文字:
20191116X_0
- 2019/11/16◥
- SYSTEM◥
- 14:00:06
- 様が入室しました。
- SYSTEM◥
- 14:01:52
- 様が入室しました。
- ◥
- 14:02:01
- 私は何をすればいいのだ。
- ◥
- 14:03:00
- ちょっとセッションちっくな入り方しよっか
- ◥
- 14:03:05
- いいだろう
- ◥
- 14:03:14
-
- 14:03:14
-
- 14:03:15
-
- 14:03:15
-
- 14:03:16
-
- 14:03:16
-
- 14:03:17
-
- 14:03:17
-
- 14:03:31
- イルスファール王国南方、"要塞都市"ユディス
- 14:03:41
- ここは、王国の最前線にして最終防衛ラインだ
- 14:04:18
- イルスファール南方方面軍が駐屯するこの地では、傭兵などもよく雇われている
- 14:05:49
- 君は少しでも武功を上げようと、ユディスで募集に応じていた
- 14:07:01
- よくある仕事内容だったが しかし、仕事に問題が生じた── それは、敵ではなく、味方からのものだった
- 14:08:51
- 仕事を伴にするはずの士官は、まず君が異貌状態に在ることを咎めた
- 14:12:28
- 続けて、首から下げている聖印から、部下に拘束を命じた
- 士官◥
- 14:14:45
- 「よくもまあ堂々とそうした態度で居られるものだな」忌々しそうな表情で 士官は言った
- シリカ◥
- 14:16:06
- 「やましい事は何もないのでな」 拘束されても、さして焦る素振りを見せず素直に応じる。
- 士官◥
- 14:16:45
- 「アデナウアー大隊長に報告。蛮族が入り込んでいるとな。こいつは牢に入れておけ」
- 兵士◥
- 14:17:48
- 「はっ」
- シリカ◥
- 14:18:28
- 「別に構わんが……」 思わずため息が出る。事前に話は通しておいてもらうように頼んでおいたはずだが、話が通っていないのか、通った上で納得がいかない奴らなのか。
- 士官◥
- 14:19:10
- 「蛮族や邪教徒を頼るなど…あってはならんのだ」
- シリカ◥
- 14:19:30
- 自分は人族というより蛮族というべき存在であるのも理解しているし、否定する気は更々無い。
- 士官◥
- 14:19:49
- 「尋問室送りにしてやるから覚悟しておくんだな」
- シリカ◥
- 14:19:55
- 「立場に縛られるというのも、難儀なものだな」
- 士官◥
- 14:20:21
- 「連れて行け」
- シリカ◥
- 14:20:25
- 「貴様たちの望むような情報は何も持っていない。徒労に終わる覚悟はしておくといい」
- ◥
- 14:21:02
- 兵士二人に挟まれて、君は軍令部の廊下を進むことになる
- シリカ◥
- 14:22:05
- 「……」 最初にイルスファールを訪れた時も、やれ角がどうだの、やれ鎧がどうだのと人々に怖がられ、官憲に通報された。
- ◥
- 14:22:49
- 「……あれって、急進派の」 「一体どうしたと言うんだ…」
- シリカ◥
- 14:22:51
- こういう状況は慣れたものとまではいかずとも、もはや驚くようなこともない。
- 14:23:33
- 周りを睨むわけでもなく、悪態をつくわけでもなく、連れられながらも堂々と歩いていく。
- 兵士◥
- 14:24:13
- 屈強な兵士二人はシリカを挟むと、地下へと続く階段を降りるように促す 「降りろ」とそのうちの1人が言った
- シリカ◥
- 14:24:59
- 「ああ」 短く返し、迷うことなく階段へと踏み出した。
- ◥
- 14:25:05
- 「お待ちなさい」よく通る少女の声が響く
- フランシア◥
- 14:25:46
- 藤色の瞳、金色の髪をなびかせて 足早に近づいてくる軍服姿の少女が1人
- シリカ◥
- 14:26:19
- 「む――」 聞き覚えのある声に振り向いた。
