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20191109Z_0
- 2019/11/09◥
- SYSTEM◥
- 09:15:13
- 様が入室しました。
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- その人物を一言で表すならば、盾、である。
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- 戦場では誰よりも前に立ち、敵の攻撃を受け止め、かつ、味方が攻撃に転じやすいよう位置取りを行う。
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- 防御力だけで言えば、あの堅楼にも匹敵する性能を持つ。
- 09:23:57
- 戦場以外の場面でも、負傷者が出れば走り、神の奇跡で癒し、治療を施し、兵士たちを励まし鼓舞し、護る。
- 09:26:54
- 見た目はまだ成人したての若く小柄な少女である。若いなりによく動いているその姿は、頑張っている、とも映るだろうが。
- 09:28:16
- 少女の最近の状況を知っている者たちからすれば………理想的模範的な盾というより、うすら寒い何かを感じさせる働きぶりであるともいえるだろう。
- 09:30:19
- 実の叔父が凄惨な死を遂げ、実の母親も父親と同じく戦場で行方知れずとなった、その翌日からすでに同じ行動をしているのである
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- 少女の叔父や父は騎士であり、少女の母も少女と同じく冒険者である。双方とも危険と隣り合わせの職業、行方不明や死亡は決して珍しい話ではない。
- 09:39:03
- 家族は常日頃から心の片隅に帰らぬ覚悟を抱いているだろう、が、悲しみや痛みが全くないことなどありえない話だ。
- 09:40:20
- ありえない話なのである、が。少女と話した兵士たちは…それを少女から全く感じなかったのである。
- 09:43:34
- 無論、叔父や母の話をそれとなく出せば、悲し気に目を伏せはする。だがすぐに「お気遣いありがとうございます」と元の通りに微笑むのである。
- 09:44:59
- 精神力が強い、気丈にふるまっている、覚悟ができている…そんな次元の話ではない。
- 09:46:26
- ある兵士はこう語る。確かに前にも同じランクの冒険者を見たことがあった、メリアの神官、変わり者といえば変わり者の様子であった、が。
- 09:51:24
- まだ人族に見えた、だが、目の前の少女は…本当に人族なのか?
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- 09:58:40
- その日、イルスファール王国、冒険者ランク魔剣位に新たな冒険者が登録された。
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- 同じ宿の冒険者では、紅蓮旋風、堅楼、灰色の魔術師、剣狼、夜叉姫、雲耀の剣、キルヒア神の神官2名…に加え
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- 慈愛の盾 アリエル・エマール が魔剣位として、登録された。
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- 10:01:49
- @おそまつさまでした
- SYSTEM◥
- 10:01:51
- 様が退室しました。
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