文字:
20191013X_0
- 2019/10/13◥
- SYSTEM◥
- 16:47:23
- 様が入室しました。
- SYSTEM◥
- 16:48:10
- 様が入室しました。
- ◥
- 16:48:15
- いいえ私は
- 16:48:18
- 天秤座の女
- ◥
- 16:48:34
- @お付き合い感謝、よろしくお願いいたします
- ◥
- 16:48:45
- はい。シチュどうしましょ
- ◥
- 16:48:56
- 星の標で個室借りた感じで。
- 16:48:59
- お呼び出しです
- ◥
- 16:49:04
- はぁい
- ◥
- 16:49:09
-
- 16:49:10
-
- 16:49:10
-
- 16:49:29
- 星の標。多くの冒険者が集うこの宿には、応対用の個室がいくつかある。
- 16:50:47
- その個室で、2人の少女が向かい合って座っていた。一人は慈愛の盾と呼ばれる冒険者、もう一人は…つい先日ランクをとったばかりのほぼ無名の冒険者である。
- 16:51:03
- テーブルにはキャロラインが淹れてくれた紅茶と、茶菓子が置いてある。
- カレン◥
- 16:51:24
- 「はい、というわけで呼び出されたカレンです。よろしくおねがいしますね、アリエル先輩?」と、余裕綽綽の笑みを浮かべているのは黒髪の女性。
- アリエル◥
- 16:51:53
- 「はい、お時間いただいてありがとうございます、カレンさん」ぺこりと頭を下げて。
- 16:52:08
- 「お時間をいただいたのは……先日の、星座の依頼についてです」
- カレン◥
- 16:52:38
- 「ええ、大体そんなところだと思っていました。大丈夫ですよ、隠すつもりはありませんから」と、笑顔を依然として浮かべている。
- アリエル◥
- 16:53:19
- 「貴方が知っていることを全て教えていただきたいです」この愚直ともいえる真直ぐさである。
- カレン◥
- 16:54:02
- 「そうですね……といっても、納得してもらえるかどうかは分かりませんが……。私、人の気持ちが良く分からないと言われるので」と、ミネットに言われたことである。
- 16:54:24
- 「ただ、精一杯説明されてもらいますね? 悪いところがあれば言ってください」と、特に動揺する様子もない。
- アリエル◥
- 16:54:35
- こくり、と頷いた。
- カレン◥
- 16:55:06
- 「けれども、どこからお話すればよいでしょう。私ではどこから話せばわからなくて」
- 16:55:25
- 「だから、アリエル先輩が気になっていることを教えて?」と、少し色っぽい口調である。
- アリエル◥
- 16:55:50
- 「では…まずは、カレンさんが契約している魔物…魔神、と言ったほうがいいのでしょうか…それについて」
- カレン◥
- 16:56:21
- 「そうですね。天秤座の魔神というのか、それとも魔物というのか、それについては私も知らないところは多いです」
- 16:56:49
- 「名前はアストライア。持つ力は絶対均衡と聞いていますが、正直、どこまでの力を持っているかは私もよくは」
- 16:57:16
- 「容姿については人間そのもの。水色の髪の毛で、冷静で少し頑固な性格です。彼女は単独で、星の魔物を狩る仕事をしています」
- 16:57:47
- 「私と契約したのは……そうですね。私は孤児院で殺された時にたまたま遭遇した、からかな?」と、説明しきった。
- アリエル◥
- 16:58:29
- 「つまり…アストライアさんは、今はカレンさんと別行動で、あの時出会ったような敵対する星座の魔神を倒している…という認識でいいでしょうか」
- カレン◥
- 16:59:06
- 「はい。おっしゃる通りです。ちなみに、私は彼女から”星の動き”を知るくらいの力しかもらっていません。ですから、あの双子座のように力を行使することはできません」
- アリエル◥
- 16:59:33
- 孤児院で殺された、という言葉には目を伏せて、一瞬悲し気な表情を浮かべた。
- カレン◥
- 16:59:46
- 「唯一あった力は、少し前の事件で使ってしまって。それに、武器も一応ありましたが、ミネットさんにお譲りしました。私、神聖魔法は使えないので」
- 16:59:50
- あ、殺されかけたです。ごめんね
- アリエル◥
- 17:00:31
- アリエルを見ているとわかるが、彼女は嘘をつくことがあまり上手くない。ミリッツァの信徒というところも、思うところがあるのだろう。
- 17:01:52
