“澱の魔剣”ダインスレイヴ
- 知能
- 高い
- 知覚
- 魔法&機械
- 反応
- 敵対的
- 言語
- 交易共通語、魔法文明語、魔動機文明語など
- 生息地
- ニヴルヘイム
- 知名度/弱点値
- 20/25
- 弱点
- 特殊
- 先制値
- 19
- 移動速度
- 20
- 生命抵抗力
- 20 (27)
- 精神抵抗力
- 20 (27)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
なし(頭部) | ― | ― | 17 (24) | 15 | 527 | 252 |
剣(右腕) | 22 (29) | 2d+28 | 17 (24) | 18 | 386 | 56 |
剣(左腕) | 22 (29) | 2d+28 | 17 (24) | 18 | 386 | 56 |
装甲(脚部) | 21 (28) | 2d+32 | 16 (23) | 14 | 451 | 82 |
- 部位数
- 4(頭部/右腕/左腕/脚部)
- コア部位
- 頭部
特殊能力
●全身
[常]澱の魔剣
この魔物は〈ダインスレイヴ〉そのものです。
[常]水・氷無効
[常]機械の身体
[常]匣の祝福
この魔物に対して攻撃を行うキャラクターが、戦闘開始後に一度でもHPが最大値まで回復した場合、そのキャラクターは「[常]機械の身体」を無視して攻撃を行うことができます。
また魔物知識判定において弱点値以上の達成値が出ていた場合、弱点として「[常]地域限定の能力を有するアイテムの所持者からのダメージ+3点」が発生します。
[常]苛烈なる欲望
この魔物の手番開始時、[部位:頭部]以外のすべての部位は1d6を振り、その結果が5以上であった場合、打撃点が+12されます。
[常]開拓者の矜持
「[常]苛烈なる欲望」の効果が発動された時、1回の手番において1回までそれを無効化します。
●頭部
[準]雪の澱み/必中
戦闘準備で必ず発動します。
敵対するすべてのキャラクターの現在HPを1まで減少させます。
[常]物理的防御膜展開
[部位:頭部]は物理ダメージでは最大で「2」点しかダメージを受けません。
この効果は、いずれかの1つの部位が0以下になると最大で「10」点まで緩和され、2つ以上の部位のHPが0以下になると失われます。
[主]凍てつく熱線/25/半減
「射程/形状:2(30m)/貫通」に冷気をも纏った熱線を放ち、対象に「2d+25」点の水・氷かつ炎複合属性の魔法ダメージを与えます。
[主]真語魔法、操霊魔法、魔動機術12レベル/魔力17(24)
また、水・氷属性の魔法を行使する時、その威力を+20します。
[常]2回行動+限定追加行動
「[常]2回行動」に加え、「HPが0以下になっている部位の数-1」回だけ、[部位:頭部]の主動作の回数が増加します。
[常][宣][主]戦闘特技
戦闘特技《ターゲッティング》《魔法収束》《魔法制御》《魔法拡大すべて》《マルチアクション》《鷹の目》《ワードブレイク》を習得しています。
[常]凍りつく世界
[部位:頭部]のHPが0以下となった場合、他のすべての部位のHPは即座に0となり、代わりに[部位:頭部]のHPが上限を越えて「1000」点まで回復し、防護点が「0」点となります。
[主]束縛からの脱却
「[常]凍りつく世界」の発動後、3回目の手番を迎えた時に発動します(発動時の手番は含みません)。
溜め込まれたエネルギーを全て解放し、周囲に破滅的な破壊をもたらします。半径500m以内の対象は、「150」点の水・氷かつ純エネルギー属性の魔法ダメージを受けます。
一度発動すると、この魔物は手番ごとにこの能力を使用します。
●右腕
[主]2回攻撃&双撃
[宣]全力攻撃Ⅱ
●左腕
[主]2回攻撃&双撃
[宣]薙ぎ払いⅡ
●脚部
[主]氷の隆起/25/生命抵抗力/半減
同じ乱戦エリアに存在するすべての対象に「2d+25」点の水・氷属性魔法ダメージを与え、さらに防護点を-3します。この効果は30秒(3ラウンド)の間持続し、重複します。またその度に効果時間が更新されます。
[宣]奈落の刃
解説
〈ダインスレイヴ〉が己という剣を振るうために、アルテマウェポン、ビューレイストと融合した姿です。
凍てつく機械の装甲に覆われた人型の巨体を有し、背には無数の剣が突き刺さり、両手にはそれぞれ自身の力の象徴たる剣を携えています。
かつて私欲に塗れた人間によって造り出された〈ダインスレイヴ〉は、殆ど振るわれることなく歴史の影に消えていきましたが、鍛造者の写し身として得た欲望は消えず、ある時〈奈落の剣〉と融合することでその欲望はさらに加速しました。完全に自我を得た後は、自身の中に欲望という澱みを蓄え、それを満たすためにニヴルヘイムの開拓者たちへと囁き掛け、彼らの悪感情を糧として成長を続けます。
その欲望が何処へ向かうのか、何処まで辿り着けば満たされるのかは剣自身も知らず、ただ欲を追い求めるだけの存在として、人々に災厄を齎します。