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20190718Y_0

2019/07/18
SYSTEM
13:00:38
 様が入室しました。
SYSTEM
13:00:46
 様が入室しました。
 
13:00:49
うむ
13:01:10
どこにでてきたかはまかせてやる(他力本願寺
 
13:02:09
ムムム
 
13:02:18
むむむ
 
13:04:14
空き物件のお試し入居体験か…
 
13:04:22
いいだろう……
13:04:50
場所はどこだろう…
13:05:18
(東 , 西 , 南 , 北) → [西]
 
13:05:21
王都マップを開く
13:06:01
標からそう遠くなさそう。エナサンティダン神殿にもすぐ物申しにいけるよ(
13:06:18
なるほど
エナ
13:07:13
(戸建て , 長屋) → [長屋]
 
13:07:37
えなさん長屋で落ち着ける? だいじょうぶ?
エナ
13:07:48
だからこそのお試しです
 
13:08:05
そうだな。
 
13:08:15
 
13:08:17
 
13:13:02
王都イルスファール西街区。マギテック協会と鉄道公社を有するこの地区は今やイルスファールの玄関口といっても過言ではない。
13:13:53
かつてはデライラ・ダイアンといった主要都市への街道に通じる南北が隆盛を誇っていたが、鉄道が本格的に活かされてきた昨今、特にその傾向が強い。
13:14:58
壁外にも競って商館や倉庫が建てられ、住宅地としても人気が高まっている。
13:18:02
壁内の土地は限られていて、新築を建てるようなゆとりはほぼない。したがって、物件を探すとなると空きを探さなければならないわけだが、場所によって条件が大きく異なるのも無理はない。
13:20:13
宿暮らしをやめて二人で暮らす住まいを探すシンとエナは、いくつかある候補の中から西街区にある長屋の一つを訪れていた。
13:22:36
そこで、いきなり入居といかずに実際にどんな環境なのかを体験入居したいと言い始めたのはどちらかだだったろうか
13:23:35
いくばくかの対価を払い、一日だけ借りて暮らす事となった……
13:23:38
 
13:23:39
 
エナ
13:25:59
「……」 大家から鍵を預かり、部屋に案内されるなり部屋の造りなどを具に調べ始めた(探索
2D6 → 3 + 1 + 【13+1】 = 18
 
