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2019/09/14
SYSTEM
00:24:24
様が入室しました。
SYSTEM
00:25:17
 様が入室しました。
 
00:26:21
店の外で待ち伏せしてやるわ
00:26:42
私は標に住んでるわけではないぞ?
 
00:26:59
仕事を探しにやって来るのを待つのよ
00:27:07
執念深い事だ
 
00:27:17
 
00:27:19
 
00:29:10
イルスファール王国有数の冒険者の店、《星の標》。この店には各地から日々、多くの仕事が舞い込んでくる。怪物退治、旅の護衛、遺跡調査などなど
00:30:48
そうした仕事を求め、数多の冒険者がこの店に集う。特に新しい依頼が張り出される朝方は顕著だ。
00:31:58
依頼争奪の喧噪が始まりかけの早朝、店の入り口の脇で小柄な少女が一人、何かを待つように佇んでいる。
00:32:41
時折、店を出入りする冒険者が話しかけても、やんわりと微笑みつつも首を横に振る。そんなやり取りをもう何度か繰り返していた。
ミレイユ
00:35:05
「……」長い銀の髪と青い瞳が特徴的な少女、ミレイユはある人物の到来を待っていた。姉には人を接する事に慣れるために、星の標に行くと伝えてある。あくまでも店内にいる、という約束だが…
00:36:13
そんな少女が佇んでいる事などつゆ知らず 青いコートを纏い 剣を一振りだけ佩び 長い銀髪を首の後ろで結んだ青い瞳の男が入店してくる
ミレイユ
00:36:29
「……」目的の人物との話の内容次第では、店内では困るのだ。冒険者同士の諍いは法度と聞く。仲裁が入ってしまえば台無しだ。
ウィンター
00:37:32
「……」喧騒に辟易したように肩を竦めて 「こうも多いと、どうもな」時間をずらしたくなる と言外に
00:39:12
周囲を軽く見渡し 掲示板ではなく、探し屋などがたむろしているテーブルを巡るつもりなのか、ゆっくりと歩いて行く
ミレイユ
00:40:48
「……、……!?」気を張って瞠っていたつもりだったが、ルーがいなければ素人そのもの。目的の人物が店の中に入っていくところを止めることが出来なかった。
00:42:19
咄嗟に声が出なかったのだ。昔負った傷が原因で言葉を発するのに障害が残ってしまった。しかし、他に方法はあった筈だ。しがみつくなり何なり、そうする覚悟を持って来た筈だったのに。
ウィンター
00:42:52
探し屋などを尋ねて いくつかテーブルを巡る過程で
00:43:34
見知った少女が目の端に留まる ここで最初の仕事を共にした獣使い
ミレイユ
00:43:36
「……」後を追って店内へと向かう。掲示板前は酷い混雑だ。カウンターでは店主が冒険者のグループと何やら話し込んでいる。目的の人物は…
ウィンター
00:44:58
「…‥」暫く眺めやり 様子を伺うように佇んで
ミレイユ
00:45:24
「……!」居た。見つけた。いや、見つかった。銀の髪に青い瞳、自分や姉と同じ色を持つ人。本当なら少しの親近感を抱くところなのかもしれないが、彼は父の仇なのだという。
ウィンター
00:46:31
「……私は依頼を持っている訳ではないぞ」他をあたると良い、と
ミレイユ
00:48:18
「あ……、……ぅ」あなたは本当にお父様の仇なのですか? そんな言葉を素直に口にしそうになって、いつもの言葉の詰まりに逆に救われる。もしそうだったとして、そのまま答えるはずがない
ウィンター
00:49:12
「……」それとも、私に何か用があるのだろうか
00:50:25
ここまでの様子だと収穫はなさそうだ。魔動機文明時代はお呼びではない 「…私に何か用か」今度は口に出して問う
ミレイユ
00:50:54
「お…‥、……お願いが、あります。と、突然、こんな、事を言って…も、申し訳、ありません」緊張の面持ちで、意を決して口を開く。途切れ途切れでも気にしてなどいられない。
00:51:31
「こ……、この街から、で、出て行って、ください…ませんか」
ウィンター
00:51:47
「……それはまた随分な願いだな」
