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20190626Y_0
- 2019/06/26◥
- SYSTEM◥
- 21:04:00
- 様が入室しました。
- SYSTEM◥
- 21:04:56
- 様が入室しました。
- ◥
- 21:05:05
- はい。
- ◥
- 21:05:08
- 実はつきみちゃんとCCやるの
- 21:05:10
- はじめてなの
- 21:05:13
- しってた???
- ◥
- 21:05:15
- ライカ殿!?
- ◥
- 21:05:20
- あ
- 21:05:24
- ライカ殿!?
- 21:05:27
- まあ、サシでね
- 21:05:29
- ><
- ◥
- 21:05:33
- そうかも
- 21:05:37
- じゃあふわっと描写します
- ◥
- 21:05:41
- ハイ
- ◥
- 21:06:14
- 呼び出しの伝言を店主経由で渡すけど、来なかったりはしないよな…?
- ◥
- 21:06:50
- さすがにいく
- ◥
- 21:07:03
- じゃあいこう
- 21:07:15
- よろしくおねがいしまーす
- ◥
- 21:07:36
- オネガイシマス
- ◥
- 21:07:38
-
- 21:07:39
-
- 21:07:57
- 星の標を訪れたルシウスに、ある日呼び出しの伝言が届く。
- 21:08:05
- 「少し会って話がしてみたい」
- 21:08:28
- 魔剣ランクのクリスティナからの伝言だった。
- 21:08:41
- ルシウスは、指定された時間――良く依頼の話を聞くあの部屋へと訪れたのだった……
- 21:08:44
-
- TOPIC◥
- 21:09:02
- 【星の標】個室 -昼下がり- by
- ルシウス◥
- 21:09:42
- 「………」顔色は悪い。何せ魔剣からの呼び出しだ。ロクな活躍の一つや二つくらいしていたら、心は晴れやかだっただろう。良い意味での呼び出しだったかもしれない。
- 21:09:59
- が、当然。彼には前科がある。ありすぎるほどある。それに魔剣ということが気にかかる。
- ◥
- 21:10:09
- 部屋には、普段着――しゃれ込んだミニスカとワイシャツ姿のクリスティナが待っていた
- クリスティナ◥
- 21:10:49
- 「おっと――そなたがルシウスか? よく来たな。突然の呼び出しに驚いたろう」 と、苦笑しながらルシウスを出迎える
- ルシウス◥
- 21:11:11
- 星の標で特に名をあげている魔剣といえば、この呼び出しの文を渡したクリスティナ。剣狼と称されるレイフェル。少し変わった学者肌とされるユーフォルビア。そして、先日会った夜叉姫だ。
- 21:11:57
- 「すみません、失礼します……どういう経緯で私が呼び出されたかは不明ですが……」不明なわけではないのだが。敬語と、深々と頭を下げておこう。
- クリスティナ◥
- 21:12:29
- 「あまり、目上のランクが下の者を呼び出すのはどうかとも考えたのだが……その為に宿へやり込むのも少々頭が悪いと思うだろう?」 と、笑いながら椅子を示して促す
- 21:12:41
- やり込む? 張り込む、
- ルシウス◥
- 21:12:58
- 「はじめまして。大剣のルシウスと申します。“堅楼”クリスティナさんの噂はかねがね」
- 21:13:15
- 「それはそうですね。仰る通りで」と、座席を促され
- クリスティナ◥
- 21:13:37
- 「あまり警戒するな、というのも無理な話――っと。失礼だったな。私がクリスティナだ、君を呼び出した張本人でもある」 ルシウスの元にコーヒーを置いて、自分も向かいに座ろう
- ルシウス◥
- 21:14:00
- 「失礼します」と、頭をもう一度下げ、座席に座った。175cmの見た感じは普通の青年だ。
- 21:14:23
- 「これは……ありがとうございます」コーヒーを受け取りましょう。
- クリスティナ◥
- 21:14:47
- 「少しでも縁があればよかったのだが、全くなかったからな。こういう形になったことは謝ろう」 そんな風に言う彼女は、怒りや憤りは無く、穏やかな様子で伝える
- ルシウス◥
- 21:15:09
- 「いえいえ、そんな。そちらが謝ってもらうことなど!」と、慌てて
- クリスティナ◥
- 21:15:49
- 「謝る事なんだ。不躾に過ぎると――ま、だから気にせずいつも通りに話してくれたりい」 と手をヒラヒラさせてルシウスに落ち着くように示した
- ルシウス◥