- フランシア◥
- 14:26:54
- 「彼女は"星の標"の冒険者です。どこに連れて行こうと言うのですか」 兵士たちを見上げて問い正す
- シリカ◥
- 14:27:43
- 「フランシアか。丁度良い所に来た」
- 兵士◥
- 14:28:23
- 「クルマン小隊長のご命令です。アデナウアー大隊長の認可も降りております。あなたには関係ないことです。小隊長殿」
- フランシア◥
- 14:29:23
- 「もう一度問い合わせしなおしなさい。それまでは彼女を連れて行かせません」
- シリカ◥
- 14:29:36
- 「……」 こいつよりはフランシアの方が立場が上だろうに、随分と強気な事だ。
- フランシア◥
- 14:29:37
- 「…すみません、手違いがあったようで…」シリカに申し訳無さそうに
- シリカ◥
- 14:30:10
- 「構わん。このような事が起きる事は想定済みだ」
- 兵士◥
- 14:31:05
- 「小隊長殿。我々も忙しいのです」
- フランシア◥
- 14:31:53
- 「問い合わせることも出来ない程にですか?命令が誤っていた場合、クルマン小隊長だけでなく、アデナウアー大隊長のお立場も悪くなるというのに」
- 14:32:34
- 「これは命令です。要請ではありません」
- シリカ◥
- 14:32:57
- 皮肉のひとつでも言ってやろうかと思ったが、火に油を注いでも面倒になりそうだと口を噤む。
- 14:33:25
- 「……ほう」 代わりに、強気なフランシアに対して感心したような声を漏らした。
- 士官◥
- 14:33:40
- 「そこで油を売っていてどうする」 先程の士官の声が響いてくる
- 兵士◥
- 14:34:01
- 「…‥」
- フランシア◥
- 14:35:32
- 「…‥」敬礼を施して 「あなたがクルマン小隊長ですか」
- クルマン◥
- 14:35:52
- 返礼もせず 士官は近づいてくる
- 14:36:06
- 「それは蛮族だ。ここまで入り込んでいたから拘束した」
- シリカ◥
- 14:36:34
- (これは見物だな)
- クルマン◥
- 14:36:36
- 「他の蛮族共だってここまで入ってくることは無いというのに、とんだ迷惑だ」
- フランシア◥
- 14:37:02
- 「いいえ、彼女は身元確かな人物です。その言葉は撤回していただきたい」
- シリカ◥
- 14:37:05
- 不穏な空気に思わず口の端を微かに上げながら、二人のやり取りを見守る。
- クルマン◥
- 14:37:41
- 「新人は黙って先任の命令を聞いていろ」
- 14:37:51
- 「我々の邪魔をするんじゃない」
- フランシア◥
- 14:38:22
- 「あなたと私は同格のはずです」
- クルマン◥
- 14:39:00
- 「先任だと言った。それに、アデナウアー大隊長の認可も降りている。そこをどけ」
- フランシア◥
- 14:40:06
- 「退きません」睨みつけて
- クルマン◥
- 14:41:38
- 「父親の顔に泥を塗りたいのか、リンザー小隊長」
- シリカ◥
- 14:41:50
- 「…………」 人族同士のいざこざというのはなかなか興味深いものではあるが、このままだと彼女の立場が悪くなってしまいかねない。流石にそれは避けたい所ではある。 「さて、どうしたものか」
- クルマン◥
- 14:42:26
- 「……親の七光りの分際なのだから、割に合わぬことをせぬことだ」
- フランシア◥
- 14:42:55
- 「──」
- シリカ◥
- 14:43:26
- 「ふん」
- フランシア◥
- 14:43:42
- 怒りで瞳が燃えるように揺れた 「父は、父は関係ないはずです」
- クルマン◥
- 14:45:00
- 「もういい。面倒だ」 ちょいちょいと手を招くように何度か折ると もう数人部下が駆けつけてくる 「大隊長からの代理権限を行使する。抗命罪としてリンザー小隊長を拘束。連行しろ」
- フランシア◥
- 14:45:17