13:27:05
入るなり部屋を隅々まで入念に調べ始めたエナとは打って変わって、運び込んだ荷物を邪魔にならない場所に置くと、軽く見回す。
エナ
13:27:50
少々、気持ちが浮足立っている感はあるものの、卓越した観察眼で戸の建て付けや、壁・天井のヒビや隙間などが無いかをしっかりとチェックした
シン
13:29:12
「いつも以上に真剣に見えるな。眉間に皺が寄っているよ」 冗談らしく言い、備え付けのテーブルや椅子の具合を確かめてみる。
エナ
13:29:21
前の住人は老夫婦で、他所の都市に住む息子夫婦と同居する事になったとかで既に転居済みだ。家具の類はそのまま残されている。
13:31:09
「当たり前でしょ、選び損ねて後悔したくないもの」
シン
13:32:22
「仲介者については事前によく調べておいたし、そうでなくとも大剣級の冒険者に対して下手な物件を紹介する人間なんて早々居ないさ」
13:33:21
「とはいえ、君が気にいるかどうかは大事だ。気が済むまで見てみるといい」
エナ
13:34:21
「とりあえず、調べてみて形の上では問題がないことは確認できたけれど、大事なのは使い勝手と環境だわ」台所の小窓を開け閉めしながら答えた。
シン
13:35:30
「環境ばかりは、一日だけでは判断しきる事は出来ないな。まあ、夜を落ち着いて過ごす事が出来るのなら俺はそれで十分なんだが」
13:36:36
そもそもからして、一人で色々な場所を転々としていた身。住居に拘りも薄ければ、大体どんな環境にも適応してしまう。体験入居を願い出たのも、自分のためではなく、同居人を思ってのことだ。
エナ
13:37:06
「どっちか片方いれば問題ないでしょうけれど、前みたいに二人して長く空けることになった場合とか……まぁ、私が施錠して、マーキングもかけておけば……」
13:38:10
「よ、夜…?!」 防犯対策について独り言を呟いていたが、シンの口から出た言葉を聞き逃しはしなかった
シン
13:38:10
「その場合、俺だけ先に帰ってきた時に入れなくなってしまいかねないな」
13:39:13
「うん? どうかしたかい」
エナ
13:39:47
「お、落ち着いて…そ、そうね、ええ……か、壁は大丈夫かしら」 上ずった声で隣室との仕切りになっている壁をペタペタと調べ始めた
シン
13:40:05
そういう意図があった言葉ではないが、勿論からかいの気持ちは込められている。そうやって慌てふためく様子を見るのは、自分でも趣味が悪いとは思うものの、好ましいものだ。
13:41:17
「遮音防音はしっかりしているようだ。予め他の居住者たちには話を聞いておいたよ」
エナ
13:42:28
「あ、合言葉を教えておくから、入るのは問題ないわよ。 う、うん、そうね…大丈夫、みたい」 コンコンと壁を叩き、響き具合を確認する、問題ない。 問題とは何か? 音が漏れて何がどう困るのか。
シン
13:43:32
「ああ。そういえばそれで開く事は出来るんだったか。あまり難しい合言葉にはしないように頼むよ」 猫の鳴き真似とかね。
エナ
13:44:22
「歌でも歌わせてやろうかしら」
シン
13:45:07
食器棚に残されていた食器類の様子を確かめ、カップを2つ手にするとそれを観察して、軽く拭き取ってソーサーとともにテーブルの上に置いた。
13:45:41
「その場合は、君が帰ってくるまで扉の前で座って待っているよ」
エナ
13:48:06
「そういうこれ見よがしな真似をするのやめてくれる!? 絶対、隣の人達に私が締め出したとか噂されるやつじゃない」 恥ずかしさを紛らわす為の悪態に酷い返しをされてふくれ面で
シン
13:49:41
「そういうつもりはないんだけどね。流石に俺も扉を前に歌を歌うのは恥ずかしいんだ」 歌は苦手でね、と本気なのか嘘なのか分からない事を言いつつ、エナの隣まで歩いていって、自分も軽く壁を叩いた。
エナ
13:50:26
そう言いながら、ずんずんと台所へ向かい、竈の準備に取り掛かった。水瓶は空なのでとりあえず持参した水袋の水を使う事にしようと思っていたが
13:51:54
「ふん、ならもっと恥ずかしい言葉にしてあげてもいいのよ。私は自分で解除する事だって出来るんだから」永続魔法故に、簡単に解除する事は出来ず、わざわざアンロックしないといけないのだが
シン
13:52:53
「その場合は仕方ない。別の方法で仕返しする事にするよ」
エナ
13:53:25
「し、仕返しって何するつもりよ…」
シン
13:54:15
「さて、何をしようか。目には目を。恥ずかしい事を求められたのなら、思い切り君が恥ずかしいと思うような事で返そうか」
エナ
13:56:00
「~~~~っ」 どんな事を想像したのか、カァっと赤くなった。自分から振った話題だと云うのに、こういう返しが来ることを想像出来なかったのか。
シン
13:58:15
「何を考えたのかは聞かない方が良さそうだね」 やや意地の悪い笑いをこぼしつつ、台所に立つエナの近くまでやってきた。 「どうする。先に食事にするか、部屋の整理にするか」
エナ
13:58:39
「み、水! 外の井戸でしょ、く、汲みに行くわよ、お茶にせよ食事にせよ、必要だし! こういうところの使い勝手も大事なんだからっ」 水瓶の脇に置いてあった桶をぐいと突きつける。赤くなった顔を隠す意図もある
シン
13:59:46
「ああ」 頷いて桶を受け取る。 「俺が行ってくるから、君は待っていてくれていいよ」
エナ
14:00:37
「それじゃあ意味が無いでしょ、私も行くわ」
シン
14:01:48
「使い勝手を確かめる、という意味ではそうか」 こういう事は男の役目なんだが、とは言いつつも、いつでも自分が居るわけでもない。
14:02:18
「じゃあ行こうか。何なら近所の人たちに挨拶をして回っても構わないよ」
エナ
14:05:04
「うぅ……どっちかっていうと、ソレが一番のメインなのよね……」
シン
14:06:34
「何だ、そこまでするつもりだったのか。てっきり君はそういうのがあまり苦手だと思って、さっきも言った通り、事前に調べてはおいたが」
14:07:01
「君が自分の目で見て、話を聞いて回りたいのなら勿論付き合おう」
エナ
14:07:32
「考えてみたら、私、隣近所との付き合い方とかあまり経験が無かったわ…」 一つ処に留まっての生活をしていたのは故郷に居た時になるが、家を追われて以来は仕事や生活の面で一杯一杯で近所付き合いなどはまともに考えることも出来なかった
14:08:17
「いや、だって、ほら…それこそ、後になってから”合わない”ってなった時に、困るし…怖い、じゃない」
シン
14:08:57
「それを言ったら、俺なんてもっと酷いさ。一族は全員家族といえば家族のようなものだったし、それ以外もそもそも普通の社会とは大きく違っていたし」
14:09:46
「その判断は今日だけで出来るものではないよ。どう変わっていくかは、流石に予測が付くものではないからね」
14:10:15
「まあ、そういう時のために俺が居るんだ。あまり気負わずにね」
エナ
14:13:28
「一族は家族……」連れ子故に血統的には他人だった親戚達を思い出してやや表情を翳らせたが、 「そうね、だめなら他に行けばいいんだし、ええ、そうするわ」 今はこうして笑い飛ばすことも出来るようになった。桶を手にしていない方の手を取るくらいは許して欲しい
シン
14:15:17
「ああ、すまない。嫌なことを思い出させてしまったかな。……まあ、別に俺たちも仲睦まじい家族のようだったとか、そういうわけではないんだ」 申し訳なさそうに謝罪を述べてから、空いた手でエナの手を取った。
 
