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20191115Z_0

2019/11/15
SYSTEM
21:46:48
 様が入室しました。
SYSTEM
21:47:14
 様が入室しました。
 
21:47:39
アウラちゃんって普段はアステリア神殿でしたっけ
 
21:47:47
うん
 
21:48:09
んじゃざーっと書き出しますね
 
21:48:15
はぁい
 
21:48:48
 
21:48:48
 
21:48:49
 
21:48:50
 
21:49:48
ここは王都イルスファールの中でも名の知れた冒険者ギルド支部、〈星の標〉――ではなく。
21:51:48
王都南東、アステリア神殿だ。時刻は夕暮れ時、陽も傾いて西の空は赤く焼けている。
21:52:38
とはいえ、この神殿に務めている者からすれば普段と変わらぬ様相だろう。
21:52:51
何気ない一日が、平穏に終わりを迎える頃。
21:53:38
神殿前の通りを左腕をぶらぶらと揺らしながら歩く青年がいた。
ルトヴィーク
21:54:38
間に合わせの鎧は傷付いて歪み、背に提げる盾は長い間手入れもされていないのか、酷く歪つだ。
21:55:03
腰に佩いた剣については、最近新調したものなのか――さして汚れてもいない。
21:55:51
伸びっぱなしの黒髪は、その目元を隠してしまっている。毛先に向かうにつれて灰に抜けていく髪は酷く痛んでいる。
21:56:48
ぶらぶらと揺らす左腕は、あらぬ角度に拉げているが当人がそれを気にする様子は無い。周囲の眼も、自身の腕も気にもならない、という様子だ。
21:58:15
仕事から戻ったのか、或いは生き残ったのが彼だけだったのかは定かではないが、右手には赤黒い袋を持って歩く彼は、少なくとも迷う事はなく歩を進めている。
 
