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2019/08/06
SYSTEM
14:27:00
 様が入室しました。
 
14:27:04
だらだらしにきた。
SYSTEM
14:27:26
 様が入室しました。
 
14:27:59
ダイス様は山だと仰っている (街 , 海 , 川 , 山 , 森 , 野) → [山]
 
14:28:52
うむ。
14:28:59
じゃあ山で開幕は任せた(他力本願寺
 
14:30:01
うむ
14:30:03
 
14:30:04
 
14:30:58
どうも、私は自然というものが好きらしい。
14:32:48
”庭”に居た頃も殺しの仕事よりは栽培の仕事の方が気が楽だった。それが毒草や麻薬の原料だと知っていても草花が育って行く様を見るのは好きだった。
14:34:54
当時はそこまで思ったり感じたりという心の動きは殆どなかったが、今にして思えばそういう気持ちがあったのだと分かる。
14:36:03
いつからそうなのかはよく分からない。”庭”に売られる前に、自然に囲まれた環境にいたのかもしれない。
14:37:08
どちらでもいい。今も好きだという事は変わらないのだから、理由なんていらない。
14:38:11
私は今、ニデア山とかいう山に来ている。街から北の方に見えるあの山だ。
14:39:03
急ぎの仕事が無いのでどこかに行こうと言われて咄嗟に思いつかなくて、遠くに見えたこの山を指差しただけだったのだが…
アネット
14:40:12
「うん」 山の中腹で振り返ってみる、眼下には鬱蒼としたユスの森が広がっている。一面の緑だ。
シグネ
14:41:59
「ふむ……山にはあまり馴染みのない生活を送っていたが、成程、落ち着いて山を歩くというのも悪くはないな」 此方も立ち止まり、振り向いてそんな感想を漏らす。好ましく思った一番の理由は、同行者が満足そう、というものではあるが。
14:42:45
格好は、登山用ではなく、普段の冒険に出る時のような鎧姿。危険に即座に対応できるという理由もあるし、その方が修行にもなるという理由もある。
アネット
14:43:03
目的らしい目的もなく、ユスの森を抜け、山を登ってきた。勿論、途中危険な生物などには何度も遭遇した。
14:45:04
「空気がいい。風が冷たい。土と水の匂いが違う、とてもいい」うんうんと頷きながら脈絡なく語る。
シグネ
14:46:39
「匂いまでは分からんが……街中よりもずっと涼しくは感じられるな」 アネットの満足げな様子に思わず顔が綻ぶ。時間はかかったが、ここまで来たのはいい余暇の過ごし方になりそうだ。
アネット
14:49:19
「風に乗って遠くから運ばれてきた匂いよ。たぶん」何が楽しいのか土を掬って匂いを嗅いで、またよく分からないことをいった。
シグネ
14:50:46
「遠くから運ばれてきた? 植物の種などの話か?」 隣で動物のように土の匂いを嗅ぐアネットをきょとんとした顔で眺めながら尋ねる。
アネット
14:53:11
「森の土は木の葉とか枝とかで出来てる。畑の土は人が掘って混ぜて作る。山の土はずっとそこにあるけど、雨とか風で流れるでしょ。そういう感じ?」
シグネ
14:55:05
「その流れてきた匂い、か」 アネットに倣って、土を少し掬って匂いを嗅いでみた。 「……ううむ、私には細かな所は分かりそうにないな」
アネット
14:57:22
「あれを飲んでみれば分かるかも?」指さした先には苔生した岩と岩の隙間から清水が湧き出ている。ユス川の源流の一つだろう。
シグネ
15:01:00
「あれを? ……ふむ、まあお前がそう言うのなら飲んでみるか」 そちらを少しの間眺めた後、つかつかと歩いていって。両手の中に湧水を溜めて、口へと運んだ。 「この冷たさは心地よいが……匂いはいまいち分からん」
アネット
15:03:16
トトト、と軽快な足取りで山肌を駆け、清水の湧く場所に辿り着くと、自らも水を掬って飲んだ。
15:04:28
「井戸の水と違わない?」ピンと来ていない様子のシグネに小首を傾げる。食べ物の味には頓着が無いのにこういう物の違いは分かるようだ
シグネ
15:05:44
「ああ、井戸の水とはなんとなく味が違うのは感じるぞ。成程、匂いとはそういう所の話か」
15:06:50
「ううむ……しかし、私の料理の味の微妙な違いには気づかない時もあるのに、この水の違いは敏感に悟るとは少し悔しいな」 腕を組み、眉を寄せてうなり始めた。
アネット
15:06:52
「味と匂いは似てる」頷いた
15:08:36
「料理の味はなんかあれよ、難しい。色々入ってて、色んな匂いとか味がするから」
シグネ
15:10:22
「匂いも料理の味を決める重要な要素のひとつだからな」 似ているというか、多分同じといっても過言ではないものだ。 「大分お前の好みに合わせて作れるようになってきたとは思うが、私もまだまだのようだな」 
アネット
15:11:11
「肉の時とか、匂いを消すのにハーブの種類とか色々変えてるのは知ってる」
シグネ
15:14:30
「……うむ。そういう所に気付いてくれているのは嬉しい」 アネットの頭に手を置いて、くしゃくしゃと撫でる。 「そうだ。せっかくこの辺りまで来たのだし、何か見たいものや採りたいものなんかはないのか」
アネット
15:14:48
「でも、だいぶ平気になってきたわ。シグネのお陰よ」 血の臭いを感じてしまい、受け付けなかった肉も今はある程度食べられるようになってきた
シグネ
15:15:28
「無理に食べさせていないか、心配になる事はあるのだがな」
アネット
15:18:31
「平気よ、もっと同じものを食べられるようになりたいし、本当に駄目なら吐くか我慢する」
シグネ
15:20:41
「我慢したらそれは無理をしているという事になるだろう。……今度ルスルリアンでも巡って、あちらの郷土料理でも学びに行くか」
SYSTEM
15:22:04
 様が入室しました。
 
