容姿・経歴・その他メモ

お？　なんだいなんだい、こんな所まで見るって事はアンタ俺に興味があるってことかい？
ハッハ、構わないって隠すな隠すな。御代は見てのお帰りってね。手持ちがないなら出世払いでも結構さ。

俺様はスピリタス、勿論偽名だ。他に名乗るべき名前なんかは持ってない、忘れちまった。ああいや捨てちまったって言った方が恰好が付くか？　これからはそうしよう、今決めた。
見ての通り、敬虔なイーヴのプリーストだ。本当だって、わかるだろう？　おお神よ、本日も貴方の恵みに感謝いたします――！ってね。（そういいつつ男は手にしたエールのジョッキを呷って咽せた）おいなんだマスター、このエール、温いじゃねえか！
あー、で、何の話だっけな。そうそう、俺様について、だっけな。
ま、さっきも言った通り。どこからどう見ても何の変哲もない、魔神スレイヤーさ。魔神殺すべし、慈悲はない、ってな。勿論蛮族連中もだ。人族だってそうさ、必要なら殺すし、迷える子羊がいれば救うべきだ。信仰ってのはそうあるべきだろう？
取り敢えず迷える子羊である俺様ちゃんの為に、今夜の払いは持ってくんない？　実は財布忘れてきちまったんだわ。てへぺろ。

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