21:59:47
アステリア神殿は公園としても機能しているためか、人の出入りは少なくない
22:00:18
青年の様子にぎょっとするもの 距離を置くもの 子供の目を隠すものなど様々だ
22:01:58
そんな一般的な反応の中、偶然だろうか 金髪の尼僧服を着た女が彼と気付いて近づいてくる
22:02:40
少女から女性への階段を正確に刻んでいるかのような体つきは 尼僧服に包まれて 意思の強そうな蒼い瞳が、驚きと心配で彩られていた
アウラ
22:03:26
「ルトヴィーク様……」彼の名前を呼ぶ
ルトヴィーク
22:04:36
声をかけられるとアウラを一瞥して 「――うわ」 眉根を顰めて、視線を外す。そのまま歩を進め
アウラ
22:04:46
「お待ちください!」
22:05:09
「こちらへ」有無を言わさない口調で 青年に歩み寄る
ルトヴィーク
22:06:05
無視して歩を進めようとするが、足が思う様に
22:06:52
動かない――本人は気付いてはいなかったが、その右足もまた、足首の向いている方向が、通常のそれとは大きく異なっている。
アウラ
22:07:09
「……酷い怪我です」
ルトヴィーク
22:07:22
「何。……仕事の話してからでいいだろ」
アウラ
22:07:37
「肩をお貸しします。ここでは目立ちすぎますし、どうぞ中へ」
22:08:09
「話こそ後回しですわ」叱るように眉根を顰めて
ルトヴィーク
22:08:40
「だから、仕事の話をしに行くんだよ。ガルバのおっさんのとこにも何人かいるだろ」 金を出したらあんたみたいにしてくれる奴、と続けて
22:09:13
「……」 溜息を吐いて 「ここでって言うなら、金は出さないけど」
アウラ
22:09:18
「いいえ、ここの方が早いです」
22:09:37
「それをここでするわけにはいかないから中へと言っているのです」
22:10:07
無理やり、青年に肩を貸すように身を寄せると
ルトヴィーク
22:10:49
寄せれば、より強く感じ取れるのはあまりにも不快な血の臭いだ。
アウラ
22:10:50
息を荒くしながら、 膂力が足りてないから ふらつきながらだが 神殿へと向かおうとする
22:11:41
「……酷い血の匂いですわね」
ルトヴィーク
22:12:36
血と汗と、死の臭い。戦士として前線に立つ事はないとはいえ、冒険者として生きているのであればよく知った悪臭だ。
22:13:11
「殺してるんだから、するに決まってる」 少女に助けられながら、ゆっくりと神殿へと向かう。
アウラ
22:14:03
アウラの様子に寄ってくる 同じデザインの尼僧服の女性たちや 神官服の男性たちの助けをアウラは断りながら 神殿内の一室へとルトヴィークを運び込む
ルトヴィーク
22:14:31
「……何やってんの」 
アウラ
22:15:23
「ですから、」 荒い息をつきながら 「施しなしで癒すためには人目のつかないところじゃないといけないのです」
ルトヴィーク
22:15:44
「……」 「……?」
アウラ
22:16:11
「一種のずるなのですから」 運び終えると扉を閉じて
ルトヴィーク
22:16:20
「あんた、”それ”しかなかったろ」 首を傾げながら、息を整えるアウラを一瞥して
22:16:51
「また何か曲を、っていうなら帰るけど」
アウラ
22:16:59
「ここは神殿で、私は侍祭。ルールを破るにはひと手間必要なのです」
22:17:23
「大丈夫です。演奏は……今は‥」
22:17:42
息を整え終えると 左腕、右足の具合を確かめる
ルトヴィーク
22:17:58
「ルールを破るとか、ずるとか……」 何を言ってるんだろう、とばかりに首を傾げ
22:18:28
腕と足に触れても、特に青年が反応する事はない。時折違和感を覚えたのか身動ぎをする程度だ。
アウラ
22:18:49
「神殿で奇跡を行使する場合、寄付という形でお金を頂いているのです」
22:19:48
「ああ…‥」顔を顰めながら 「関節が外れていますわね…無茶をしたものです」
ルトヴィーク
22:20:16
「寄付。……まあ、金が無ければ何にも出来ないもんな」 当然だよな、と眼を伏せ
アウラ
22:20:36
「ですから、貴方は私にお金を払った。そう言う事にしておいてくださいませ」
ルトヴィーク
22:20:53
「……? いくら?」
アウラ
22:21:18
「ただじゃないと、癒されるつもりはないのでしょう?」困ったように