- 21:15:58
- 「こちらこそ、実際の貴方に会えて光栄です。すみません、こんな辛気臭い様子で……」ふぅ、と、息を吐き。現実に戻るように、首を振る
- クリスティナ◥
- 21:16:36
- 「その辛気臭い様子に関わりがあるかは分からんが……ぐだぐだと迂遠に話さずスパッと行かせてもらおうか」
- ルシウス◥
- 21:16:52
- 「ありがとうございます」と、いくらかは平静になったようで。口調は丁寧語のままだが。
- クリスティナ◥
- 21:17:17
- 「そなたの名を聞いたのは、実はミカサからでな。まさかミカサを良く知らぬとは言わぬであろう?」 ずず、とコーヒーを啜りながら問いかけた
- ルシウス◥
- 21:17:56
- 「……」来たか、とある程度予想はしていたのだろう。魔剣同士だ。交流があっても何も不思議ではない。
- 21:18:27
- 「はい。何度か、依頼をご一緒させてもらってます。彼女には助けられています」
- クリスティナ◥
- 21:18:32
- 「あ奴とは親しい間柄で――どうにも様子がおかしくてな。まあ、何があったのかと触りは聞いたよ」
- ルシウス◥
- 21:19:28
- 「なるほど……そうでしたか。それなら僕の悪評は、そちらもおおよそ察しているということですね……」
- 21:19:47
- 存じている
- クリスティナ◥
- 21:20:10
- 「悪評? なんだ、そなた悪評が立つ有様なのか? ――悪いが、ミカサから聞いた話しか知らんよ。悪く言えば噂に疎くてな」
- ルシウス◥
- 21:21:01
- 「いえ、大剣を維持できる程度にはここには貢献はしていると思いますが……。何といえばいいのか……」
- クリスティナ◥
- 21:21:40
- 「ふむ……その話は聞いていいものなら聞くが、説明にも困っていそうだな」
- ルシウス◥
- 21:21:42
- 「彼女からの評価は散々だろう事は、流石に察しが悪い僕でも分かりますので」否定はしない
- クリスティナ◥
- 21:23:04
- 「クック……そうか。暫く、なのか、もうずっとのつもりなのか。そなたの顔も見ぬ、といわんばかりの勢いであったのは確かだ」
- ルシウス◥
- 21:23:25
- 「……そもそもの話なのですが。僕がここに呼び出された経緯も良く分かっておらず。先ほどの言葉から推察するに、ミカサ……さんから、話を聞いて。それで、実際の僕と話してみようと、クリスティナさんが思って呼び出したように感じますが」
- 21:23:58
- 「……そうでしょうね。実際、そうなってしまったのを否定する材料は僕にはありませんから」
- クリスティナ◥
- 21:24:14
- 「ああ、まあそういう面もあるし――ミカサがあの様子では、あ奴が不義理をしかねん様子であったからな」
- ルシウス◥
- 21:24:56
- 「不義理?」その言葉には反応しよう。
- クリスティナ◥
- 21:25:30
- 「詳しくは聞いておらぬが、そなたの事を任せるとあ奴は頼まれたのであろう?」
- ルシウス◥
- 21:26:32
- 「……ちょっとまってください。話が繋がらない」と、本気で困惑した顔をして。思い返せば
- 21:26:46
- 「──ああ、あの時か」魔域での夜のことを思い出し
- クリスティナ◥
- 21:27:19
- 「……心当たりはあるか? なればよかった、食い違いがあっては話も拗れる」 ん?と首を傾げていたが、ふぅ、と安どのため息をつく
- 21:28:03
- 「ま、それでだ。話を聞いておれば、少なくとも当面そなたの顔も見とうないというような有様――それはちょいといかんだろうとな」
- ルシウス◥
- 21:29:08
- 「なるほど。兄の言ったことをそこまで重く捉えていたのか……」と、ようやく気付いたようで。再び視線をクリスに戻す。
- 21:29:58
- 「それでそちらから僕にお声がけ頂いたというわけですか。なるほど、理解しました」
- クリスティナ◥
- 21:30:21
- 「ミカサは、なあ……良き友で、得難い戦友であるが、そういうところについては、癖が強くていかん」 苦笑しながら、また珈琲を一口
- 21:32:11
- 「とりあえず理解してもらえて何よりだ。しかし、だな。ミカサが、かなり、を通り越してブチ切れていたようなのだが、その辺は理解しているか?」
- ルシウス◥
- 21:32:58
- 「彼女が激昂していたのは理解しています。勿論、それは僕自身の弱さに起因することも……当然理解しています」
- クリスティナ◥
- 21:33:35