- 「な…」
- シリカ◥
- 14:45:20
- 「……何?」
- フランシア◥
- 14:45:46
- 「待ちなさい、そんな横暴──」
- シリカ◥
- 14:45:49
- 「待て。そいつは関係ないだろう」
- クルマン◥
- 14:46:13
- 「お前の意見は聞いていないぞ蛮族」
- 14:46:34
- 「とっとと連れて行け…俺は大隊長にまた報告せにゃならん」
- シリカ◥
- 14:47:01
- 「これは私の問題だ。蛮族の問題に人族を巻き込むなと言っている」
- クルマン◥
- 14:48:37
- 「……」シリカの様子に含むように笑うとフランシアを見て 「通敵容疑がかけられそうだな」 ニヤつきながらクルマンは立ち去った
- フランシア◥
- 14:49:02
- 「このっ…」
- ◥
- 14:50:00
- 兵士たちに囲まれて、二人は地下へと続く階段を降り、隣り合う牢へと入れられる
- フランシア◥
- 14:52:00
- 「……」意気消沈したような表情で座り込む 鍵をかけると、兵士たちは階段まで引き上げていった
- シリカ◥
- 14:52:41
- 「……ふん」 連れて来られる間、流石に兵士たちを睨んでいたが、手を上げて抵抗するようなことはない。
- 14:53:07
- 牢の壁に背を預けると、何度目かのため息をついた。 「面倒な事に巻き込んでしまったな」
- フランシア◥
- 14:53:31
- 「すみません…」
- シリカ◥
- 14:54:25
- 「何故貴様が謝る」
- フランシア◥
- 14:54:47
- 「我が軍の不手際ですから」膝を抱えて座り直し
- 14:54:59
- 「あなたは、身元も確かな人なのに」
- シリカ◥
- 14:55:53
- 「身元が確かとは言えんな。〈星の標〉に在籍しているとはいえ、まだ社会的信用とは無縁の一冒険者に過ぎん」
- 14:56:25
- 「蛮族であることを否定しない戦神の神官であれば尚更だろう」
- フランシア◥
- 14:57:09
- 「本当に自分の立場に対して冷静ですね」苦笑が漏れた
- 14:57:50
- 「我が軍の恥を見せる所になるので、あまりお伝えしたくは無いのですが」
- 14:58:17
- 「どのような組織にも閥が出来るように、我が軍も一枚岩ではありません」
- シリカ◥
- 14:58:27
- 「騒いでどうなるわけでもないからな」
- 14:58:41
- 「ふん、そこは人も蛮族も同じだな」
- フランシア◥
- 14:59:26
- 「彼らは、味方をしてくれている蛮族に対しても良くない感情を持っている派閥にある人々です」
- 15:00:38
- 「アデナウアー大隊長という方が、そのまとめ役と言ったところでしょうか」
- シリカ◥
- 15:00:47
- 「まあ、今まさに戦っている奴らと同じ種族などが味方だと言われても、受け入れられない奴はいるだろう」
- フランシア◥
- 15:01:14
- 「…もう少し怒ってくれて良いのですよ?」困惑した声で
- シリカ◥
- 15:01:21
- 「先程の話に出てきた奴だな。気に食わんのならば、自ら出て来て私を殺せばいいものを」
- 15:01:36
- 「怒った方がいいのか?」
- フランシア◥
- 15:01:52
- 「…あなたは今、理不尽な扱いを受けているのですから」
- シリカ◥
- 15:02:39
- 「理不尽ではあるかもしれんが、理解出来なくはない。私に関してはな」
- 15:02:51
- 「怒りを覚える事があるとしたら、貴様の処遇に対してか」
- 15:03:11
- 「私はともかく、貴様に対しての扱いは理不尽で、理解も納得も出来ん」
- フランシア◥
- 15:04:39
- 「…ありがとうございます」少し声に明るさが戻った
- シリカ◥
- 15:05:21
- 「何故礼を言う。私の問題に巻き込まれたのだぞ、貴様は」
- フランシア◥
- 15:05:43
- 「知り合いが困っていたら、手を貸すのは当たり前です」
