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20191116Y_0
- 2019/11/16◥
- SYSTEM◥
- 00:24:56
- 様が入室しました。
- TOPIC◥
- 00:25:29
- 花街 夜 by
- ◥
- 00:25:37
- ここはイルスファールの花街、時刻は夜。
- 00:25:45
- 遺跡ギルドのお膝元、花を売る人々と花を求める人々が行きかう妖しくも眠らない一角
- 00:28:21
- 魔動機の明かりで煌々と照らされた店が立ち並び、種族も年齢も服装もまちまち――質も価格も――な娼婦や客引き、それを物色する客などでごった返している。
- 00:29:41
- そんな喧噪もほんの道一本奥に入るとうら寂れた雰囲気さえ漂っているのだから、この一角の光と闇を感じさせる。
- 00:31:18
- そんな路地裏にひどく場違いな存在がいた。神官服に身を包んだ小柄な少女だ。
- ロナ◥
- 00:32:19
- 「えぇ…」
- 00:34:04
- ダリオン神殿に身を置く神官の少女は、ほんの少し前まで南東の住宅地に住まうダリオン信者の女性の許を訪ねていた。
- 00:36:52
- 元々は森に住んでいたというエルフの女性(割と年が行っているらしい)で、街に住む娘(こちらもエルフ)のところに越してきたは良いが、街は自然が少なくて心細いなんてところから縁が始まって、今日はお招きに預かったはいいが、話が長い上に時間の感覚が人とは違うのだ。
- 00:37:54
- そんなわけで気が付いたら夜遅くまで話は続き、いざ帰ろうとしたところ道に迷い、灯りにつられて迷い込んだのがここ花街というわけだ。
- 00:40:45
- 「ええと、あっちがお城であっちが壁だから…」熟練と言っても差し支えの無い騎手であり、地図の作製はお手の物……の筈なのだが、暗いしこの辺は近寄った事も無いのだからしょうがない。しょうがない。
- 00:41:57
- とりあえず北を目指せば良いだろうと思い進んでいるのだが裏通りは妙に入り組んでいて思うような方向に進めない。
- 00:43:42
- 「うわぁ」試しに明るい通りに顔を出してみると、なんか住む世界が違う…
- 酔っ払い◥
- 00:44:17
- 「ひっく、ぅーい、おう、嬢ちゃん、いくらだぁ~?」
- ロナ◥
- 00:46:14
- 「ひゃぁ? わだす、なんも売っでねぇです!」唐突に声をかけられ慌てて逃げ出した
- スカウト◥
- 00:48:26
- 「よぉ、あんたそんなナリで此処に来るってこたぁ金に困ってんだろ? いい仕事紹介するぜ」 スカウト(ただし密偵ではない)にも声をかけられた
- ロナ◥
- 00:49:45
- 「し、仕事には困っでねぇです、あの、本当です。お、おうちさ帰ぇるとごで」
- SYSTEM◥
- 00:51:29
- アシュ様が入室しました。
- SYSTEM◥
- 00:51:51
- 様が入室しました。
- スカウト◥
- 00:51:51
- 「なんだ?田舎モンか、どうせ住み込みの下働きかなんかだろ? ここで働きゃもっといい暮らしができるぜ? 綺麗な服に宝石、より取り見取りだ」
- アシュ◥
- 00:52:23
- 「ヘイご機嫌な酔っ払いクソ野郎に茨の姐さんのお膝元で一般市民のガキを泡風呂に鎮めようとしているご機嫌なお兄さん。そこまでしときな」
- ロナ◥
- 00:52:37
- 「ええと、えっと、住み込みなのはそうですけんども」
- アシュ◥
- 00:53:20
- 明るい方から気だるげにやってきたのは、槍を釘バットよろしく肩にかついだ顔の半分がケロイド火傷になってるカタギじゃないスーツを着たリカントであった
- スカウト◥
- 00:54:12
- 「アァ? 営業の邪魔しないでくんねぇか、こちとらノルマが……ゲェー!? 生焼け」
- アシュ◥
- 00:55:01
- 「は? ボコるわ」言い終わる前で石突きでみぞおちを強かに突いてやる
- ロナ◥
- 00:56:21
- 「ひゃぁー」突如目の前で発生した暴力事件に思わず声をあげるがなんかそんなに差し迫った感はない。魔物との戦いに比べればそれほどでもないからだ
- スカウト◥
- 00:57:49
- 「!? ふごっ おげぇっ」路地の片隅に蹲ってゲロをまき散らすオブジェと化した
- アシュ◥
- 00:58:31
