〈一握の砂〉
基本取引価格:取引不能
- 知名度
- 9/18
- 形状
- 飾り気のない片手剣
- カテゴリ
- 〈ソード〉Bランク
- 製作時期
- 不明
- 概要
- 救えるのはただ目の前の相手のみ
- 効果
-
この剣の装備者と同一乱戦エリア、或いは同一座標で生死判定が行われる場合、判定を行う事なく結果を「成功」にする事が出来ます。
この効果は、この剣の装備者が使用を決定する事が出来た上で、生死判定を行うべき対象はこの能力の使用を拒否することは出来ません。
この効果は1日に1度だけ使用できます。
以下の効果は、「宝物鑑定」において18以上の達成値を出した場合に判明します。
代償として、この能力を使用した際にこの剣の装備者は、自身の「穢れ」点に+1します。用法 必筋 命中 威力 C値 追加D 射程 備考 1H 20 +1 20 10 +1
由来・逸話
起源は不明ですが、かつて“聖女”と呼ばれた少女が常に護身用に携えていた懐剣として伝えられています。
神の奇跡を賜り、争いで傷付いた人々を癒して回り、時には死の淵に瀕した人すらも救った、と記録にあります。
以下の由来・逸話は、「宝物鑑定」において18以上の達成値を出した場合に判明します。
この剣は人々が心の拠り所とした、高潔な心の持ち主に対して流され渡るように、悪神が張った罠の一つです。
他者を救う事が出来る事に間違いはありませんが、代償として自身の破滅を招きうる悪意を秘めています。
身近な他者を救えば救うほど、より多くの見知らぬ誰かを救う事は出来なくなるでしょう。
砂漠の砂の数は膨大すぎて、その手に掬い取れる量はたかが知れているのです。
――それが、わかっていたとしても。