14:19:30
「私の方こそごめん。ここにはいないんだし、昔の事だもの、これからの事を考えましょ」 後ろ向きな性格を自覚しているからこそ、前向きな言葉を口にして自分を奮い立たせた
エナ
14:20:42
「零した水は戻らないって云うけど、ほら、まだ汲んでもいないわけだし」冗談めかして微笑む。こんな風に笑い飛ばせるようになったのは大きな変化だろう
シン
14:21:55
「ああ」 解決というわけではないが、そうして自分から前を向こうと笑えるようになったのは大きな成長だ。珍しく顔に本心からの笑みを浮かべた事に、目の前の相手は気付いて居るだろうか。
14:22:45
「それじゃあ、今度こそ行こうか」 エナの手をしっかりと握ると、改めて水汲みと情報収集兼挨拶回りへと出ていく。
 
14:24:47
手を繋いで長屋の共同井戸へと向かう。井戸端では住人もいるかもしれない。狭い界隈だ、空き部屋を借りようという若い夫婦など恰好の話題だろう
14:28:32
幸い、冒険者だという事も伝わっていたので、あからさまな詮索や揶揄を向けられる事はなかった。
14:31:56
ともすれば恐怖の対象とされてもおかしくないだけの実力差があるのだが、そこはイルスファールの民、冒険者との付き合い方、距離感の置き方は心得ているのだった。
14:35:32
見た目は風変りだが誠実でしっかりとしたシンと、一見、気が強そうだが臆病な面があり、恥ずかしがり屋なエナは住人から見た評価は…
(5 , 4 , 3 , 2 , 1) → [3]
14:36:27
短いやり取りの中ではまずまず合格点と言っていいものだった。
14:36:54
 