- 「だーれが生焼けだ、お前の顔覚えたからな……さて」場違いな少女をぎろり
- ロナ◥
- 00:59:13
- 「あ、あの、だ、大丈夫なんですか、これ(ぼうりょくじけん)? いいんですひゃっ?!」睨まれて身を竦ませた
- アシュ◥
- 01:00:36
- 「おい嬢ちゃん、家は?って言うかそのナリ神官サマかよ……なーんで今日はあっちもこっちも場違いなのが紛れ込んでくるんだ」目線を合わせてクソデカ溜息
- ロナ◥
- 01:03:01
- 「ご、ごめんなさいごめんなせぇ、わだす、このへんはずめてで、道さ迷っで、ダリオン様の神殿さお世話になっでます…」クソデカ溜息に身を縮こまらせつつ、チラチラと青年の顔を見上げた
- 01:03:11
- 正確には、その耳を
- 01:04:59
- 『あの、助けてくれてありがとうございました。ご迷惑をおかけして申し訳ありません』共通語よりよっぽどネイティブ(?)なリカント語でお礼と謝罪をしてぺこりとお辞儀した
- アシュ◥
- 01:05:27
- 「ダリオンって神殿何処だよ……ご覧の通りぃ?ここいらは魑魅魍魎が跳梁跋扈するお嬢ちゃんみたいなのは一人で迷い込む場所じゃないんだ………」リカント語に目を丸くした
- 01:06:17
- 『何で喋れんの。天才か』
- ロナ◥
- 01:07:31
- 『え? うちのお父さんがリカントだからですけど…? あ、ダリオン様の神殿はアステリア様の神殿のお隣です!』リカント語で返って来た答えにえへへと笑い
- アシュ◥
- 01:10:06
- 『調子狂うわ……ともかく、アステリア神殿ならそこの明るい大通りに出てまっすぐ行けば神殿の通りに出る。大通りなら治安は比較的マシだから路地には入るな』
- ロナ◥
- 01:12:10
- 『えぇ……でも、明るいとこ出たら声をかけられたんですけど……』治安とは一体
- アシュ◥
- 01:12:40
- 『万が一逆に行ってもユス川の方に出るから城を目印に歩け、そしたら大橋……ああクソ、ナリは芋でも口は達者だな!』
- ◥
- 01:12:48
- 「―――あら、あら。だいじょうぶ?」 ふっと甘い声が路地に通る。
- アシュ◥
- 01:13:11
- 『ついてきな、花街出るまで送って……』
- ◥
- 01:13:30
- 白い外套がひらりと揺れて蹲っている男の傍に。
- ロナ◥
- 01:13:36
- 『あうぅ……ごめんなさい……』芋、私はお芋
- 01:14:51
- 「ふぁ?」やさしそうな声につられてそちらを見ました
- アシュ◥
- 01:15:08
- 「あン?」そっちを見た
- オーア◥
- 01:15:14
- よしよし、と子供でも慰めるように、男の背をさすってやる。
- ロナ◥
- 01:16:24
- 「ふぁ…まっちろけだぁ…」現れた少女の風体に、ポカンと口を開け
- アシュ◥
- 01:16:29
- 「うげ……」何で今日は知った顔にこんな所で何回も遭遇するんだって顔
- オーア◥
- 01:17:20
- 「ほら、力を抜いて―――」 『いたみはかるく、ふわふわととんでいく』 妖精語で呟くと男の血色がみるみると良くなる。
- 01:18:12
- 「アシュ? あなたがしたの?」 責める声音はなく、ただ確認するように問うた。
- スカウト◥
- 01:19:16
- 「げほっ、えほっ…ふぁぁ、生焼け野郎、よくもひでぇ目に……へ、へへ、ありがとうごぜえやした、聖女サマ」口についた吐しゃ物を拭いつつへこへこ>オーア
- アシュ◥
- 01:19:47
- 「明らかな未成年に本人家族の同意も無くこの街で仕事させようとしたから相応の目にあわせただけだ。あと人を生焼け野郎扱いしたのが8割」
- スカウト◥
- 01:20:52
- 「あぁ? 年聞いたわけでもねぇし、ドワーフかグラランか何かかもしんねぇだろ、確認するまではよォ」
- ロナ◥
- 01:21:53
- 「わ、わだす、人間です。ええと、もうすぐ14です」
- オーア◥
- 01:22:34
- 「あら、あら。そういうこと」 どちらに言ったのか、どちらにも言ったのか。
- アシュ◥
- 01:22:39
- 「はい現行犯、慈悲は今ので売り切れごめんだ」ポケットで胡桃がばっきばきに
- スカウト◥
- 01:24:03
- 「い、いや、うちの店、今ヤバいんだってマジで、人手不足で子芋でも子猫でも引っ張って来いって!!」
- アシュ◥
- 01:24:30