22:21:28
「抵抗はしないでください」
ルトヴィーク
22:21:51
「今回は身体が”動かない”から、別に。……額にはよるけど」
アウラ
22:22:10
怪我をした部位に手を当てて 「寛容なる女神アステリアよ──、私の願いを聞き届けてくださいまし」
22:22:30
祈りを捧げると、ルトヴィークの腕と足から痛みが引いていく
22:22:50
それが数回続き
22:24:10
ルトヴィークの身体が正確に動くようになる
ルトヴィーク
22:24:18
その様子を見ると、ただ”動かなかった”身体が動かせる様になる。確かめる様にいくつか動かして
アウラ
22:24:28
「……これで良し」
ルトヴィーク
22:24:36
「あ、動いた」 
アウラ
22:24:46
「あ、動いた。じゃありませんわ」
22:25:25
「普通の人なら痛みで気絶しかねない程の怪我でしたのよ?」
ルトヴィーク
22:25:30
苦痛を感じていた様子は無い。間の抜けた声で、痺れた足が戻った様な、それくらいの空気で
22:26:07
「そう。じゃあ、普通じゃなくて良かった」
アウラ
22:26:53
「…そう言う問題ですの?」
ルトヴィーク
22:27:29
「あんたが普通なら気絶してた、って言ったんだろ」 顔色もひとつも変わらないまま頷いて
アウラ
22:28:12
「…お仕事と仰っていましたが、癒し手もなしに戦場へ?」ルトヴィークを座らせた席の近くに座って 改めて他の怪我がないかよく確認する
ルトヴィーク
22:28:53
「いたよ。途中で――……先に帰っただけ。〈星の標〉には先に行ったと思う」 
アウラ
22:29:43
「無責任な方ですのね。お陰で貴方が酷い怪我ですわ」
ルトヴィーク
22:29:57
注意深く――見なくても、細々とした傷はいくつもある。蛮族と交戦したのか、武器の類で傷付けられた切傷や打撲傷、根本まで削られて落ちた角。
22:30:31
「別に。ひとりの方が静かで良いし……今回は動きづらいから、それは面倒だったけど」
アウラ
22:31:01
「鎧を脱いでくださいますか……この際ですから、完全に癒してしまいましょう」
ルトヴィーク
22:31:40
「もう動くし良いよ」 面倒だし、と言外に示しながら立ち上がろうとして
アウラ
22:32:06
「そういう問題ではありません」
ルトヴィーク
22:32:45
「……どういう問題だよ」
アウラ
22:33:30
「貴方は怪我人であるという事実が目の前にあり、」 目の前で指折り数えるように
22:33:53
「私が癒し手であり、」
22:34:41
「動くから良いという理由でそれを放っておくという選択肢がないのです」
ルトヴィーク
22:35:32
「……あんたな、」 呆れた、という様子で口を開こうとして、アウラの眼を見て
22:36:14
鉄色の淀んだ眼で見上げて、どこか睨む様な視線を向ける。
アウラ
22:36:20
「問題なのは貴方の方です。さ、お早く」めっ とでも言いたげな表情だ
ルトヴィーク
22:37:18
口を開いて、何かを言おうとして。その表情を見て、肩を落とす。 「……本当、煩いやつ」
22:37:53
言って、雑に鎧を脱ぎ始める。特に抵抗もない様子で晒される身体には、いくつもの古傷と生傷が入り乱れている。
アウラ
22:39:40
「……」服の上からでもわかる傷跡の数々を痛ましそうに見て、思わず視線を外す 「──では、失礼します」 一度瞑目すると治癒を施していく
ルトヴィーク
22:40:32
しかし、癒し手として疑問に持てるかもしれない。この身体に残っている傷のいずれもが、先程のアウラの言葉で言えば”痛みで気絶していてもおかしくない”ものばかりだ。
22:41:11
それを何食わぬ顔で晒し、ましてやこの傷を身に残したまま戦闘に赴ける事自体が、どこか歪んでいると。
アウラ
22:41:38
「……よく、」
22:41:53
「いえ……」戸惑いつつ
ルトヴィーク
22:42:00
「は?」
アウラ
22:42:17
「…前に立ち続けるというのは、こういう事なのですわね」
22:42:50
「古傷を消したりすることはできませんが……ある程度はこれで」
ルトヴィーク
22:42:53
「……」 首を傾げ 「意味が解んないんだけど。何が言いたいの」
アウラ
22:43:10
「……すごい数の傷でした」
ルトヴィーク