- 「そこだ。やはり色々と拗れているな……」 ルシウスの語り口に、頷き、ため息を漏らす
- ルシウス◥
- 21:34:02
- 「彼女の理想には志が高く。そして強いもの。彼女を言葉を借りるのであれば、益荒男でしょうか。が理想にあるのは流石に知って──」と、こじれているなの言葉に
- クリスティナ◥
- 21:34:48
- 「違うのだ。ああいや、理想はなんというか違わないのだが――置いといて、だな」 ううむ。困ったように唸る。
- 21:35:39
- 「端的に聞こう。そなた、どう在りたい?」
- ルシウス◥
- 21:35:52
- 「申し訳ございません。僕らの問題にそう、悩んでいただいて……」慇懃無礼でなく、これは本当に申し訳なさそうに。
- 21:36:15
- 「僕ですか……それは、どういう意味で答えればいいのか……」
- 21:36:43
- 「冒険者を続ける理由なら話せますが──」ミカサに関連されると、おそらく閉口してしまうだろう。
- クリスティナ◥
- 21:36:49
- 「ミカサの言う益荒男であったか。ああいう男になりたい――そういうわけではないのか?」
- ルシウス◥
- 21:37:39
- 「それは……正直、口が裂けてもいえませんね。今は……」首を振って
- 21:38:13
- 「剣術には多少自信はありますが……精神が未熟。それに根性も据わっていない。これを根本から叩き直すには相当に時間がかかると思いますので」
- 21:38:14
- 「ただ」
- 21:39:17
- 「僕も色々な魔域を見てきました。そこで何千年と足掻き続ける聖女。祈り子たちを守り続けた竜神。そして最後まで足掻いた兄の姿……」そして、と、現在のジャンヌのあり様を言おうとしたが、口で説明できるものではないので、止める
- クリスティナ◥
- 21:39:49
- 「ふむ……」 少し目を閉じ、言葉を聞いて
- ルシウス◥
- 21:39:59
- 「……少なくともそれを見てきた自分としては、例え、弱くとも、少しでも前に進めるように足掻き続ける必要があるかと思っています」
- 21:40:34
- 「僕の村は魔神に滅ぼされました。だから、帰る場所などありません。けれども、このギルドで、仲間ができたのは事実ですから」
- 21:40:51
- 「今は彼たちを裏切らないように、少しでも努力したい……と思っています」
- クリスティナ◥
- 21:40:57
- 「ミカサとは相性の悪そうな男だなそなたは……」 ルシウスの言葉は否定しないものの、苦笑の色を強めて、わかったと頷く
- ルシウス◥
- 21:41:26
- 「はは……そうでしょうね。僕も、そんな気がしてきます……最近」
- 21:41:52
- 「僕が悪いんでしょうけど……どうも、言葉が通じないし。彼女のいうことが理解できて……ないんでしょうね」頭を抱えて
- クリスティナ◥
- 21:42:07
- 「まあ、その点はそなたも悪そうだが、ミカサも悪い」
- 21:42:44
- 「私から見れば両成敗もいいところよ。剣の鞘に槍でも収めるような有様だな」
- ルシウス◥
- 21:43:01
- 「冷静ですね……もっと叱責を食らうと思っていましたが……」自分が悪いと言われるのは承知の上だったが、その言葉に意外な様子を見せ
- 21:43:15
- 「ああ、なるほど。分かりやすい」剣の鞘に槍
- クリスティナ◥
- 21:43:55
- 「ん? ああ――この件について私は実のところ、心情的にはそなた寄りだぞ?」 何を言っているんだ、と面白そうな表情を浮かべてルシウスに視線を向けた
- ルシウス◥
- 21:44:36
- 「──ッ」と、目を丸くする。
- クリスティナ◥
- 21:44:39
- 「あの暴れ馬みたいな娘相手に、まあ良く持ったなとも思わんでもない」
- ルシウス◥
- 21:45:26
- 「暴れ馬とは中々……」と戦闘スタイルを思い出すが……いや、暴れ馬だ。納得してしまった。
- クリスティナ◥
- 21:45:46
- 「ミカサにも言っていた。ルシウスに失望するのも、弱いと断じるのも、あまりに早すぎる。私に免じて少しは手加減してやれとな」
- ルシウス◥
- 21:46:52
- 「そこまで手が回っていましたか……まあ、勿論……あの話を聞いているのならば、最後の僕のみっともない姿もご承知おきだとは思いますが……」
- 21:47:07
- 「申し訳ありません。ご配慮感謝いたします」と、素直に頭を下げておこう
- クリスティナ◥
- 21:48:01
- 「いやあ……多分そなた、あの娘に全力でブン殴られたのであろう? その体で」 みっともないっていうのか。敏捷性のほうが高そうな体格を見て、思わず笑ってしまう
