己の防御と引き換えに、相手の防御を貫きます。
　宣言を行った攻撃では、《シールドバッシュⅠ》と同様に〈盾〉を武器として扱います。
　攻撃が命中した場合、以降10秒（1ラウンド）の間に、その対象（部位）から秘伝使用者が近接攻撃の対象となったとき、相手に確定ダメージを「2」点与えます。
　リスクとして、基礎特技と同様、使用した〈盾〉の防護点及び回避力判定でのボーナス修正が無効となります。
　この秘伝は1ラウンドに1回しか宣言できず、また、複数を同時に攻撃する場合にも宣言できません。
《破盾・攻防一体の型》では、相手に与える確定ダメージが「3」点になり、リスクがなくなります。

　己の防御と引き換えに、味方の防御を上げます。
　宣言を行った攻撃では、《シールドバッシュⅠ》と同様に〈盾〉を武器として扱います。
　攻撃が命中した場合、以降10秒（1ラウンド）の間に、その対象（部位）から、秘伝使用者が《かばう》の対象としている味方への、あらゆるダメージを「盾の防護点÷2」点、軽減することができます。
　この軽減は、対象を《かばう》ことができる回数までしか発揮できず、軽減を発揮させた回数ぶん《かばう》を行える延べ回数も減少します。
　この秘伝は1ラウンドに1回しか宣言できず、また、複数を同時に攻撃する場合にも宣言できません。
《堅盾・鉄壁の型》では、リスクがなくなります。

　己の防御が削られたぶん、反撃に転じます。
《破盾・攻防の型／攻防一体の型》もしくは《堅盾・鉄の型／鉄壁の型》が用いられた次のラウンドに与える、任意の1回の近接攻撃の命中力判定に「＋盾の回避力修正（最低0）」のボーナス修正を得、命中した場合、ダメージを「＋《防護習熟／盾》で上昇する防護点」点します。
《攻盾・猛反撃の型》を習得している場合、さらに「＋《防護習熟／盾》で上昇する防護点」点します（つまり、ダメージ増分が2倍になります）。