- 「ということは…てんびん座の力…は、ミネットさんと、カレンさんのお二人が今持っている状態、ということですね」
- カレン◥
- 17:02:32
- 「ふふ、先輩は理解が早くて助かります。ただ、力の殆どがアストライア本人、いえ本体が所持している状態ですね」
- 17:02:57
- 「アストライアの話が出たので、私が知っている星座の力関係のお話を致しましょうか?」
- アリエル◥
- 17:03:08
- 「あ、お願いします」後から聞こうと思っていたことだ
- カレン◥
- 17:03:54
- 「では」 https://www.youtube.com/watch?v=yS90bXtWRFY
異世界の残滓
- 17:04:37
- 「まず、星座の魔物自体は、星座の数だけ存在しているみたいです。基本は何かに憑依しなければ力を発揮しないみたい。その対象は蛮族でも、魔動機でも魔法生物でも何でもいいみたい」
- 17:05:31
- 「ガルバさんから資料を頂けば過去の事件の資料があるはずです。髪の毛座、王冠座の奴が目立つかしら?」
- 17:05:59
- 「ただ、その中でも単体で行動できるほどの強い力を持った星座。それが十二星座にあたるものです。一般常識でも有名な、あの星座群ですね」
- 17:06:20
- 「正確に言えば、十三星座らしいですか。ここまでは大丈夫でしょうか? 先輩」と、かわいらしく首を傾げよう。
- アリエル◥
- 17:07:52
- 「えっと、憑依=契約、という認識…であってるでしょうか。先ほどのアストライアさんは、カレンさんと契約することで、実体を得る力をえた、と」
- カレン◥
- 17:08:40
- 「そうですね……どうなんでしょうか。全ての十二星座を見たわけではないのでわかりませんが、ほとんどの場合、憑依=契約。そして実体を得るという認識で間違いないかと」
- 17:09:01
- 「少なくとも十二星座以外に関しては、間違いなくそうみたいですね」
- アリエル◥
- 17:09:10
- 「ありがとうございます」続けてください、と
- カレン◥
- 17:10:20
- 「ええ、では、勢力関係ですね。まず十二星座。いえ、ここは十三星座を含めて話をしましょう」
- アリエル◥
- 17:10:38
- こくり、と頷いて
- カレン◥
- 17:11:12
- 「人間を導く均衡を担う天秤座。絶対中立の”蛇遣い座”そして、混沌と融合を司る山羊座。この3つが十二星座の中でもとりわけ大きな力を持つものです」
- 17:11:49
- 「蛇使い座に関しては行方知れず。そして、天秤座の役割は山羊座の活動を食い止めることと、アストライアからは聞いていますね」
- アリエル◥
- 17:11:55
- 「やぎ座…」ミネットさんが、あれほど怒りをあらわにした魔物。
- カレン◥
- 17:12:25
- 「実際にどういう経緯かは不明ですが、山羊座は庭という組織と何からの関係を持っているみたいですね」と、目を瞑り答えて
- 17:14:05
- 「分かりやすく言えば天秤座と山羊座は敵対関係にあり、その中立にあるのは何をしているか不明な蛇使い座。ということになりますね?」と、ここでアリエルの目を見て。ここまで大丈夫ですか。というサインを送る。
- アリエル◥
- 17:14:14
- 頷いて
- カレン◥
- 17:14:35
- 「では、次に十二星座の勢力関係です」と、メモを取り出し
- 17:15:09
- 「まず、蠍座と水瓶座は活動を停止しました。ここの冒険者の手によって」と、絵をかいて。×をつける。
- 17:15:49
- 「そして、双子座と、射手座。これらは山羊座の支配下にある星座と聞いています。それはなぜか、ということまではアストライアは教えてくれませんが」
- 17:16:39
- 「残りの星座はどういう状態にあるか不明です。山羊座の支配下にあるか、はたまた人間と共生しているか、もしくは魔域を作っているか」
- アリエル◥
- 17:17:40
- 「敵か味方かわからない…ということですね…」むむむ…
- カレン◥
- 17:17:51
- 「その通りですね」>アリエルに答え
- 17:18:28
- 「例えばですが、蠍座の動きは、ある村で不本意に虐げられていた少女に憑依しました。その結果魔域を作ってしまったわけですが……」
- 17:19:25
- 「一方、水瓶座は余命が少なかった役者を志す少女に憑依し、そして延命して、夢をかなえたと聞いています。とはいえ、そこに何らかの問題があって魔域を形成してしまったわけですが……」と、思い出すように語りながら
- アリエル◥
- 17:20:18
- ということは…現時点では、こんな感じでしょうか と羊皮紙を見せて
