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ミッドナイト・タンゴ - 星の標
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ミッドナイト・タンゴ

分類:アンデッド
知能
低い
知覚
魔法
反応
友好的のつもり
言語
交易共通語、魔法文明語、魔動機文明語
生息地
墓場、地下遺跡
知名度/弱点値
16/21
弱点
回復効果ダメージ+3点
先制値
17
移動速度
24
生命抵抗力
15 (22)
精神抵抗力
15 (22)
攻撃方法(部位) 命中力 打撃点 回避力 防護点 HP MP
武器 13 (20) 2d+16 12 (19) 10 156 56

特殊能力

[常]リスキーモブ

 このデータには、すでに10個分の〈剣のかけら〉の補正が適用されています。

[常]限定2回行動

 1回の手番に2回の主動作を行うことができますが、そのうち1回は「[主]呪歌(終律含む)」を使用します。

[主]操霊魔法8レベル/魔力12(19)
[主]基本呪歌7レベル/12(19)/全エリア(半径40m)
[常][宣]魔法適性

 戦闘特技《ターゲッティング》《魔法収束》《魔法制御》《魔法拡大すべて》を習得しています。

[常]ミッドナイト・タンゴ

 全エリア(半径30m)に存在する7レベル以下の「分類:アンデッド」の命中力、回避力判定に+3のボーナス修正を与え、打撃点を+4します。

[主]終律:獣の咆哮/19/精神抵抗力/半減

「射程:2(40m)」で【終律:獣の咆哮】を使用し、3体までの対象に「2d+12」点の魔法ダメージを与えます。
 この能力は、直前の手番に「[主]基本呪歌」を使用していたときにのみ使用できます。

[宣]ダンシング・マッド

 戦闘特技《薙ぎ払いⅡ》と「[常]連続攻撃Ⅰ」の効果を併せ持ちます。
 この能力は、連続した手番では宣言できません。

[主]誘う踊り/20/精神抵抗力/消滅

 つられてしまうような陽気な踊りを披露し、同じエリアに存在する任意の対象すべてを10秒(1ラウンド)の間踊り続けてしまい、主動作が行えなくなります。
 この能力に対し抵抗に失敗する度に、対象はこの能力に対する精神抵抗力判定に+2のボーナス修正を得ます。
 この能力は、連続した手番では使用できません。

[常]エンドレス・ワルツ

 現在HPが最大値の半分以下になった時、すべての特殊能力の達成値が+2され、命中力に+1のボーナス修正を得、与えるダメージがすべて+2されます。
 また、「[主]2回攻撃&双撃」を得ます。

戦利品

自動
いにしえのダンススーツ/ドレス(3,300G/白S)
2~7
黄金の指輪(1,000G/金白S)
8~12
黄金の腕輪(2,000G/金白S)
13~
年代物の楽器(2,600G/緑白S)

解説

 口以外の顔のパーツがない巨大な人型のアンデッドです。4本の腕を持ち、指揮棒や楽器を巧みに操り、従えているアンデッドたちと踊って過ごしています。
 かつて無念の内に散った芸術家や演奏家、旅の芸人一座などの魂が寄り集まって発生したものだと考えられており、その無念を晴らすためか、日夜陽気な祝宴を開いているようです。
 生者を見つけると、自分たちの仲間にしようと誰彼構わず襲いかかるため、悪意はなくとも非常に厄介な存在となります。

GM向け運用指針

 数体の「スケルトンガーディアン(ML133)」や「スケルトンヘビーアーチャー(ML132)」を取り巻きとして配置します。
 魔物自体の知能は低く、目的もあくまで「楽しく踊る仲間を増やすこと」であるため、序盤から積極的に攻撃魔法などを使って、PCを追い込むような最適な行動を取るわけではありません。
 序盤は取り巻きであるスケルトンガーディアンや自分を呪歌や魔法で強化しつつ、「[主]誘う踊り」での行動阻害を行います。もちろん、脅威として成り立たなければ無意味であるため、「[主]終律:獣の咆哮」などは積極的に使用します。
[主]呪歌」は当然ながら対象を選ぶことはできませんので【モラル】などはPCもすべて対象に含みます。一緒に歌って踊りましょう。また、「分類:アンデッド」には「精神効果(弱)属性」はデフォルトで無効であることには一応留意してください。
 取り巻きが減ってきたり、HPが減ってきたら好きに発狂し、設定に合わせてロールをしながら、あくまで搦め手で追い込むのも、攻撃性を増すのも面白いでしょう。

 ちなみにこの魔物は男女型どちらも存在するので、適当に設定してください。何処からともなく発生し、ふらふらとアンデッドの楽団として流離って来た、くらいの緩い感じで出して大丈夫です。こんなのが出たら迷惑なので討伐するでしょう。

製作者:ハラグロドウ

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