22:43:29
「……下手だって話? よく言われたけど」
アウラ
22:43:42
「よく、立って…いえ、意識を保っていられるものと思うほどに」
ルトヴィーク
22:44:16
「……」 「……動くんだから大丈夫だろ」
アウラ
22:45:20
「ですから、そう言う問題ではありませんわ…そんな戦い方をしていれば、いずれ‥」
ルトヴィーク
22:45:51
「これが一番殺しやすいんだ。さっさと殺せる方が良いだろ」
アウラ
22:46:50
「……同行した方の苦労が目に浮かぶようですわ」
ルトヴィーク
22:47:39
「災難だって?」
アウラ
22:47:57
「災難、とまでは言いませんが」
22:48:13
「もう少し、自分の身体に気を遣って頂きたいのは確かですわ」
ルトヴィーク
22:49:22
「……そういうのはいいや。そっちにメイワクはかけなければいいだろ」 体に、と言われて視線を逸らし
22:49:50
「俺の身体は、そういう風に使うって決めてるから」
アウラ
22:50:17
「……」不服そうな表情で 「で、あれば」
22:50:51
「せめて、」ボロボロの(チェイン・メイル)を指さして 「鎧を新調するべきですわ」
ルトヴィーク
22:51:07
「……あんたは知らないかもしれないけど」
22:51:15
「安くないんだぞ」 あれ。
アウラ
22:52:08
「命を預けるものなのですから。せめてもう少し気を遣ってあげてくださいな。道具にだって手入れは必要ですのに」
ルトヴィーク
22:52:54
「……」 何でこいつに説教されてるんだ、と眉根を顰めながら聞くが、しかし言い返す言葉がある訳でもない。
22:53:09
はあ、とため息をついて 「解った。やっとく」 あまりにも雑に、そう返した。
アウラ
22:54:42
「まあ、それくらいでしょうか…‥」
ルトヴィーク
22:55:19
「……仕事。しなくていいの」
アウラ
22:56:03
「出来る事は済ませましたわ。それに、」
22:56:28
「大仕事の後ですから、休憩を挟まないと」少し笑って
ルトヴィーク
22:56:59
「……」 肩を竦めて 「あんたみたいな奴、早死しそう」
アウラ
22:57:58
「それに、」いたずらっ子の笑みで 「少しくらい暇を頂かないと、また司祭になれと煩いですから」
22:58:17
「それはどういう意味ですの」む、とした <早死にしそう
ルトヴィーク
22:58:41
「嫌なら出ていけばいいのに」 そんなとこ、と思ったが続けず
22:58:57
「怪我してる奴がいたらすぐに首突っ込んで、」
22:59:13
「ズルだとか言いながら、結局何も貰わないんだろ」
アウラ
22:59:42
「……この前のお詫びですわ」
ルトヴィーク
23:00:33
「……前」 「何だっけ」
アウラ
23:00:54
「貸し借りを作りたくないに支払おうとしたじゃありませんか」
ルトヴィーク
23:01:28
「そう、だっけ」 頭を掻いて 「覚えてない。忘れた」
アウラ
23:02:33
「まあ覚えてらっしゃらないならそれでも構いませんわ」
23:02:47
「私がお詫びをしたいと思った事に変わりはありませんし」
ルトヴィーク
23:03:29
「……そう」 やりづらい。一歩退いて
23:04:45
沈黙には慣れている――というよりも、その方が好ましい。背を壁に預けて、一つ息を吐いて
アウラ
23:05:19
「出ていくというのも難しいお話で、」 先ほどの言葉を拾う様に
23:05:40
「自然の中で生きていくのがアステリア神官の目標ではありますが、」
ルトヴィーク
23:05:43
「……」 ゆっくりと視線を向けて、首を傾げて続きを待つ。
アウラ
23:05:59
「都市を離れて生きていけるほど、私はまだ強くないのです」
ルトヴィーク
23:07:17
「……」 じろじろとアウラを見て
23:07:34
「まあ」 だろうな、と頷いて同調する。
アウラ
23:08:07
「その納得のされ方はいささか不本意ですが」む、としつつ
ルトヴィーク
23:08:46
「でもそうだろ。違うのか?」
アウラ
23:09:08
「……違いません」
ルトヴィーク
23:09:51
その様子を見て、はあ、と息を吐いて
23:10:14
「誰か知り合いの神官と行けばいいんじゃないの」
アウラ
23:10:25
「……まあ、」ですから、と続けて 「断り続けるのもそろそろ限界ですわね」