- ルシウス◥
- 21:49:01
- 「ははは……以前にも友人に殴られましてね……。一発くらいなら殴られても仕方ないと思って……避けずに。はい」
- クリスティナ◥
- 21:49:15
- 「それに――弱いか、強いか。そういう問題でキレられているわけでもないのだ。実のところ」
- ルシウス◥
- 21:49:57
- 「素手でもあそこまで痛いとは思いませんでしたが……その後、僕が動揺して……命乞いか……あれはよく考えると。流石にあれは……うん」みっともなかったの思いつつ。クリスのおかげで冷静さは取り戻しつつあるようだ。
- 21:50:29
- 「どういうことです……と、僕が聞いていいかどうか分かりませんが」クリスに促そう
- クリスティナ◥
- 21:50:48
- 「聞いていけないのであれば、私はここにおらんよ」 呵々、と笑って
- ルシウス◥
- 21:51:45
- 「すごいな……噂に違わずの度量だ……」クリスティナの評判については良いものしか聞かないが、先ほどからの会話もあり、心から納得してしまう。
- クリスティナ◥
- 21:52:08
- 「単に、ありゃ"かけてやった恩も忘れやがって"、みたいなとこだろう。いや、ミカサの心情は私も読み取りにくくて、当たってるか知らぬが」
- ルシウス◥
- 21:52:39
- 「──」と、思い返し
- 21:53:13
- 「胸が痛い……思い当たることが多すぎる」頭を抱えて
- クリスティナ◥
- 21:53:44
- 「そなたの迂遠で控えめな言い回しは、ミカサには逆鱗を撫でまわしながら挑発的に煽っているようなものだぞ?」 と、頭を抱えるルシウスを面白がりながら続けて言う
- ルシウス◥
- 21:54:33
- 「な、なるほど……あ、ああ……いや」
- 21:54:47
- 「確かに……」鋭すぎる……何という観察眼だ
- クリスティナ◥
- 21:54:53
- 「私なら『これから生まれ変わって見せる。だから、俺の事を見ていてくれ。後悔させたりしない』――とかか? こう言ってやった方が、ミカサには響くであろう」
- ルシウス◥
- 21:55:42
- 「おお……」素直に感心してしまった。
- クリスティナ◥
- 21:55:48
- 「不言実行よりは有言実行、明瞭会計が良いチョイスか」
- 21:57:55
- 「と、まあ――知った顔で言っているが、当たるか外れるかは私も知らんぞ? 私も女だが、あの娘とはそういう感性はちょいと違うからな」
- ルシウス◥
- 21:58:12
- 「確かによく考えれば……というか、よく考えなくても、彼女の様子を見れば……そうかもしれませんね」
- 21:58:56
- 「いえ、新しい視点が得られただけでも……その。こういういざこざを誰かに相談する機会は少なくて……友人に1回くらいか……」
- クリスティナ◥
- 21:59:22
- 「うむ。それよ」 ぴっ、と失礼ながらルシウスに指をさして頷く
- ルシウス◥
- 21:59:24
- 「あの時はさっさとミカサに謝ってこい、とケツ叩かれましたがね。僕もそのつもりだったので……必死こいて探しましたが」
- 21:59:36
- 「は、はい」と、指さされて
- クリスティナ◥
- 22:00:09
- 「そなた、剣も棒振り、人付き合いは体当たり、金勘定はザル経理で生活してはおらんか?」
- ルシウス◥
- 22:00:46
- 「うぐっ……」言い返せない
- 22:01:04
- 「いやいや、剣術だけは理論書とかも含めて──」
- クリスティナ◥
- 22:01:09
- 「ミカサがついておったようだが――そんなところは、正直全く教われんかったであろう」
- ルシウス◥
- 22:01:24
- 「いえ、棒振りかもしれないですね……」
- クリスティナ◥
- 22:01:24
- 「そういうところだぞ?」 何となくあきれた様子で >理論書
- ルシウス◥
- 22:02:13
- 「クリスティナさん……本当に会うのは初めてですか。剣については……まあ、何ともですが。人付き合いは体当たり。金勘定はザル……」
- 22:02:25
- 「言い返す言葉がありませんね……」観念したように
- クリスティナ◥
- 22:02:36
- 「クックック……だから、な。そういう困った時の頼る埼――"先達"に、私がなってやろうと提案しに来てやったのだ」
- 22:02:43
- 頼る先、だ。
- 22:03:19
- 「なあに。ミカサの言い様と大体の対話内容を聞いてりゃ分かるわ」 >初めて会うのか?
