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エルヴィドニルの匣:防衛機構 - 星の標
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エルヴィドニルの匣:防衛機構

分類:魔動機
知能
命令による
知覚
機械
反応
中立
言語
魔動機文明語
生息地
ニヴルヘイムおよびギンヌンガ
知名度/弱点値
18/23
弱点
命中力+1
先制値
20
移動速度
0
生命抵抗力
20 (27)
精神抵抗力
18 (25)
攻撃方法(部位) 命中力 打撃点 回避力 防護点 HP MP
なし(核) 23 (30) 30 300 200
魔動機構(第一層) 21 (28) 2d+30 17 (24) 11 256
光線(第二層) 23 (30) 2d+15 17 (24) 11 256
落石再現(第三層) 22 (29) 2d+25 17 (24) 11 256
投影(第四層) 22 (29) 2d+25 17 (24) 11 256
部位数
5第一層第二層第三層第四層
コア部位

特殊能力

●全身

[常]大魔動核:エルヴィドニルの匣

 この魔物は、〈大魔動核:エルヴィドニルの匣〉の命令の下に機能しており、「知能:高い」と同様に扱います。

[常]焦熱耐性

 炎および純エネルギー属性によって受ける適用ダメージをすべて半減します。

[常]ターゲッティング&鷹の目

●核

[常]超硬質殻

 あらゆる攻撃によってクリティカルを受けません。

[常]四重の防護層

[部位:第一層~第四層]のHPが0以下になるごとに、[部位:核]は回避力判定に-3、防護点に-6のペナルティ修正を受けます。
 また、2つ以上の[部位:第一層~第四層]のHPが0以下になると「[常]超硬質殻」の効果が失われます。

[主]焦熱の波動/22/生命抵抗力/半減

 核から魔力の波動を放ち、「射程:自身」「対象:1エリア(半径6m)/20」に「2d+25」点の炎かつ純エネルギー属性の魔法ダメージを与えます。
 この能力を使うごとに、[部位:核]はMPを「20」点消費します。

[常]機能の最適化

[部位:第一層~第四層]のHPが0以下になるごとに、「[主]焦熱の波動」は「水・氷属性追加、+5ダメージ」、「雷属性追加、+5ダメージ」、「風属性追加、+10ダメージ」、「土属性追加、+20ダメージ」の効果を得ます。

●第一層~第四層共通

[常]重なる防壁

[部位:第一層~第四層]は刃武器によるクリティカルを受けません。
 ただし、[部位:第一層~第四層]の内1つのHPが0以下になると、「刃武器によるクリティカル値+1」に効果が変化し、2つ以上のHPが0以下になると、「[常]重なる防壁」の効果を失います。

[常]熱暴走

 強力な攻撃を受けると、ごく僅かな時間のみ防衛機構に異常が生じます。
 ひとりのキャラクターがダメージを与え、さらに同じ手番に同じ部位に対して攻撃を行う時、2回目のダメージは+10、3回目のダメージは+30されます。また、2回目以降は一時的に「[常]重なる防壁」の効果が失われます。
 4回目以降の攻撃には、この効果は適用されません。

●第一層

[宣]薙ぎ払いⅡ
[宣]牽制攻撃Ⅱ
[常]複数宣言=2回

●第二層

[常]光線

[部位:第二層]の攻撃は「射程:2(30m)」「装填数:∞」のカテゴリ〈ガン〉の攻撃として扱います。

[主]貫通光線/23/生命抵抗力/半減

 極太のレーザーを放ち、「射程/形状:2(50m)/貫通」で対象に「2d+15」点の純エネルギー属性魔法ダメージを与えます。
 この能力は、連続した手番では使用できません。

[補]集束光線/24/生命抵抗力/半減

 空よりいくつものレーザーを降り注がせ、「射程/形状:2(30m)/起点指定」で「対象:1体」に「2d+40」点の純エネルギー属性魔法ダメージを与えます。
 この能力は1回の手番に1回しか使用できず、また、同じ乱戦エリアに存在するキャラクターは対象に選べません。

●第三層

[常]落石再現

[部位:第三層]の攻撃は「射程:2(30m)」の遠隔攻撃として扱います。ただし、1エリア(10m)以上離れている対象に対しては、合算ダメージを半減してダメージを算出します。
 また、「[常]飛行」やそれに類する能力の影響下にあると判断されたキャラクターに対しては、命中力判定に+1のボーナス修正を得、ダメージが+5されます。

[主]2回攻撃&双撃

●第四層

[宣]開拓者の絶技:剣

 打撃点が+20されます。リスクとして、回避力判定に-3のペナルティ修正を受けます。

[主]開拓者の叡智:真語

 10レベルまでの真語魔法を魔力15(22)で使用します。この時、《魔法制御》《マルチアクション》を習得しているものとして扱います。また、MPは[部位:核]から消費します。

[主]開拓者の叡智:操霊

 10レベルまでの操霊魔法を魔力15(22)で仕様します。この時、《魔法拡大すべて》《マルチアクション》を習得しているものとして扱います。また、MPは[部位:核]から消費します。

[主]開拓者の絶技:連携

[部位:第四層]は《薙ぎ払いⅡ》《連続攻撃Ⅰ》の効果を得た上で近接攻撃を行います。
 この能力は、一度でも他の「開拓者の絶技」「開拓者の叡智」を使用した後でなければ使用できません。

解説

〈エルヴィドニルの匣〉はかつてニヴルヘイムの開拓者たちが作り出した〈魔動核〉の一種であり、アザルゲイルたちが〈大魔動核〉と呼称しているものの正体です。しかし、その力はただの〈魔動核〉とは一線を画すものとなっており、あらゆる魔動機の動きを活性化させ、また資源が豊富なニヴルヘイム周辺においては鉱脈や地脈から魔元素を吸収し、開拓者たちを始めとする人々の生命力や身体能力を大幅に向上させる程の力を有しています。
 また、〈エルヴィドニルの匣〉はそれ自体が高い知能と自己判断能力を有しており、力に溺れそうな者や悪しき者がその力を振るうことがないよう、近付く者に試練を与えます。
 その試練を越えなければ、その力や隠された真実の一端に触れることはできません。

製作者:ハラグロドウ

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