エナ
14:39:03
「ふぅ…」 何往復かして水瓶を半分くらい満たしたところで水汲みは終了した。肉体的には疲れは無いが、若干緊張していたのか部屋に戻るとようやく一息ついたというところだ
シン
14:40:56
「お疲れ様」 恐らくは自分よりも遥かに精神的に疲弊しているだろうエナを労い、軽く頭を撫でる。
エナ
14:42:00
「ちょ、な、何よ…、お湯を沸かさないとなんだから……ありがと」
シン
14:43:05
「随分頑張っていたみたいだからね。ついこうしたくなっただけだよ」
エナ
14:43:47
「まぁ、思ってたより? 腫物って感じじゃなかったし、想定してた中じゃマシだったかも…」 自分でも手を繋いで行ったのは、あざといと思ったが、ああしておけば関係性をハッキリとさせられるだろうから、変に粉を駆けられる事も無いだろう、お互いに
シン
14:44:54
「最初に言っただろう。君くらい名前の売れた冒険者に穿った見方をする人間なんて、そう多くはないよ」
14:45:05
「それでも、手を繋いだまま回るというのは驚いたけどね」
エナ
14:47:00
「うぅ……く、口で説明するより、分かりやすいでしょ」 それを恥ずかしそうに言うのに、実践してきた事はもっと恥ずかしい事なのだ。驚かれてもおかしくない 
シン
14:47:48
「そこまでせずとも、普通俺たちくらいの年頃の男女が一緒に住むと挨拶に来たら、恋人だと思われるだろう」
14:48:12
「俺と君は、とても兄妹には見えないしね」 容姿の特徴は真逆と言ってもいいくらいだ。
エナ
14:50:31
「ぼ、冒険者だから、ただのパーティだって思うかもしれないでしょ!」 実際、部屋をシェアしてもお互いの仕事で空けがちで顔を合わせず暮らすなんてこともあるだろう
シン
14:52:08
「君の様子を見てそう思う人が居たら見てみたいものだ。それこそ、以前のフューリアスやマリヤくらい鈍感でない限りは気付くだろうね」
エナ
14:53:10
「言い寄られるのとか、嫌だし…」 自分の体験に基づく警戒心と、シンが言い寄られやしないかという不安の入り混じったものだ
14:54:54
「あんたを見てそう思う人がいてもおかしくないから、私が頑張ったんでしょうが…っ」 竈に火を入れて、指に煤がついていない事を確認してから頬を摘まんでやった
シン
14:54:58
「その気持ちは分かるけどね。そういう手合は、何を言っても近付いて来るものだ」
14:56:56
「……ん……」 頬を摘まれた。灰褐色の肌は意外と柔らかく、伸びる。 「……そうか。確かに、俺がこんな様子だと知らない相手には伝わりにくいか」 頬を摘まれたまま、顎に手を当てて真剣に悩み始めた。 
エナ
14:59:12
「ぷっ…」 思ったよりも柔らかく伸びる感触に驚いたが、頬を摘ままれたまま、真剣な表情とややくぐもった声で語る様子に噴き出した
シン
15:00:38
「人の顔で遊んで笑うのはあまり趣味が良いとは言えないな」 言葉とは裏腹に、まったく咎める様子はない。何せ普段はエナの表情の変化などを楽しんでいるのは自分だ。
エナ
15:02:58
「人の心を弄んで笑う悪趣味な男に言われたくないわ」 ふふんと笑い、竈にかけていた薬缶を下ろした
シン
15:04:13
「弄んでいるつもりはないよ。ただ君の表情の変化を好ましく思っているだけだよ」
エナ
15:07:12
「はいはい、物は言いようね。 お茶淹れといてくれる? 竈の火が勿体ないから、このままお昼にしちゃいましょ」
シン
15:09:02
「まったく信用されていないというのも寂しいな」 ふ、と息を漏らして返して、薬缶を手に一足先にテーブルでお茶の準備を始めた。
エナ
15:10:08
「あら、信頼はしているわ。そういうところ」 体験入居の為に、食材を用意してきてある。昼は簡単に済ませるつもりだったのでパンとハム・ソーセージの類にする。竈で炙って生野菜(トマトを除く)とチーズなどを加えれば手早い
シン
15:13:47
「君もなかなか言うようになってきたね」 最初の頃は何を言ってもしどろもどろになっていて、言い包めるのも容易かったというのに。 「まあ、それはそれでからかい甲斐があるんだが」 と、この言葉は聞こえるか聞こえないか微妙なくらいの声音で呟いた。
