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2019/11/10
SYSTEM
17:37:44
 様が入室しました。
SYSTEM
17:38:09
 様が入室しました。
ジャンヌ
17:38:27
私の出番……まだ存在していたというのですか……。
 
17:38:42
ええ、ええ 出番になりますとも。。。
17:38:53
強制連行が発生します
ジャンヌ
17:39:00
こわい。
17:39:18
場所は星の標になるでしょうけど開始はどうします?
 
17:39:18
ジャンヌ相手だったら割とめちゃくちゃしていいなって
17:39:32
私の内なる声が囁くのです
ジャンヌ
17:39:34
まあ死んでも3回か4回までならセーフですからね
 
17:39:57
開始は、こちらで受け持ちましょう
ジャンヌ
17:40:09
分かりました。
 
17:40:25
 
17:40:25
 
17:40:26
 
17:40:26
 
17:40:27
 
17:40:28
 
17:41:14
命令されて、ここに来た "姉さま"もいるという、この国へ
17:41:56
私は"匙"の目、"匙"の耳 ルスルリアンから逃げ出してからずっとそう
17:42:49
だからこれも、その一環 ニオは、"匙"のお人形
17:43:06
 
17:43:07
 
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17:43:09
 
17:43:09
 
17:43:44
リアン地方、イルスファール王国 "星の標" ここは、名うての冒険者達が集う冒険者ギルドの支店だ
17:44:59
その依頼達成率の高さから、国内のあらゆる組織からの信頼も厚く、冒険者たちの質もいいことで知られている
17:45:54
早朝の依頼争奪戦を過ぎると、指名依頼の話へと転じていくため
17:46:04
店内はがらんとしはじめる
17:46:45
静かな店内 そうしたところに軽やかな足取りで 1人の少女が入店する
17:48:21
小柄で引き締まった四肢にバランスの良い肉付き
17:49:13
黒に銀灰のメッシュが入ったような長い髪を二つ結びにしており その上に小さなシルクハット状の飾り帽を載せて
銀と黒髪の少女
17:49:59
動きを阻害しないように裾の短めのノースリーブのワンピースドレス。黒と白のフリフリとした付け袖。目を引く赤革の靴
17:50:50
人形を思わせる整った顔立ちで その目はヘテロクロミア… 左右で色が違った
17:51:15
右が黒く、左が灰色で 好奇心を載せた瞳で店内を見回している
ジャンヌ
17:52:38
最も忙しい時間帯を過ぎ、静かになった店内に、少女にやや遅れて一人の娘がやってきた。
17:53:45
可憐で洒落た少女とは違って、素朴な白のロングスカートのワンピースにシックな色のカーディガンを羽織ったその娘は、大きな荷物を抱えている。
17:54:35
およそ普通の女性が軽々しく運べる量ではない荷を抱えた娘は、ふらつくこともなく、それをカウンターの傍まで持っていった。
17:55:03
「ふぅ……。お待たせしました、ガルバさん――……あら、今は外されているのでしょうか」
17:55:50
荷物を終え、店主の姿を探すも、その姿は見当たらない。代わりにカウンター内に居た従業員へと挨拶を告げ、荷物を渡した。
銀と黒髪の少女
17:56:54
「~~♪」ハミング等をしながら 店内を回っていく 掲示板を眺め 店内の様子を伺う
ジャンヌ
17:57:54
この所、冒険者として大きな仕事は請けていない。お世話になっているライフォス神殿からの頼み事に、南方の砦へのちょっとした支援活動。
17:58:40
そんなことをして過ごしていると、ついついそれだけで日が過ぎてしまうのだ。その辺り、上手く自制しろとは色々な相手からも言われているのだが……。
17:59:08
性分なのだろう、と一人苦笑して店内を見回したところで、少女と目があった。
銀と黒髪の少女
17:59:51
「──、」ぱちぱち、と何度か目を瞬かせて 「こんにちは」軽く笑った
ジャンヌ
17:59:53
「あら?」 時折店にも顔を出してはいたが、あんな少女の姿は見たことない。随分お洒落な格好をしているし、何処かの富豪の娘だろうか。
18:00:20
「はい、こんにちは」 挨拶されれば、嬉しそうに笑みを浮かべて挨拶を返す。
銀と黒髪の少女
18:00:36
「ほしのしるべでいいのよね。ここが」
18:01:07
ててて、と言った様子でパタパタと近づいてきて また笑う
ジャンヌ
18:01:10
「ええ、ここが〈星の標〉。冒険者の店と呼ばれる場所です。もしかして、ご依頼に?」
銀と黒髪の少女
18:02:09
「いいえ」ふるふると首を振って 「探しに来たの。おしごとを」
ジャンヌ
18:02:54