- ルシウス◥
- 22:03:27
- 「え」と、予想外過ぎる展開に口を開いて
- 22:03:42
- 「す、凄すぎないか……それ」
- クリスティナ◥
- 22:03:59
- 「ミカサなんて鬼教師どころか鬼でしかなかろう。単身魔域に突っ込むようなものぞ」
- ルシウス◥
- 22:04:54
- 「──」唸るが言い返せない。いや、それでも優しくしてもらっていた方だとは思うが>ミカサ
- クリスティナ◥
- 22:05:38
- 「まあ……話を聞いて、"これは絶対に困ってるな"と思ってな。名を聞き出してそなたを呼び出したのが事の経緯だ」
- ルシウス◥
- 22:06:00
- 「その洞察力恐れ入りますが……その通りです」
- 22:06:32
- 「謝罪は必要だとは勿論思っていたんですが……、火に油を注ぐような気がして……」
- クリスティナ◥
- 22:06:41
- 「クックック……私も、知ったからには黙っておれんタチでな。無粋な呼び立ては容赦せよ」
- 22:07:22
- 「"何を"謝るか次第――か? 私も聞いた話、見た事柄は片手で余るからな」
- ルシウス◥
- 22:08:05
- 「むしろ僕が何か示せるまで謝らない方がいいのか。それとも、彼女とは接触しない方がいいのか……ということをクリスティナさんに会うまでは考えていました」
- クリスティナ◥
- 22:08:40
- 「うむ。そんなの自分で考えろというのがミカサの言いそうなことだが……そうだな」 うーむ、と腕を組み
- ルシウス◥
- 22:08:56
- 「ただ、問題は全然別にありそうですね。いや、僕自身に原因があることには変わらないですが」
- クリスティナ◥
- 22:09:21
- 「先ず、そうだな。もう一度聞くが、ミカサと縁を切りとうはないのだろう?」
- ルシウス◥
- 22:10:39
- 「彼女がどう思うかは別として……。そうですね。実は、初仕事を一緒にしたのは彼女なんです。それに、色々お世話になっているし。少なくとも」
- 22:11:19
- 「僕の記憶喪失を直してくれて。それに、魔域でも迷惑をかけてしまった。可能であれば、きちんと共に戦える仲間として。横に立ちたいとは思っています」
- 22:11:38
- 「──大分今は離されてしまいましたけどね…」(かたや魔剣。かたや大剣だ)
- クリスティナ◥
- 22:12:26
- 「なら、そうだな。先ずは会うべきであろう。今、そなたとミカサの"縁"は切れているようなものだ」
- ルシウス◥
- 22:13:00
- 「おっしゃる通りだと思います」縁が切れている
- クリスティナ◥
- 22:13:18
- 「それで……謝罪、いや……謝罪か? ううむ」
- ルシウス◥
- 22:13:46
- 「ただ僕が示せるものがないのも事実なんですがね。彼女に」
- 22:14:28
- 唸るクリスティナを見て
- クリスティナ◥
- 22:14:34
- 「示すべきは何と考えているのだ、そなたは。剣やら心やら、そんなもんのよくわからん強さではあるまいな?」
- ルシウス◥
- 22:16:55
- 「そのよく分からないものしかないと思っていましたね……」隠し事はできないだろう。見透かされたことを答える。
- 22:16:58
- 「……」
- 22:17:09
- 「そりゃ、答えでませんね」自分の矛盾に気づき
- クリスティナ◥
- 22:17:28
- 「……そりゃそうだろうなあ」 深くため息を吐き、それから笑う
- 22:18:45
- 「それに、そなた弱いからブン殴られてるわけでもないからの?」
- ルシウス◥
- 22:19:15
- 「ああ……なるほど。そりゃ上手くいかないわけだ」今まで誰かに理想を話すときは形ないものばかり追いかけてきたかもしれない
- クリスティナ◥
- 22:19:42
- 「多分、そなたの"兄"とやらも、ミカサと長い付き合いしておったら『なんかちがうな』とか言われ出して居ったような気がしてきたわ」 ルシウスを見ていると
- ルシウス◥
- 22:21:10
- 「まあ兄……。いえ。兄さんも。人間ですからね」苦笑いして
- クリスティナ◥
- 22:22:00
- 「全くだ……」 こちらも、苦笑しながら
- 22:23:02
- 「……まあ、何だろうな。あ奴の正解は私には分からんが……」
- ルシウス◥
- 22:23:27
- クリスティナの話を聞こう。目を向けて
- クリスティナ◥
- 22:24:15
- 「そなたがすべきことなら示してやれる。――先ずは、はっきり物を申せ」 笑いながら言った
- 22:25:11
- 「高い目標、明確でない目的地を目指して進むものだから、そなたの物言いもふわふわとよくわからんものになっておるのだ」
- ルシウス◥
- 22:26:09
- 「なるほど──。確かにそんな曖昧な形で志を言えば」
- 22:26:22
- 「なんというか、虚無で空虚になりますね…」
- クリスティナ◥
- 22:26:37
- 「例えば――そうだな。馬鹿にするなとは言うなよ? そなた、ゴブリンなら独りで斬り刻んで倒せるか?」
- ルシウス◥
- 22:28:54
- 「それはさすがにいけますね」と、クリスティナの物言いには特に不快な感情を見せない。何かしら意図がある質問だと思い、次を待つ
- クリスティナ◥
- 22:29:14
- 「では――"自分自身は"?」
- ルシウス◥
- 22:30:14
- 「”自分自身”ですか」……その言葉の意味を考え
- 22:30:55
- 「必要であれば斬ります。斬ることには躊躇いはありませんから……ただ、それは言葉通りの意味ではなさそうですね」
- 22:31:02
- 「己に勝て。ということですか?」
- クリスティナ◥
- 22:31:35
- 「いや。私が予想していた回答とはちいと違ったが――まあ同じことだな」 と笑い
- 22:32:25
- 「"必要なら"とか、"ためらいはない"とかな。やるべきことをやる――というスタンスがきっと気に障っておると思うぞ」
- 22:32:49
- 「"倒す"。で、良くはないか?」 のう?