- 15:06:02
- 「ましてや、一緒に戦った仲ですから」
- シリカ◥
- 15:06:24
- 「クク、それを言ったら先程の奴らは共に蛮族と戦う仲間同士ではないのか?」
- フランシア◥
- 15:06:51
- 「それは……」
- 15:06:59
- 「‥‥私が軽率なだけです」
- シリカ◥
- 15:07:30
- 「否定は出来んな。人が良すぎる」
- フランシア◥
- 15:08:13
- 「……」困ったような表情で
- シリカ◥
- 15:09:22
- 「蛮族を助けて立場を悪くするなど、この組織ではやっていけまい」
- フランシア◥
- 15:09:29
- 「部下を預かる立場だというのに……行動が軽すぎますね」
- 15:09:49
- 「……或いは、向いてないんでしょうか」
- シリカ◥
- 15:10:28
- 「軽率だったのは確かだ。お互いにな」
- 15:11:03
- 「私も貴様の事など知らんと言っておくべきだった」
- フランシア◥
- 15:11:53
- 「……それは」
- 15:12:11
- 「……」もっと困った顔をして
- 15:12:19
- 「…もし、そう言われていたら」
- 15:12:39
- 「私の友人です、と輪をかけに行ってしまったと思います…」
- 15:13:08
- 「やっぱり、軽率ですね…」はぁ、と息をついて肩を落とす
- シリカ◥
- 15:13:17
- 「クク、知らんと言った矢先に知人から友人に格上げされてはたまらんな」
- フランシア◥
- 15:13:45
- 「笑わないで下さい…自分でも、良くないと思ったんですから」
- シリカ◥
- 15:14:20
- 「私は悪いとは思っていないがな」
- 15:15:24
- 「軽率だというのには同意するが、個人的には貴様の言動は好意的に捉えている」
- フランシア◥
- 15:18:02
- 「…間違ったことは、誰かが正さないといけないんです。その時、躊躇してしまったら、それを図らずとも肯定した事になります」
- 15:18:39
- 「敵と味方を切り分けないといけません。それは絶対です。ただ、力を貸してくれるなら、和を尊びたい」
- 15:18:57
- 「私はそう思って……接しているつもりです」
- シリカ◥
- 15:19:28
- 「まるで始祖神の信徒が言いそうな言葉だな」
- フランシア◥
- 15:19:55
- 「そうですよ」ふふ、と笑って 「信じている神はライフォス様です」
- シリカ◥
- 15:20:22
- 「……よくもまあそれで戦神の神官を助けようなどと考えるものだ」
- フランシア◥
- 15:20:43
- 「ダルクレムは確かに恐ろしい神です。ですが、」
- 15:21:05
- 「それで括ってしまったら、私はシリカさんとこうしてお話することはなかったでしょう」
- 15:21:43
- 「種族が違うから、信仰している神様が違うから…という理由で、視野を狭めたくはありません」
- シリカ◥
- 15:22:04
- 「言葉など交わさなかった方が、余計な気苦労を背負わずに済んだだろうにな」
- フランシア◥
- 15:22:34
- 「気苦労だなんて──」言葉を継ごうとして
- ◥
- 15:22:50
- 誰かが牢に近づいてくる足音がする 複数だ
- シリカ◥
- 15:22:52
- 「視野がどうだの、小難しい事を考えるつもりはないが、種族や信仰だけで判断すべきではないというのには同意しよう」
- 15:23:08
- 「何だ、私を処刑にでも来たか」
- 童顔の士官◥
- 15:24:09
- 「──いいえ、」軽く笑んだ表情で副官を束ねて 「そんなことはしませんよ」
- フランシア◥
- 15:24:28
- 「コ、コンラート中隊長」慌てて立ち上がって敬礼する
- シリカ◥
- 15:24:49
- 「聞こえていたか」
- コンラート◥
- 15:25:22
- 「よく通るお声ですからね」シリカに頷いて 「ご不便おかけして申し訳ありません」
