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2019/11/16
SYSTEM
13:55:05
 様が入室しました。
SYSTEM
13:55:09
 様が入室しました。
 
13:55:36
はーどっこい
 
13:55:38
@よろしくお願いいたします。
 
13:55:56
描写何も考えてなかったぜ
 
13:57:11
いつも通り星の標でいいんじゃないですかね…?
 
13:57:35
おk
13:57:48
先に店内にいてくれると嬉しい
 
13:58:15
了解です
13:58:35
 
13:58:35
 
13:58:36
 
14:00:16
イルスファール王国、星の標。国内でも多くの実力者が集うこの宿には多くの依頼が毎朝来るが、ピークを過ぎれば、そこにあるのは穏やかな時間である。
14:00:50
先日、この宿で9人目の魔剣位に認定された冒険者、アリエル・エマールも店内の一角のテーブルを借りて、何やら資料に目を通している。
アリエル
14:01:53
「魔域、こんなに多いんだ…」ガルバから支障がない程度の資料を借りて、読んでいるところである。主に魔域関連の依頼の資料である。
フェル
14:03:19
からんころん、とドアベルが鳴る。
アリエル
14:03:49
数枚目を通したが…本当に、結論、謎が多いとしか言いようがない。
14:04:49
ガルバからも、あまり役には立てんかもしれんぞ…?とは言われたが…ユーフォルビアも言っていたように、元々があるかないかわからない不確かな希望であるのだ、なかったのならばなかった、で問題はない。
フェル
14:05:18
フードを目深に被った少女だ。伏し目がちに店内を一瞥し
14:06:14
「ぁ……」 アリエルの姿を認めると、立ち止まった
 