- ルシウス◥
- 22:32:58
- 「──」
- 22:33:17
- 「ああ、そうか……」と、手を握り
- 22:34:12
- 「確かに僕は考えすぎていたのかもしれません。そうか、あながち……狂っていた時も戦いの時は真理をついていたのか……」
- クリスティナ◥
- 22:34:43
- 「ああ。だからな……ミカサに次会ったなら、率直に言うといい」
- 22:37:34
- 「そなたの心情までは分らん故、そこは自分の考えで語って貰わねばならんがな」
- ルシウス◥
- 22:38:27
- 「──正直自信はありませんけれどもね……何せ彼女相手に対しては、僕、全敗ですから」
- クリスティナ◥
- 22:38:58
- 「まあ金棒と槍抱えた鬼に丸裸で喧嘩売ればそうもなろうよ」
- ルシウス◥
- 22:39:01
- 「ただ、飾りなく言えるのであれば”昔の自分は超えてみせる”くらいでしょうか……それ以上は何とも」
- 22:39:24
- 「いや、超える。の方がいいか。とにかくこれ以上考えると、また失敗してしまいそうな……気がする」
- クリスティナ◥
- 22:39:54
- 「しきりにそなた、ミカサに目標を伝えようとしているがそれはどうしてかの?」
- ルシウス◥
- 22:40:20
- 「──」と、少し考え
- 22:41:05
- 「なぜだろう。言われてはじめて気づきましたね……」
- 22:41:22
- 「そうか。これが間違いか」
- クリスティナ◥
- 22:42:11
- 「兄を尊敬し敬愛している女に、自分を見てもらいたいから――か?」
- ルシウス◥
- 22:44:01
- 「どうなんでしょう……自分でもまだはっきりと……ただ、貴女が仰る通りかもしれません。認めてもらいたいからか……」
- 22:44:19
- 「ああ……何で理由だ。女々しすぎる……」がんと、机を叩いて
- クリスティナ◥
- 22:45:46
- 「クックック……全く、ままならん男よな」
- ルシウス◥
- 22:45:56
- 「剣を取るということは戦いを楽しむか、あるいは誰かを守るためにあるものだろう。それが、誰かに認めてもらいたいからだって……ああ!」己の女々しさに自覚してしまったようだ。
- クリスティナ◥
- 22:46:33
- 「ただ、ルシウス。そなたのその感情も、まるきり捨てていいものではないぞ」
- ルシウス◥
- 22:46:47
- 「ど、どういうことですか?」
- クリスティナ◥
- 22:47:44
- 「誰だって、誰かには認められたいものだ。仲間が出来たと言うたでは無いか。隣に立つということは、"認められている"と同義だ」
- ルシウス◥
- 22:48:18
- 「あ……」
- クリスティナ◥
- 22:48:20
- 「それを恥ずべき感情だと吐き捨てるのは、人間を捨てるようなものだ。やめておけ」
- ルシウス◥
- 22:49:15
- 「確かにそうですね……信じていないならば……共に戦ってはくれませんか──」
- クリスティナ◥
- 22:50:26
- 「そういう気持ちに向き合うことを忘れすぎだな、そなたは」
- ルシウス◥
- 22:50:33
- 「あああああ……ッ!」ということは逆に考えればあれじゃないか。自分のことを認めてくれていたのに、あの時魔域で、自分がした行動というのは仲間を裏切る行為と同様じゃないか。仲間を信じれなかっただけではなく。自分は仲間の思いも全て裏切っていたということではないか。そりゃ……
- 22:51:06
- 「……ハッ、すみません……」と、感情がぶりかえしたのを
- 22:51:28
- 「……自分の未熟さが……。でも、はい。仰る通りですね」>クリス
- クリスティナ◥
- 22:51:41
- 「いや。……そういう悩みを抱えさせに来た悪い"先達"なのだ。謝ることは無い」 なんて、ニヤリと笑って見せる
- 22:52:47
- 「こんなこと、誰に聞くわけでもなく誰に頼れるものでもない。本当はあやつが拾ってやるべきなのだろうがなあ……」 ぎぃ……、と、背もたれに深く寄り掛かり、足を組み珈琲を飲み干した
- ルシウス◥
- 22:53:28
- 「そうなると、彼女だけでなく、僕がこれから心情とすべきことは。”共に戦ってる仲間と共に僕の全力を振るう”……みたいな感じですかね」
- 22:53:37
- 「そして、最後まで足掻いで見せる……」
- 22:53:45
- 「……恥ずかしいな。これ……」
- クリスティナ◥
- 22:54:25
- 「心情としては、な。だがそれは語るべきものではなく、胸に秘めて志すものだ」