- シリカ◥
- 15:25:45
- 「フランシアの上官が来たということは、話は悪くない方向でまとまったということでいいのか」
- コンラート◥
- 15:26:05
- 「あなたに関しては、肯定しましょう」シリカに
- シリカ◥
- 15:26:37
- 「……おい。それでは意味がないだろう」
- 15:26:54
- 「何故私の問題でフランシアの立場が悪くなる」
- コンラート◥
- 15:27:22
- 「彼女があなたを庇ったからです」
- 15:27:55
- 「まあ、それも一つの要因ではあるだけで、」
- 15:28:19
- 「これから話すことは物事を穏便に済ませるための手段とお考え下さい」
- シリカ◥
- 15:28:35
- 「……。分かった、聞こう」
- コンラート◥
- 15:28:53
- 「フランシア・リンザー小隊長。あなたには軍を離れてもらいます」
- フランシア◥
- 15:29:09
- 「……」
- シリカ◥
- 15:29:23
- 「…………」 口を開きかけた所で堪えた。
- コンラート◥
- 15:30:41
- 「書類上の処理としては、休職、または停職。後に一時除隊という形で落ち着きます」
- 15:31:15
- 「というのも、今後仕事をしていく上で、アデナウアー大隊からのちょっかいが入らないとも限らない為です」
- シリカ◥
- 15:31:58
- 「そんな事をすれば、そのうちそちらに処分が下るのではないか。人族も案外頭が悪いな」
- コンラート◥
- 15:32:12
- 「そんな状況で小隊長として務めていくよりは、貴女は別の手段が取れるはずです」
- 15:32:28
- 「ちょっかいの出し方というのも巧妙です」困った顔で
- 15:33:22
- 「黒い腹のさぐりあいにもなりますが、こちらはその手の事が得意な手合がまだひな鳥でして」
- 15:34:16
- 「オフシェル・リンザー卿……リンザー小隊長の父君も心配しておいででした」
- シリカ◥
- 15:34:29
- 「下らんな。軍内の統率に関しては私たちの方が余程優れていたぞ」
- コンラート◥
- 15:34:53
- 「痛み入ります」
- シリカ◥
- 15:35:41
- 「まあ、此処は貴様たちの社会だ。私が何を言ってもどうなるものでもない」
- 15:35:50
- 「それより、フランシアはその処分に納得出来るのか」
- フランシア◥
- 15:36:27
- 「部下は…どうなりますか。私の隊は」
- コンラート◥
- 15:36:49
- 「中隊付きの独立部隊として運用していきます。問題ありません」
- フランシア◥
- 15:37:35
- 「別の手段というのは」
- コンラート◥
- 15:37:53
- 「この国では騎士になる方法が幾つかあります」
- 15:38:28
- 「軍で功績を上げること、王から認められること、そして」
- 15:38:38
- 「冒険者として名声を得ること」
- 15:39:57
- 「貴女の技量なら、やっていけるはずです」
- フランシア◥
- 15:40:18
- 「………」
- シリカ◥
- 15:40:28
- 「……ふん」
- 15:40:58
- 「軍人としては軽率な行動に繋がる人の良さを、少しは活かせるかもしれんな」
- コンラート◥
- 15:41:34
- 「……」シリカの言葉には苦笑して 「ノーマンからも、一度やらせてみてもいいのではないかと、意見を聞いています」
- 15:43:39
- 「経験を積んでくるつもりで一度軍から離れて……それからまた、軍で栄達を目指しても貴女なら十分に間に合います」
- フランシア◥
- 15:45:21
- 「……少し、考える時間が欲しいです」
- コンラート◥
- 15:46:12
- 「シリカ殿が王都に戻られるまでに、答えを出して下さい。貴女の除隊処分自体は覆さないつもりです」
- 15:47:27
- 「話はここまでになります」
- 15:47:38