23:10:48
「その方が迷惑なさいますし、」
23:11:13
「私としては、独り立ちが目標ですから」
ルトヴィーク
23:12:14
「……」 「なんで?」
アウラ
23:12:46
「……」言葉に詰まった
ルトヴィーク
23:13:10
「あんたは望まれてて、必要とされてて」
23:13:23
「それでも一人でどっかに行きたいの」
23:14:07
言葉に怒りや蔑みなどは感じられない。ただ幼子が聞く様に、解らないものを聞いているだけのそれだ。
アウラ
23:15:54
「…そうですわね、」少し笑って 改めて考えてみたようで 「そう言った同志を見つけるのも、悪くないかもしれませんわね」
23:16:35
「どこかに行きたい、というよりは……結局、ここは都市ですから、ゴールにしたくないだけですわね」
ルトヴィーク
23:17:51
「自然……」 何故そこまで信仰出来るのか。理解は及ばないけれど。
アウラ
23:18:15
「一人でそれをやろうとしてたのは……そうした目標をあまり人に話さないというか」
ルトヴィーク
23:18:23
「……そこに行きたい人なんて、ここのヤツは大体そうなんじゃないの」
23:18:39
視線を向けて、続きを促す様に待って
アウラ
23:18:41
「そうでしょうね。でも、」
23:19:02
「本気で付き合ってくださる方は何人いる事か」
ルトヴィーク
23:19:53
「いるんじゃない」 知らないけど。 「あとは……なんだっけ。あいつ……前の仕事の」
23:20:14
「…………ピアノ弾いてた奴」 たしか。
アウラ
23:21:01
「サフィ様を付き合わせる訳には参りませんわ」少し笑って
23:21:46
「ルトヴィーク様には、」話題を振るように 「そうした目標はありますか?」
ルトヴィーク
23:22:10
「……目標」 目を細めて
23:22:21
「使い方――なら、決めてる」
アウラ
23:23:11
「使い方…ですか」
ルトヴィーク
23:23:43
「そう。”誰かの為に使う”、それだけ」
アウラ
23:25:24
「……自分自身を?」
ルトヴィーク
23:26:05
「そう。俺もそうして貰ったから、そうするだけ」
アウラ
23:28:34
「……その結果が」
23:28:46
「貴方の身体…なのなら」
23:28:58
「……やはり今少し、気を遣うべきですわ」
ルトヴィーク
23:29:36
「気を? 誰に?」
アウラ
23:31:26
「もし、ここぞでまた動くなったなら」
23:31:49
「それで、貴方が失われたとしたら……それは果たして"誰かの為に使えた"事になるのでしょうか」
ルトヴィーク
23:33:08
「……別に、動かなくなるのは良くある事じゃないから」
23:34:16
「何でも、誰でもいい。無駄な事でも、別に」
アウラ
23:36:17
「……貴方を損ねる事は、貴方だけの問題ではありませんわ」
ルトヴィーク
23:37:46
「……無駄に死ぬつもりって事じゃないんだけど」
アウラ
23:38:08
「では言葉が悪いですわね」
23:38:31
「そうとしか、聞こえませんでしたもの」
ルトヴィーク
23:38:47
「……」 「……死ぬつもりなら、さっさと死んでる」
アウラ
23:40:23
「そうでないという事は、まだ使いどころではないという事」
23:41:16
「それまでは、生きる努力をすべきですわ。そうでしょう?」
ルトヴィーク
23:43:42
む、と考える様に頭を掻いて 「……してない様にでも見えてんの」
アウラ
23:43:52
「…自分を損ない続けているのは、早く終わらせたいからという様に見えます」
23:44:04
「それが、たとえ相手を倒すためであっても」
23:44:38
「それは生きる努力とは真逆の行為ではありませんか?」
ルトヴィーク
23:46:33
言葉を詰まらせて 「……さあ」 はぐらかす様に口にすると、返事をしないでアウラから視線を外し
23:47:01
「わかんないな」 壁に寄り掛かり、姿勢ごと背ける。
アウラ
23:50:36
「……良いですわ。今は」
23:50:49
「少し、立ち入った事を言い過ぎました」
ルトヴィーク
23:51:22
「……いや」
23:51:44
「勝手に上がり込んできて好き勝手言うのは、前からだろ」
アウラ
23:52:19