- ルシウス◥
- 22:54:44
- 「は、ハイ……」もう言い返せなくなっている
- クリスティナ◥
- 22:56:29
- 「だからほれ。わざわざ伝えたいなら、もっとわかりやすくすればいい――認められるような男になる、とかな」
- 22:57:52
- 「大体において、"ミカサに"という話なんなら、ミカサに言え。誰とも知れぬ神か何かに捧げるように伝えるんじゃあないぞ馬鹿者め」 まったく、とこればかりはあきれた様子で笑みを浮かべ
- ルシウス◥
- 22:58:35
- 「さ。流石に、そこまで馬鹿なことはしませんが……!」
- クリスティナ◥
- 22:59:37
- 「よろしい。――胸のつかえ、幾らかは取れたか?」 不意に優しい笑みに変わって、ルシウスをまっすぐ見る
- ルシウス◥
- 22:59:54
- 「今までのことを考えると……その言葉を吐いたところで”たわけもの!”と、返されそうな………ああ、でもそれはそれで、男気が……」今までの経験がフラッシュバックしていたが
- 23:00:12
- 「はい、胸のつかえは取れました。その点に関しては間違いありません」
- クリスティナ◥
- 23:00:29
- 「おいおい……まだ追加が必要なようだな?」 そのコメントに少し身を乗り出し
- 23:01:07
- 「聞くまでもない事だが――その女に"寄り掛かりたい"のか、"並び立ちたい"のか、どっちだ?」
- ルシウス◥
- 23:01:34
- 「後者ですね……」
- クリスティナ◥
- 23:02:01
- 「あやつに"たわけ"と言われるなら、それはそなたがあ奴にへりくだるように、様子を伺うように言うからであろう」
- ルシウス◥
- 23:02:21
- 「……」
- クリスティナ◥
- 23:02:35
- 「毅然として、己の意思を示せ。何と言われようと曲げぬものを見せよ。――覚悟の支えに、他人を使うな」
- 23:03:41
- 「そうであれるなら……そなたは"男"だ」 立ち上がり、ルシウスの元へいって肩を叩く
- ルシウス◥
- 23:04:47
- 「確かに……僕は彼女の様子を伺っていたのかもしれない。いや、彼女のプライドが高いことは当然知っていたけれども……」
- 23:05:11
- 「共に並び立つのであれば、そんなこと関係ありませんね……。仲間を名乗るなら……それこそだ」
- クリスティナ◥
- 23:05:58
- 「ひとりで戦え、なんて言う気はない。心は支え合ったって良い。肩は並べ合ってこそだろう。しかし……そなたの決意は、そなただけのものだ。なあ?」
- ルシウス◥
- 23:06:11
- 「しかも同期だし……ああ。そうか、いつの間にか尊敬とかが、臆する気持ちに変わってたのか……」クリスに肩ポンされて。気づいたようにため息をついて
- 23:07:42
- 「分かりました。何か、一番初歩的で大切なことを忘れていたみたいです。僕は」
- クリスティナ◥
- 23:09:22
- 「そうだな。……そこの答え合わせまではせんぞ、流石にな」
- ルシウス◥
- 23:10:18
- 「大丈夫です。時間を取らせて申し訳ございませんでした。けれども、ありがとうございました」
- クリスティナ◥
- 23:10:49
- 「多少は折った骨に意味があったことを行動で示して見せよ。それが、私への何よりの報酬だ」
- 23:11:30
- 「ミカサの良き友は、私だけである必要は無い。しっかりやれよ、ルシウス」 肘で小突き
- ルシウス◥
- 23:12:21
- 「はは、最後の最後でプレッシャーかけてきますね……クリスティナさん。ただ、その通りですね。ここまでしてもらって何もできないのは……流石に悔しい」
- 23:12:33
- 「一つやってきますよ」
- クリスティナ◥
- 23:13:33
- 「うむ。失敗したり、困ったことがあれば頼るといい。そなたは自分で答えを出そうとするとどこか遠くへ旅立ってしまうようだからな」
- ルシウス◥
- 23:14:01
- 「後……」といおうとして、図星のことを言われた
- 23:14:33
- 「す、本気で鋭いですね……なぜ、僕が少し冒険者の休暇を貰って、ある場所に行こうとしていたことを……」
- クリスティナ◥
- 23:14:37
- 「そなたの考え、決して間違いではないのだ。"ひとらしさ"でしかない。だから、恥ずかしいと思うのではなく、どう立ち向かうかを共に考えようじゃないか」
- ルシウス◥
- 23:14:48
- 「千里眼でも持っているのですか……!?」
- クリスティナ◥