- 「兎も角、そいつはもうお前が好きにしろオーア。こいつは仕方ないから俺が神殿までつれてく」
- ロナ◥
- 01:24:30
- 「こいも…」わだすはいも・・・こいも・・・
- オーア◥
- 01:24:52
- 「もう、アシュ。未遂なのだからそのへんにしてあげたほうがいいのではないかしら」
- 01:26:37
- 「そう? それならその娘はあなたがおねがいね」
- アシュ◥
- 01:27:47
- 「そうする。ほら、行くぞ」
- スカウト◥
- 01:28:09
- 「そ、そうそう、俺はただこの可哀想な嬢ちゃんに仕事の口を紹介しようとしただけで、たまたま歳の確認が後回しになってだけで、ねぇ、そこんとこ、考慮してくださいよォ」オーアの背に隠れるようにして。さりげなく細い肩や腕へのタッチも忘れない
- ロナ◥
- 01:28:44
- 「え? えっ、い、いいんですか、あの人」
- アシュ◥
- 01:29:08
- 「……やっぱそいつボコるわ、って言うか魔剣砕き相手にそんなベタベタするなよ兄さん」
- オーア◥
- 01:30:00
- 「だめよ、アシュ?」
- スカウト◥
- 01:30:01
- 「ま、魔剣砕きだぁ?」
- アシュ◥
- 01:30:34
- 「あんまそうやってベタベタしてっと自慢の魔剣が短剣にされるぞ。或いは剣無しになるかもなあ?」
- オーア◥
- 01:30:59
- 「そうして軽率なコトをしてしまうと、かえってあなたに瑕がつくかもしれないわ?」
- ロナ◥
- 01:31:44
- 「えっと、あの、だ、大丈夫なんですか…‥それ…?」おずおずと訊ねました。どうも男の方の事ではない。白い少女の包帯を見ている
- アシュ◥
- 01:31:57
- 「……わかったよ、ボコるのは無しだ」
- オーア◥
- 01:32:30
- 「ええ。それはよかった」
- スカウト◥
- 01:32:33
- 「お、俺のはじまりの剣を舐めんじゃねぇ」
- オーア◥
- 01:32:45
- 「だいじょうぶよ」 ふふ、とロナに微笑みかけ。
- アシュ◥
- 01:33:07
- 「はじまってすらいねえモンをはじまりの剣と一緒にすんな」
- 01:34:05
- 「じゃあ、もう行けよ兄さん」しっしっ
- オーア◥
- 01:34:26
- 「さあ、あなたはこっちに」 すっと男の手を絡め取るようにして
- ロナ◥
- 01:34:50
- 「ふぁ…」なんだろう、自分とそんなに変わらない年に見えるのに、この、何とも言えない…でも負けたとかそういう気持ちは湧いてこない、自分と同じくらい場違いというか何とも言えない…
- アシュ◥
- 01:35:42
- 「それはやっぱヤメだ。お前も帰るぞ」オーアを引っ張った
- スカウト◥
- 01:35:46
- 「ケッ、オーブンでも潜っちまいな」捨て台詞を残して逃げてった
- オーア◥
- 01:35:59
- 「あら」
- アシュ◥
- 01:36:49
- 「うるせえ!」残ってた胡桃をなげつけておこう
- ロナ◥
- 01:36:53
- 「え?え? そ、その人も迷って…?」
- オーア◥
- 01:37:24
- 「もう。行ってしまったわ?」
- スカウト◥
- 01:37:26
- 「ガッ」後頭部に直撃を受けて頭を押さえて路地裏に走り去った
- アシュ◥
- 01:37:28
- 「迷ってねえけど一緒にいかせたらそれはそれでロクなことにならなさそうだ。嬢ちゃんもほら」空いてる手をロナに差し出して
- オーア◥
- 01:39:02
- 「聞きたいこともあったのだけれど」 どこのお店とか。
- ロナ◥
- 01:39:09
- 「ひ、一人で歩けますよぅ」
- アシュ◥
- 01:39:58
- 「はああ? そう言う奴ほど明後日にフラフラ行くんだよ。行くぞ」無許可で手を引っ張ってずんずん歩き出すのだ
- 01:40:23
- 「顔は覚えたから後で調べとく」>聞きたいこと
- ロナ◥
- 01:40:55
- 「ひゃぁぁ、はや、速ぇですってばぁ」
- オーア◥
- 01:41:38
- 「そう。それならいいかしら」 そうしたいならそれでいいか、と。 「ところでアシュ?」
- アシュ◥
- 01:42:13
- 「何だよオーア」
- オーア◥
- 01:42:25
- 「わたし、帰り道は逆方向だわ?」
- ロナ◥
- 01:42:48
- 「えぇ……」 えぇって顔でアシュを見上げた
- アシュ◥
- 01:43:19