ミレイユ
00:52:15
もし、彼が仇で無いのなら、酷いことを言っているという自覚がある。もし、彼が仇なのだとしたら、酷いことを言っているという自覚もある。
ウィンター
00:52:41
「構わない。ただし条件がある」
ミレイユ
00:53:38
「!?」 まだ何も説明していないというのに、まさか肯定の言葉が帰ってくるとは夢にも思っていなかった。目を丸くして男の顔を見上げた
ウィンター
00:54:08
「魔法文明時代の遺跡。それも特定の場所の遺跡の地図を提供してもらいたい」
00:55:53
「それが出来たら考えよう。それまではお前の望みを叶えてやるわけには行かない」
ミレイユ
00:56:29
「……?」続く言葉は更に意外なもので、ますます混乱してしまう。遺跡など全く専門外だ。博識な父であれば知り得たかもしれないが、自分がそれを学ぶ前に父は亡くなった。姉は、この男性こそがその元凶の一人だと信じている。
ウィンター
00:57:31
男の表情はからかっているようには見えない。あくまでも目的はそれなのは真実なようだ
00:58:12
「……まあ、それはそれとして、だ」
00:58:51
「何故そのような望みを伝えるに至ったかくらいは聞かせて欲しいものだ」適当なテーブルの席を引いて腰かける
ミレイユ
00:59:03
「し……、…知りません。わ、私、遺跡の事、なんて…」嘘でも吐いて連れ出せば、姉の本懐を遂げる手助けになるのだろう。けれど、それではいけないのだ。
ウィンター
01:00:15
「…」まあ、そうだろうな と これで持っていると言われても対応に困っていた所だ
ミレイユ
01:03:30
「ね……、姉様は、わ、私達は……」事情を説明しようとして、困り果てた。こんなに人の多い中で仇だなんだと口にして、もし、人違いであったなら酷い誤解を振り撒いてしまうことになる。そうならないように、外で待ち構えるはずだったのに予定がずれてしまった。
ウィンター
01:05:20
「……言葉が不自由か」それとも言えないか 「…答えられないならそれでもいい。好まれてはいない様だからな」
ミレイユ
01:05:21
「ね……、姉様が、あ、あなたの事を、き、嫌っているから……。ご、ごめんなさい」結局、口に出来たのは酷く苦しい言い訳だった。
ウィンター
01:06:13
「……」苦笑して 「そうだな。そのようだ」
ミレイユ
01:07:12
「ち、地図は、きっと、探します。 さ、探します、から……その時は」 姉の復讐をずっと手伝ってきた。それが姉の心の支えだから。そして、仇らしき人物を探し当てた。けれど、仇を見つけた姉の冷たい目を見て考えさせられた。
ウィンター
01:08:27
「…良い姉のようだな。彼女は」
ミレイユ
01:08:42
復讐の旅路の中でも姉は自分とルーには以前と変わらず接してくれた。けれど、ついに目標を見つけてしまった姉が、全く違う何かになってしまうようで、それが恐ろしい。
ウィンター
01:09:34
「それとも手がかかるか…ここまで慕ってくる妹が居るというのは、そういう事だろう」
ミレイユ
01:11:36
「……」良い姉だという言葉に肯く。その姉の目的の成就を邪魔しようとしている事を心苦しく思う。
ウィンター
01:11:52
「条件は出した。それに適うなら私としても文句はない。探す手が増える事は歓迎したいところでもあるからな」
01:13:05
「それから…」付け足すように
01:13:28
「その献身と勇気に敬意を表そう。……姉が、と言っていたが、姉だけではあるまい?」私のことが嫌いなのは、と
ミレイユ
01:15:41
「………」自分もそうなのだろう、と問われ、考える。父を慕う気持ちは勿論ある。失くして悲しい気持ちも、幸せだった時を奪ったものへの怒りも。けれど、それよりも、これ以上失くしたくないという気持ちの方が強い。きっと自分は薄情なのだろう。
01:18:16
「あ……、…あの、な、何か、手がかりは、ありませんか?……ルーは、に、匂いを、追えます、から」問いかけには応えず、逆に問うた。彼の探し物は特定の遺跡なのだという。それを見つけることが出来たら、約束を守って貰えたら……復讐の旅をまた振り出しに戻すことが出来る。