エナ
15:16:06
「早くも誰かさんに似てきたんじゃないかしら」 エプロンを身に着けて背を向けたまま答えた
シン
15:19:15
「君にそんな悪影響を与える人間は一度殴ってやらないといけないな――……」 冗談めかして返すと、エプロン姿のエナが目に入る。やはり表情の変化は薄いものの、僅かに目を見開いた後、口元を手で覆ってテーブルに視線を戻した。
エナ
15:24:40
「鏡を見れば何度でも会えるから気が済むまで殴って頂戴……ん、まぁこんなものね」 炙ったパンにソーセジやハム、葉物野菜を挟んで皿に盛る。焦げているわけでもなし、味見の必要もない。素材の良さは確認済みだ
15:26:31
「はい、出来たわよ。思いっきり手抜きだけど、最低限の味は保証するわ。材料が良いもの」 後で片付けもするのでエプロンをつけたまま、テーブルへ持っていく
シン
15:26:49
「止しておくよ。不必要な怪我を負っては君に怒られてしまうからね」 まるで新妻のような彼女の姿に見惚れていたことは気付かれていないようだ。咳払いをひとつして、いつもの様子に戻った。
15:27:14
「良い材料を選ぶのも、手間のひとつだろう」
エナ
15:29:24
「ハムはあの店のだし、パンも評判の良いところ(ベーカーズ)のやつだもの……もう少し節約した方がいいのは確かかも……?」
シン
15:30:51
「此処も他の候補物件も、賃料は決して安くはないしね。まあ、冒険者を続けられる限りは稼ぎに関しては心配ないだろう」
15:32:03
「とはいえ、お互いあるものを考えなしに使うというタイプでもない。使うべき所に使う、というのは心がけておいた方がいいかもしれないね」
エナ
15:33:33
「1ガメル、2ガメルの差で量を取るか質を取るかって話よね……やっぱり金銭感覚おかしくなるわ」 折角だから美味しいものを食べて貰いたいと思う気持ちが一番大きいのだが
シン
15:36:13
「文字通り日用品と冒険道具では桁が違うしね。食事に関しては、俺にとっては君が用意してくれたものなら何でも良いというのが正直な所だが、それはそれで君に対して礼に欠ける、かな。……難しいな」
エナ
15:37:43
「何でもって言うならトマト尽くしにしてやるわよ、私は嫌いじゃないんだから」
15:39:20
「さあ、冷めないうちに食べましょう。スープが無いのはちょっと味気ないけど、そっちは夜ね。んー、陽が落ちる前にこの辺の店で何か材料を仕入れとくのもいいわね…」 料理はそこまで得意でも好きでも無かったのだが、最近は結構力を入れつつある。理由は語るまでもない
シン
15:39:23
「それが俺に必要だということならきちんと食べるよ。ただの意地悪なら、その時は覚悟しておいてもらわないといけないけどね」
15:41:09
「ああ。いただきます」 此方も此方で、食には大した拘りは無かった。嫌いなものはともかく、他は味が多少悪かろうがなんだろうが構わなかったのだ。その人間が食事に対して有り難みを感じ始めた理由もまた語るまでもない。
エナ
15:41:35
「必要、ね。 割とない話じゃないのよ? さっき、井戸端で話をしてた時に家庭菜園を持ってるって聞いたから。どっさりと御裾分けでトマトが来るなんて事もあるかも」
シン
15:42:43
「……その時は出来るだけ食べやすいように調理してもらえるかい」
エナ
15:44:00
「協力的な姿勢は好感が持てるわね」 ふふ、と笑い、パンに齧りついた
シン
15:45:34
「君だけに食べてくれというわけにはいかないだろう。相手だって、厚意で譲ってくれているわけだし」 それでも気は重いが、と言いながら此方もパンを手に取り、口にした。
エナ
15:46:03
「あんたんとこの郷土料理とかで、無かったの? そういうの。 乱暴な話、ブラウンソースに混ぜるとかすれば殆ど分かんないじゃない」
シン
15:47:21
「そういうのなら、まああまり気にならないんだけどね。なまじ感覚を鍛えて来ただけに、そういうのにも敏感になってしまったんだ」
15:48:15
「生憎、俺の育った場所にはそういうのは無かった。俺がトマトを使ったものは殆ど口にする気もなかったというのが一番大きいかもしれないが……」
