」
リコリス
14:06:47
「よくわからないわ。あなたの手元には、それだけじゃないじゃない」
14:08:46
「”残った”ものじゃなくて、優先したいもの。そう言った方が、適切だと思うけれど」
レイフェル
14:09:52
「ちょっと悪い癖が出たみたい」昔からある、考え方の癖 「うん、それが正しい…ね」
リコリス
14:10:29
「で、」
14:10:58
ベッドの上について、端へと移動して座り直し、近くの椅子に座るレイフェルへと顔を寄せた。 「”女の子”って、何?」
レイフェル
14:11:31
どうにも綺麗な子とか可愛い子見るとそういうところ刺激されていけない 「ちょ…」体を引いて
リコリス
14:12:33
「剣を振るう事、それを極める事を第一としている子は、”女の子”じゃないの?」
レイフェル
14:14:26
「……」目を逸らして 「……"女の子のすることじゃないからやめなさい"、が口癖だったから」思わず口に出て
14:15:25
「……ああもう、これ、誰にも言うつもりなかったのに…」
リコリス
14:15:31
「……誰の?」 目を逸らした顔へと、さらにずい、と顔を近付けて。その顎を掴んだ。
レイフェル
14:15:46
「な…ちょ…」
リコリス
14:16:33
「両親? 友人? あなたをそんな言葉で閉じ込めたのは誰?」
レイフェル
14:17:13
「……それは、言わないでおく」瞳に、好奇心以外のものを感じて
リコリス
14:18:11
「そう……。良いわ、言わなくても。必要なら、探し出して殺すから」
レイフェル
14:19:47
「……必要ないよ‥」やんわりと、リコリスを押して
リコリス
14:20:20
「……そう。あなたがしないでというなら、殺しはしないけれど」
14:20:44
顎から手を離して、す、と身を引いて。
14:21:18
「私にとって、あなたは可愛くて、素敵な女の子よ」
レイフェル
14:22:14
「……」頬が赤くなって 「そう言う事…言われなれてないから」恥ずかしい、と
14:22:52
「ただ、あれだね。リコリスに言われると、自信、つくね」恥ずかしさを消すように笑って
リコリス
14:23:00
「そういうところ。とっても女の子らしいわ。私には、無い所」
14:23:44
「きっと、本心から言っているからよ」
レイフェル
14:25:17
「本心…」
リコリス
14:25:53
「私は嘘つきではあるけれど、自分の命は大事にしているわ」
14:26:48
「自分の考え、やり方、心には嘘はつけないの」
14:27:31
「言葉で分からないなら、他の方法で分からせてあげる。あなたが、自分は可愛い女の子だって理解出来るまで、ずぅっと……しつこく、ね」
レイフェル
14:28:21
「……」ちょっと背筋が寒い
リコリス
14:28:59
「……ふふ、”他の方法”が嫌なら、言葉だけでそう思えるように頑張って?」
レイフェル
14:29:06
「ただ、うん」
14:29:43
「その心の正直さを、いい方向に持っていければ」
14:30:53
「……他の方法はちょっと遠慮しておく」うん
14:31:58
「リコリスと向き合うことは変わりないけど、」
14:32:29
「あなたが大事なこともね」邪険に扱うわけじゃないんだよ、と
リコリス
14:33:10
「……はぐらかすのはよくないわ?」
14:33:36
「いいわ。あなたが、私をそういう方向に変えるつもりなら」
14:33:50
「私も、あなたの考えを変えてあげる」
レイフェル
14:35:40
「……り、リコリス?」
リコリス
14:37:41
「あなたは、私の考え方を”いい方向”に導く。私は、あなたが自分を”女の子”だと思えるように、変える」
14:38:18
「ふふ、第三回戦は、そういう方向で行きましょう」
レイフェル
14:39:30
「……」困った すっごい困った 「うーわー‥」これ勝ち負けあるのかなぁ…
リコリス
14:40:10
「……あら、嫌なら私の不戦勝でもいいのよ?」
レイフェル
14:40:16
「……負けないよ」
14:40:40
"いい方向"に導くチャンスでもある訳で
