この秘伝は、騎獣またはゴーレムの手番においても例外的に使用者が宣言できます（当然ながら、この時習得者は宣言の必要な特技を1つ宣言したものとして扱います）。
　宣言すると、使用者は専有騎獣もしくは自分が作成したゴーレムを1体（複数部位なら部位すべてが対象）選択し、以下の効果を与えます。

①騎獣またはゴーレムの手番が術者の手番よりも先だった場合
　この時、対象となった騎獣またはゴーレムのすべての部位は、次の1回の近接攻撃の命中力判定に+2のボーナス修正を得ます。このボーナスは、部位ごとに1回ずつ有効です。
②騎獣またはゴーレムの手番が術者の手番よりも後だった場合
　この時、対象となった騎獣またはゴーレムのすべての部位は、次の1回の近接攻撃の物理ダメージが+4されます。このボーナスは、部位ごとに1回ずつ有効です。

　この秘伝を宣言すると、使用者は主動作を放棄し、代わりに任意の専有騎獣またはゴーレムの1部位を選択し、即座に主動作を行わせます。この時、対象がすでに手番を終えていたとしても、主動作のみを行うことが可能です。

　この秘伝は、騎獣またはゴーレムの手番においても例外的に使用者が宣言できます（当然ながら、この時習得者は宣言の必要な特技を1つ宣言したものとして扱います）。
　宣言すると、使用者は専有騎獣もしくは自分が作成したゴーレムを1体（複数部位なら部位すべてが対象）選択します。それから10秒（1ラウンド）の間、対象となった騎獣またはゴーレムは、「ブレス」などに代表される範囲を対象とする特殊能力を使用する際、範囲内の対象を任意で攻撃の対象から除外することができます。
　この効果は、次の手番の使用者もしくは騎獣またはゴーレムの手番が開始される時、自動的に失われます（1回の宣言でラウンドを跨いで2回効果を得ることはできない、ということです）。