エナ
15:49:40
「もう、あれね。毒に耐性を持たせる訓練みたいに、徐々に分量を増やして慣らすとかそういう……まぁ、そこまでして食べられなきゃいけないってものじゃないけど」
シン
15:50:33
「食べられた方がいいのは確かだろう。弱点を残したままでは、君に付け入る隙を与えてしまうということでもあるしね」
エナ
15:53:57
「人聞きが悪いわね。そんな食べ物を玩具や武器にするような真似はしないわよ。たぶん」
シン
15:56:11
「最後の一言がなければ安心出来たんだけどね」 会話の合間に食べ進めて、自分の分の最後の一口を放り込み、飲み込んだ。 「ああ、そういえば。今この部屋にはベッドはひとつしかないそうだ」
エナ
16:01:09
「っ!? ごほっ、ごほっ…」
シン
16:03:08
「すまない。事前に聞いていたんだが、ついつい伝えるのを忘れていた。ベッドは君が使ってくれ」
エナ
16:03:43
「そ、それは……その、さっき見て、分かってたけど、な、なんで、い、今、言うのよ!? も、もしかして、これから…?」
シン
16:04:56
「夜眠る時の話だよ。それ以外に何かあるのかい」
エナ
16:08:47
「……な、何かって、それは……だって、」 親友(マリヤ)から聞いた話や、先ほどの井戸端で若夫婦のように扱われた事などから意識はずっとしていた。
シン
16:12:04
「……ふふ、すまない。意地悪が過ぎたね」 挙動不審になったエナの様子に満足したのか、テーブルに手をついて立ち上がった。 「意識してくれているのは俺としても嬉しいし、俺にもそういう欲求はある。が、焦る必要はないよ」
エナ
16:12:08
「えっと、あの、ね…か、覚悟をしてないわけじゃないんだけど、その、ほら、ちゃんと借りるって決めたわけじゃないのに、そういうのは、ええと、ほら?」
16:14:09
ぎこちない動きで首ごと目線を左右に泳がせ、エプロンの裾を両手でくしゃくしゃと握り、しどろもどろに不必要な釈明?をした
シン
16:15:57
そんな様子に思わず笑ってしまう。 「分かっているよ。わざわざ今日そういう事をするつもりはないさ」
16:16:48
「ただ、そうだね。俺も挨拶回りなんかで少し疲れはした。今日は、ベッドは俺使わせてもらおうか」
エナ
16:19:28
「………い、いい…けど」
シン
16:21:34
「決まりだな」 言質は取ったと言わんばかりに満足げに頷いて、空いた食器をまとめてから持ち上げた。 「それじゃ、片付けと軽い掃除や整理を終えたら、夕食の買い出しついでにデートに出ようか」
エナ
16:23:22
「住み心地を確認するんじゃ…」買い出しの必要性を説いたのは自分だし、近所の店を見て回るのも必要だろうが
シン
16:24:39
「環境も含めての住み心地なんだろう? 部屋の中も戻って来てから改めて☑はするさ」
エナ
16:24:55
チェック!?
シン
16:25:14
魔物データを造りすぎた弊害だ。
エナ
16:25:24
さすがすぎる
16:26:53
「う、うん」白い肌が全体的に赤くなっていそうな錯覚(?)を受ける中、ああ、確かに外の風にあたる必要があると感じた
シン
16:27:38
「それに、一度外に出て落ち着かないと、俺の方から手を出しかねなくてね」
エナ
16:29:45
「ま、また、そんな事言って…」 自分ばかり意識して、醜態を晒しているのはいつもの事で、恨みがましい視線を向ける。 不快なわけではないのが複雑なのだが
シン
16:30:58
「本心なのはいつもと変わらないが、困った事に、今日は割と深刻なんだ」
エナ
16:31:34
「全然そうは見えないけど…」
シン
16:34:06
「からかうために君に触れようとしていないのが、何よりの証拠さ」 今触れたらそのまま勢いで何かしてしまいかねない。そう返してから、束ねた食器を手に、片付けに着手し始めた。
エナ
16:37:34
「ッッッ!?」 変な声を上げないように口を押えてテーブルに突っ伏した。 こんな調子でこのあと大丈夫なのだろうか、そんな事ばかりを考えて結局片付けには参加できなかった
 