ウィンター
01:19:14
「…匂い、か」考え込むように 「お前の操る狼は確かに賢かったが、獣は獣だ」
01:19:35
「遺跡を探せるとは思っていない」
01:20:31
「……全部を教えたところで信じる事も出来ないだろうからな」
ミレイユ
01:20:54
「……」言われてみればその通りだ。何千年も前の遺跡の匂いなど手掛かりも何もない。
ウィンター
01:21:06
「ひとまずは、魔法文明時時代中期の遺跡を探して貰えると助かる」
01:21:45
「ここはケルディオン…混沌の坩堝だと聞く」
ミレイユ
01:23:18
「わ……、……分かり、ました。さ、探します。ひ、人にも、聞いて、みます……」この不自由な口では聞き込みを行うのは困難だろうが、仕方がない。
ウィンター
01:24:06
「他の場所よりは可能性が高いはずなんだ」 どこか遠い目をして
01:24:43
「出来る範囲で構わない。そこまで過度な期待もしてはいないのでな」
01:25:28
「不自由なものを押してまで、他人にやってもらう事でもないからな」
ミレイユ
01:25:35
「そ……、……そんなに、た、大切な、もの、なんですか」仇であるかもしれないという彼の目的の場所、その内容と理由に初めて興味を持った。
ウィンター
01:26:33
「……ああ」
01:26:47
「お前が家族を大事に想うのと同じくらいには……な」
01:27:35
少し俯く様にして呟いて
ミレイユ
01:28:23
「……」吃音による無音ではなく、文字通り、語るべき言葉を失くして、その横顔を見上げた。
ウィンター
01:29:11
「……少し話し過ぎたな」似た立場のものが居たせいだろう、と自己分析をして
ミレイユ
01:31:13
「……」立ち入った事を聞いてしまった事への謝罪を込めて頭を下げた。自分の事情は明かさずに聞くべきでは無かった。
ウィンター
01:31:47
「…今日ここで会った事は、お互いなかったことにした方が良さそうだ」 「約束は守るが……お前の姉を刺激しすぎても困るだろうからな」
ミレイユ
01:34:04
「……、ごめん、なさい。 あ、ありがとう、ございます……」
ウィンター
01:34:22
謝罪の素振りに手を挙げて 気にするなと伝えるように
ミレイユ
01:34:52
「……」言ってから、あらゆる意味で礼など言える立場か、と思い至り、恥じる
ウィンター
01:36:48
「……それではな」嫌いな相手に月並みな挨拶をされても困るだろう 隣を抜けるように、歩き出す 
ミレイユ
01:38:32
「あ……、……」声をかけようとして、やはり、かけるべき言葉も資格も持ち合わせてはいないのだからと、言葉を飲み込んで、去って行く背中をただ見送った。
ウィンター
01:38:37
掲示板には目もくれず、入店してくる人の波を躱しながら扉へと向かう
01:40:52
そして人ごみに呑まれて、姿は見えなくなった
ミレイユ
01:42:24
「……」男が立ち去った後、今更ながらに感じた震えと動悸にへたり込みそうになるも、これ以上目立ってはいけないと、逃げるように店の外へと向かった。
 
01:42:31
 
01:42:33
 
01:43:08
((. . ))
01:43:11
お付き合い感謝なのよ
01:43:17
ゆうきをふりしぼってえらい
 
01:43:24
このむねのどきどきは・・・こい?
01:43:32
それは故意です
 
01:43:50
はい
01:44:02
事故に見せかけて亡き者にしようとする決意
01:44:05
略してこい
 
01:44:11
お付き合い感謝です。
01:44:30
あなたを始末する遺跡を見つけてやる
01:44:41
楽しみにしていよう
01:45:15
ではな、獣使い 姉によろしく
 
01:45:16
たいひー)))
01:45:19
)))
SYSTEM
01:45:21
様が退室しました。
SYSTEM
01:45:22
 様が退室しました。
発言統計
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