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【ディストラ流美剣投術】 - 星の標

【ディストラ流美剣投術】

(ケルディオン大陸 ミール地方)
入門条件
100名誉点(ミール地方語の習得者は50名誉点)、《両手利き》習得

 かつてディストラ帝国の貴族の一部たちが、優雅に、かつ己の財力を戦闘中にも示すために編み出した特殊な戦い方をする流派です。
 優雅に剣を扱いながらも、元は財力を見せつけるために、様々な加工を施した投擲武器を惜しげもなく投げるというものでしたが、時代の移り変わりに伴って、あまりに馬鹿げた側面は鳴りを潜め、少しずつ実戦的な面が形成、重視されるようになりました。
 扱うのには高い技術と適性、修練が必要であり、また今では秘伝を知る者も多くないため、学ぶためにはその技術を持つ者に根気強く師事を願い出る他ないでしょう。
 流派が興った当時は片手に持つ武器は剣が主流だったため、今でも名前には「剣」が入っていますが、現在では特に扱う武器が限定されることはありません。

流派アイテム

名称 知名度 カテゴリ 価格 概要
〈グレイシャス・レイピア〉 10 〈ソード〉B 7,500
+20名誉点
〈リフルジェント・**〉と同時に装備していると回避力+1
〈グレイシャス・ピアサー〉 10 〈ソード〉A 15,000
+30名誉点
〈リフルジェント・**〉と同時に装備していると回避力+1
〈グレイシャス・スティング〉 10 〈ソード〉S 30,000
+50名誉点
〈リフルジェント・**〉と同時に装備していると回避力+1
〈グレイシャス・インペイル〉 10 〈ソード〉SS 60,000
+100名誉点
〈リフルジェント・**〉と同時に装備していると回避力+1
〈リフルジェント・ドゥエディア〉 10 〈投擲〉B 7,000
+20名誉点
〈グレイシャス・**〉と同時に装備していると回避力+1
〈リフルジェント・トレディア〉 10 〈投擲〉A 14,000
+30名誉点
〈グレイシャス・**〉と同時に装備していると回避力+1
〈リフルジェント・クアトロディア〉 10 〈投擲〉S 28,000
+50名誉点
〈グレイシャス・**〉と同時に装備していると回避力+1
〈リフルジェント・チンクエディア〉 10 〈投擲〉SS 56,000
+100名誉点
〈グレイシャス・**〉と同時に装備していると回避力+1
〈豪奢な紋章加工〉 10 武器強化 1,000 自身の身分を示す

秘伝

 この流派の秘伝は、1H近接武器+1H投擲武器の装備を基本としています。
 当然ながら、すべての秘伝は戦闘特技《二刀流》を習得していない限り、《両手利き》のペナルティ修正を受けることになります。

《エレガント・スラッシュⅠ》

《エレガント・スラッシュⅡ》

《エレガント・スラッシュⅢ》

必要名誉点
20
30
50
タイプ
《牽制攻撃Ⅰ》変化型
《牽制攻撃Ⅱ》変化型
《牽制攻撃Ⅲ》変化型
前提
《両手利き》
《エレガント・スラッシュⅠ》
《エレガント・スラッシュⅡ》
限定条件
1H近接武器+1H〈投擲〉
使用
ファイター技能 or フェンサー技能 or バトルダンサー技能
適用
1回の近接攻撃
リスク
なし
概要
先に投擲を行い、直後の近接攻撃の命中力+2/+3/+4、投擲命中時は近接攻撃のダメージ+2/+4/+6
効果

 攻撃に先んじて投擲武器を投げつけることによって敵を怯ませ、悠々と近接攻撃を繰り出します。
 宣言を行った攻撃で命中力判定を行う前に、まず投擲武器で命中力判定を行います。その成否に関わらず、直後の近接攻撃の命中力判定に「+2」(《Ⅱ》では「+3」、《Ⅲ》では「+4」)のボーナス修正を得ます。
 投擲武器による命中力判定に成功していた場合、それによるダメージが発生しない代わりに、直後の近接攻撃のダメージを「+2」点(《Ⅱ》では「+4」点、《Ⅲ》では「+6」点)します。
 この秘伝は《両手利き》による複数回の攻撃を行う際には宣言できません。

TIPS

 この時投げる武器は何でも構いませんが、最低でも50ガメル以上の価値のある武器を投擲することが好まれます。かつてはそれ以上高価な武器を一度投げただけで使い捨てていましたが、回収は問題なく可能です。回収しても破門されるようなことは、現代ではありません。

《グラマラス・スローⅠ》

《グラマラス・スローⅡ》

必要名誉点
30
50
タイプ
独自宣言型
前提
《両手利き》
《グラマラス・スローⅠ》、冒険者レベル7以上
限定条件
1H近接武器+1H〈投擲〉
使用
ファイター技能 or フェンサー技能 or バトルダンサー技能
適用
1回の遠隔攻撃
リスク
回避力判定-2
概要
投擲の命中力判定を2回(3回)行い、成功回数に応じてダメージ+3/+5、近接武器の命中力修正を加算可
効果

 近接攻撃で優雅に戦いながら相手の隙を作り出し、そこに狙いを澄ました投擲攻撃を叩き込みます。
 宣言した攻撃では、命中力判定を2回(《Ⅱ》では3回)行い、2回成功した場合はダメージを「+3」(3回成功時では「+5」)されます。成功が1回のみの場合はダメージ上昇効果はありません。
 投擲武器1つで複数回の命中力判定を行うことができますが、この秘伝による一連の攻撃が終わった後、投擲武器は通常の投擲攻撃同様手から離れた状態となります。
 また、この命中力判定のすべてに、装備している近接攻撃武器の命中力修正を受けることができます。
 リスクとして、あらゆる回避力判定に-2のペナルティ修正を受けます。
 この秘伝は《両手利き》による複数回の攻撃を行う際には宣言できません。また、近接攻撃が不可能な状態・対象のときにも宣言できません。

TIPS

この秘伝において扱う近接武器は何でも構いませんが、優雅さを感じられる武器が好まれます。かつては〈メイス〉など使おうものなら即座に破門ものでしたが、現代ではそんなことはありません。安心して使って大丈夫です。

《ヘブン・アンド・アース》

必要名誉点
50
タイプ
主動作型
前提
《両手利き》《エレガント・スラッシュⅠ》《グラマラス・スローⅠ》
限定条件
1H近接武器+1H〈投擲〉
使用
ファイター技能 or フェンサー技能 or バトルダンサー技能
適用
リスク
なし
概要
近接攻撃、投擲攻撃をそれぞれ1回、さらに追加で近接攻撃を行う
効果

 両手に持った武器をそれぞれ巧みに扱い、素早い連続攻撃を行います。
 近接攻撃を1回、投擲攻撃を1回行った後、さらに近接攻撃を1回行うことができます。また、そのすべての命中力判定に-1のペナルティ修正を受けます。戦闘特技《二刀流》を習得していない場合、命中力判定にさらに-2のペナルティ修正が入ります。
 この秘伝は、この流派の他の秘伝とは同時に宣言できません。

TIPS

 かつて別の大陸で、剣と銃を巧みに操って戦う流派の話を聞いた開祖たちが編み出した、流派の秘奥とも言える秘伝です。
 この技を極め、3度の攻撃によって相手を瞬く間に制圧することは大きな誉れであり、修行する者は皆その域に達することを望むとか望まないとか。

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