16:39:20
そんなこんなで体験入居の一日は過ぎて行く。その後に何かあったのか、結局その部屋を借りる事にしたのかどうかは、また別の話だ。
16:39:29
 
16:39:30
 
16:39:40
( ˘ω˘ )今日はこのくらいで勘弁してやる。
 
16:40:05
(._.)わからせられなかった…
 
16:40:18
一体何を分からせようとしていたんだ……。
 
16:40:55
どのくらいすきかってことをさ(*'ω'*)
 
16:41:09
(*'ω'*)なんてやつだ。
16:41:16
(*'ω'*)ともあれお付き合い感謝なのだ。
 
16:41:27
(*'ω'*)感謝なのよ
SYSTEM
16:41:31
 様が退室しました。
 
16:41:34
)))
SYSTEM
16:41:37
 様が退室しました。
他(NPC)
20回
30回
41回
50回
60回
70回
80回
90回
100回
110回
120回
1回平均4.000
2d6分布
1 + 1 = 2
0.00%
1 + 2 = 3
0.00%
1 + 3 = 4
0.00%
1 + 4 = 5
0.00%
1 + 5 = 6
0.00%
1 + 6 = 7
0.00%
2 + 1 = 3
0.00%
2 + 2 = 4
0.00%
2 + 3 = 5
0.00%
2 + 4 = 6
0.00%
2 + 5 = 7
0.00%
2 + 6 = 8
0.00%
3 + 1 = 41回
100.00%
3 + 2 = 5
0.00%
3 + 3 = 6
0.00%
3 + 4 = 7
0.00%
3 + 5 = 8
0.00%
3 + 6 = 9
0.00%
4 + 1 = 5
0.00%
4 + 2 = 6
0.00%
4 + 3 = 7
0.00%
4 + 4 = 8
0.00%
4 + 5 = 9
0.00%
4 + 6 = 10
0.00%
5 + 1 = 6
0.00%
5 + 2 = 7
0.00%
5 + 3 = 8
0.00%
5 + 4 = 9
0.00%
5 + 5 = 10
0.00%
5 + 6 = 11
0.00%
6 + 1 = 7
0.00%
6 + 2 = 8
0.00%
6 + 3 = 9
0.00%
6 + 4 = 10
0.00%
6 + 5 = 11
0.00%
6 + 6 = 12
0.00%
合計1回平均4.000
2d6合計分布
20回
0.00%
30回
0.00%
41回
100.00%
50回
0.00%
60回
0.00%
70回
0.00%
80回
0.00%
90回
0.00%
100回
0.00%
110回
0.00%
120回
0.00%
1/2d6分布
11回
100.00%
20回
0.00%
31回
100.00%
40回
0.00%
50回
0.00%
60回
0.00%
発言統計
その他(NPC)126回75.9%7566文字86.8%
 40回24.1%1155文字13.2%
合計166回8721文字