“氷楔の巫女”リアーヌ・ル・ガリエ
- 知能
- 人間並み
- 知覚
- 五感
- 反応
- 敵対的
- 穢れ
- 1
- 言語
- 交易共通語、シンダリア地方語、妖精語、魔法文明語、魔動機文明語など
- 生息地
- -
- 知名度/弱点値
- 18/-
- 弱点
- なし
- 先制値
- 20
- 移動速度
- 27
- 生命抵抗力
- 21 (28)
- 精神抵抗力
- 20 (27)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
〈奈落の剣(鎌型)〉 | 20 (27) | 2d6+26 | 18 (25) | 11 | 1400 | 210 |
特殊能力
[常]巫女の人造人間
このキャラクターは、“救国の巫女”リアーヌ・ル・ガリエの魂の一部を持った人間であり、ナイトメアとしての種族特徴を有します。
[常]焔の呼び声
このキャラクターの扱う能力には「焔」属性と表記されたダメージや効果が存在します。
それらは「[常]炎無効」、炎属性を軽減するなどの能力、効果を無視しますが、炎属性のダメージを増強する効果などはすべて有効として扱います。
[常]水・氷無効
[常]常時異貌
命中力判定に+1のボーナス修正を得、打撃点が+1されます(反映済み)。
[常]弱点
土属性、銀武器による攻撃でダメージを受けるとき、余分に「2」点のダメージを受けます。
[常]姿勢制御
転倒によるペナルティ修正を-1に軽減します。
[常]2回行動
[主]3回攻撃&双撃
[主]妖精魔法14レベル/魔力19(26)
すべての属性のランク14までの妖精魔法を行使することが出来ます。
[常][宣][主]魔法適性
戦闘特技《ターゲッティング》《魔法収束》《魔法制御》《魔法拡大すべて》《マルチアクション》《鷹の目》《ワードブレイク》を習得しています。
[宣]氷雪の魔力撃=+19ダメージ
打撃点を+19し、かつその攻撃の属性を水・氷属性に変化させます。
また、リスクが通常の魔力撃と異なり、回避力、生命・精神抵抗力判定に-1となります。
[常]複数宣言=3回
[常]混沌たる美しき世界
ラウンドの開始時、以下の属性から2種の属性の妖精を喚び出し、戦闘エリア全域に存在するキャラクターに様々な効果を与えます。
炎 :物理ダメージ+2点
水・氷:回避力判定に+1
土 :防護点+2
風 :命中力判定に+1
光 :回復量+3
闇 :主動作を行うとMP3点消費(必中)
また、これらの妖精は攻撃の対象となり、リアーヌ本人と同じ回避力、防護点を有し、ダメージはすべて本人に与えられます(一時的なペナルティ修正などもすべて本人と共有します)。つまり、妖精が2種喚び出されている間は、このキャラクターは擬似的に3部位として扱われることになります。
[常]滅びの焔風/23/生命抵抗力/消滅
ラウンドの終了時、リアーヌ以外のすべてのキャラクターは生命抵抗力判定を振り、失敗すると「5」点の焔属性確定ダメージを受けます。
[常]終わらざる物語
このキャラクターの残りHPが「400」点以下になると、「[常]混沌たる美しき世界」は即座に解除され、次の自身の手番を迎えるまで、このキャラクターは一切ダメージを受けなくなります(不利な効果はその限りではありません)。
次の手番では、必ず「[主]焔える世界」を使用します。
[主]焔える世界/30/生命抵抗力/半減
小規模な〈ヘミ・イグニス〉の焔を再現し、「射程/形状:2(50m)/起点指定」で「対象:全エリア(20m)」の任意のすべての対象に「威力100+55」点の焔属性魔法ダメージを与えます。ただし、この攻撃では対象のHPは0以下にはなりません。
この能力を使用すると、即座にこのキャラクターの手番は終了し、また使用した手番では「[常]滅びの焔風」は発生せず、このキャラクターは次の自身の手番において、あらゆる行動判定に「-2」のペナルティ修正を受け、宣言型能力の宣言、魔法の行使が出来なくなります。
[補]少女たちの叫び
「[主]焔える世界」でのペナルティ修正が消えた手番でのみ使用可能な能力です。「[主]3回攻撃&双撃」が「[主]8回攻撃&双撃」に変化し、また打撃点が「2d6+22」点となる代わりに、あらゆる攻撃に対象の防護点を半減(端数切り上げ)してダメージを算出する効果が適用されます。
ただし、攻撃した回数と同じ値だけ、このキャラクターは回避力判定にペナルティ修正を受けます。
[主]平穏を告げる風/30/生命抵抗力/半減
「[補]少女たちの叫び」を使用した次の手番から使用可能となります。
〈奈落の剣〉を暴走させ、〈ヘミ・イグニス〉の焔を呼び起こし、「射程/形状:2(50m)/起点指定」で「対象:全エリア(20m)」の任意のすべての対象に「威力70+35」点の焔属性魔法ダメージを与えます。
この能力は手番の1回目の主動作にしか使用出来ず、使用すると即座にこのキャラクターの手番は終了します。
以降、このキャラクターは主動作を迎える度にこの能力を使用しますが、使用するごとにダメージが+20されていきます。
解説
100年前、アングルシ妃国を災厄から救った立役者のひとりです。しかし、その最後にアルギュロスや民を守るため、自らの身を犠牲にし、その魂を〈奈落の剣〉に封じられました。
その後〈奈落の剣〉の中から、アルギュロスが己を救うために苦悩し続けている姿を見る内に、彼女の中に微かに存在していたアングルシの民たちへの疑念、アルギュロスへの想いが〈奈落の剣〉の力によって歪んだ形で増幅されていきます。
そして100年の時を経てオリヴィアの肉体を器として、再びアングルシの地へと降り立ちました。
このリアーヌの中に在るのは彼女自身の魂であるのは事実ですが、あまりに肥大化した負の感情はもはや彼女のものとは言い難い程に歪みきってしまっています。