「お仕事を探しに」 目をぱちくりと瞬かせた。 「冒険者登録を希望されているんですね」
銀と黒髪の少女
18:03:40
「うん。それであってるんだよね?」 ジャンヌに対して言ったにしては、少々おかしい言葉を発して
ジャンヌ
18:03:53
こんなに可愛らしい子が、とは思うものの、自分も戦場に立つには似つかわしくないと散々言われて来た身だ。
18:04:27
「はい。此処でお仕事を請けるためには、登録をして、在籍することを認められなければいけません」
銀と黒髪の少女
18:04:59
「うん。合ってる合ってる。それがしたいの」言葉を続ける 「あなたはわかる?どうしたらいいか」
ジャンヌ
18:05:23
「ええと……ちょっと待っていてくださいね」
18:05:43
ぱたぱたとカウンターまで走って、従業員と言葉を交わして、紙を一枚手に戻ってくる。
18:06:20
「これが登録のための用紙です。今は店主さんがいないので、最終的な判断は戻られてからになりますけど……」
銀と黒髪の少女
18:06:34
「いいわ、それで」
ジャンヌ
18:07:00
「それじゃあ、こちらにどうぞ」 笑顔で頷いて、近くの椅子を引いてあげた。
銀と黒髪の少女
18:07:45
「うん」笑顔を返して頷いて 席につくと 羽ペンを持つ
ジャンヌ
18:07:57
その目の前のテーブルの上に、先程の用紙と、自分の荷物からインクとペンを取り出して置いて。 「どうぞ、使ってください」
銀と黒髪の少女
18:08:29
「ありがとう…優しいのね、あなたは」
ジャンヌ
18:09:17
「別にそんなことは。このくらいだったら、誰でもしますよ」 苦笑を返すと、隣の椅子を引いてそこに座った。
銀と黒髪の少女
18:09:56
非常にゆっくりした様子で 1文字1文字記入していく 時折、手が震えたりしてしばらく手が止まるというのを繰り返す
ジャンヌ
18:10:45
「……大丈夫ですか?」 あまり字を書くのに慣れていないのだろうか。心配そうにその手元を見つめる。
銀と黒髪の少女
18:11:21
「うん。だいじょうぶよ。練習したもの」
ジャンヌ
18:12:03
「もし大変でしたら、代筆もできますからね。その場合、店主さんには私から事情をお話ししますから」
銀と黒髪の少女
18:12:58
「んー…じゃあ、お願いしても、いい?」 名前欄に ニオ と書かれた羊皮紙をつまんで
ジャンヌ
18:13:37
「承りました、ニオさん」 書かれた名前を呼んで、羊皮紙を受け取った。
ニオ
18:14:10
「うん。ニオはニオ。よろしくね?」また笑って
ジャンヌ
18:14:38
「と……申し遅れました。私はジャンヌ。ジャンヌ・ダルクといいます」
ニオ
18:15:06
「じゃん……じゃん…にゅ…」
ジャンヌ
18:15:27
「ふふ……あまり慣れない発音だったでしょうか」
ニオ
18:16:02
「覚えるの苦手なの。人の名前。じゃんぬ、ね」
18:16:16
若干怪しい発音でそう言うと
ジャンヌ
18:16:40
「はい、それで大丈夫です。もし忘れてしまったら、また何度でも教えますから、気にしないでください」
ニオ
18:16:52
「やっぱり優しいわ」
ジャンヌ
18:17:53
「……そうですね。出来る限り人には優しくしたい、とは思っています」
18:19:15
少しだけ陰のある笑みを覗かせて答えてから、もとの表情に戻って。 「それではニオさん、代わりに書いていきますから、書くべきことを教えてくださいね」
ニオ
18:19:48
「うん。そうだよね。素敵だと思う」 ジャンヌに向けて言うにはまたおかしな発言が口から出る 
18:20:14
「あ、ニオね」意識がまたジャンヌに向く
ジャンヌ
18:20:58
「素敵、ですか?」 小首をかしげつつも、記入事項について質問しつつ、丁寧な字で間違いがないよう、ゆっくりそれを書いていこう。
ニオ
18:21:11
「お薬の調合と、薬草を煎じるのと、身を隠したりができるの」
18:21:48
「それから、ああうん、そうだね」
ジャンヌ
18:21:52
「あら……薬師や野伏としての技術に長けていらっしゃるんですね」
ニオ
18:22:27
「これが使える!」ジャララと袖から金属音がして 地面に長く溢れていく
18:22:51
白銀と思われる 鎖のようだ
ジャンヌ
18:23:05
「まあ」 何処にそんなものを隠していたのだろう。口元を手で覆って驚いた声をあげた。
ニオ
18:24:10
「気持ちがいいのよ。冷たくて」
ジャンヌ
18:24:55
「確かに触れれば冷たそうですが……ええと、でも武器として使われるんですよね?」
ニオ
18:25:09
「うん」
ジャンヌ
18:26:03
「他に鎖を武器に使われる方は見たことはありませんし、うん、きっと良い特徴になりますね」
ニオ
18:26:22
「特徴があると、いいことなの?」
ジャンヌ
18:27:15
