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20190705Y_0

2019/07/05
SYSTEM
21:25:19
 様が入室しました。
SYSTEM
21:25:42
様が入室しました。
 
21:25:43
こんばんは。貴方が落としたのは砂糖の塊ですか、塩の塊ですか、炭の塊ですか
21:26:25
(儀式なのだろうか……)砂糖でいいと思います!
 
21:26:35
承りました。
21:26:46
ちょっと描写いれますねー
21:27:16
 
21:27:17
 
21:27:18
 
TOPIC
21:27:31
星の標 某所 by  
 
21:27:51
星の標。数多くの冒険者が所属する宿の廊下を一人の少女が歩いていた。
21:28:55
眼鏡をかけ、長い金髪をゆるく三つ編みにしている、一見すると普通の街にどこにでもいそうな少女である。
21:29:46
先日、友人の指導により、その道のプロとまではいかないが…目立たない程度に変装する術を会得はできた。
21:30:33
少女は目当ての人物の部屋のドアの前に立つと、いつも通り丁寧にドアをノックした。
フューリアス
21:31:45
「はい、今開けるよ」ドアの向こうからそう声がして、少しの間をおいてドアが開く。部屋の主は白髪の青年であった。
マリヤ
21:32:33
「こんばんは」いつも通り、そこにいたのは柔らかく微笑んでいる少女である。
フューリアス
21:33:07
「こんばんは……さ、入って」想像通りの人物がいることにふっと微笑み、いつも通りに少女を部屋へと招き入れるのであった
マリヤ
21:33:28
「失礼いたします」といつも通り部屋の中に入る。
フューリアス
21:35:15
少女を招き入れ、念の為廊下を一瞥してから戸を閉める。「今日は眼鏡なんだね。伊達なのかな?」あの時よりは大人しい姿を見て目をますます細める
マリヤ
21:36:00
「はい、エナから指導を少々受けまして…彼女たちのような、専門…まではいきませんが、多少は、上達したかと」
21:36:46
無論、注意深く見られれば、わかるものではあるが、すれ違う程度ならば…ごまかせるレベルではある。
フューリアス
21:37:29
「そうか、斥候の技術と言うのはこんな所にも関係してくるのか」すごいな、と呟くと椅子を進める。ベッドに座るよう求めるのはすこし意地悪が過ぎるだろうなどと
マリヤ
21:39:09
ありがとうございます、と礼を述べて、椅子に座る。いつも通り、二人分の茶の用意をする。
21:39:58
「先日も外で会った時もしていたのですが…エナから、目立ちすぎると指摘を受けまして…」それで、やり方を…と話しながら、用意した茶のうちの1つをフューリアスへと渡した。
フューリアス
21:41:17
「はは……確かにあの服装だと可愛すぎて目立っちゃうかもね」毎日、と言う訳では無いがこうして二人で過ごすのもすっかり日常の光景である。ありがとうとお茶を受け取るとベッドに腰を下ろして
マリヤ
21:42:05
かわいい、と言われ、僅かに頬を染め、ごまかすように自分の茶をひと口飲んだ。
21:44:03
レナが選んでくれた服装はかわいらしいもので、彼女の衣服を選ぶセンスはとてもよいものではあるが……エナ曰く、それが逆に人の目を惹きつけてしまうものなのである
フューリアス
21:44:18
「エナ君とはどんな話を?」同様にお茶を一口飲みながら訊ねてみる。女性同士の会話、と言うのはあまり想像がつかない
マリヤ
21:47:09
「先ほど申し上げた変装の指導の件や…あとは、引っ越しの件を」
21:47:36
「あ、そういえば、レナとお茶をしたときに、練技の向上に興味を持っていたようですので、そのうち、フューリアスに、お声をかけるかもしれません」
フューリアス
21:47:59
「引越し?」意外な言葉が出てきて、思わずカップから顔を上げる
21:48:30
「ん? ああ、自分で良ければだけど、上手く教えたり出来るかな……」ぽりぽりと頬を掻いて
マリヤ
21:49:24
「はい、まだ店主とも相談している段階なのですが…宿には、これからも多くの新しい冒険者の方が所属もいたしますし、上位のランクの方々や、一部の方々は宿以外で生活をされているようですので…それにならおうかと」
フューリアス
21:51:18
「ああ、そうか。それもそうだね……そう言うのを考えたことが無かったから」私的な物は最低限、出来るだけ身軽にと言うのが今までの考え方であった
マリヤ
21:51:18
「レナはまじめな子ですし、吸収も速いですから…大丈夫だと思います。友人と交流を持ちながら教わったほうが…レナも落ち着いて学べるかと」
21:51:41