- 副官に指示して鍵を開けさせる
- シリカ◥
- 15:47:49
- 「私が戻る時期は無関係だと思うが……」
- コンラート◥
- 15:48:21
- 「彼女がかばい損にならぬためには、」
- 15:49:05
- 「せめて王都や登録までの道行きを同道してくれる、くらいのことがあってもいいと思うのですが」
- 15:49:25
- 「いかがでしょう」
- シリカ◥
- 15:49:48
- 「ふん、愚か者め」
- 15:50:22
- 「私はしでかした事の責任は自分で取る」
- 15:50:51
- 「フランシアがその道で良いというのならば、私の都合に関わらず手は貸してやる」
- コンラート◥
- 15:51:57
- 「ありがとうございます。お手数をおかけしますが、よろしくおねがいします」シリカに敬礼を施して 「ひとまず滞在先は変えられたほうがよろしいと思ったので、我が隊ゆかりの宿を手配しました」
- シリカ◥
- 15:52:49
- 「礼を言うのは早いぞ。フランシアがアデナウアーたちを消したいと思えば、それに手を貸すかもしれんのだからな」
- コンラート◥
- 15:53:18
- 「リンザー小隊長・・・いえ、フランシア・リンザー氏。貴女の処理に関してもこちらで進めておきます。貴女はただ、自分の思うところに従って下さい」
- フランシア◥
- 15:54:09
- 「いえ、そんなことには‥」 シリカの言葉に慌てたように 「…いつか見返すとしても、今はその時じゃないことくらい弁えています」
- 15:54:42
- 「……お世話になりました。コンラート中隊長」
- コンラート◥
- 15:55:14
- 「その言葉はまだ必要ありません。また戻ってこれるように、私達も努力しますから」
- フランシア◥
- 15:56:48
- 「……シリカさん。少しお付き合い頂けますか」
- シリカ◥
- 15:57:08
- 「構わん」
- ◥
- 15:58:36
- 軍令部を後にし、向かったのはフランシアの生家だ 屋敷と言っても良い規模のそこには家を守る執事とメイドの老夫婦が暮らしており 突然の帰宅に驚いていた
- 16:00:02
- フランシアはすぐ部屋に向かうと 準備を整える
- シリカ◥
- 16:00:39
- 「……」 付いてこいといわれたとはいえ、自分のようなものが訪れて彼女がまた何か言われないだろうかというのはやや気掛かりだ。
- 16:00:54
- フードを目深に被り、出来る限り目立たぬようにはしていた。
- 老婦人◥
- 16:01:15
- 少し怖がる様子を見せつつもお茶とお茶菓子を置いてそっとしておいてくれる
- シリカ◥
- 16:02:26
- 「……」 声は出さずに、頷いて感謝の意を伝えた。
- フランシア◥
- 16:03:28
- 「お待たせしました」 年頃の女性らしい服装に、普通の女性では持ちきれないはずの量の荷物。装飾の施された剣を腰に佩びて
- シリカ◥
- 16:04:19
- 「格好だけなら、普通の娘だな」 褒め言葉なのかなんなのかよく分からない感想を述べて
- フランシア◥
- 16:04:31
- 「平服を着るのは久しぶりです…」ふふ、と笑って
- シリカ◥
- 16:04:34
- 「貸せ。荷物くらいは持ってやる」
- フランシア◥
- 16:04:48
- 「ああ、すみません…最低限と思ったのですが、思ったより多くて‥」
- ◥
- 16:05:51
- 老婦人のもうでられてしまうのですか?という問いに頷くと フランシアは馬屋へと向かった
- シリカ◥
- 16:06:35
- 言葉少なに挨拶を交わすと、フランシアに続く。
- ◥
- 16:07:07
- そこには数頭の馬が居て そのうちの1頭 白馬に向かって声をかける
- フランシア◥
- 16:07:43
- 「行きましょうマイルズ……思ったより早く、貴方に乗る日が来たわね」 撫でてやってから、札を貼る
- 16:09:36
- 彫像を持ち上げると 懐にしまう
- 16:09:49