- 「仕方ねえだろ標と神殿逆方向なんだからよ!!!」
- ロナ◥
- 01:43:52
- 「えぇ!? ご、ごめんなさ、い…?」
- アシュ◥
- 01:44:03
- 「先ず嬢ちゃんを送る!そしたらお前を送る!俺は店に戻る!オーケー? アーユーオーケー?」
- オーア◥
- 01:44:39
- 「そういう意味ではないのだけれど」 ううん。 「しかたがないわね。それじゃあわたしも一緒にいきましょう」
- ロナ◥
- 01:44:48
- 「あれ、標って、星の標の事です…?」
- アシュ◥
- 01:45:00
- 「そうしてくれ、もう突っ込み疲れた……」
- 01:45:30
- 「そうだけどそれがどうしたよ」>ほししべ
- ロナ◥
- 01:46:07
- 「私!私も冒険者です!なんと長剣なんですよ!えへへ」
- オーア◥
- 01:47:16
- 「まあ、奇遇ね。わたしも同じよ」 ふふ。
- ロナ◥
- 01:47:58
- 「こないだもユスの森に行って来てすっごく大きな機械の街に……あっ、これ喋っちゃ…? き、聞かながった事にしてくだせぇ」
- アシュ◥
- 01:48:11
- 「なんだこれ……なんだこれ……はい、行くぞ行くぞ行きますよ」
- 01:48:26
- 彼は疲れていた
- ロナ◥
- 01:49:16
- 「ほ、本当ですって、冒険者なんです、今日はちょっと本当にたまたま道に迷って!」
- オーア◥
- 01:49:35
- 「はいはい。でもアシュ? もうちょっとゆっくり歩いたほうが、女の子にはやさしいわ?」
- アシュ◥
- 01:49:59
- 「注文多いな!?」ゆっくりにしました
- オーア◥
- 01:51:43
- 「置いていかれた女の子が、わるいひとに連れ去られてしまってもいいなら、早足でも良いけれど?」 くすくす。
- ロナ◥
- 01:51:54
- 「ち、近くまで手大丈夫ですから、あの、後はご、ごゆっくり…?」
- アシュ◥
- 01:52:49
- 「わかったわかった……」と言う訳でゆっくりとした足取りで二人を送ってからまた用心棒の仕事に戻るのであった
- オーア◥
- 01:53:39
- なおアシュはしらなかった。神殿まで行った後、来た道をほとんどそっくり引き返すことになろうとは。
- アシュ◥
- 01:53:48
- ※尚スカウト君は後で居場所を調べ上げて蔑称をつけるのはよくないゾ☆と高町式交渉術をしたとかしないとか
- スカウト◥
- 01:54:19
- これからはウェルダンってよぶよぉ
- アシュ◥
- 01:54:20
- この日のアシュの疲労係数は通常の3倍であったとかそうでないとか
- ロナ◥
- 01:54:48
- 一方、わだすは後になって思い出したのです。
- 01:55:07
- 名乗っでながっだ!!
- オーア◥
- 01:56:26
- 住んでるのがこの辺りなので神殿に行くと逆に遠ざかる道のりなのだった。
- アシュ◥
- 01:56:51
- 「ここに住んでるのかよお!」と突っ込んだとかそうでないとか
- ロナ◥
- 01:57:34
- これでお仕事であったらクソデカ溜息間違いなし><
- アシュ◥
- 01:58:08
- 間違いないですね!
- オーア◥
- 01:58:36
- にこにこ。
- アシュ◥
- 01:59:01
- と言う所で今宵はここまでにしとうございまする
- ロナ◥
- 01:59:08
- お付き合い感謝よ!たまには初対面もよいものだ
- 01:59:21
- )))
- アシュ◥
- 01:59:26
- お付き合いありがとう~、久しぶりにRP充した!
- SYSTEM◥
- 01:59:27
- 様が退室しました。
- アシュ◥
- 01:59:39
- シュババババ
- SYSTEM◥
- 01:59:42
- アシュ様が退室しました。
- オーア◥
- 02:00:01
- だばだば
- SYSTEM◥
- 02:00:03
- 様が退室しました。
- ◥
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発言統計 |
その他(NPC) | 80回 | 63.0% | 3051文字 | 64.0% |
アシュ | 42回 | 33.1% | 1448文字 | 30.4% |
| 5回 | 3.9% | 271文字 | 5.7% |
合計 | 127回 | 4770文字 |