【クリスタリア自在銃術】
- 入門条件
- 50名誉点
クリスタリア自在銃術は、魔動機文明時代に開発された高度な射撃技術を現代に蘇らせた流派です。 「クリスタリア」という名称は、この流派で使用を推奨される「クリスタリアガン」という〈ガン〉とその派生に由来します。現在伝わっている流派では、通常のガンでも切り替えながら戦うことは可能ですが、それぞれ〈ガン〉を別個に用意すつ必要があります。
魔動機文明の最盛期、技術者たちは戦場での多様な状況に対応するため、一丁の銃で複数の戦術的役割を果たせる武器の開発に取り組みました。その結果生まれたのが、専用のマギスフィアを装着することで1H(片手持ち)と2H(両手持ち)を瞬時に切り替えられる「自在変形銃」です。しかし、この高度な技術を扱うには特殊な射撃術が必要であり、それが「自在銃術」として体系化されました。
大破局により多くの技術が失われた現代において、この流派は数少ない魔動機文明の戦闘技術を継承する貴重な存在となっています。「自在」という名が示すように、状況に応じて柔軟に戦術を変化させることを真髄とする、極めて実践的な射撃流派です。
流派アイテム
1Hと2Hを切り替えられる〈ガン〉を予定
通常の武器でも可能(ポンホル必須)
秘伝
《スタンス・ワルツ》
- 必要名誉点
- 50
- タイプ
- 常時型
- 前提
- なし
- 限定条件
- 〈ガン〉
- 使用
- シューター技能
- 適用
- 10秒(1ラウンド)持続
- リスク
- なし
- 概要
- 1H→2Hに切り替えた時、あるいは2H→1Hに切り替えた時にボーナスを得る
- 効果
この能力は自身が乱戦エリア内にいるときのみ、効果を発揮します。
分類〈ガン〉の装備について、用法〈1H〉のものから用法〈2H〉に持ち替えた時、1ラウンド(10秒間)命中力判定に「+2」のボーナス修正を受けます。
用法〈2H〉から〈1H〉に持ち替えた時、1ラウンド(10秒間)〈ガン〉によって発生させるダメージに「+2」のボーナス修正を得ます。
《バレット・ダンス》
- 必要名誉点
- 30
- タイプ
- 独自宣言型
- 前提
- 両手利き
- 限定条件
- 〈1Hガン〉
- 使用
- シューター技能
- 適用
- 1回の遠隔攻撃
- リスク
- なし
- 概要
- 任意の対象に2回ダメージを与え、ダメージを振り分ける。
- 効果
この宣言特技を使用した時、〈両手利き〉による効果は失われます。自身と同じエリア内に存在する対象1体に対し、命中力判定に「-2」のペナルティ修正を受けた上で〈ガン〉による遠隔攻撃を行います。この時、〈二刀流〉を所持しているキャラクターはこのペナルティを受けません。
この時、1度の命中力判定に成功した場合、ダメージを「2」回算出することができます。
また、その対象が「2」つ以上の部位を持つ場合、算出したダメージを自由に振り分けることができます。ただし、この時、振り分けようと思う部位に必要な命中力判定の値は満たしている必要があります。
《フェイタル・フィナーレ》
- 必要名誉点
- 30
- タイプ
- 独自宣言型
- 前提
- なし
- 限定条件
- 〈2Hガン〉
- 使用
- シューター技能
- 適用
- 1回の遠隔攻撃
- リスク
- なし
- 概要
- 任意の対象に必殺の一撃を与える
- 効果
自身と同じエリア内に存在する対象1体に対し〈2H〉ガンによる遠隔攻撃を行います。このときの、命中力達成値が対象の回避力判定より「2」以上上回った場合、威力表使用時の「2d」の出目は「3~11」の場合、それを「+1」して扱います。この処理は、クリティカル後の振り直しでも有効です。