@子、じゃないな、真面目ですし、だな…。
フューリアス
21:52:16
「引越しか……俺もいつまでもここにいる訳にもいかないか……」ふむ、と腕を組んで
マリヤ
21:52:55
「あ、いえ、あくまでもそういった方もいらっしゃるというだけで…上位の方でも、こちらを拠点としている方もいらっしゃいますし…」
フューリアス
21:53:48
「そうだね、確かエレナも基本的な、よく使われる練技は習得していたから……」どんな方向性がいいだろうかとちらっと考えて
マリヤ
21:54:43
「エナも…遅くとも10年以内くらいには、とも言っていましたから」
フューリアス
21:54:53
「それはそうだけどね。ほら、外に借りたほうが君も人目を気にしなくていいかな、って」
21:55:12
「10年、かあ……長期計画だなぁエナ君」
マリヤ
21:56:23
さすがにシンと同居を考えている、とまでは言えなかった。個人的な感想を述べると、あの青年がそういった話を出したということは、既にできる限りの準備はしているのだろう、思う。
フューリアス
21:57:55
「自分も名剣の認可が出れば借りれるだろうけど……部屋の目星はついてるのかい?」
マリヤ
21:58:46
「確かに、ここですし、多くの方はいらっしゃいますが…いえ、まだ、部屋や物件は見つかっておらず…探しているところです」
21:59:19
@ここですと、だな
22:00:06
「名剣…とまではいかずとも、フューリアスの今までの実績を考えれば…物件は見つかるとは…」
フューリアス
22:00:13
「そっか、下見に行く時とか、付いて行ってもいいかな?」
マリヤ
22:00:38
「え、それは、問題ない、ですが…フューリアスも、一人暮らしをお考えで…?」
フューリアス
22:00:58
「いや、ほら、自分は『あれ』だからね」その辺りがボトルネックでなかなか昇級が出来ないというのもある
マリヤ
22:01:39
@めあめあ?
フューリアス
22:02:02
「後学の為……もあるけど。君が外に部屋を借りるとこうやって過ごすのも難しくなるんじゃないかなって。それなら」近い所に借りたほうがいいかなと
22:02:08
バーサーカー>あれ
マリヤ
22:02:16
@あぁ(遠い目
フューリアス
22:03:04
制御出来ていると言う自称、実際見方に刃を向けたことはない、と言っても今後もそれが続くとは限らない、と言うのがギルドの見解である。
マリヤ
22:03:37
「気遣っていただいてありがとうございます…。その点に関しては、大丈夫かと…ちょうど、神殿もここから近いので、そう遠くにはならない予定です、ただ」
フューリアス
22:04:21
「ただ?」
マリヤ
22:04:24
「今あいているのは、2人暮らし向けの物件や戸建てのようで…私も、時間がかかるかと」
22:05:03
「なので、すぐのお話ではないので…大丈夫です」こちらの都合でフューリアスにまで引っ越しをさせてしまうのは申し訳ない。
フューリアス
22:05:43
「二人暮らし向け……じゃあ一緒に住めば……」ぼそっ
マリヤ
22:06:01
「…?」
フューリアス
22:07:55
「いや、二人暮らし向けの物件ならいっそ一緒に住んでしまえばわざわざ部屋の行き来も無くなるしいい……かな……と……」考えながら思ったことを口にして、段々と凄いことが言っていることに気が付いて顔が赤くなる。
マリヤ
22:08:25
「……………」意図を理解して、同じように頬を染めた
フューリアス
22:09:41
「その、急ぐ話じゃなければ、そう言うのもありなのかな、って……実際そう言う人たちもいるから、って」
マリヤ
22:09:57
@しぐねっと…。
フューリアス
22:10:20
「ごめん、話を急ぎすぎているね」頭を下げる
マリヤ
22:10:47
「い、いえ!謝るお話ではないですし…それ、に…………・」
フューリアス
22:11:08
「う、うん」
マリヤ
22:11:37
恥ずかし気に、幾分か言うことを迷うそぶりを数瞬見せた後
22:12:27
「私も、その………こうして、貴方と一緒にいる時間が多くなるのは、嬉しいです、から………」最後の方は、声がかなり小さい。
フューリアス
22:14:24
「……!、そっか、うん、俺も君と一緒にもっと長く過ごせるなら凄く嬉しいよ」小さな、しかし確かに聞こえた言葉に大きく頷き
マリヤ
22:15:32
「あとは……その……先日の、灯台の依頼の時に、その……」彼からしたら、烏滸がましいと思うことであろうが。
フューリアス
22:16:37
「? うん」
マリヤ
22:16:50
「戦っている貴方の、帰る場所になれたらな、と……………」既に1度帰る場所を失っている人だ、その代わりにはなれないのも…烏滸がましいのは自分でもわかっている。