味方?:天秤
中立:蛇遣い
敵?:山羊、双子、射手
いない:蠍、水瓶
- カレン◥
- 17:20:46
- 「ええ、私たちを味方ととらえることができるならば、そういうことになります」
- 17:21:26
- 「ただ、それを証明できるかと思えば……分かりません。アストライアには能動的に会えるわけではないので……」と、申し訳なさそうに
- アリエル◥
- 17:25:24
- 「…魔物である以上、脅威になるかどうかというのは…わからない部分です。実際、そのアストライアさんとは、私はお会いしたことはありませんから…ただ」
- 17:25:59
- 「…貴方が契約されているなら、私は、貴方を信じます、カレンさん」
- カレン◥
- 17:26:34
- 「そういってもらえると嬉しいです。私、胡散臭いとよく言われてしまうので」と、笑顔で。
- 17:27:19
- 「と、まあ。星座の勢力関係はこのような感じですね。ほかに疑問点はありますか?」と促す
- アリエル◥
- 17:28:51
- 「胡散臭い…ですか?かわいらしい方だな、とは思いましたが…」人それぞれ違う印象は抱くだろう
- 17:29:31
- そこに嘘はなく。
- カレン◥
- 17:29:33
- 「あら、そんなこと言ってくれるなんてお上手ですね。私、惚れてしまいますよ?」にこにこと笑っている。というより、常に基本的には差はあれど、笑顔を浮かべているのがこの女だ。
- アリエル◥
- 17:30:11
- 「えぇ…!?」おろおろと。実に正直な娘である
- カレン◥
- 17:30:38
- 「あら、かわいらしい。私より、かわいらしいですね。アリエルさん♪」
- アリエル◥
- 17:30:56
- 「っと…えっと、後は…星座の気配について最初おっしゃってましたが…何か、彼らが現れる特徴はあるのですか?」ごほん、おちつくように咳払いひとつして
- 17:31:09
- 「前兆と申しますか…」
- カレン◥
- 17:31:17
- 「そうですねえ……特に今は」と、この前の天球儀を取り出し
- 17:31:39
- 「これがありますから、ずっと観察しているのですが、未だに動きは見えませんね」
- 17:32:10
- 「前兆と言えば……これも難しいところです。もし既に契約した状態の何かがいるのならば現実世界に順応しているか、あるいは魔域として顕現しているはずですから」
- アリエル◥
- 17:32:32
- 「まだまだ謎が多い…ということですね…」
- カレン◥
- 17:33:24
- 「はい。すみません、こういったところで、役に立てず」
- アリエル◥
- 17:34:14
- 「いいえ!むしろ、カレンさんが伝えてくれなければ、そういう星座のことについて、誰もわからない状態でしたから」
- 17:34:18
- 「だから、こうして教えてくれて、ありがたいです」
- カレン◥
- 17:34:36
- 「そうですね。私も関連する人々には色々伝えなければならないのですが」
- 17:34:57
- 「以前、シグネ先輩がおっしゃっていたこと。あれが事実だと思います。必要であれば斬らなければならない。合理的な判断でしょう」
- 17:35:38
- 「それに、私、命にそこまで執着はありませんから。というより本当は死んでいた身だと思いますから。もし、アストライアと共に消えるというのであれば、それもまた一つでしょうしね」と、そんなことを笑顔で言うのである。
- アリエル◥
- 17:36:29
- 「…………」それを聞いてこの娘
- 17:36:42
- なんと
- 17:36:48
- ぼろぼろと泣き出した。
- カレン◥
- 17:37:18
- 「アリエルさん、どうされたのですか? 私はいけないことを言ってしまったかしら?」と、ようやく笑顔から、目を丸くする。ただ、その心情は理解できていないようだ。
- アリエル◥
- 17:38:01
- 「あぁ…えっと、ごめんなさい、その………すごく、かなしくて」
- カレン◥
- 17:38:43
- 「そうですか……ごめんなさい。悲しくさせてしまって」と、再びデフォルトの微笑に戻り
- 17:38:59
- 「ただ、アリエルさんはお優しいのですね。慈愛の盾の異名通りですね」
- アリエル◥
- 17:39:44
- 「…カレンさんは、私は、さっきのは、イヤです」
- 17:40:28
- 「確かに、過去に、貴方は死にそうになっていたのかもしれませんが、貴方はいまここにいて、こうしてお話をして…生きているんです」
- 17:43:28
- 「必要であろうが、貴方を諦めたくないです」
- カレン◥