15:22:08
閉じられてしまった
 
15:22:24
滑落してしまったのね
アネット
15:23:50
「シグネの作るやつならどこのでも良いわ。」
シグネ
15:24:44
「お前がそう言ってくれるのは分かっているがな。私としては、やはりお前が好きなものをもっと見つけたいのだ」
アネット
15:25:02
「あのお粥とか?」
シグネ
15:26:23
「うむ。そういうものだ。お前の出身がどこかは分からないが、あの辺りを回れば好みの味が他にも見つかるかもしれん」
アネット
15:30:39
「んー…」清水の湧き出る岩の苔をぺたぺたと触れながら、少し考え込むようにして
シグネ
15:31:12
手頃な岩に腰掛けて、思案する様子をしばし眺める。
アネット
15:32:42
「あっち(ルスルリアン)に居た時、凄く大きい山、あったでしょ」ルスルリアンの森の北方、東西に連なるギアカ山脈の事だろう
シグネ
15:33:30
「ああ。あの山脈がどうかしたのか?」
アネット
15:34:56
「あの中で、ヒュンと長くて高いの、見たことがある気がする。”庭”に居た時よりも前よ。たぶん」
シグネ
15:36:41
「となると……山脈の北の方か? 確かあの北部には相当高く伸びる山があるとかどうとかいう話を聞いたことがある」
アネット
15:39:52
「朝日が昇る時に、あれが夜の青黒い感じから赤くなってくのを。 そう、覚えてる。思い出した?」
シグネ
15:41:39
「それはかなり有力な情報だな。いずれそちらの方まで足を伸ばしてみる価値はありそうだ」
15:42:27
「ルスルリアンを越えてその北へ、となると色々な面で苦労しそうだが……まあもっと名が売れればどうにかなるだろう」
アネット
15:42:45
「高い山だから、色々なところから見えるわ。凄く広い」
シグネ
15:43:21
「山の土や水の匂いに敏感なのも、植物が好きなのも元々そういう環境に居たからかもしれないな」
アネット
15:46:51
「そうかも?」 清水をもう一口飲んでみる。やっぱり井戸水よりもこちらの方が好きだ
シグネ
15:47:53
「今度フローラにでも、ギアカの方へ亘る方法でも尋ねてみるか。上手く行けば、“庭”のお前の記録も教えて貰えるかもしれん」
アネット
15:50:06
「……いい、いらない。私はアネットで、シグネや皆がいる。昔の事より今とか先の事が大事」
シグネ
15:50:58
「別に今を蔑ろにすると言っているわけではない。今すぐ向かうという話でもないしな」
15:51:28
「ただ単に、私がアネットの事をもっと知りたいだけだ。お前が嫌だと感じるなら、勿論それを尊重するがな」
アネット
15:52:59
「私はシグネの事を知るのに時間を使った方が楽しい」
シグネ
15:53:16
「私はアネットの事を知るのに時間を使った方が楽しい」
アネット
15:53:53
「むむむ」即座に言い返されて唸る。そして納得した
シグネ
15:55:02
「ふふ、そこはお互い譲れそうにないからな。お互いの事を知るために、同じだけ時間を使うのが丸そうだ」
アネット
15:56:29
「にいさまとアルベルトが居る時にもっとたくさん聞いておくんだった」
シグネ
15:57:38
「何、ディニスに行けばいくらでも話してくれるだろう。ふたりとも、お前の事は気に入ってくれているようだしな」
15:58:20
「兄様にも近い内にきちんと父様に挨拶しに戻ってこいと言われているし、いい加減一度顔を出さねばならんな……」
15:58:36
気が重い……とため息をついた。
アネット
15:58:44
「とうさまって人はどういう人?にいさまに似てる?」
シグネ
15:59:29
「顔は……そうだな。若い頃は兄様によく似ていたらしい。性格はディニスの典型的な軍人で、兄様より大分頭が固い」
15:59:49
「決して悪く言っているわけではないぞ。立派な方だとは思うし、尊敬もしている」
アネット
16:00:18
「でも、あんまり会いたくないのね」
シグネ
16:01:17
「そもそも私がイルスファールに来た理由が、冒険者に憧れ、父様に逆らって大喧嘩して家出してきたから、だしな」
アネット
16:02:47
「喧嘩しないでとうさまの言う通りにしてたら会えなかったのね」
16:03:27
そして、シグネに会えなかった自分はおそらく”庭”の枝葉に戻るか、処刑人の手にかかって死んでいただろう。
シグネ
16:04:16
「ああ。そういう意味でも、此方に来た事は後悔していないし、娘として恥じないような活躍もそれなりに出来ているとは思っている……のだが、まあ、どうにもな」
アネット
16:07:27
「シグネはちゃんとやってる。にいさまとアルベルトも言ってたわ」
シグネ
16:09:22
「うむ。二人も本心からそう言ってくれているだろう」
16:10:18
「とはいえ、父様に対しては、母様が亡くなった原因が私ということもあり、負い目があってな。その時まで逆らった事などなかったのだ」
16:11:06
「……なのでまあ、父様に会いに行く時にはお前に一緒に来て欲しい」
アネット
16:12:52