- 23:15:03
- 「なんだ物理的にどこか行く気だったのか!? ハハハ、馬鹿者、私が行っているのは心の話だ」 バシバシ背を叩き
- ルシウス◥
- 23:15:07
- 「……心強いです……クリスティナさん。いえ、先輩」
- 23:15:22
- 「いででででで!」と、背叩かれて
- クリスティナ◥
- 23:15:41
- 「まあ、本当に"強さ"に自信がなくなったら私が立ち会ってやろう。この"堅楼"no」
- 23:15:55
- 「まあ、本当に"強さ"に自信がなくなったら私が立ち会ってやろう。この"堅楼"の盾を抜けるとあらば自身もつくというものだ」
- 23:16:34
- 「単純な強さなら、他に負けぬ物を持っている。そこまで間違えていたら、何にも言えんぞ剣客よ」
- ルシウス◥
- 23:16:53
- 「なるほど──確かに、それは興味があります。1人の剣士として。"堅楼"の盾を抜けるかどうかか」うんと頷き
- 23:17:08
- 「ただ、その前に先輩と一度くらい任務ご一緒したいものですけどね」
- 23:17:34
- 「魔剣の先輩と、大剣の僕でかち合う任務があるかどうかはいささか不明ですが。その時はよろしくおねがいします」
- クリスティナ◥
- 23:17:40
- 「ハハハ、機会があればな。――うむ、少しは辛気臭い顔も血色がよくなったか」
- ルシウス◥
- 23:18:15
- 「ええ、ありがとうございます。流石に呼び出された徳は……緊張していましたけどね」
- 23:18:27
- 「なんというか、新兵になった気分ですよ。今は」
- クリスティナ◥
- 23:18:32
- 「馬鹿を言え。私が隣に居て、そなたの剣を腐らせるほど私は貧弱ではない。――私が居れば、そなたは万全だ。そうだろう?」
- 23:19:10
- 「ま、あ奴の相手までは面倒見ぬがな!」 ははは、と笑って
- ルシウス◥
- 23:19:24
- 「な、なるほどな──そういうところか」私が居ればという言葉に、深く納得する
- クリスティナ◥
- 23:19:59
- 「ではな。この部屋はしばらく借りている。気持ちを落ち着けたくば暫く珈琲でも味わってゆっくりするといい」
- ルシウス◥
- 23:20:29
- 「お心遣いありがとうございます。先輩」
- クリスティナ◥
- 23:20:42
- 「戦勝会を開くなら、酒は樽で用意しておくことだ」 背を叩き、頷くと、ニヤリと笑ってから部屋を出ていく
- ルシウス◥
- 23:21:21
- その様子を見送って、コーヒーを飲みつつ
- ◥
- 23:21:31
- バタン、というドアの音と後には、やたら静かな部屋になった
- ルシウス◥
- 23:21:53
- 「樽ね」と、呟き
- 23:22:32
- 「("堅楼"の盾クリスティナ……噂に違わぬ人物だったな)」と思いつつ、もうしばらく心を落ち着けてから
- 23:22:39
- 彼もこの部屋を出るのであった。
- ◥
- 23:22:45
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- 23:22:46
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- 23:22:51
- お疲れさまでした!
- ◥
- 23:22:59
- おつかれさまでしたぁ!!
- ◥
- 23:23:06
- いやあ、ありがとうございました
- ◥
- 23:23:07
- 言いたいことだけ言って帰って行った魔剣が居るらしい
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- 23:23:12
- 新人社員と上司じゃん
- 23:23:27
- 新兵を育成するクリスティナSSR
- 23:23:39
- でも、助かったよ。ありがとうございました!
- ◥
- 23:23:41
- うむ。ではここは解散だ
- 23:23:44
- おつかれさまでしたー
- ◥
- 23:23:49
- 撤収
- SYSTEM◥
- 23:23:53
- 様が退室しました。
- SYSTEM◥
- 23:23:53
- 様が退室しました。
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発言統計 |
その他(NPC) | 238回 | 86.2% | 10810文字 | 95.7% |
| 38回 | 13.8% | 491文字 | 4.3% |
合計 | 276回 | 11301文字 |