真語魔法 (小魔法)
- 2
- 【ヒット・
ピンキートー】
- 消費
- MP2
- 対象
- 1体
- 射程/
形状 - 1(10m)/
起点指定
- 時間
- 一瞬
- 抵抗
- 消滅
- 属性
- 衝撃
- 概要
- 対象の足の小指を近くのなにかにぶつけさせる
- 効果
この魔法の対象となったキャラクターは、足が勝手に動き、近くの棚の角などに小指をぶつけてしまいます。「対象を歩かせる/移動させる」魔法ではないため、対象の足が届く範囲になければ効果は表れず、またぶつけたとしても特にダメージはありません。でも痛いです。硬い靴などを装備していたとしても痛みはあるのが、この魔法の唯一すごいところでもあります。
対象がこの魔法の存在を知らない、または警戒していない状態(戦闘状態でない、術者の姿や詠唱を認識していないなど)にある時、対象はこの魔法に対する精神抵抗力判定に-4のペナルティ修正を受けます。この魔法の効果は、同じ対象には1日に1回しか表れません。
由来・逸話など
魔法文明時代に存在したアトランティス帝国のとある魔術師が生み出した魔法です。当初はこれといった目的もなく戯れに生み出された魔法でしたが、いつの間にか大都市の魔法学校に通う生徒に知られてしまい、試験中にこっそり使われ、多くの学生が集中力を削がれて落第点を取ってしまう……という珍事が起きて以降、使用が禁じられました。
嫌がらせ以上の効果はなく、いつの間にか忘れ去られたこの魔法ですが、タンスや扉の角に小指をぶつけたことがある者ならば、この魔法の恐ろしさは理解できることでしょう。
この魔法は、イルスファール王国の“夢幻の塔”でも学ぶことができ、名誉点20点を支払うことで、習得することができますが、ある意味で禁忌の魔法であるため、不名誉点10点も獲得してしまいます。