14:07:33
見回してみれば、熱心に資料に目を通している少女が見えるだろう。
フェル
14:08:57
「………」 少しばかりの逡巡の後に、そちらにゆっくりと歩を進めた
アリエル
14:09:49
「……お菓子の魔域?」本当に底が知れない…と思いつつ、ふとこちらに近づいてくる気配がして。
14:10:48
「フェルさん…」顔を上げてみれば、先日…母がいなくなったきっかけとなった魔域に一緒にいた冒険者の姿があった。
14:12:35
具体的に母とどのような親交があったか、詳しくはわからない…が、この人は、母の事をとても慕っていたということは、あの時わかった。
フェル
14:12:55
「……アリエル」 暗い瞳を向けた。依頼の最初とは随分雰囲気が違うかもしれない。
14:14:10
「魔域、ですか」 テーブルの資料に目を向け
アリエル
14:14:15
その目を見て、ああ、この人も…母を失って傷ついたのだということが、うかがい知れた。
14:14:59
「はい、ガルバさんから資料をお借りしました」
フェル
14:15:51
「レノアを、探すためですか」 抑揚の無い声音で尋ね
アリエル
14:15:53
席、あいてるのでよかったら…と促して
フェル
14:16:36
促されて着席したが、身体は斜にして正対はしない
アリエル
14:16:50
「……はい。ユーフォルビアさんからも、お話を伺いまして…母とを探したいと」頷いて、肯定した。
フェル
14:17:41
「姉……あのドレイクですか。依頼の時から思ってはいましたが、よくそう簡単に割り切れるものですね」
アリエル
14:19:02
「…いいえ、それは違うんです、フェルさん。姉さんのことは、割り切れていないから、探すのです」首を横に振り
フェル
14:20:17
「話し合いでもするんですか」
アリエル
14:20:58
「母が…手紙を残してくれていたので、真実は知ることはできました、が…私も母も、姉の事は何も知らないんです」
14:21:36
「話し合い…のようなものになるのでしょうか、少なくとも…姉の事を知らないまま、答えは出せなくて…」
フェル
14:22:17
「……真実、ですか」 「まあ、そうでしょうね。バルバロスがどうやって過ごしているかなど、人族には知りようもない。ましてあのドレイクは、随分歪に育てられたみたいですから」
アリエル
14:23:41
「はい、私の父のことも、書かれていました」<真実
フェル
14:24:19
「どちらのも、ですか」 血的なのと育ての親と
アリエル
14:25:40
「はい、2人について、書かれていました」それは、この娘の実の父がドレイクであるというあやふやな証言が、真実であると肯定したことになる。
フェル
14:26:52
「それで、どういう気分です」
14:29:07
「レノアに対しても、父親に対しても思うところがあるのでは」
アリエル
14:31:01
「はい、正直、あります。ユーフォルビアさんの言葉をお借りすると、人の荷物はぶんどっていくくせに、自分の荷物は持たせない、というところですね」
フェル
14:32:38
「……人の荷物は……ああ、なるほど……」 納得した様子で頷いた
14:33:51
「今更ですけど、私はあのドレイク、というよりは、あなたに姉がいることは知っていました」
アリエル
14:34:33
「……え?……あぁ」驚いた直後、だからあの魔域の途中でのあの反応だったのか、と得心がいった。
フェル
14:35:15
「ああ、いや、あなたがレノアの娘だと知ったのは、あの依頼の時が初めてでしたから」  「まあ、レノアにもうひとり子がいたということを知っていた、ということです」
アリエル
14:35:36
同時に、自分さえも知らされていなかった事実を彼女に話したということは…母は、目の前の女性を信頼していたのだなとそう思う。
フェル
14:36:59
「どういう経緯で出来た子かも話してくれました」
14:37:31
「孕んでから、取り上げられるまでのレノアの気持ちも」
アリエル
14:38:25
最後の言葉には、少し目を丸くして。
14:39:07
「それは………いえ、言葉で表してよいことではないですね」辛い、苦しい、など、そんな言葉で表せられるものではないだろう。
フェル
14:39:30
「………だからですかね。大分、手加減してしまった」
アリエル
14:39:43
確かに成人をしているように見えるが…まだお若いのに…と思いつつ。
フェル
14:40:44
「今思えば、さっさと斬り殺しておくべきだった」 すっと目が据わる
アリエル
14:42:07
「…確かにこの結末を考えると、私達からすれば、ソレが…最適解であったとは思います、でも」
14:42:41
「…フェルさんもご存知の通り、母は…本当に、子どものことが、大切な人で…私の事も、精いっぱい、愛情をもって育ててくれました」
フェル
14:43:45
「そう、でしょうね」
アリエル
14:44:05
「そんな母が…あの時、とても、幸せと言ったんです…それを考えると、心境は複雑ですね…」
フェル
14:44:58
「………………」 じとっとした目をアリエルに向けた
アリエル
14:46:23
「……手紙を読んで思い知りました、15年も一緒にいて、私は…母のことはわかっていたけれども、レノア・エマールのことは何も知らなかった…いえ」
14:46:43
「母を傷つけることに脅えて、知ろうとしなかったのだ、と」
フェル
14:47:26
「傷つける?」
アリエル
14:47:59
「…お恥ずかしい話ですが、私達一度も喧嘩したことがないんです
14:49:54
「母がご存知の通りの子煩悩な性格…というのもあるとは思いますが、母は父…オライオンがいなくなって、だいぶ塞ぎこんでいたのもありまして…私は、小さいころから母を困らせないように、悲しませないように、行動していました」
14:50:48
「唯一てこでも動かなかったのは…オライオンを探すために、冒険者になる、と言った時くらい、ですかね…」
フェル
14:51:11
「………どこが恥ずかしいのですか?」 本当に分かってない顔だ
アリエル
14:52:13