「……」むむ 「そんな無作法な女だと思われていたなんて…心外ですわ」
23:52:32
「ただ、」
ルトヴィーク
23:52:56
自分の行いを振り返れよ、と心中で呟きつつ 続けたアウラに視線だけ向けて
アウラ
23:53:04
「そういう形でも覚えていてくださって嬉しいですわ」
ルトヴィーク
23:54:03
す、っと視線を逸らして 「何が嬉しいんだか」
アウラ
23:54:31
「記号じゃなくなったことが、ですわ」
ルトヴィーク
23:55:56
「……」 壁に身体を預けて 「本当、変な奴」
アウラ
23:56:28
「休まれるなら、別のお部屋をお貸ししますわ」
ルトヴィーク
23:57:24
「なんでここで休む話になってるんだ。休むなら宿に戻る」 言いながら動かず
アウラ
23:57:47
「先ほどから、壁に寄りかかっていらっしゃるから…」
23:58:29
「あの怪我で歩いてきて消耗がないはずありません」 立ち上がって 「星の標に戻られるなら送りますわ」
ルトヴィーク
23:59:23
「こうしてる方が気が楽なだけ」 「――……仕事しなよ。神殿の」
2019/11/16
ルトヴィーク
00:01:09
「一人で戻れる。これ以上ズルはしなくていいだろ」
アウラ
00:01:20
「…分かりました」
ルトヴィーク
00:01:57
ゆっくりと立ち上がって、腕と足の様子を確かめて
00:02:42
ひとつ頷いて、背負い袋を開いて 「いくら?」
アウラ
00:04:59
「1回当たり、最低でも168G。それを複数回でしたから」
00:05:18
「800G前後でしょうか」
ルトヴィーク
00:06:40
「……」 適正よりも少し高い額を手に取って 「渡すから。手、出して」
アウラ
00:07:26
「…頂きましょう」不承不承という様子は隠さずに
ルトヴィーク
00:07:57
そのまま、やはり適正よりも多い金額を渡して
00:08:23
「じゃ」 短くそう言うと、金額を確認するよりも早く、部屋を抜けようとする。
アウラ
00:08:57
「お待ちになって」
ルトヴィーク
00:09:23
「……」 面倒そうな顔をして、少し迷って
アウラ
00:09:24
声をかけるけれど、その背を止めきれず
ルトヴィーク
00:09:38
「何」 声だけは返した。
アウラ
00:10:08
「……ご自分の時だけ、文句を言うのはずるいのではなくて?」
ルトヴィーク
00:10:33
「運んだろ、最初に。その分」
アウラ
00:12:02
「前回はそれで、呼び止められたのですが?」
00:12:24
「まったく…‥困った方ですわね」
ルトヴィーク
00:12:39
「……覚えてない」 事にしておく。 「もういい?」
アウラ
00:12:52
「はい。お気をつけて」
ルトヴィーク
00:14:09
「ん」 「さっきはありがと」 何の気も無い様に、さらりと普段は決して吐かない言葉を吐いて
00:14:23
何事もなかったように神殿を後にする。
アウラ
00:14:50
「……」その言葉に、笑顔を作って 一つお辞儀した
00:16:01
遠くからアウラを呼ぶ声がする それに気がつくと、神殿内を歩いて行った
ルトヴィーク
00:16:09
神殿の外で、動く身体に一つ頷いて 「……代えるか」 不承不承、という様子で鎧を見て呟いた。
00:16:56
陽の落ち切った暗い道に一人、ふらりと消えて行った。
 
00:18:25
 
00:18:26
 
00:18:28
 
00:18:28
 
00:18:29
 
00:18:29
 
00:18:38
おつかれさまでした。お付き合いありがとうありがとう……
 
00:18:44
お付き合い感謝
00:18:50
ちょっとデレが見れた気がする!!!!
00:19:12
気のせいかもしれない(スッ
 
00:19:47
だいぶデレたよ!!!!
 
00:19:54
やったぁ!!
00:20:04
ではラウンジもーどろ 撤退撤退
 
00:20:11
シュバババッ
 
00:20:11
また遊ぼう
00:20:14
)))
SYSTEM
00:20:17
 様が退室しました。
 
00:20:18
またよろしくー
00:20:19
)))
SYSTEM
00:20:21
 様が退室しました。
発言統計
その他(NPC)221回86.3%6328文字92.1%
 35回13.7%542文字7.9%
合計256回6870文字