22:18:31
ああ、本当に…恋人が絡むと、エナも自分も…ただの少女であると思う。
フューリアス
22:19:14
「帰る、場所――ああ、そうか、俺の帰る場所」過去を懐かしむように、惜しむように窓の外に視線を投げ、すぐ目の前の少女へと戻す
22:21:17
「帰る場所、なんてのはもう俺には縁の無い物だと思ってたから……うん、嬉しい、いや、ありがたい……ちょっと違う……こう」
22:22:19
「こう、胸が温かくなる、と言うか……はは、上手く言えないな」そう言って少女の頬に手を伸ばす
マリヤ
22:22:35
目の前の少女は頬を染め、どこか困ったような焦ったような表情である。過去を思い出させてしまったと、差し出がましいことを口にしてしまった、と考えているのは、容易に想像がつくかもしれない。
22:23:54
伸ばされた手を拒むことはない。
フューリアス
22:26:01
「マリヤ、俺は君のところに帰ってきても、いいかな?」頬に触れ、視線を交わす。戸惑いや過去への罪の意識もあるが、そこから踏み出すことが出来ると仲間と愛しい人が教えてくれたから、そうたずねる。
マリヤ
22:26:52
その視線を受け止めて…微笑み、頷き。
22:26:54
「はい」
フューリアス
22:28:37
「ああ――マリヤ、ありがとう」最初に出たのは感嘆で、次いで出たのは感謝の言葉。少女の華奢な体を抱き寄せる
マリヤ
22:29:12
拒むことも恐れることもないので、そのまま収まるだろう。
フューリアス
22:30:11
しっかりと抱きしめ、帰るべき人の感触を確かめる。
マリヤ
22:32:35
同じように広い背に腕を…まわせるだけまわす。ここにいるのだと、彼に伝えるために。
フューリアス
22:32:51
「俺の、帰る筈だった場所は、あの人たちは」話すのなら今なのだろう、と言葉を紡ぎ始める。
マリヤ
22:33:35
腕の中で、静かに、彼の言葉を待つ。
フューリアス
22:34:26
「俺が出かけているほんの少しの間になくなったんだ。弟妹達、シスター、先生……みんな蛮族に」
マリヤ
22:36:40
体格差もある広い背中である、それでも、背に回した腕で…彼の背中を…あの時、彼がしてくれたように、そっと撫でた。
フューリアス
22:39:43
「酷いなんて言葉じゃ生温い光景だった。みんな最大限苦しんだ末に殺されてた。先生も下半身を柱で潰されてて……俺に蛮族が来たことだけを伝えて、すぐ」
22:40:15
思い出すだけでも叫びそうになるのを抑えていられるのは、他でも無い彼女がこうして傍にいて触れてくれているからである。
マリヤ
22:40:32
ああ……これが彼の復讐の原点なのか。
フューリアス
22:41:56
「みんなを弔って、そこからイルスファールまでどうやって来たのかは、正直あまり覚えていないんだ」断片的に蛮族の噂を聞いては叩き潰しながら歩いてきたというのだけは覚えているが
マリヤ
22:41:59
背に回す腕に、彼が苦しくならない程度に、力を込めた。
フューリアス
22:43:24
「ここもあまり長くいるつもりでは無かったし、ましてや仲間や友人や――恋人を作ろうだなんて思ってもいなかった。ああ、でも」少女の体をしっかりと抱きしめなおし、いつかのように金色の髪に顔を埋める
22:44:35
「君達が――君が思い出させてくれた。人を愛することが出来る事を」
マリヤ
22:47:50
「フューリアス」顔をあげて、彼と目を合わせた。
フューリアス
22:48:35
「うん」声に応え、目を合わせる
マリヤ
22:49:29
同じである。生きることを諦めていた自分は、ここに来て仲間と冒険を共にし、大切な友達ができ、そして、目の前の大切な人がいたから…ただのマリヤとしていることができている。
22:50:51
「以前もお話しましたが…私は…聖女と呼ばれるような存在ではありません、時には迷い、傷つき、誤った道を選ぶこともあるでしょう」
22:51:22
背に回した片方の手を傍に戻し、彼の頬へ手を伸ばした。
22:52:17
「それでも…私は…貴方と共にいます
フューリアス
22:53:30
――ありがとう、俺も、君と一緒に」頬へと伸ばされた手に自分の手を重ね、頷く。
マリヤ
22:56:22
「私は…私のために貴方と、生きたいと願います」
フューリアス
22:57:00
「自分の為に、俺と?」
マリヤ
22:57:53
「聖女として、ではなく、ただの…マリヤとして、私は貴方と共にありたいのです、フューリアス」
フューリアス
22:59:39
「俺も――俺も、君とこうしている、今だけは」復讐者ではなく、ただの人として生きていいんだろうか。言葉は最後まで出せなかった
マリヤ
23:00:45