- 「……これで準備は整いました」
- シリカ◥
- 16:10:02
- 「考える時間が欲しいと言っていたが、もう良いのか」
- フランシア◥
- 16:10:36
- 「……防具は王都で新調しないといけませんね……考えたいところではあったのですが」
- 16:10:46
- 「考えたところで答えは一つしか無いって、気がついたんです」
- シリカ◥
- 16:11:49
- 「納得した上でならばいい。そうでなければ、早死するだけだからな」
- フランシア◥
- 16:12:04
- 「私は……今の私に出来ることをします」
- 16:12:32
- 「また悩むことは在るかもしれません、でも」
- 16:12:41
- 「これで立ち止まらずに、いられます」
- シリカ◥
- 16:13:31
- 「ふん、悪くない啖呵だ」
- 16:15:00
- 「力が必要ならば言え。自分のしたことの責任は取ろう」
- フランシア◥
- 16:15:40
- 「力もそうですけれど、」
- 16:16:23
- 「私はシリカさんのことを競争相手だと思っています」微笑んで見せて
- 16:16:42
- 「強さとはなにかという結論に、どちらが先に辿り着けるかの」
- 16:17:24
- 「だから今後とも、よろしくお願いします」
- シリカ◥
- 16:17:28
- 「……生意気な事を言ってくれる」 口元に笑みを浮かべて、ふ、と笑う。
- 16:18:12
- 「好敵手だと云うのならば、容赦はせん。精々置いていかれぬように付いて来い」
- フランシア◥
- 16:18:31
- 「はい。必ず」
- シリカ◥
- 16:19:23
- 「良い返事だ。では、さっさと出るか。いつまでもこんな所に居ても意味はない」
- フランシア◥
- 16:19:38
- 「ええ。参りましょう……王都イルスファールへ」
- シリカ◥
- 16:20:05
- すれ違い様にフランシアの荷物を半分程奪って、
- 16:20:22
- 振り返ることもなく、街の外へと向けて歩き始めた。
- フランシア◥
- 16:20:29
- 慌てたように追いかけて
- 16:20:33
- シリカに続く
- ◥
- 16:22:02
- 要塞都市ユディス この地での戦いは、終わらない
- 16:22:37
- 一振りの刃が、そこから離れ 剣となった
- 16:23:04
- その結果がこの地にどのような影響を及ぼすかは、今はまだ、誰も知らない
- 16:23:07
-
- 16:23:07
-
- 16:23:08
-
- 16:23:08
-
- 16:23:09
-
- 16:23:09
-
- 16:23:10
-
- 16:23:10
-
- 16:23:31
- お付き合い感謝なのよ
- ◥
- 16:23:38
- お付き合い感謝なのよ。
- 16:23:44
- これで心置きなく動かせますね。
- ◥
- 16:23:51
- 動かせますね
- 16:24:00
- ありがとうありがとう…
- ◥
- 16:24:04
- ククク、何処かで立ててやるぜ……。
- ◥
- 16:24:07
- すっごい深く交流して
- 16:24:12
- 必ず殺してやるからな…
- ◥
- 16:24:33
- 穢れさせてでも貴様にGMPを使わせ続けてやる。
- ◥
- 16:24:43
- うわあああああやめろぉおおお
- 16:25:05
- 撤退ー
- 16:25:09
- ではまたあそぼー
- ◥
- 16:25:10
- )))
- 16:25:12
- うむ
- SYSTEM◥
- 16:25:15
- 様が退室しました。
- ◥
- 16:25:16
- )))
- SYSTEM◥
- 16:25:19
- 様が退室しました。
- ◥
-
発言統計 |
その他(NPC) | 212回 | 80.0% | 6101文字 | 86.4% |
| 53回 | 20.0% | 957文字 | 13.6% |
合計 | 265回 | 7058文字 |