「かあさま……」以前は”シグネが殺したのね”なんて酷い言い方をしてしまった。他の言い方が分からなかったとはいえ、あの時のシグネの表情は記憶に残っている。それこそ、負い目というものだろう
16:13:25
「とうさまも、同じかもしれないわ」
シグネ
16:13:53
「……父様も同じ?」 うつむいていた顔を上げてアネットを見る。
アネット
16:14:39
「シグネもにいさまも嫌いなら嫌いっていう人よ。とうさまもそうじゃない? 喧嘩するまで、シグネはとうさまに嫌いとか邪魔だとか、言われた事、ある?」
シグネ
16:16:07
「……直截的な物言いは、たしかに父様譲りだな。お前の言う通り、そういったことを言われたこともない」
アネット
16:17:07
「じゃあ、たぶん同じよ。とうさまもシグネみたいに会うのがしんどいって思ってる」
シグネ
16:18:44
「……そうか。そうだな。娘に家出されて、何も思わぬような方ではない」
16:19:40
「まったく……どんどん気が利くようになるな、お前は」
アネット
16:20:47
「いつもシグネの事を考えているからよ」得意げな顔をした(ツ)
16:21:27
「シグネは昔の事になるとめめしい。知ってる」
シグネ
16:22:20
立ち上がり、アネットへと近寄って、ぎゅっと抱きしめた。 「人目を憚ることなくこうできるのも、此処に来た利点のひとつだな」
16:22:52
「アネットの前だけ、だがな。他の奴相手には、昔のことを話したとてそこまでは女々しくならん」
アネット
16:23:49
「はばかる?とかいらないのに」シグネの背に腕を回し、自分からも抱き着く
16:24:56
「きっと、心の中のやわらかくて大事な部分だからよ」女々しくなるのは
シグネ
16:25:05
「人前では流石に恥ずかしいぞ……」 しばしアネットの抱き心地を堪能した後、身体を離して。
16:25:22
「故に、お前にしか見せられんというわけだ」
16:26:06
「さてと……そろそろ下山を始めねば、夜までに麓まで下りられそうにないな」
アネット
16:27:47
「他の奴に見せたら殺したくなるかも」相手を
シグネ
16:28:36
「親しい友人には多少似た所を見せる事くらいはあるかもしれん。不満を覚えたらまず私に言え」
アネット
16:30:17
「うん」素直に頷いて、山の頂上の方に目を向けた 「てっぺんからの眺めはまた今度ね」
シグネ
16:30:55
「頂上まで行くつもりならば、予めそのつもりで予定を組んでおかねばならんだろうしな」
16:31:28
「次の楽しみに取っておくとしよう。それに、今日はどこか落ち着いた所でゆっくりお前と眠りたい気分だ」
アネット
16:31:29
「山の向こう、どんな感じなのかとかあんまり考えた事が無かったけど……そういうのも楽しそうね」
シグネ
16:32:29
「確か古龍の褥と呼ばれているのだったか。さらにその北には何があるのかは分からないが、ふふ、お前とならそういう所を当てもなく旅するのも良さそうだ」
アネット
16:33:53
「こりゅーのしとね…しとね、シグネ…」語感は気に入った
シグネ
16:35:08
「確かに似てはいる、か……?」
アネット
16:36:11
「たぶん、つよい」
シグネ
16:36:39
「まあ、古龍が住まうというのなら、強い生物は沢山居るだろうな」
アネット
16:39:45
「仕事とかでそのうち行くかもね」
シグネ
16:41:10
「ああ。見たこともない草花も沢山あるだろうし、その時は是非ゆっくり時間を取りたいものだ」
16:42:01
「さて、ではそろそろ下りるか。多少時間に猶予はあるだろうし、気になるものがあれば言うんだぞ」
アネット
16:42:57
「うん。大丈夫、もう採ったわ」清水のところに生えていた苔がいつの間にか一部剥がされている。
シグネ
16:43:26
「流石。手が早いな」
16:44:03
「では行こう。できれば宿がある場所まで戻りたい」
アネット
16:44:07
「あ、毒とか薬じゃないわ。ふつうの苔よ」
シグネ
16:44:25
「ふむ……珍しい種なのか?」
アネット
16:46:05
「高い山の水気のあるところに生えるやつ。下ではあんまり見ない。フカフカでモサモサで。ええと。そう、可愛い?」
シグネ
16:46:39
「成程。気に入った理由がよく分かった」
16:47:14
「そういう感触は私では与えてやれないからな。存分に堪能するといい」
アネット
16:47:17
「あの辺、村っぽいのが見えるわ。あそこに行ってみない?宿とかあるかも」
16:47:56
「シグネの可愛いところもタンノーしたいし」
シグネ
16:48:18
「分かった、あそこだな。宿がなくとも、空き家くらいは借りられるかも知れないしな」
16:48:49
「……う、うむ。お前を満足させられるように善処しよう」
アネット
16:49:29
「ふふふ」
シグネ
16:50:51
「……まったく……」 恥ずかしそうに顔を背けて、遠くに見えた村の方角へ向けて、山を下り始めた。
アネット
16:51:49
「どんな村なのか、楽しみね」
 
