特殊能力

[常]喘鳴

　苦痛に呻く声を強く感じ取り、確実に治療を施す為に狙いを定めます。
現在のHPが最大HPよりも「10」点を下回る場合、そのキャラクターの回避力判定に-1のペナルティ修正を与えます。
更に、「20」点を下回る場合、そのキャラクターの回避力判定に追加で-1のペナルティ修正を与えます。（最大-2）

[常]死恐怖症／10(17)／精神抵抗力／消滅

　明確な死の気配を、自らの手で傷を負わせた生者と、その周囲の生者に与えます。
　この魔物からの攻撃を受けたキャラクターと、それを視界に入れたキャラクターは、即座に精神抵抗を行います。
失敗したキャラクターは、10秒間（1ラウンド）の間打撃点と防護点を「-3」点し、魔法行使判定にｰ1のペナルティ修正を受けます。
この効果は精神効果属性です。
ただし、如何なる死の気配にも動じる事はない、とPL／GMの両名が判断できるキャラクターの場合のみ、この効果は自動的に抵抗成功として扱います。

[常]看護師の使命

　かつてあったであろう過去の断片が、この魔物を”治療”が必要な生者へと導きます。
　敵対しているキャラクターの内、最大HPと現在のHPの差分が最も高いキャラクターへ攻撃する時、その打撃点を「+4」点します。

[常]複数宣言=2回

[宣]全力攻撃Ⅱ

[宣]チェーン・ブリンク

　左手を掲げ、超常の力を用いて瞬間的に転移し、手に持つ骨鋸で攻撃する、という一連の行動を2度を行います。
この際、この魔物は乱戦エリアの影響を受けることなく各エリアに転移することが可能となります。
ただし、2度行う攻撃はそれぞれ別のエリアへの攻撃でなくてはならず、1度目の攻撃は必ずこの魔物が存在しないエリアでなければなりません。
また、1度目の攻撃を行う際は命中力判定に-5のペナルティ修正を受け、打撃点が「-5」点され、さらに《全力攻撃Ⅱ》を適用することはできません。
2度目の攻撃を行う際にはこれらのペナルティは発生しません。
この能力は連続した手番では使用できず、使用した場合、10秒間（1ラウンド）の間、回避力判定に-5のペナルティ修正を受け、防護点が「-5」点されます。