「………以前、貴方が望まぬ果てに至るのならば、と申し上げたことを…訂正、させてください」
23:01:21
「貴方が…望まぬ果てに至ったその時は…私が貴方を連れ戻します
フューリアス
23:04:01
――うん」その言葉はとても嬉しくもあり、彼女に自分の重荷を背負わせてしまった事実に申し訳なくもあり。複雑な心境は上手く言葉に出来ず、ただ頷くしかなかった
マリヤ
23:04:02
黄金色の瞳で、真っすぐに彼の目を見た。
フューリアス
23:05:25
「その時は俺の名前を精一杯呼んで。どんな化け物に成り果てても――きっと君のところに帰ってくるから」
マリヤ
23:06:12
「………はい」頷いた
フューリアス
23:07:26
「ありがとう」もう一度忘れないよう、その華奢な体を抱きしめる
マリヤ
23:09:15
「………なので、その」ここから先もただのわがままである。先ほどからわがままばかりだ、と恥じつつも、彼が先ほど考えてたことが想像がつくので
23:10:56
「もし、私に何かあり…貴方のところに、帰れなくなった時は…迎えに来て、いただけますか……?」彼が重荷を背負わせた、と思っているのであれば…少しでも、ソレが軽くなる…ようにと。
フューリアス
23:11:53
「ああ、必ず迎えに行くよ。どんな所にいても、必ず」
マリヤ
23:12:32
「ありがとうございます、フューリアス」見上げて、微笑んだ
フューリアス
23:13:37
「俺からも、もう何度目かもわからないけど――ありがとう」抱きしめたままで微笑みを返す
マリヤ
23:16:20
「…………」今さらながら、大層恥ずかしい言葉を重ねたことに気づき、頬を染めた。
23:17:06
この反応からして呆れられてはいないとは思いたいが…考えてみたらわがままが多いと自分でも思う。
フューリアス
23:17:32
「こんな雰囲気で言うのもだけど、照れてる君も可愛いな……って」そんなこと言いながら額に口付けを
マリヤ
23:18:13
「す、すみません、色々差し出がましいことを…その、ただ……」全部本当のことではある、ただ、ものすごく、恥ずかしいというか。
フューリアス
23:18:52
「うん、わかってる」ぽんぽん、と背中を擦り
マリヤ
23:22:03
ぎゅっと恥ずかしくて彼の顔が見れず、顔を埋めて
23:23:36
「…すみません、何分、このようなこと、初めてで」
フューリアス
23:24:36
「はは……俺もだから気にしないで」ふと窓の外を見る。話している間にすっかり夜も深けてきたようだ
23:27:27
「そろそろ休まないと……ここで休んでいくかい?」
マリヤ
23:28:16
「………」冷静に考えれば帰るべきである、帰るべきであるのだが
23:28:47
「……その」おずおずとフューリアスを見上げて
23:29:02
「ここに、いさせていただいても、よろしいでしょうか…」
フューリアス
23:29:41
「勿論。ベッド、ちょっと狭いかもだけど」
マリヤ
23:30:56
「貴方と、離れたく、なくて」エナの呆れ顔が浮かぶ
フューリアス
23:31:59
「……ふふ、そんな所まで同じなんて、ね」
マリヤ
23:32:21
「……その、大変はしたないとはおも…………え?」
フューリアス
23:32:53
「俺も離れたくないなって、丁度思った所だったから」
マリヤ
23:33:58
「あ、ありがとうございます…」とだけ絞り出した。年の功なのか、相手には余裕があるのが、また更に恥ずかしさをうむ
フューリアス
23:35:11
「そう言えば畑の西瓜がそろそろ採れそうなんだ。今度みんなで」余裕があるのか何なのか、話題は取りとめの無い方向へとうつっていき、夜は更けていくのであった
 
23:35:30
お疲れさまでした
23:35:45
お疲れ様でした!
 
23:35:49
(想定の方向からななめ上にすっ飛んでいったような気がするって顔
23:36:03
(まあCCなんて想定外のことしかおこらないものさ)
 
23:36:06
(口の中甘い
23:36:53
(砂糖ですので
 
23:38:21
色々至らない子ですがよろしくお願いします(深々とお辞儀
23:38:38
いえいえこちらこそお世話になります(土下座
 
23:38:56
では本日お付き合い感謝、ありがとうございました。
23:39:08
はーい、ありがとうございました!撤退!
SYSTEM
23:39:13
 様が退室しました。
SYSTEM
23:39:18
様が退室しました。
発言統計
その他(NPC)126回85.7%5758文字93.1%
 15回10.2%323文字5.2%
6回4.1%103文字1.7%
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