16:51:58
 
16:52:01
 
16:53:59
ユスの森の奥の秘境の村には宿屋は無かったので、なんか娘さんが冒険者になって部屋が空いているリカントとエルフの夫婦のお宅のお世話になりました
 
16:54:16
ダリオンくさそう
 
16:55:10
なんかずっと獣化してる旦那さんと、どこかフローラに似た奥さんの歓待を受けよ
 
16:55:32
フローラに似てるの……
 
16:55:53
おねえさんですし
 
16:56:01
衝撃の事実
16:56:41
衝撃の事実が判明したところで撤退するか。
 
16:56:44
つまりロナっぺからみてフローラはおばさん!
 
16:56:46
お付き合い感謝なのだ(^o^)
 
16:56:58
おばさん(48)…
 
16:57:01
おばさんと呼ばれるフローラとろなのCC
 
16:57:07
お付き合い感謝なのだ
 
16:57:10
でもおばさんって呼ばれてもあんまり気にしなさそう。
16:57:12
)))
SYSTEM
16:57:14
 様が退室しました。
 
16:57:17
16:57:26
てっしゅうー
SYSTEM
16:57:29
 様が退室しました。
発言統計
その他(NPC)111回76.6%4714文字87.8%
 34回23.4%657文字12.2%
合計145回5371文字