「…ようは、対等な人として今まで見ていなかった、ということですね」
フェル
14:54:13
「レノアが傷つくかも知れないと、敢えて聞かなかったことが、つまりは、レノアを理解しようとしていなかったと」
アリエル
14:54:23
頷いた。
フェル
14:57:24
「………まあ、私も同じでしょう」
アリエル
14:57:36
「…え?」意外な言葉が出てきた
フェル
14:58:04
「今回のことで良くわかりました。自分というものも」
14:59:14
「私は親というものがよく分かりません。親というものに愛されたことも無いし、親というものを愛したこともない」
15:00:02
「そういう話を、レノアにしたんです」 ふと遠くを見る目で
アリエル
15:00:14
「……母は、なんと?」
フェル
15:01:02
「私を抱きしめてくれました。母として愛してくれると」
アリエル
15:02:36
ああ、目に浮かぶ…あの母ならそうするだろう、ということが容易に想像がついた。
フェル
15:03:00
「……だから私は、レノアのくれる”愛”に依存しただけです。レノアのことを深く知ろうとはしていませんでした」
15:04:00
「ああ、同じではないですね。あなたは、子としてレノアを愛しているのですから」
15:05:26
「この前のことで思い知りましたよ。レノアが、あなた達2人に向ける愛というのは、別格です」 目を閉じ
15:06:01
「そして、あなたがレノアに向けるほどの愛というものを、私は持ち合わせていない」
アリエル
15:08:29
「………」静かにその言葉を聞いて、息を吐いて
15:10:49
「…私は、お母さんではありません、し、察しがいいわけでもないです、が、今フェルさんがおっしゃったことは、1つ、違うと思います」
15:11:56
「フェルさん、あの人は…レノア・エマールは…貴女を子と認識し、愛を持って接すると言ったのならば…そこに、差はないです」
15:12:43
「そして…その愛は、無償の愛です、あの人は貴女が母を嫌おうが何をしようが…貴女を、愛すると思います」
フェル
15:13:46
「……ああ、そうかも知れません。レノアならば、そうであるかも知れません」 再び暗い瞳をアリエルに向け
15:15:17
「ですが、もう一方は変わりませんよ。私は、ただ愛を向けられたから、それに縋ったにすぎない」
15:16:00
「貴女ほどの気持ちを持って、私は行動できなかった」
15:16:11
「正直、気付きたくはありませんでした。ただレノアが私を愛してくれていただけなら、私は心地良いままでいられたのに」
アリエル
15:18:54
「…フェルさんは」
15:19:06
「お母さんに…レノア・エマールに、また、会いたいですか…?」
フェル
15:21:02
「そうですね。会えるなら、色々伝えなければいけないこともあります」
アリエル
15:21:46
「…今、ガルバさんにお願いして、魔域の依頼を優先的に回してもらえるように、お願いしています」可能な限り…ですが、無論。
15:22:46
「お母さんが見つかったら、フェルさんにもすぐお知らせしますし……できるなら、その時が来たら、一緒に、来てほしいです」
フェル
15:24:11
「ええ、その様にお願いします。あなたに無理をされて死なれると、レノアが悲しむでしょうし」
アリエル
15:24:20
「それに……」正直、今から言うことはだいぶ身勝手なことであるとおもうし、怒られても呆れられても仕方がないことである
15:25:35
「お母さんが子どもとして接するならフェルさんは私のお姉ちゃんということになります、だからご協力お願いします!」
15:25:56
ガルバが呆れ顔でこっちを見た気がする。
フェル
15:26:18
「………はぁ」 「妹とかはよく分かりませんが、回答は先程のとおりです」
アリエル
15:27:31
「………よろしくお願いします」呆れられるのはわかっていたがかなり恥ずかしくなってきた。
フェル
15:27:52
「一言、言っておきます」
15:28:42
「私がそうするのは、レノアの事が、まあ、今でも好きではあるからです」
15:29:25
「あなたに関しては、嫌いです。完全に八つ当たりですが、嫌いです。だから、あなたのためではありません」
アリエル
15:31:30
「わかりました」頷いた。
フェル
15:33:00
「……ああ、姉妹について、聞いたことがあるのは」 「親が妹ばかり構っていると、姉というのは嫉妬するらしいです。だから、その点は我慢してください」
アリエル
15:33:59
「わかりました、ただ」
15:34:53
「…お野菜は食べてもらえると。お母さんも心配してたと思いますので」
フェル
15:35:24
「………」 ぱちくり 「仕方ないですね」 
アリエル
15:35:26
「…お母さんに会えたら、今まで、言えなかったこと、たくさん言いましょう、フェルさん
15:37:20
フェルの返答には、えへへ…と嬉しそうに笑った。
フェル
15:39:21
「…そう、ですね。私の正直な気持ちも、知って貰いたいです」 私がレノアへ向ける気持ちはただの依存だと、アリエルとフレアのことを嫌いだと言っても、レノアは愛してくれるのか
15:40:28
私がヒトの真似事などをしても、許すのだろうかと
15:42:03
「……では、食事でもしたら、資料の解読を進めましょうか。あなたは魔法文明語読めないんでしょう」
アリエル
15:42:41
「ありがとうございます、助かります…!」
15:44:24
野菜が苦手な人でも食べやすいように野菜たっぷりミネストローネも一緒に頼んでおこう
フェル
15:44:57
肉と交互に食べるか…
アリエル
15:45:10
よし、まずは第一歩(ぐっ
フェル
15:45:26
まあそんな感じで終わりますか
アリエル
15:45:35
ですね。お付き合い感謝です。
フェル
15:45:53
ありがとうございました
SYSTEM
15:45:55
 様が退室しました。
SYSTEM
15:46:25
 様が退室しました。
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