「誰かと協力してお仕事に当たることが多いですから。わかりやすい強みを持っている人とは、連携が取りやすいのだそうです」
ニオ
18:27:59
「なにができるの?じゃん・・・は」発音はごまかされた
ジャンヌ
18:29:24
「ふふ、もう少しでしたね。ジャンヌ、です」 わかりやすいようにゆっくりと自分の名前を伝えて。 「私は、騎士神ザイア……誰かを守ることを是とする神様なんですが、その御力を借りる神官であり、戦士なんです」
ニオ
18:31:40
「しんかんで、せんし」指折り数えて 「いっぱいだね」
ジャンヌ
18:33:12
「いっぱいかどうかは難しいところですが」 指折り数える様子に思わずほっこりとして笑ってしまう。 「そうですね……ニオさんと一緒にお仕事に出た時、盾としてニオさんのことを守るのが役目、だと思ってください」
ニオ
18:34:12
「すてきだわ」また笑って 八重歯が覗く
ジャンヌ
18:34:35
「その時は、遠慮なく頼ってくださいね」
ニオ
18:34:55
「うん」頷いて 「ええと、それから」
18:35:09
「じゃん・・・にゅ、は」ええと 「まけん?ほうけん?」
18:35:32
「聞いたの。"くらい"があるって」
ジャンヌ
18:35:35
「魔剣、宝剣……ああ、冒険者ランクのことですね」
ニオ
18:35:43
「そう、それ」
ジャンヌ
18:36:06
「私は、大剣というランクの認定を頂いています。宝剣や魔剣はその上、ですね」
ニオ
18:36:40
「そう…よかった」ふふ、と笑って
ジャンヌ
18:37:17
「良かった、ですか?」
ニオ
18:37:52
「思っちゃったの。りっぱな人とお話してるって」
ジャンヌ
18:39:05
「ランクなんて、私に対しては気にしないでください。そんなもの……と言ったら怒られてしまうかもしれませんが、それで誰かへの接し方を変えるようなつもりはありませんから」
ニオ
18:40:31
「ふぅん…」
ジャンヌ
18:42:23
「ここのところ、冒険者としてあまり大きな活躍もしていませんし、ね」
ニオ
18:42:40
「そうなのね」
18:43:05
「でもじゃん・・・なら」
ジャンヌ
18:43:07
「ええ。お世話になっている神殿のお手伝いばかりしていたら、つい」
ニオ
18:43:31
「したいわ、一緒にお仕事」
ジャンヌ
18:44:05
「はい」 笑顔を見せて。 「その時は、よろしくお願いしますね」
ニオ
18:45:09
「書けたかしら」
ジャンヌ
18:45:53
「ふふ」 じゃーん、と記入を終えた羊皮紙を広げて見せた。
ニオ
18:46:22
「ありがとうっ」わー と両手を広げて見せて
ジャンヌ
18:46:23
「ばっちりです。後はこれを渡して、店主さんに見てもらうようお願いしておきましょう」
ニオ
18:47:16
「うん。お願いするわ」
ジャンヌ
18:47:25
「すぐには帰ってこられないようですから、これは預けておいて……」
18:47:32
「ニオさん、宿はお決まりですか?」
ニオ
18:47:46
「ううん。でもだいじょうぶ」
ジャンヌ
18:48:02
「あら……もしかして親御さんがこの街にいらしたり?」
ニオ
18:48:39
「うん。それから姉さまもいるわ。もう随分会ってないけれど」
ジャンヌ
18:52:10
「同じ街にいらっしゃるのなら、お会い出来る機会はきっとありますよ」
18:52:31
「もしお時間があるのでしたら、このお店の周辺だけでもご案内しますが……如何ですか?」
ニオ
18:52:44
「いいの?」
ジャンヌ
18:53:09
「勿論。今日はこれから特に用事もありませんから」
ニオ
18:53:44
「じゃあお願いするわ」ジャンヌの手を取って 「よろしくね、じゃん…じゃん…」
18:53:51
「…ジャンヌ!」
ジャンヌ
18:54:36
――はい」 しっかりと名前を呼ばれ、屈託のない笑顔を浮かべてその手を握り返して。
ニオ
18:54:55
「言えたわ」ふふ、と笑って
ジャンヌ
18:54:57
ニオを連れたって、イルスファールの街を案内するのだった。
 
18:55:11
 
18:55:12
 
18:55:21
いたいけな少女を誘拐してしまいました……。
 
18:55:31
いたいけではないからだいじょうぶだわ?
 
18:55:55
私の中ではまだまだいたいけです。
 
18:56:01
ふふ
 
18:56:06
同行出来る機会を心待ちにしておきましょう。
18:56:12
それではお付き合いありがとうございました。
 
18:56:15
うん。きっとすてきだわ
18:56:18
おつきあいありがとう
18:56:23
)))
 
18:56:24
)))
SYSTEM
18:56:25
 様が退室しました。
SYSTEM
18:56:26
 様が退室しました。
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