14:41:01
「…うん、頑張る」 訳で… 耳がへたれる
リコリス
14:41:22
「……うふふ、やっぱりあなた、可愛い女の子だわ」
レイフェル
14:41:56
「……後は、さっきの話に戻るけれど」
リコリス
14:42:04
「食べちゃいたいくらい、今すぐ……」 自分の唇に指を当てて、嫣然とした薄い笑みを浮かべて。
14:42:08
「……?」
レイフェル
14:42:34
話題をずらして 「剣を覚えるの……って…得意?」 食べちゃいたい、に言葉が途切れつつ
リコリス
14:43:06
「大丈夫。まだ食べないわ、あなたは」
14:43:20
「剣は……そうね。不得意では、ないわ」
レイフェル
14:43:28
まだって言った… 「…今度、時間があったら」
14:43:58
「あたしの"剣"を貴方に渡すわ」
14:44:32
「仕事中、それ使っていれば…剣筋から貴方の素性が広がること、減るでしょ」
リコリス
14:45:20
「……確かに、”鋏”としての剣は、あなたたちに見せてしまったしね」
14:45:27
「うん。いいわ。教えて? あなたの剣」
レイフェル
14:46:18
「うん。だからまた来て」
リコリス
14:46:55
「うん? うん」
レイフェル
14:47:02
「あたしの部屋、好きに使ってもいいから」
リコリス
14:47:29
「……いいの?」 とかいいつつ、すでにベッドの上に再び身体を横たえる姿勢に入っていたけど。
レイフェル
14:47:51
「今度は忍び込むんじゃなくて何か分かるようにしておいて欲しいけどね…」少し笑って
リコリス
14:48:16
「ドアノブに毒を仕込んでおけばいいかしら」
レイフェル
14:48:17
「帰る場所があれば、戻ってきやすいかなって」
14:48:30
「それはやめて」人死が出る
リコリス
14:49:00
「冗談よ」
14:49:22
「言質は取ったから、これからは好きに使わせてもらうわ」
レイフェル
14:49:50
「はいはい・・・何もない部屋だけどね」
リコリス
14:50:01
「……ふふ、定宿ができちゃった」
14:50:20
「いいわ。あなたがいれば、そこはあなたの部屋だから」
14:50:46
そう言って、ベッドの上に転がると、シーツを被って身体を丸めた。 「……いい匂い」
レイフェル
14:51:42
「……」嗅がれるのはちょっと抵抗が‥とは思いつつ
リコリス
14:52:40
「……ええ、これなら、少しは落ち着いて寝られそう」
14:52:45
「……おやすみなさい」
14:53:09
そのまま目を閉じて、やがてまた先程と同じように、小さな寝息を立て始めた。
レイフェル
14:53:15
「…それなら、良かったよ」目を細めて笑って 「……おやすみ」
14:53:39
ランタンの灯りを消して
14:53:55
戸締まりを確認 ベッドに一緒に入るか悩んで
14:54:08
椅子に座って仕事で使う毛布を被って
14:54:16
目を閉じる
14:57:08
 
14:57:09
 
14:58:16
レイフェルが目をさます頃には、リコリスの姿は消えていた 窓が開いており、シーツの使用痕と彼女の香りだけが部屋には残っていた
14:59:17
次に会うことを楽しみ半分恐ろしさ半分で 剣狼は今日も細々とした仕事に向かうのだった
14:59:33
というところで
14:59:36
お疲れ様でした
 
14:59:41
お疲れ様でした。
14:59:46
自由に出入りする権利を得たわ。
14:59:54
色々言質を与えてしまった
 
15:00:29
いつか女の子にしてやるわ……
15:00:32
お付き合い感謝よ
15:00:39
お付き合いありがとうございましたー
 
15:00:44
( ˘ω˘)
SYSTEM
15:00:47
 様が退室しました。
15:00:49
絶対に更生させる・・・
SYSTEM
15:00:52
様が退室しました。
発言統計
その他(NPC)154回84.2%4328文字85.6%
 18回9.8%554文字11.0%
11回6.0%174文字3.4%
合計183回5056文字