- 17:44:16
- 「ふふ、そうですか。なるほど、これが不謹慎という奴なのですね」
- 17:44:41
- 「大丈夫ですよ、アリエルさん。私もまだやりたいことがありますから。でも、そういってもらえるなら先輩にこれから守ってもらおうかしら」と、嬉し気に述べて
- アリエル◥
- 17:45:07
- 「…すみません、子どもみたいに」とてもではないが宝剣の冒険者としての合理的判断とは全く言えない心情である
- カレン◥
- 17:45:38
- 「いえいえ、お優しいということが良く分かったわ。それに星の数ほど、冒険者の数はいるんですから」
- 17:46:27
- 「個性があってこそです。だから、全てを一つに統合するなんていうのは、私も避けたい話ですね」山羊座の思想と絡めた話である。
- アリエル◥
- 17:48:06
- 「統合…?」
- カレン◥
- 17:48:38
- 「ああ。すみません。説明が不足していました。山羊座の話に戻りますが、混沌と融合の力を持つと話しましたね」
- アリエル◥
- 17:48:51
- 「いえ、こちらこそ取り乱してすみません」続きを、と促して
- カレン◥
- 17:48:57
- 「故に、あの星は全てを統合しようと考えているみたいです。それがどういったものかは私も良く知りませんが……」
- 17:49:29
- 「個性を無くし、そして全ての星を、動物を、生命を一つにしたい。というものなのではないかと思われます」
- アリエル◥
- 17:50:45
- 「融合……」あのふたご座の男が、行ったアレもその力なのだろうか。
- カレン◥
- 17:51:46
- 「さて、アリエル先輩。ほかに質問はございますか?」さんづけしてたのは忘れてください;;
- アリエル◥
- 17:52:12
- 「あ、あとは大丈夫です」おおむね理解できた。
- カレン◥
- 17:52:49
- 「では──」と話が落ち着こうとしたところで
- 17:52:58
- 天球儀の一部が光り始める。
- アリエル◥
- 17:53:07
- 「はい、ありがとうござ……?」
- カレン◥
- 17:53:09
- 「……あら」と、その天球儀を見る。
- アリエル◥
- 17:53:21
- 驚き、そして表情が曇る。コレが光ったということは。
- ◥
- 17:54:27
- 「♈」のマークと、それに対応する星座。牡羊座。つまりは 白羊宮 が光り輝いているようだが、その輝きはすぐに失われた。 https://www.youtube.com/watch?v=4H5KtodOsBk&list=PLFB2DBGahG4G8lJ02rUF5qHmKJWWnwqw-&index=159
- カレン◥
- 17:55:00
- 「なるほど、この天球儀の働きを本物だとするならば……何かあったみたいですね」と、目を閉じて。笑顔ではなく何かを考えるような表情でつぶやく。
- アリエル◥
- 17:55:50
- 「牡羊座…の何かが、動き始めたということでしょうか…すぐにガルバさんへ」この切り替えの早さである
- カレン◥
- 17:56:17
- 「そうですね。お伝えしておくのが良いでしょう。一瞬でも見えた変化は共有すべきです」と、天球儀を持って立ち上がる。
- アリエル◥
- 17:56:46
- カレンの言葉に頷き。
- ◥
- 17:57:10
- ということあり。ガルバに二人はこの状況を報告しにいく。
- 17:57:56
- さて、その星座の物語が紡がれるのはいつのなるのか。それは不明だが。その予兆が見えたということは近い未来に何かが起こるということであろう。
- 17:58:13
-
- 17:58:17
- こんな感じでしょうか
- ◥
- 17:58:24
- でせうね
- 17:58:29
- お付き合い感謝、ありえーるちょろい
- ◥
- 17:58:31
- うふふ、アリエル先輩。もう逃がさないわ♡
- ◥
- 17:59:03
- 凌ぎ切ってみせましょう
- ◥
- 17:59:19
- というわけで解散しましょう。お付き合い有難うね! お疲れ様!
- ◥
- 17:59:26
- おつかれさまでしたー
- SYSTEM◥
- 17:59:28
- 様が退室しました。
- SYSTEM◥
- 17:59:32
- 様が退室しました。
- ◥
-
発言統計 |
その他(NPC) | 106回 | 81.5% | 4668文字 | 91.0% |
| 11回 | 8.5% | 239文字 | 4.7% |
| 13回 | 10.0% | 225文字 | 4.4% |
合計 | 130回 | 5132文字 |